2008年04月02日(水曜日)
1881.感性を基準に選ばれた人15名
今日(4月1日)本社で新入社員の入社式が行われた。
出席した新入社員は13名。
このあと、もう2名が入社することになっている。
管理部業務課として出荷事務を行うスタッフが2名。
快洗隊運営部として快洗隊直営店に所属するスタッフが13名。
新卒もいれば、中途入社もいる。
アルバイトから直接入社してくれた人も何人かいて、
合計15名の新しい人たちが仲間になった。
目標の20名獲得にはちょっと足りなかったが、
それでも43名の応募者面接から厳選した15名だ。満足している。
アイ・タック技研の入社選考には筆記試験がない。
私が直接会った上でいくらかの話をして、ほとんど私の直感で選考している。
どうしても私が会えない場合は担当常務が会って私と同じように決める。
筆記試験での成績よりも、その人の人間性の方がずっと大切だと思っているからだ。
会ってその人と話した時の印象が一番で、その話の内容は二番目。
会社設立以来ずっとそうしている。
それで外したことはまずないと思っているからだ。
誤解を恐れず言うならば、
クイズ番組でもあるまいし、
私たち素人が問題を考え、それに答えられるかどうかなんて
少なくとも仕事にはほとんど関係ない。
私たちの仕事は、その人の感性が一番重要な要素であって、
どんな技術を持っていても、知識を持っていても、
お客様の気持ちを感じることが出来るかどうかの感性を持っていないと、
お客様の車を、お客様の気持ちになってキレイにすることは出来ないからだ。
人の気持ちを感じることが出来ない人、
人と相互的なコミュニケーションを持てない人、
つまり、今流行り言葉「KY(空気が読めない)」は、車をキレイにすることは出来ないのだ。
それは、10分も話をすれば自然に分かるものだと思っている。
(いくつかの選考ポイントがあるのだが、それは言えない。秘密である)
学校で習うような知識の量ではなく、
その人がどのように人とコミュニケーションを持てるかどうかの方が大切だと思う。
これはなかなか簡単なようで難しく、
だから、この会社の入社選考は意外と難しいのだ。
だから、そんな基準で選んだ私たちのスタッフは、個性豊かな人が多い。
私たちの基準で選んだ人たちが15名。
しかし、快洗隊の直営店を4軒続けてオープンさせるためと、
売り上げが伸びて来た数店舗に補充するには、
今回の新入快洗隊スタッフ13名にプラスあと5名は欲しい。
あと5名、特に店長候補として募集も実現することを期待している。
入社式には新入社員15名と、
役員全員、快洗隊各店舗の店長、出荷業務責任者が出席。
総勢33名で緊張気味にとりおこなわれた。
加えて、頼もしい男が復帰する。鶴見修二だ。
長い闘病生活から一旦は復帰したものの、またしばらく闘病生活に戻っていた彼が、
今度こそ本格的に戦線に復帰することになった。
つい先日、今後の活動について色々な構想を練っていた時、
「鶴見君にそろそろ復帰してもらいたいな。そうすれば構想が完成するのに。」
と、思ったところで、
ちょうどそのタイミングで復帰の申し出があったことは、
念ずれば思いは通じる。のごときか。
もう一人復帰。
こちらは「肺炎」という若い者が滅多にならない病気で寝込んだ畠中常務が、
初めての五日間のお休みの上で復帰した。
話は違うが、昨日(3月31日)関西に行ったので、
快洗隊FCの和泉中央店に寄った。
いい店である。
いいスタッフである。うらやましい。
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