2009年06月04日(木曜日)
2221.「雨が降らない確率80%」
お天気予報には本当に翻弄される。
今、東京から新幹線で帰る途中だが、
電光掲示板に、明日のお天気「名古屋・・・曇りのち雨」と出た。
たしか、週間予報では今日ほんの少し雨が降って、
あとは「晴れ」か「曇り」が続くはずだった。
しかし今日は雨が降らずに、雨は明日降るのだそうだ。
洗車屋は、天気予報に一喜一憂するちょっと可哀想な商売でもあるのだ。
週間予報は、
一週間分の天気が、日にちごとに一週間ずっと的中することは滅多にないので、
そう簡単に、何日後かの「雨」マークをつけるのは勘弁して欲しい。
三日後、四日後の「雨」マークで、
その「傘」のマークを見ただけで、
お客様の今日の洗車マインドまでが萎んでしまうような気がするのだ。
天気予報はあくまでも確率でしかないのだから、
二日後からの予報は「雨マーク」とか「晴れ」のマークをやめて、
「確率表示」にしたらどうだろう。
しかも、「雨が降る確率」ではなく、
「晴れる確率」あるいは「雨が降らない確率」なんて表示したら、
世の中が明るくなるように気がするのだ。
よく言うではないか。
「マイナス発想でなく、プラス発想で生きよう」とか、
「ポジティブシンキングが潜在的な可能性をも引き出す」とか。
「降水確率20%」なんて言うと、
今日車を洗っても20%の確率でまた汚れてしまうとネガティブに考えがちだが、
「雨が降らない確率80%」なんて言えば、
今日、車を洗ったら、80%の確率でしばらくは汚れないとポジティブに考えられる。
この方が楽しいと思うのだが、どうでしょうか。
世界的な不況の世の中で、
暗い話題が多い中、少しでも明るい気分になって、
みんなでハッピーに生きて行くためにも、
政府も、どこに吸い込まれてしまうか訳の分からない金をばら撒くよりも、
一切のコストがかからない「天気予報の言い方を変える」という政策だけで、
世の中が少しでも明るくなるのならば、最高であると思うのだが。
「明日の降水確率は50%です。」ではなく、
「明日の雨が降らない確率は50%以上でしょう。」
なんて言う天気予報を、是非、聞いてみたいものだ。
雨が降ると暗くなってしまう人はきっと多いはずだ。
暗くなることは、不幸である。
不幸確率をする天気予報よりも、晴れるかもしれないハッピーの確率の方が、
天気予報官もきっと仕事が楽しいはずだ。
こんな世の中だからこそ、ハッピーで行かなくっちゃ。
洗車屋の都合いいお話でした。
東京本部が出来て、
偉そうにのさばる連中が出て行ったので、
とってもハッピーでノビノビしている東京トレセン・営業所の諸君たち
Posted パーマリンク