2013年02月22日(金曜日)
2.22.沖縄に15時間行って、飲んできました。
昨日の午後12時過ぎの飛行機で、
中部空港から沖縄・那覇空港に飛びました。
時速300kmの強い西向きの風に逆らって飛ぶフライトは、
(パイロットが言っていた)
ずいぶん遅く、那覇空港に到着したのは午後3時。
沖縄に行った目的は、
12月のキーパー選手権で全国総合3位を獲得した
㈱りゅうせきエネルギー・タウンズ店に全国入賞トロフィーを手渡しに行く事。
ただそれだけです。
基本的にキーパー選手権の全国入賞店には、
必ず一度は私が伺うことにしている。
といっても100%はなかなか実行できませんが。
タウンズ店で金城店長と根路銘部長にお会いし、
いっぱいの話をお聞きして、トロフィーをお渡ししました。
タウンズ店の大好きなみなさん。
金城店長にぜひお聞きしたかったのは、
キーパーコーティングのグループクーポンを、
非常に多く集められて、今回の3位獲得に大きく寄与したことだ。
どうやってこれを集めたのか、その手法が知りたかった。
グループクーポンとは、
2台以上仲間を集めて
クリスタルキーパーなどを施工すれば全員10%OFF。
5台以上集めていただいたら全員20%OFF
10台以上集めると全員30%OFFと大変おトクになる仕組みです。
私達のキーパーLABOでも、
これを年末にかけて営業してみたのですが、
まあまあ集めた店舗と、
まったくダメな店舗とあり、概してダメでした。
タウンズ店は、
このグループクーポンで
なんと71台分のクリスタルキーパーを施工させていただいたそうなのです。
一番多い人は一人で13人ものたくさんの人を集めてくれたそうです。
どうやって、そんなに大量の施工を集めることができたのか。
それは日頃の、
お店のお得意様との店長のお付き合いの深さのようです。
これはガソリンスタンドならではのことかもしれない。
ガソリンスタンドでは、給油に来られる回数が多い。
会社関係で契約しているお客様ならば、月に何度もお会いする人もいる。
私達の場合、
お客様とのお付き合いは、
ご自分でお車を洗われるお客様で、クリスタルキーパーならば、
お会いするのは一年に一度だけで、
途中の点検洗車でもう一度お会いできるかどうかです。
お客様とのコミュニケーションの密度がまるで違います。
タウンズ店の金城店長は、
そういったおなじみの深いお客様に、遠慮なく積極的にお願いしたそうだ。
また、㈱りゅうせきエネルギーさんは、
グループ会社をいくつも持った大きな会社で、
そんな会社の人にも遠慮なくお願いしたそうだ。
今まではこういう仕組みがなかったから出来なかったけど、
グループクーポンという便利な道具ができたので、
すごくお話をしやすかったとおっしゃっていました。
日頃、頻度の高いコミュニケーションで
お付き合いの深いお得意様を多く持っていらっしゃるガソリンスタンドには、
グループクーポンは、想像以上に強い道具になるのかもしれません。
店舗でのお話は午後5時過ぎまで。
この時、一瞬、私は迷った。
私は、翌日が東京での仕事であったので、
帰りは翌日の朝の那覇→羽田行きの飛行機チケットを持っているのだが、
羽田行きの飛行機ならば午後9時過ぎまで飛んでいる。
しかも私は身障割引でチケットを取っているので、
ペナルティ無しで飛行機の予定を自由に変えることができるのです。
でも、金城店長に「飲みますか?」とお聞きしたら、
「はい、飲みましょう」と即決したので、
結局、予定どおりの翌日の朝の便での那覇空港→羽田になったのです。
飲みました。
正月に軽~い梗塞をやってから、
酒の量が目立って減って、あまり美味しいと思わなくなっていたのですが、
この日のお酒は、本当に楽しいお酒でした。
集まっていただいた所長さんたちが話す仕事の話は、
暖かくて、軽妙で、笑い声がいっぱいで、
私は何も気にせずに、話を聞き、楽しみ、お酒が進んでしまいました。
本当に楽しいひと時でした。
あわてて東京に行かず、沖縄に泊まって、本当に良かったと思いました。
翌朝、6時半にホテルを出て、
那覇空港にタクシーで960円。
たった15時間の沖縄でしたが、
いっぱいのお話と、楽しいお酒でとっても充実だったのです。
