2004年11月10日(水曜日)
洗車屋さん達の写真集
Los AngelesとLas Vegasの洗車屋さん達
洗車の受付は、まずバキュームをしてから。
働いている人は、土地柄もありメキシコの人たちが多いと言う。
デリバリー洗車もおおはやりで、水タンクをトレーラーで引っ張り
高圧洗車ができるというすごい車。
谷基司から話を聞いていて、
どうしても、私も行きたくなってしまった。
だから、今年中に、絶対に一緒に行こうということになった。
やらなかった後悔よりも、やってしまってからの後悔の方が、
たとえ後悔をしたとしても、
ぜったいに、やって良かったということになるのだ。
今度こそ、絶対に行こう。
アメリカに行こう。
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2004年11月10日(水曜日)
1058.行かなかった後悔
やらなかった後悔よりも、やった上での後悔の方がよっぽどいい。
いつもそう言っている。
今年は、
アメリカLas Vegasで行われたオートアフターマーケットのトレードショー、
SEMAショーに行こうと決心していた。
しかし、私と谷基司(常務)、二人分の予約も取っていたが、
結局、私は行かず、谷基司が一人で行った。
私は行くべきではない、と考えたのだ。
日本での実績が予定通りの伸びを保てなくなっていた。
中国での活動も、今ひとつ突き抜けるものが見えなくなっていた。
それが、台風の異常な数の日本上陸という天候の不良があったにしろ、
また、立てた予算が無謀なほど高いものであったにせよ、
今の時点での未達成は、未達成であって
そう簡単に諦めるわけにはいかないと思っていた。
だから、将来の夢というべきアメリカに、
今の時点で私が行くことによって、いつものように、また新しいことを始めたくなって、
今の力が分散することが怖かったし、
今は足元を固めるべきと考えたのだ。
だから、私は国内の拠点会議に全部出席して、
現状把握と、今後の具体的な行動について、みんなとじっくりと話をした。
あれはあれで良かったと思っている。
久しぶりに福岡と大阪の営業所にも行けたし、
ほぼ全員の営業スタッフとも会えて、話が出来た。
しかし、こういう行動のパターンは、やっぱり私らしくない。
谷基司が、アメリカでのLos AngelesとLas Vegasでの出来事の報告を
今日の午後聞いて、
「くっそ~、俺も行きたかった。見たかったなぁ~」と、
思いっきり感じてしまったのだ。
彼はSEMAショーを見学に行っただけではなく、
LossとLas Vegasの洗車屋さんを10軒も回って、
そこのマネージャとか経営者の人たちといっぱいの話をしてきたのだと言う。
そして、
「めちゃくちゃ感動して、興奮して、三日間、夜も寝れないぐらいでした。」
と言うのだ。
なんともうらやましい話ではないか。
私の今回取った行動、行かなかったということは間違っていた、とは思っていない。
しかし、行くと決心していたものを、
やめてしまったその悔しさは、また別物なのだ。
谷基司は、
3度アメリカに渡り、それぞれ半年ぐらいづつアメリカで暮らした事がある。
暮らしたのは、San DiegoというLos Angelesに近い都市である。
とすると、
もう英語がペラペラであると思うのが当たり前であるが、
彼はほとんど英語を喋ることが出来ない。
「イヤ~、アメリカはボディランゲージだけでイケちゃう国なんですよ。」
とは彼の言葉であるが、
10年以上も経っているので、「もう忘れちゃいました。」と言う意味であろう。
彼は英語を学んだのではなく、
現地で、聞いたり話したりで“覚えてしまった” 英語なので、
英語を喋る機会がなくなると、“忘れちゃった”のであろう。
帰国子女が、外国の生活の中で覚えた外国語を、
日本に帰ってきてその外国語を喋らなくなると、本当に忘れてしまうのと同じこと。
だから、今回のアメリカ出張では英語の通訳さんを頼んだ。
しかし、ここからが面白い。
アメリカに行く前に、電話とかメールで、
その通訳さんに、自分の仕事のこととか、会社の活動のこととか、
自分の考え方、今回の目的を、まず最初にじっくりと伝えたことだ。
そして、向こうに行ってからも、そのことをじっくりと確認して
その上で、通訳をお願いしたのだと言う。
これば重要なことである。
ただ単にアメリカで英語を通訳してもらうだけなら、そんなことはする必要はない。
自分の日本語を英語にしてもらい、
相手の英語を日本語にしてもらうだけ、
近い将来高性能な翻訳機が出来るとするならば、その役割をしてもらうだけ。
しかし、谷基司は、自分と自分の仕事をよく理解してもらい、
今回の目的をはっきりと相手に伝えることによって、
通訳さんと目的を共有し、
通訳さんを、その目的を一緒に果たすための「仲間」にしてしまったのだ。
だから、Los Angelesの通訳さんも、Las Vegasでの通訳さんも、
彼がアメリカに着く前に、
自分で色々と調べて、
市内のめぼしい洗車屋さんとの見学の約束を取り付けていてくれたそうだ。
だから、ほとんどの店で、マネージャーたちの本音での話を聞けたし、
何軒かの店では、「ぜひまた来い。今度はお前の商品を見たい。」と
そして、「日本の洗車にすごく興味が湧いた。ぜひ見せて欲しい」と、
強い再開の約束をもらったのだそうだ。
そして、
通訳さんも「あなたのビジネスは、すごく面白い。ぜひ手伝って見たい。」と
たくさんの仲間を作ってきてしまった。
これは本当にすごいことだと思う。
すぐに仲間を作ってしまうことについては、私も相当であると思っていたが、
谷基司は、仲間作りの天才であるかもしれない。
脱帽である。
そういう意味では、最初彼を一人で行かせた事は大正解であったのかもしれない。
SEMAショーでは、
車のドレスアップとか、チューニングアップなどの展示がほとんどで、
車の美装についての展示はほとんどなく、
ほんの少しのケミカルメーカーが展示に出ていたそうだ。
※洗車屋さんの写真は、このあとの項目にまとめて載せました。
とりあえず、谷基司が撮って来たショーでの写真
SEMAショーは、あくまでも派手であったと言う。
車の塗装にまともに透明な膜を貼り付けて、コーティングしてしまうという。
※谷基司よ、何をしちょるか。
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