2007年01月07日(日曜日)
1548.シルバーグループ
(これは1月6日の話です。)
今日から、全インストラクターの技術認定のための研修・検定が始まった。
4日に全社員新年会があり、5日は営業全体会議があって、
みんなかなり疲れているが、
このチャンスにしか全員揃っての研修と検定を行うことが出来ないので、
そのまま全員が寮に泊り、
三連休を利して2泊3日の特別コース(特別にキツイ)を行なう事になった。
この研修・検定には三つの目的がある。
まず一つ目、
全員のすべてに統一された技術を確立する。
技術・知識についてどのインストラクターに聞いても同じ答えが帰って来ること。
みんな同じ事を学んでいても長い間活動している間に、
技術や知識にそれぞれ微妙な変化が生じてくるものであって、
定期的に、共通の見解を確認しあう場が必要になってくる。
特に、新入社員が増えてくるに従って、技術知識が又聞きになってきて、
「伝言ゲーム」に見るように、同じ内容が伝わっているとは限らない。
一つ一つの技術や商品知識に対しての見解を統一することが、
メーカーとして顧客に対する最低限の責任である。
二つ目に、
全員が、これからの受講生と同じように検定を受け、
インストラクターとして最高難度レベルで合格をすること。
普通80~85点の内容でも、やっと合格の70点レベルという厳しさで検定を受ける。
もちろん全員合格を目指すが、
不合格を出すこともいとわぬ姿勢を採点者全員が持つようにと指示して、
検定に望む。
三つ目に、
研修・検定会のスケジュールをどのように進めていくかの再確認。
午前9時にスタート。
と、その前に、前日の会議で指示された仕事をその日の内にやっていなかった者に、
それが終わってからでしか研修会を始めないことを通告、その場でやらせる。
今年からは、意味もなく期限を破る者に対しては厳格な態度で処することを早速、実行する。
予定を40分過ぎてからのスタートであるが、
その分夜遅くまでやれば良いだけであって、何ら不都合はない。
一つ一つのプログラムについて、
疑問があれば、すべての者が納得できるまで議論し、
通常の2倍以上の時間がかかる場面もあるが、一切妥協しない。
ようやく、検定にこぎつけたのは夜6時過ぎ。
しかも、今回は前回のパイロット店ではやらなかった一番基礎の手洗いの検定から始める。
手際よく検定を進めても、
三十数名全員が検定を終わったのは午後10時半過ぎ。
それでも、皆、充実感で満足そうな表情であった。
正月が終わって、すぐに会議があって、
週末の三連休すべてを潰しての研修・検定会。
ただの一人の欠席者もなく、全員が必死の合格であった。
真剣な福岡・中西所長。冗談を言ってもニコリともしない。
「はい、山本君、こっち向いて~」と言ったら、しっかりポーズを取った広島・山本所長
ふてぶてしいまでの余裕たっぷり(でもないか?)名古屋・熊沢係長。
今回、会を仕切っている畠中常務は、皆に冷やかしの集中放火を浴びながらも、
なかなかの点数で合格。
年寄り組みは、快洗Jr.よりもかなり楽な快洗Wingでの検定は、
最高齢の仙台・中所長と谷専務のシルバーグループに混じって
ちゃっかり組の森部長と、大阪・鴨井所長。
それでも必死の谷専務。
写真には写っていないが、専務の手洗い洗車を見ようとギャラリーが取り囲む。
上海からの頼所長も、フルコースの快洗Jr.で見事合格。
ちょっと肥満気味で、ブランクのあった?見部長は、
それでも快洗Jr.での検定に果敢に挑戦し、
検定者一人が不合格点をつけだが、もう一人が合格点をつけ、
平均点で見事ギリギリ合格。
大先輩の?見部長に大胆にも不合格店をつけた大阪・山戸新所長(後姿)。
その度胸、あっぱれである。
必死で全員が合格し、11時に近くなってから、
それぞれ遅い晩飯を食べに、開いている店を探して出て行った。
あと二日ある。
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