谷 好通コラム

2019年11月29日(金曜日)

11.29.今日の東京はとりわけ寒かった

昨日、名古屋から新幹線に乗って東京駅で降りた時、
まるで、冬の千歳空港で飛行機を降りて、ブリッジを渡っている時に感じる
「うぉー、さぶ一っ」と肩を縮めるあの感覚でした。
それぐらい名古屋と東京の温度には差があったのです。
知らなかったのだが、
東京はこの2週間、雨が降る日が続いていて、
これは69年ぶりの記録だと言っていた。
「さざんか梅雨」と呼ぶそうだ。

 

異常気象が日常的になって来ている。
明らかに大きな変化がやってきている。
しかし、そんな異変に今回は私が気が付かなかったのは、
毎日報告される関東の店舗の実績が、
そんな異常を思わせるような数字ではなく、
普通に12月の前の嵐の前の静けさ程度の数字だったので、
69年ぶりの記録というほど悪い天候とは思わなかったのです。

 

今朝の寒さはテレビによると2℃にまで下がったと言っていましたが、
久しぶりに晴れ上がり、強い日差しに溢れていました。
今日は、昨日の西日本の店長会議に続いて
東日本のLABOの年末キックオフの店長会議で、
最初の一時間、話をした後、私は用件があったので名古屋に帰りました。
新しい店長もいっぱいいて、お互いに知らない者同士だったと思うのですが、
紹介も、自己紹介も何もありませんでした。
何かが変化しているのかもしれません。

 

午後、名古屋に帰る新幹線で、
きょうは絶対にくっきりの富士山が見えると思って、
みどりの窓口で富士山側の窓の席を注文したのですが、
今日は、みんな考えることが同じようで、富士山側の窓席は全部塞がっていて、
仕方なく、反対の海側の席で我慢して、
富士山の近くに行ったら、デッキに行って絶対にスッキリの富士山を撮ろうと、
構えたのですが、
なぜか富士山だけが雲につきまとわれていて、
こんな写真になってしまったのです。

 

 

デッキの所で粘って、
最後に撮れたのが、この程度の写真です。

 

何かが変わっているのでしょうか。
昔はもっと富士山の写真がいっぱい撮れた記憶があります。
何が変わっているのでしょう。

 

画像(640x373)・拡大画像(800x467)

Posted   パーマリンク

2019年11月29日(金曜日)

11.29.三つの手洗い洗車コース

洗車で来られるお客様は半数以上の全体の70%であり、
そのお車に対する仕事量は、全部の仕事の内約50%ですが、
でも、その結果の売上げは全体の30%でしかない。
それに対して、
KeePerと何かを買って行かれるお客様は全体の30%でしかないが
その車に対する仕事量は全体の仕事量の約50%であり、
その結果の売り上げは全体の70%もある。
これらは店舗によって大きく変わり、
あるいはその月のお天気によっても大きく変わりますが、
大まかにいうと、そんな傾向があります。

 

ならば、
洗車をやめてしまって、KeePerだけをやっていれば、
今よりも30%だけのお客様を受け入れて、
つまり30%の家賃の店舗で
半分の仕事量、つまり半分の人件費を払って、
70%の売上げを上げていれば、利益は倍増しそうだ。
つまり、儲かる仕事ばかりをやっていれば、
楽して儲かって、楽ちんで良さそうだ。

 

しかし、現実はそうは行かない。
洗車という日常の仕事を喜んでやっているからこそ、
年に一回、あるいは三年に一回のKeePerコーティングがあるのだと思う。
言い方を変えると、洗車のようなベーシックな仕事がキチンと出来るからこそ、
KeePerコーティングのような高度が仕事を任せられる。
いずれにしても、
洗車を喜んでやらせてもらっているからこそ、
KeePerもやらせていただいている事は、自然に判る。
だから、洗車一つでも、気合を入れてやれるのだ。
店長会議での技術コンテストは、
実は「洗車」。
洗車にこそ車のキレイの原点があり、
洗車が上手く出来るからこそ、KeePerも上手く出来る。
根性論ではなく、原則論だ。

 

しかし、洗車は洗車機でもできるし、誰でも出来る。
だから洗車は安い。

 

付加価値の高いダイヤモンドキーパーや、
今評判のWダイヤモンドキーパーなどは、
高い評価と評判で、どんどん施工台数が増えています。
だから、平均単価も上がって入るが、
洗車の平均単価が低いままでは、全体の平均単価には限界がある。

 

お車を新車で買った時に、
純正コーティングを施工して、洗車機の使用を制限されたり、
駐車環境を制限されながらも、
撥水効果の低下にあって疑心暗鬼に陥ったりしている。
それでも、せっかく何万円も払ってやったコーティングなので、
洗車しか出来ないでいるお客様がいる。
そんなお客様の為に考えたのが「ミネラルオフ」

 

コーティングはその被膜表面がどんなに撥水力が強くても、
水道水などに含まれている無機質のミネラルが、
表面で乾燥して膜になると、無機質=親水なので撥水が妨げられる。
(これを我々は撥水阻害被膜と呼んでいる。)
KeePerならば、その表面がレジン被膜になっているので、
マイクロファイバークロスにレジンを染ませたもので、
洗車時の水滴の拭き上げをやれば、
レジン膜とレジンにミネラル膜が挟まれて
パリパリッとミネラル膜が剥がれてしまう。
これを「ミネラル取り洗車」と呼んで、
日常的なケアとしてよく行われている。
二重被膜のKeePerコーティングならでは出来る技だ。

 

しかし、
他のカーコーティングにはそんな芸当はできない。
レジン膜を持っていない他のカーコーティングには
ミネラル膜がしつこくくっついていてそう簡単には改善できない。
そこで、非常に軽い、特殊なコンパウンドを採用して、
「ミネラルオフ」という変わったクリーナーを造りました。

 

これは、レジン層を持っていないコーティングでも、
(KeePerのようにレジン層があるコーティングでも)
洗車した後、水滴を拭き上げないまま「ミネラルオフ」を一様に塗って、
乾いて、拭き上げるといった作業で、
頑固なミネラル膜を簡単に除去することが出来て、
コーティング皮膜を露出して、
ツヤと撥水をコーティグしたての状態に取り戻すことが出来ます。
ただしコーティングのように分子同士が結合した被膜を造ることは無く、
保護効果は無いのでコーティングとは言えません。

 

この作業は、手洗い洗車をする時間とさほど変わらない時間でやることが出来、
コーティングというより、むしろ洗車の一種ということが出来ます。

 

このことから
「ミネラルオフ」を手洗い洗車の一番上のグレードの商品と位置付けました。

 

そして、三つの手洗い洗車のコースとして新しい企画を造りました。
新車を買った時に高いカーコーティングをすでにしているので
どうしてもKeePerコーティングはせずに
洗車しかしないお客様に、
そんなお客様にも、単なる洗車以上の満足を得られるように。

 

「純水」の装置を持っている店舗、およびLABO用。

Posted   パーマリンク

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2019年11月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.