谷 好通コラム

2015年04月29日(水曜日)

4.29.札幌店がLABOギネスを突破。この春何があったか。その秘密。

これまでのLABOギネスは、
2014年4月、北海道のLABO札幌店が、
12,600,666円を記録してギネス樹立。
それを、
2014年12月、東京のLABO足立店が、
13,533,776円で破って、新ギネス樹立。
これを、
2015年4月、つまり今月、
ふたたび、北海道のLABO札幌店が、
4月29日現在で約13,900,000を越してギネスを突破し、
4月最終的には1,400万円を越し、
LABOギネスは新しい1千4百万円台の時代に入ります。

 

詳しい数字的な分析は、もっとはっきり結果が出たあとにするとして、
ギネスを突破した瞬間に近い今の時間を、
LABO札幌店のゲストルームの中、お客様のすぐ近くで、
スタッフが作業を進めるのを見ながら、
お客様とスタッフの言葉のやり取りを聞きながら、
私なりに考え、気が付いたことを、書いてみます。

 

まず、LABO札幌店の女性スタッフ富田さんが先ほど言っていました。
「忙しい日がある日を境にやってきて、
その忙しさに体が慣れるまでつらかったけど、もう慣れました。」

 

つまり、札幌の人たちが、
春、車をコーティングしたくなったのは、ある日を境に、であったようです。
それは三月の下旬、幹線道路から雪が消えて乾き始めた頃のようです。
長い冬が終わったことをみんながはっきり感じ始めた頃、
雪と融雪剤で汚れた愛車を、
とりあえず”洗車”ではなく、
今まで我慢したのだから、とにかく隅々まではっきりとキレイにしたい。
冬の汚れを取りたいではなくて、
うんとキレイに、春のキレイさにしたい。
「冬の車」から「春の車」に脱皮したい。という感覚なのでしょうか。
北の雪国の人たちの「冬から春への脱皮の欲求」は、大きなもののようです。
だから、春のラッシュの季節は、
洗車は、コーティングに比べて意外にも少ないのだそうです。

 

洗車で、一応さっぱりとするのではなくて、
春になったら、冬の装いをさっぱりと脱ぎ捨て、
コーティングでうんとキレイな春の装いに着替え
たいという感じでしょうか。

 

それにピッタリなのが「クリスタルキーパー」なのでしょうか。
1年に1回、
春になったらクリスタルキーパー。



この四月だけで、LABO札幌店だけで多分300台を越します。
一か月30日で、300台!のクリスタルキーパーです。
一日に10台以上の日は当たり前のようにあり、20台を越した日すらあります。

 

ダイヤは40台程度、ピュアとコーティング ケアが100台くらいで、
それほど驚くものではなく、
LABO札幌店の4月は、完全に300台のクリスタルキーパーでギネスです。

 

しかも、リピート施工が圧倒的です。
来店されたお客様の会話を聞いていると、最初から
「今年もこのクリスタルキーパーをお願いします。」と、
リピートDMを持って来られる人も多く、
ほとんどの人が電話で予約してから来られます。
スタッフに聞くと、
クリスタルキーパーの「リピート施工DM」は、事務所任せで出しますが、
電話での後追いはしていないそうです。

 

印象的な言葉があります。
「どうせやるなら、”中”でちゃんとやってくれる所でやりたい。」

 

北海道の冬は大変厳しく、
部屋の「中」を強力な暖房でとにかく暖かくします。
感覚として「外」は地獄と「中」は天国みたいなことでしょうか。

 

せっかく、春になったのだから、
スパッとキレイしたいのだから、
一年に一回のクリスタルキーパーがピッタリであり、
「どうせやるなら、”中”でちゃんとやってくれる所でやりたい。」で、
大きな倉庫を改造して、
すべての作業を”中”でやるLABO札幌店に集中しているのかもしれません。

 

もうすぐ一級の 藪君。

 

 

営業時代から10数kg痩せたという「近藤店長」。イイ男になりました。

 

 

吉田君と川上主任。富田さん、尾崎君。

 

 

吉田君、川上主任、かわいい富田さんと尾崎君。

 

 

結城課長。と瀧澤所長。

 

 

千葉圭君、東京から季節応援の奥村君。

 

 

すっかの存在感が出た青山チーフ。

 

 

すべての仕掛け人か瀧澤所長。

 

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2015年04月29日(水曜日)

4.29.久しぶりに飛行機に乗って、ぼやきです。

久しぶりに飛行機に乗っています。
ギネス目前のLABO札幌店に行くためです。
最近は、福岡とか仙台あたりでも新幹線に乗るようになりました。
その方が帰ってくる時に楽だからです。

 

中部空港は、
帰ってきた時がつらい空港なのです。
他の空港が”乗降所”になっているプラットホームが、
降車専用で、乗車が禁止になっているので
空港に到着したら、
遠くの駐車場まで歩いて行かねばならず、
歩くのが少し不自由な者には大変つらい空港になっています。
それでも駐車場まで歩くのがつらい時は、
ホームの手前に車を待たせて、乗車しようとホームに歩いて行くと、
警棒を持ったガードマン二名がいつも待機していて、
「ここは乗車できませんよ!」と、大きな声で、
杖を突いた不自由な者までも追い払いに来ます。
これは大変つらいので、このホームで乗車することはあきらめました。
だから、足がだんだん歩きにくくなってきてから
中部空港に降りることは極力避けるようになりました。

 

中部空港は、
こんなつまらないことで大きな失点をしていることを
気が付いているのでしょうか。
このゴールデンウィークの空港利用者ピークの今日でも、
降車専用のプラットホームは私たちの車を含めて二台しかおらず、
利用率5%くらい。
乗車に使いたい人を追い払ってまで、
降車プラットホームをガラガラしておく意味がどこにあるのでしょうか。
施設がガラガラであることは、その施設が活用されていないことであり、
その施設の機能を必要としている人に不便をかけていることでもあります。

 

中部空港は顧客満足世界一を目指していると大きなポスターを張っていますが、
実はこんなつまらないことで、
お年寄りなど歩くのが少し不自由な者には、
降り立ちたくない空港に成り下がっていることをご存じだろうか。
私の知っている人も、
何人かが同じようなことを言っていました。

 

歩くことが平気で、
むしろ健康のために歩こうとしている人には、
絶対に解からないことかもしれません。
顧客満足を目指すのならば、
自分とは違う体を持った人に”聞かなければ”解かりません。

 

「車いす」の「歩けない人」をバリアフリーで保護することは、
多大なお金をかけてしますが、
お年寄りなど「歩きにくい人」は、
「歩けない人」の何十倍もいて、
今後、老齢化社会が進んでますます増えていても、
社会はまったくカバーしようとしません。

 

それどころか、
街はどんどんゆとりのある空間になって、
歩かされる距離が長くなってきています。
あるいは、公共施設から「椅子」がどんどん消えています。
椅子が無くなると、何がいいのでしょう。
景観がすっきりするということでしょうか。
ホームレスが座って目障りなのが防げるのでしょうか。
そんなことのために椅子が街角から無くなってきているのでしょうか。

 

自分とは違う体を持った人の気持ちに立って、
物事を考えることは大変難しいことだと思います。
こんなことを言う自分だって、中々出来るものではありません。
しかし、そんな難しいことだからこそ、
それが出来るようになったら、
それがビジネスの場面であったとしても、
やさしく、ものすごく強い存在になって、勝てるのではないでしょうか。

 

私は、中部空港のガラガラの降車専用プラットホームで、
また、こんなことを考えました。

 

新千歳空港に到着して・・

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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