2014年06月07日(土曜日)
6.07.昔、昔、アポイントなしで500km走った者がいた
仙台から福岡に向かう飛行機に乗っています。
広島営業所で、広島と福岡の合同営業会議に出る予定で移動しているのですが、
時間と自分の都合で、まず福岡まで飛んで広島に行きます。
遠回りになるのですが、そう選択しました。
しかし考えて見ると、
今までならばこのような選択はしませんでした。
早起きをいやがって無駄をしてしまいました。
私の中で、何かが緩んできています。・・反省。
「移動」そのものは、本来的には「無駄」です。
「移動」は、「時間の無駄」であり、「費用の無駄」です。
しかし移動する事によって、
移動した先に、
その時間と費用の無駄を補って余りある「目的」があれば、
「手段」としての移動の必要性が生まれますが、
「目的」に意味と価値がなければ、
移動はただの無駄でしかなく、浪費でしかありません。
そして残念ながら
浪費を無駄とも思わず行う者は、
多くの場合、無駄な存在であることが多いものです。
また、そういう浪費を行うような者には
移動とは、地点から地点への移動でしかなく、
その間の時間を有効に使うこともほとんどありません。
有料の時間潰しであり、極端な話、給料泥棒の汚名を受けざるを得ません。
昔、昔の話、
まだ数少ない営業スタッフで、
愛知の事務所から、
誰とのアポイントも取らず、行った先での用件も無しに、
営業車で、「新潟」まで約500km、高速道路を使って行った者がいました。
そして新潟まで移動して、
新潟での得意先に誰も不在だったので、
結局、誰にも会わず、500km高速道路で愛知の事務所に帰って来ました。
この者は、じきに会社を辞めました。
こういうはっきりとした無駄は、
明確に無駄と言えますが、
いつも効率の悪い移動をしている者は、
残念ながら、無駄な要素を認識せずに、普通にいます。
移動そものが、仕事をしている事だと思っている者がいます。
移動とは、移動した先にある「目的」に価値がなければ、
移動そのものにも意味はありません。
そしてたいていの場合、そういう人は無為に移動の時間を過ごしています、
明確な目的を持って移動する者は、
仕事の出来る人であり、
多くの場合、移動中の時間を惜しんで仕事をしています。
そういう場面をよく目撃します。
残念ながら、差はつくばかりです。
この人はどっち? もちろん、
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