2012年11月22日(木曜日)
11.22.「相思相愛」に変えちゃおうかな
アイ・タック技研㈱は、
「日本に新しい洗車文化を」を会社のビジョンとして掲げています。
それを実現するために
「経営理念」として、
『日本人独特の高い美的感覚に訴える高品質な洗車やコーティングなど、
車の美的事業を日本国中に広げ、
日本国中の車をより美しくする事でお客様に喜びを提供し、
みんなと共に喜ぶ。
車の美的事業に関わる日本国中の店舗を、
誇りを持って従事できる喜びの職場にし、
日本独特の洗車文化を作り上げる。』
としています。
ちょっと長いので、これを少し要約すると、
『洗車・コーティングを提供する日本国中の店舗を、
高い技術で、お車を美しくする事によって、
お客様とスタッフが共に喜び合えるような、誇りを持てる職場にする。
それを新しい洗車文化としたい。』となります。
この言葉の中で、最も重要な部分は、
「お客様とスタッフが共に喜び合えるような、誇りを持てる職場にする。」です。
私達の店舗には若いスタッフがいっぱいいますが、
みんな、決してラクな仕事ではありませんが「楽しい。」とも言ってくれます。
「ラクじゃないけど、何が楽しいの?」と聞くと、
みんなが口を揃えたように言います。
「たとえば、クリスタルキーパーなんか施工した後、
お客様めちゃくちゃ喜んでくれて、
『ありがとう』とか、お礼を言ってくれたり、
『すごいね』とか、褒めてくれたりしてくれるのが一番嬉しいし、楽しい。」
お客様が喜んでくれることが自分も嬉しい。とは、
すごいなと思います。
もちろん仕事はボランティアではありませんから、
自分たちの生活を支えられる収入が必要であり、
収益性の有る職場でなければ、まともな収入は得られません。
しかし、お客様がめちゃくちゃ喜んでくれるとしたら、
店舗の来店は確保できるでしょうし、
その商品は、変に安売り競争などに巻き込まれることなく、
店舗として、会社として正当な収益性を確保できるでしょう。
彼らの給与はバブルのように高くはありませんが、
それなりにきちんとした給与水準はあり、
年間114日の休日も保障もあって、いわゆる水準にはあります。
その結果なのでしょうか、定着率が非常に高い職場になっています。
「仕事は楽ではないが、楽しい。生活もきちんとできる。」が、
少しは実現できているのでないだろうかと思っています。
もちろん、まだまだです。まだぜんぜん足りていないのは承知しています。
それでも少しは実現できているとしたら、
あるいはもっと高い次元で実現しようとするなら、
ポイントは、お客様が喜んでくれるものを、
喜んでくれるように、キチンと提供する事の一点にあるのでしょう。
お客様の喜びがある一定のレベルを超せば、
それがお客様のスタッフに対する喜びの言葉と感謝の気持ちになり、
「ありがとう」「すごいね」「やって良かった」と言っていただけるのでしょう。
それがスタッフの喜びとなって、やりがいになって、
「仕事が楽しい。」となり、それでキチンとした報酬を得られれば最高でしょう。
そのためには、キチンとした材料、環境と、キチンとした技術が必要です。
そしれ加えて「お客様に喜んでもらいたいと思う気持ち」が必要です。
材料と環境、技術だけでなく、
お客様に喜んでいただくことを本気で楽しみにしないと、
お客様に感動してもらったり、本当に喜んでもらえるような仕事は出来ません。
材料と環境、技術だけでは一定レベル以上のキレイにならないのです。
きれいごとのような言葉ですが、
“お客様を思う気持”ちが、
スタッフにお客様が感動するような仕事をさせるのです。
すると、お客様がスタッフに喜びと”感謝の思いを”持っていただきます。
お客様とスタッフがお互いに思い合い、
お互いに感謝する気持ち思い合うとは、
一言で言えば「相思相愛」となるのではないでしょうか。
お互いがお互いを思い合っているのですから、
お客様とスタッフが相思相愛になれるビジネスとは、たぶん最強でしょう。
ある尊敬する経営者の方がおっしゃいました。
ビジネスは、お客様と店舗、スタッフが相思相愛になったらこれは強い。
健全な会社の経営とは、経営者と社員たちスタッフが相思相愛になることだ。
納得です。
私達が掲げた
「お客様とスタッフが共に喜び合えるような、誇りを持てる職場にする。」とは、
今の言葉ならば「Win-Winの関係」と言うことになるのかもしれませんが、
私は「相思相愛」の言葉の方が気に入りました。
新しく経営理念を、
「お客様と店舗、会社、スタッフがぐるっと相思相愛の関係になること。」
に、変えちゃおうかな。
Posted パーマリンク