谷 好通コラム

2018年06月27日(水曜日)

6.27.今日も8名の若者にお会いしました。

今日は東海地方以西の西日本支社管轄の地域から応募の
来年3月大学(専門学校生含む)卒業予定の8人の若者たちとお会いしました。
今年4回目の面接です。
その中には、
およそ私達の仕事とは関係ないことを学んでいた人もいて、
「せっかくの四年間の学びが勿体ないのではないでしょうか」と問うと、
若者は、
「学んできた上で、それに関わる仕事に就く意欲を見失い、
キーパーラボに会社見学に訪れた時の、お客様の嬉しそうな顔を見て、
この仕事をしたいと強く思って、応募しました。」
あるいは、
「この仕事が人の役に立てる仕事だと思ってすごく魅力を感じました。」
面接に来てくれた学生は、
みんな緊張していますが、そういうことを話す時は、
本気で話しているのがすごく伝わってきて、
いちいち感動してしまって、選別の為の面接になりません。

 

若者がこの会社を知った要因は、
スーパーGTでの#37(今年は#1)のKeePer TOM’Sの活躍が一番多く、
あとは大学での会社説明会、
マイナビ、リクナビで調べていて、などが多くありますが、
この会社に応募する動機になったのは、
「お客様に喜ばれる仕事だから。」
「人の役に立てる仕事だと思ったから。」
「喜ぶお客様を見て嬉しそうなスタッフの表情を見て。」
とか、色々な言い方はありますが、
多くの人が同じようなことをおっしゃいます。

 

会社説明会でそのようなことを聞いたので、
取りあえずそんなことを言っておけばいいとセリフ的に言う人もいますが、
それはそのようにすぐ解ります。そう簡単には乗せられません。
でも、しかし、
多くの人が本気でそうおっしゃいます。
今の若者、捨てたものではありません。

 

人のために役に立つことが仕事であって、
そうありたいと本気で思ってくれる人がこんなに多いと、
日本の将来も捨てたものではないと、嬉しくなってしまいます。

 

しかし、私は年取って感情に起伏が大きくなって、
選別を目的とした面接の審査官としてはもう不適格になりつつあります。
面接してしばらく話を聞き話すと、
もうその若者に好感を持ってしまうのは、審査官として失格です。
だからという訳ではありませんが、
面接に私が加わるのは今年で最後にしようと思いました。

 

私は社員に応募してくれた人の面接には、すべて一回目から出ます。
というより面接は一回きりです。
皆さん「驚いた。」とか「びっくりしました。」と言いますが、
「この会社の社長はヒマなんです。」と言ってごまかします。
しかし、
会社というものにとって、
社員が一番重要で、社員が会社の価値の全てを作り出すのですから、
社員全員の質が会社にとって最も重要な要件なのですから、
人に任せて、
自分の知らない所で、
社員になるべき人を逃してしまうとしたら、最大の損失であり、
逆に社員にすべきではない人を社員にしたら、会社にとって大きな危機です。
そう思って、社員全員の面接に最初から出てきました。
一人残らず、全員、自分で選びました。だから社員には自信があります。
全員大好きです。
と、こう書いてきて、
やっばり、面接には出続けようと思いました。
よっほどの失敗をするようになるまで、出ようと思います。
というより「出たい」と思いました。やっぱり、

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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