2009年06月07日(日曜日)
2224.快洗隊のベンチでタバコを一本吸う
夕方、新潟へ行く飛行機の中。
ボンバルディアDHC8-Q400
新潟は近く、プロペラ機でも飛行時間はわずか55分だけなので、
パソコンを開ける時間は30分足らず、
今日は短文でなければならない。
午前中から午後にかけて
快洗隊大府店から刈谷、知立、安城、岡崎と回って、最後に中川店に行く。
たまたま、東京からわざわざ私の大好きな人が快洗隊を訪問されていて、
私は別のルートで回ったのだが、
刈谷店と中川店の両方でお会いしてしまった。
この方とは何か縁を感じる。
私は、快洗隊に行く時、
極力、一人の客としての気持ちになり、
一人の客の目になって店を見ることにしている。
店の中に入って、スタッフ達と言葉を交わしたあとでも、
待合室の外に置いてある喫煙席のベンチに座って、タバコを一本吸って、
一人の客としての快洗隊を楽しむ。
実は、この時間が快洗隊を感じ、考える、もっと大切な時間だと思っている。
売る側、店側から考えたことは、
あるべきこととは、ほとんどズレテいて、
このスタンスからは成功する店は絶対に造れないし、維持できない。
ましてや、変化が急な時代には全く通用しない。
店舗を利用するかどうか、その商品を買うか買わないか、
その決定権のすべてをユーザーが持っている。
店側はこれっぽっちの決定権をも持っていないのだから、
店側・売る側が、店側・売る側として、何をどう考えても、何も正解は出てこない。
これはビシネスの最も基本的なことであって、最も簡単な方程式だ。
店舗側の人間が、買う側に成り切って考えられるか、感じられるか。
そこにすべての解答があり、
店側の売り手としての論理など、その解答の前には木っ端微塵にぶっ飛ぶ。
しかし売る側の人間が、買う側の人間の感性に成り切れるのは、
稀に、しかも一瞬でしかない。
その一瞬を、どう大切に出来るか、
どう反映し、どう実現するのか、
そんなことがビジネスとしての成功と失敗の決定的な分かれ目になる。
今日は、大府店で「ETC1,000円応援企画、快速洗車1,000円」をやってもらった。
わずか10分ほどで終わる「快速(純水)洗車」は、
とても速くてすごく良かった。
手洗いで洗ったあと純水ですすぐので、出来上がりもスパッとして実に気持ちがいい。
この企画は絶対に当たると確信した。
快洗隊の五月は厳しい結果であった。
お客様の注文が、洗車なら洗車だけ、
コーティングならばコーティングのみという傾向が強くなって、
室内清掃とか、ガラスの撥水コーティングなど、アラカルト商品の注文がグッと減って、
洗車とかコーティングの販売数は前年と変わらないのに、
一台あたりの平均単価が下がり、厳しい結果となったものだ。
やはり不景気風が世の中じゅうに行き渡ってきたのではないか
それをひしひしと、
でもやっと感じ取れるようになってきて
感じ、考えて企画した
「ETC1,000円応援企画、快速洗車1,000円」
お客様の幅を広げるだけでなく、
今の冷えた洗車マインドを少しだけ暖めるのに役に立つのではと始めた。
ユーザーの気持ちになって、成り切ってみて、
私はこの洗車を気に入った。
気に入って、一人の客になりきり、大府店の写真を撮り忘れた。
刈谷店には、復活の兆しをしっかりと感じる。
知立店も盛り上がる。
知立店、6月16日からの新店長藤坂君。
変わらず裏店長の美咲ちゃん。
安城店にて、刈谷店の新店長になる野本君を真ん中に。
安城店は相変わらず好調だ。
岡崎店にも行ったのだが、色々と話に夢中になって、
また写真を撮り忘れた。
そのあと本日の最後、中川店に行く。
そこでは、朝、刈谷店でお会いした東京からの田中さん達とまたお会いした。偶然である。
午後5時、新潟に同行する増田君と待っていたら、
なんと増田君が、10月に結婚式を予定している婚約者に送ってきてもらったのだ。
不意の初対面。ドキドキしながらも写真を撮るが、
う~~~~ん、いいですね。すばらしいですね。ほんとにいいですね。
一瞬ですばらしい人柄が感じられ、想像以上、まさにベストですね。
プロペラ機は飛ぶ高度が低い。
火口がはっきりわかる乗鞍岳。
新潟に近くなって、陽が落ち、満月が出た。
目で見ると大きく見えるのに、カメラで取るとただの点でしかない。
人間の目は不思議ですね。
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