2010年03月08日(月曜日)
2444.何かのせいにしたくなる自分を許さない意思
自分の思い通りになることは何もない。
「人はやすきに走るもの。」とは言うが、
しなかったこと、
出来なかったことに、
人はかくも自分に都合のいい理由を言うものだ。
遅刻をしてきた者が「道が混んでいたから」とはよく聞く話だが、
この人は「道が空いていなければ時間を守れない人。」であり、
自分の責任で時間を守ることが出来ない人なので、
この人の約束は信用できない。
誰かが「やろう」と呼びかけて、
誰も「やらない」と言わなかったので、みんなやるかと思ったが、
やらない者がいて、
なぜやらないのか聞くと、平気でやらない理由を言う。
なぜ「やろう」と言われた時にそれを言わなかったのかと聞くと、
「言えなかった」と言う。
なぜ言えなかったのかと聞くと、「言える雰囲気ではなかった。」と言う。
こういう人は、まったくあてにできない。
自分の思い通りには何も出来ないものだが、
何もしない者には、腹が立つ。
しかし腹が立っても、何も解決しないので、
ボソッと「まっ、いいか」と言うしかない。
誰かが自分の夢を実現したいと言えば、
つい、応援したくなって、つい、応援するが、
その結果が失敗になると、なぜか、応援したことを逆に恨まれる。
下手をすると、その誰かは、応援した者の被害者だと言い出すことが多く、
こればかりは大きなお金の損失を伴うことが多くて、
「まっ、いいか」では済まされない。
せめて自分の思い通りには何も行かないことを学んでくれればいいのに。
何かを実現するのは、「やる決意の強さ」と
「何かのせいにしたくなる自分を許さない意思」だけなのではないだろうか。
何かを実現できなかったとしたら、
それは「何かのせいにして自分を許したから」ではないだろうか。
実現する、しないは、ただ自分の意思なのだろう。
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