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2013年02月22日(金曜日)
2.22.アイ・タック技研㈱の組織を変えました。
アイ・タック技研㈱は従来、
営業本部、キーパーラボ運営本部、経営企画本部の三本部体制でした。
これを2月より、営業本部とキーパーラボ運営本部を合体して、
さらに西日本と東日本に分けて下記のような「新しい三本部体制」にしました。
【西日本事業本部】
名古屋営業所、大阪営業所、広島営業所、福岡営業所
愛知県以西のキーパーラボ直営店15店舗とFC店10店舗。
(本部長 畠中修)
【東日本事業本部 】
東京営業所、横浜営業所、仙台営業所、札幌営業所
静岡県以東のキーパーラボ直営店11店舗とFC店3店舗
(本部長 賀来聡介)
【経営企画本部】
管理本部 、マーケティング部、技術開発研究所、キーパープロショップ事務局。
(本部長 鈴置力親)
アイ・タック技研㈱の営業スタッフは
すべてLABOで学習した者が務めていて、
提供する情報は、LABO運営の中で生み出されているものが多くあります。
逆に、営業が生み出しているビジネスが新しい商品の提供に繋がっています。
経営企画もその全体に影響力を持ち、双方に力を与えています。
アイ・タック技研㈱は、LABO運営本部と営業本部、経営企画本部が、
常に三位一体となって運営され、すべての面において、
現場に根ざした現場主義を徹底してきました。
しかし、それが徐々に変化してきました。
たとえば営業スタッフに、自らの技術をおざなりにして、
おしゃべりで仕事をしようとする者が現れ、
また技術研修会、検定会で技術指導などをさせていただくことで、
自分が「先生」になり、「優等生」になったような錯覚が生まれました。
またLABO店舗においては、
クリスタルキーパーのヒットによって業績が上がる中で、
自らの技術、接客、販促に至るまですべてにおいて優等生であるような、
正に「井の中の蛙」的な錯覚を持つようになりました。
広い世の中には、もっともっと素晴らしい仕事をされている方が、
いかに多くいるのかが見えなくなってしまったのです。
それを昨年12月のキーパー選手権で、
LABOがKeePer PROSHOPに惨敗して気が付いた者が多くいます。
こんな勘違いが隅々にはびこりはじめたと感じ、
今回の組織の大幅な組み換えを決めました。
営業と現場であるキーパーラボを一つの組織の中に入れ、
営業の部署所属のスタッフは、
普段の仕事としてLABO店舗に入ります。
LABO店舗に所属しているスタッフも、
普段の仕事として、KeePer PROSHOPにお邪魔したり、
技術の研修や検定に出席します。
今までのキーパーラボと営業で分業されていたのを、
一緒の組織の中で一緒に働いてしていくことになります。
それによって、
営業スタッフは、常に技術を磨き、
常にお客様との接点に身を置いて、現場力を磨き続けます。
店舗スタッフは、常に店舗の外の世界との接触を持ち、
広い見聞を持って、現場力を磨き続けます。
と同時に経営企画のスタッフ、とりわけデザイナーは、
少なくとも看板類については、
現地を訪問しクライアントである店舗の方と、
直接の打ち合わせと直接の提案をする事にします。
日本全国すべてにおいてです。
現場のクライアントさんと制作者であるデザイナーが
直接関わり、一緒に創作する看板類は、
その現場の状況と要求にどんぴしゃりと合い、
日本国中に新鮮な驚きを広めるに違いないと思います。
「デザイナーとうちの店を一緒に見て、一緒に考えたいね。」と、
皆様から声がかかることを楽しみにしております。
アイ・タック技研㈱は、もともと現場主義が徹底している会社です。
それが、会社規模が拡大し人数も増えるにつれて、
それぞれが分業化されて、
あらゆる意味で意識が現場から離れてきていました。
この組織変更をもって、今こそ原点に返り、
すべての人が自らを意識と身を、
自らが運営する現場、全国の施工店さんの現場、
すべての真実がそこにある「お客様との接点である現場」に帰し、
アイ・タック技研㈱の元々の独自力=現場力を、取り戻していきたいと思います。
今後とも、よろしくお願い申し上げます。
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