2007年08月24日(金曜日)
1717.関東・出張三日目
関東方面に出張で出てきて今日で三日目になり、
三日目ぐらいになるとそろそろ薄汚れてきて、
ズボンの折り目がなくなり、皺も目立つようになってくる。
私もすっかり、長期出張をしなくなっていて
三日間の出張は久しぶりである。
日本国内ならばほとんど日帰りで、
海外でも上海ならば1泊1日。
朝、中部空港を出発して昼前に上海到着、
上海で夜まで仕事をし、上海浦東空港の近くのホテルに泊まって、朝一番の便で帰ってくる。
ほとんどがこのパターンだ。
たまに、ロスに行く時には、
せっかく高い航空運賃を払っていくのだからと思って、
5日間ぐらいの日程を組むが、
実際には行き帰りの飛行機にほとんど二日間かかってしまうので、
実質的には3日間の日程となり、
それも、用件が多くあるわけではないので、
日本にいれば1日分、せいぜい二日分の仕事をするだけだ。
だから、日本にいれば二日間で済む仕事に、
それがアメリカにあるというだけで、賞味5日間を費やすことになり、
費用対効率、時間対効率を考えると ひどく低い仕事になってしまう。
アメリカ、ヨーロッパはやはり遠い。
上海ならば片道2時間半の距離が、
アメリカ、ヨーロッパならばその4倍になると言うだけではない。
時差の関係もあって、往復で丸々二日間も潰れてしまうのだ。
だからこそ日程を長く取って、非効率を薄くしなければならないのだが、
そんなに長くは日本での空白を取ることはできない。
再来週、また5日間の日程でロスに行く。
そう考えると、
東京への出張は実に効率がいい。
東京には日本の中心となっている拠点がいっぱいあって、
次から次へと用件を済まし、ビジネスをぐいぐいと前に進められる。
だから、東京に行った時は、ついでに、ついでにと、
便利だからこそ居続けることになってしまうのだ。
それでもやっぱり日帰りを基本にしていたが、
このところ埼玉の端にある「嵐山店」に行く機会が多く、関東に泊まる機会が増えた。
関東でも、東京だけならば日帰りが出来るが、
これに横浜が入ったり、特に今回のように埼玉県と、栃木県の仕事が入ったりすると、
かえって移動にものすごく時間がかかって、
とても日帰りは出来なくなってくる。
実感として、
埼玉、千葉、茨城、栃木の地方都市へ行くのは、
札幌とか福岡へ行くよりも、うんと時間がかかって、はるかに遠い感じがする。
また、関東での移動は車に頼っていると、
いつどこで渋滞に巻き込まれるかもしれないので、
電車での移動が基本になり、
乗換えがかなり頻繁になる。
この乗り換えも階段を昇ったり降りたりすることも多く、
歩く距離も結構あるので、歩くのが苦手な私には負担に感じることが多い。
関東での3日目、今日の移動。
朝一、錦糸町⇒虎ノ門⇒東京(車)⇒小山(以後電車)⇒足利⇒北千住⇒上野⇒東京⇒名古屋
いつも来て思うのだが、関東は疲れる。本当に疲れる。
しかし、事務所では出来ない仕事が東京には山ほどあって、
一月に二三度は東京に来ることになる。
疲れるが、仕事をたくさんやろうと思えば東京ほど便利なところはない。
そうは思っても、やっぱり歩くことに疲れ、
東京は苦手であった。
でも、あれほど苦手であった関東に、ずいぶん親しみを感じるようになったのは、
慣れであろうか。
あるいは好きになってきたのであろうか。
ウキウキするところを見ると、どうも好きになってきたようだ。
日本でしっかり仕事をするには東京を苦手にしていてはだめである。
東京を好きになってきた自分がうれしい。
今日の午後、新幹線「小山」駅から在来の「両毛線」に乗った。
大変ローカル色が強く、ディーゼル車でガラガラ。
どんな田舎に行くのだろうかとちょっと心配になる。
目的地は足利。
ここで、アイ・タックの知恵袋「各務原石油の酒井社長」と一緒に、
車のナンバー識別装置を伴う管理システムを見学し、説明を受けた。
内容については、もっともっと考えないと、それが必要なのであるか、どうなのか、
それによって新しいお客様とのコミュニケーションを作り出せるかどうか。
もっと考えてみなければならない。
昨日と今日は、猛暑が嘘のように涼しかった。
しかし、田んぼの上にそびえ立つ入道雲は、まだまだ夏であることを思い出させる。
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