2009年06月25日(木曜日)
2240.やってみれば、何とかなりますよ
7月の末から8月にかけて、
愛知県1店舗、滋賀県に1店舗、東京都に2店舗の計4軒の快洗隊が
ほぼ同時期に新規オープンする。
新しい快洗隊を開くのは7月がベストであるとは考えているが、
好き好んで4軒もの新規店を同時にオープンさせるわけではない。
前々から計画を進めてきた店舗が、それぞれに遅れてしまったり順調に進んだりで、
たまたま同時期になっただけだ。
しかし、それにしても、
100年に一度と言われる世界同時不況のこの時期に、
そんな冒険をしていいものなのだろうかと真剣に何度も考えた。
快洗隊の各店舗ともそれぞれ検討してはいるが、
前年同月を下回っている店舗もある。
全般的に所得減少による洗車マインドの低下を肌にひしひしと感じることも事実だ。
何もこんな時期に大きな投資を伴う新規店オープンを、4軒も同時にやらなくても。
しかし、こんな時期だからこそ
人も集まってくるし、いい物件も出てくる。
なかなか出てこないチャンスも、こんな時期だからこそ出てくるもので、
こんな時期だからこそチャンスを掴みに行かずしていつ行くのか。
そうとも考える。
私の人生の中で、
「やるか? やらないか?」の選択をしなければならない時、
いつも「やる」を選択してきたような気がする。
もちろん「やる」と選択した事で、
結果として大きな損が出た事もいっぱいあって、
その損をすべて集めれば、とんでもない数字になっているだろう。
しかし、「やらなきゃ良かった」とはあまり考えたことがない。
すべての試みに成功と失敗があって、
失敗があったからこそ成功もあったわけで、
失敗を恐れて「やらない」を選択し続ければ、
失敗もなかったかもしれないが、一つたりとも成功もなかったはずだ。
だから、今回もまた「やる」と決めた。
今の厳しい時代になお伸び続けようと、
快洗隊直営店の定休日を無くすることにしている。
今まで18店舗中、3店舗が無休で、15店舗が火曜日定休日を持っていたが、
新涯店、北神戸店、札幌店、上溝店のトレーニングセンターを兼ねている店舗を除き、
11店舗が新たに無休の営業になる。
新規オープンの4店舗ももちろん最初から無休営業である。
今の人員体制では無休営業は無理だと店舗からの反発もあった。
無休営業でスタッフ不足に陥り、そのしわ寄せが店長など責任の重いスタッフに来て、
まったく休めなくなってしまう恐れがあったからだ。
どの店長も人不足の時期には、
自分の店を守るために、定休日以外一ヶ月、二ヶ月と休まずに働いた経験を持っている。
強い責任感を持っている連中ばかりである。
それが店舗自体の定休日が無くなれば、
それこそ店長たちスタッフも無休状態になってしまうのではと、
特に来店客数が多い、実績の上がっている店舗にその恐れがあった。
約二ヶ月、無休にする意味や、シフトの組み方とか、
何度もじっくりと話し合って、人員増強を実行するなどして、
みんなきちんと合意した上で、6月30日(火)から定休日を廃止する。
話し合いの中で一つの決め手になったのが、
ドライブショップの中で営業している関係で
今までも無休営業を続けていた相模原店の酒井店長の言葉だ。
「やってみれば、何とかなりますよ。絶対に。」
「やってみれば何とかなる。」とは、考えようによっては無謀である。
しかし、やることに対する懸念を持ち続けて、ずっとやらなければ、いつまでもやれない。
懸念はどこまで行ってもゼロにはならないからだ。
どこかで、吹っ切る必要がある。
どこかの時点で「何とかなるさ」と吹っ切る瞬間があって、
「やってみるか」となるのだろう。
やるしかない時もあるのだ。
新規オープンとは別に、店舗を拡大改装したのが大須店だ。
新しい佐々木店長(ついこの間結婚した。おめでとう♡)と、
新入社員の横井君。
たぶん一番早くオープンするであろう一宮店の打ち合わせで、
真ん中が元大須店店長、一宮店の新しい店長になる三浦君。
左はただ今複雑な心境のH.オサム常務。
右の人は建築の新しいパートナーになってくれた津田さん。
岡崎に用があって、快洗隊・岡崎上和田店に寄った。
店で話しをしていて写真を撮り忘れたので、店の前を通る時カメラを向けたら、
気が付いてくれて、手を振ってくれた。伊藤店長と愛すべきバンちゃん。
キーパープロショップ限定の新「ディテーリング研修第一回」が今日終わった。
この研修は中身もピカイチに濃いが、相当に、相当にハードです。
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