2008年02月15日(金曜日)
1847.東海道標準的新幹線風景
午前中と昼一番の東京での仕事は充実していてとても良かった。
この勢いで工事中の快洗隊・北神戸店に行って
改装後をどうするのかの話し合いのために、
東京から新神戸までの約3時間の新幹線に乗ったのだ。
東京を出たのは午後2時過ぎ、
今日の新幹線は大きな意味があった。
キーパータイムスに載せる一面の原稿の書き直しをこの3時間に勝負をかけたのだ。
最初に書いた原稿は、紙面に実際に載せてみると何かおかしくて、
自分から書き直しを申し出たのだが、
これがなかなか難しく、
昨日、名古屋から東京への新幹線の中では1/3も書けなかった。
許されている時間はもうあまりなく、今日の3時間の新幹線の時間に賭けたのだ。
しかし、
結果を言えば、3/4で終わってしまった。
一番肝心な本論に入れないまま、新神戸に着いてしまったのだ。
今は、
北神戸店に行って色々話をして、しかし結論の出ないまま、結局、飲んでしまって、
いい加減酔っ払ってホテルに入ったところ。
夏休みの終わりに宿題が終わらないまま、ついテレビを見てしまっている小学生の気分で、
難しい原稿書きより、ついこれを書き始めてしまった。
最後に残された砦は、明日一番の新幹線で新神戸から名古屋に戻る1時間05分である。
ああ、悩ましい。
二月は二度の土日がいずれも「雪」で快洗隊は大苦戦している。
一時は、前年同月同日比較で70%まで落ち込んだが、
ここ二三日の晴天で、ようやく80%台にまで持ち返していて、
みんな「まだあきらめないぞ」と、頑張っている。
諦めのいい私だったら、もうとっくに放り出しているかもしれないこの二月を、
本気で「諦めない。」と言っている快洗隊のみんなは本当に立派だと思う。
今日の新幹線の風景、もう何百回も見ているが、まさしく典型的な新幹線の風景であった。
新富士手前からのいつものポジションからの富士山のてっぺんは、少し雲に隠れていた。
新富士駅に近づくにつれて角度が変わり、てっぺんが徐々に見えてくる。
新富士駅を通過し、
「富士川」を渡ったところでてっぺんがくっきり出たのである。
富士山はやっぱり「てっぺん」が見えないといけないのだ。
富士山を堪能したあと、しばし原稿書きに没頭し、
気がつけば「名古屋駅」
それでも目的地は「新神戸」なので、名古屋駅で降りたくなる気持ちをぐっと抑えて、
関が原まで来たら、突然「雪」景色に変わった。
関が原は日本列島の「くびれ」であるので、ここだけ一瞬北陸の天気になるのだ。
一瞬だけの「北陸」。
我が愛する「ひかりちゃん」の住んでいる北陸である。
「米原」に届くころにはいよいよ本格的な雪景色だ。
ところが!
米原を通過して5分ほど経つと、雲が突然切れて、向こうには「晴れ」がある。
関が原から米原の向こうまでの一瞬の北陸であった。
京都に着くしばらく前からは、先ほどまでの雪景色が嘘のように、青空のある晴れになるのである。
北神戸は、相変わらず冷蔵庫であった。
「洗車屋・快洗隊」から「洗車のできるコーティングプロショップ快洗隊」に生まれ変わる北神戸店。
想像以上に、いい感じであった。
透明な「ポリカーボネイト」にはまだ保護のシールが張ってあるのでパッとしないが、
あと二日後、出来上がると物凄くいい店になるのは間違いない。
乞うご期待。
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