2020年10月21日(水曜日)
10.21.KeePer技研の仕組み その③5,927店のKeePer PRO SHOP
KeePer製品関連事業は、
直営店「KeePer LABO」以外のすべての事業を指し、
主に、全国5,927店舗の「技術認定店KeePer PRO SHOP」をはじめとする
KeePer施工店に、ケミカル、機械、道具などを販売している事業です。
その軸になっている客先KeePer PRO SHOPとは、
KeePer技研㈱が独自に設定しているコーティング技術資格1級を、
検定会で合格した技術者が、在籍している店舗であり
KeePerを高品質に施工出来る作業環境であることを条件とし、
KeePer技研がその店舗でのKeePerの品質を保証する
文字通りの「技術認定店」です。
その多くがガソリンスタンドを本業として運営し、
併設の副業としてのKeePer PRO SHOPを運営の店舗が全体の95%です。
そしてKeePer PRO SHOPには、
「入会金」も「会費」も「ロイヤリティ」もなく、
唯一「施工したKeePerの品質の維持」を約束してもらいます。
また8月と12月に年二回、
全店チェックが全営業スタッフによって行われ、
高品質のKeePer施工を施工できる環境と技術を確認します。
その時点で、品質を維持できていないと判断された場合は、
KeePer PRO SHOPの看板を没収させていただき、
ホームページ上のリストからの非表示と、
店舗情報ページも非表示処理がされます。
これは、けっこうしっかり実行されていて、
全店チェックの後は、何軒か(多い時は十数軒)が非表示になって、
改善を確認後に復活されているところを見ます。
ここの部分を厳密に実行することによって品質の維持を実現し、
広くお客様からの信頼を得られるので、
お客様の支持をいただき、
KeePer PRO SHO店舗としての売り上げを確保できるので、
評判が評判を呼び、石油元売り会社からの推奨もいただいて、
一切の募集活動もなしに、
現在の5,927店にまで成長しました。
これは直営店のKeePer LABOで学んだことであり、
この種類のサービス業においては品質の維持が最も重要であって、
最強のマーケティングでもあるようです。
KeePerの技術研修は全国13か所の専用トレーニングセンターや、
場所によってはKeePer LABOの設備を使って行われている。
研修は8種類のコースに分かれていて、
研修生は1種類のコースを受けたら自店舗に帰って練習し習熟した上で、
次のコースを選択して進む。
そして途中のステップで二級資格を検定会で取得し、
すべてのステップを終えると一級技術資格を検定会で取得する。
KeePerでは、たくさんの技術を何日か掛かりでいっぺんに教えることは、
キチンとした技術伝達にならないとして、
例えば、研修→習熟→研修→習熟・検定→研修→習熟→研修→検定、など
研修と実践を交互に行い、検定で確認する実践的な研修方法を取っています。
この何種類もの研修と検定のスケジュールは、
トレセンごとにカレンダーが作られており、
毎月発行の機関紙KeePer TIMESに掲載されて(Webでも)います。
この研修でインストラクターを務めるのが、
全員、KeePer LABOで活躍してきた店長であったりしたスタッフ達です。
実際にお客様と話をして、KeePerを紹介し、
実際に技術を使ってお客様のお車をキレイにして、
お客様の喜びを目の当たりにして、共に喜んできたスタッフたちが、
実感を持って研修をするので、これ以上の実践的な研修はないと言えます。
KeePer PRO SHOPでは、8月と12月にKeePer選手権が開催されて、
日本国中のPRO SHOPがKeePerの施工の数の競い合います。
コロナ以降、8月の夏のKeePer選手権は取りやめることになりましたが、
12月の選手権がお客様満足を競うような新しい嗜好で開催されていきます。
また、
2月の予選から4月の全国大会まで、キーパー技術コンテストが開かれます。
2月には全国13か所のトレセンなどで、
地域のPRO SHOPから自主参加の「予選」が全部で百回以上も開催されて、
約1200名の参加を持って
各県別のチャンピオンを決める県チャンピオン戦への参加を決めます。
そして各県のチャンピオンが決められます。
その県チャンピオンが4月、
一堂に愛知の中央トレセンに集まって、
それぞれの県の名前を書いたゼッケンをつけて
二日間にわたる全国チャンピオン戦を繰り広げ、
たった一人の日本チャンピオンが生まれます。
この大会は毎回、すごく感動的であり、テレビでの放映も何度かありました。
日本チャンピオンは全国のキーパー一級技術資格者の憧れであり目標です。
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