谷 好通コラム

2025年03月29日(土曜日)

03.29.「○○だから▽△して、◇■するから・・」24年前と同じ。

私の歯は、上下合わせて十数本がインプラントになっています。
2001年1月16日に、そのインプラントの手術をいっぺんに受けました。
その手術を受けた一週間後、
今日で7,334話を書き続けたこのブログ「第一話 復活の日」を書きました。
(当時、タイトルは「プレシデントコラム はじめの一歩」だったが、
途中から単に「谷 好通ブログ」となった。)

 

今日は、そのインプラント手術をしてくれた堀田歯科に行ってきました。
最初に入れて貰った日から24年と2か月余、
途中で何度か定期的に検査を受けてきましたが、
たまたま、ちょっと調子が悪くなったのがあったので、
今日治療してもらいました。

 

24年と2か月余前と言えば、KeePerが出来て全国を回り始めていた頃です。
あの頃、歯がガタガタになっていて、
活動そのものにも支障が出ていたのが、このインプラントで生き返り、
それで活動が続けられたので、
今のキーパーがあると言っても過言でもありません。

 

その第一話があるので、振り返ってみます。
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2001年1月15日
プレシデントコラム はじめの一歩
「その第一話  復活の日」

 

1月15日、歯が生えた。生まれてから三回目の歯。
乳歯、永久歯、その次の第三の歯が生えたということです。
もちろん人口の歯で“インプラント”というすごいもの。
約4ヶ月前にアクシデントがあって、
“歯が生える”前日まで、これは噛める、これはおいしそうだけど噛めない、といちいち考えながら食べていたのが、復活した。ほぼ完全復活です。名古屋の北区にある堀田歯科というところで“歯を生やして”もらった。

 

高校1年生のときに柔道をやっていて前歯を三本折って“さし歯”だったのが、それから約12年でダメになって、とうとう“ブリッジ”という状態で約17年経ち、まだいけると思っていたのだが、昨年7月にアクシデントがあった。
新発売の手洗い洗車機“快洗Jr”という機械を、専用の搭載車“快洗Jrキャラバンカー”に一人で積み込もうと思った時に、誤って、思いっきりそれを口にぶつけてしまったのです。見事にそのブリッジが折れてしまい、もうアトがありません。考えられるのは“入れ歯”。
私はまだ48歳! 目の前が真っ暗に。
本当に「この場で死んでしまいたい」などアホなことが頭をよぎったぐらいで、すごいショックでした。
しかも私は何十人のいう人たちの前で話をするのが仕事です。
仕事が出来ん!会社はどうなるんだ!

 

そんなガックリとしている時に、会社の熟年事務員さんが「インプラントというのがすごく良いらしいですよ」と教えてくれた。
「“入れ歯”に比べれば何でもいい」とワラをもすがる気持ちで紹介された歯医者さんに行った訳です。
「堀田歯科」というありふれた名前の歯医者さん。
ところが聞いてビックリ、見てビックリ、すご腕の有名な先生のようだ。
その院長先生という人が私の同じぐらいの年齢?同じような体格(ちょっと太め)で、なんとなく親しみを感じた。
“インプラント”なるものの説明を、スライドを見ながらの非常に丁寧な解りやすい説明を受けたのだが、本人の頭は「何にしても“入れ歯”だけは絶対イヤだ、すぐにでもやって下さい」の状態。でもそう簡単にはいかず、それから下準備に何ヶ月か掛って、やっと本番、昨年10月14日にインプラントの手術を受けたのです。
“インプラント”というのは、簡単にいうと、歯を支えていた骨に穴を空けて、チタンのボルトを立てて、歯を生やすというものです。

 

手術後約3ヶ月の養生期間を経てこの1月15日、無事“歯が生えて復活”。
復活してから6日目の今日、食べ物を歯で噛むという幸せをひしひしと感じているところです。
めしがウマイ!復活! 最高! (また太る?!)

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この会社と私自身の大きなターニングポイントであった24年前の恩人、
堀田先生とは何年かに一度、定期検査でお会いしてはいたが、
本格的に治療を受けたのは何年振りか、

はたまた24年ぶりか、
ぶっ通しで約2時間(定期的な検査・清掃と)堀田先生の治療を受けました。
堀田先生の治療は、
問答用の豪快と緻密、正確無比。一切の妥協無し。
「○○がどうだから、▽△をして、◇■をするから・・・」と
口も休まず、手も休めず、ちょっと間を置かねばならない時間があると、
他の先生に仕事の声をかける。
しかし不安は全くない。
まさしく正確無比、最先端の治療を受けている安心感がある。

 

24年前と同じです。

 

24年前にインプラント手術を受けてから
この会社は爆発的に大きく成長した。
堀田先生も国際的な論文をいくつも発表されて、大きく飛躍された。

 

「今日は、お酒はダメだよ。」

と言われたが、私は今日はどうしても火鍋の約束があったので、

「ビールを2杯だけ。」とお許しを得たが、

残念ながら、私はビールを1杯と焼酎のレモンソーダ割りを2杯飲んでしまった。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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