2025年04月26日(土曜日)
04.26. 其々の人にとっては自分自身が主人公だが、会社の主人公は
資本主義体制の中において、
会社の所有者は「株主」である。そして、
会社活動の決定者であり責任者は取締役(代表・社外含)で構成される「経営陣」。
会社の社会に対する価値を実際に造り出しているのは「社員」全体であり、
実は、会社活動のそのものであり会社の本体です。
その会社が造り上げた価値を選んで買い(使い)、
会社に対価を提供するのが消費者、「お客様」であり、
会社の活動の源泉であり、会社の全てのエネルギーがここから発生している。
ならば、会社の主人公と言えるのは誰なのだろうか。
「株主」「経営陣」「社員」「お客様」
それぞれが、それぞれの役割を果たして会社は成り立っているのであって、
どの要素も欠かさざるべき存在であり抜くことは出来ない。
こんな当たり前のことをしたり顔して書くものではないが、
しかし、それぞれが、自分が主人公、
或いは上位者だと思っているところが面白い。
株主は間違いなく所有者であるが、
株主自身は会社活動の価値を直接担う事は無い。
経営者は会社の活動を企画し、行動し、指示もするが、
経営者自身が価値を造り出す事はほとんどない。
会社が造り出す価値は、其々の役割を果たす社員が造り出す。
会社は社員抜きでは考えれない。
加えて
会社が生み出す価値を買い、或いは使って、
その対価である金銭を会社に提供するお客様にいなければ、
或いはお客様に選ばれなければ、
何も成り立たず、全て無用となり、存在すら出来ない。
こう考えていくと、
会社の主人公と言えるのお客様であり、
欠くことが出来ないのは社員のようだ。
株主と経営者が変わっても、
お客様は気が付かないだろうし、社員だって、その内忘れてしまう。
しかし、
株主と経営者は”個”であるが、
社員とお客様は個の集まりなので、
株主や経営者の方が自分を会社の主人公であると思いがちだ。
ましてや、
自分がその会社を創り、
株主と経営者を兼ねている場合は、
その会社は自分の作品であり所有物でもあり生活の糧でもある。
自分の思ったように動かし、気に入ったように経営し、
そこから生まれた金銭はすべて自分の物であると思っている。
その自分の金銭の中から、
働きに応じて社員に分け前を配っている。
株主にも配当という形で分配するが
そのほとんどが自分のものであり、残りも全部自分のもの。
株主は、上場してなければ、自分と自分を中心にした関係者ばかりなので、
自分自身であるのと変わらないが、
上場した場合は、
会社が個人企業から
public(公共)な法人になって、
個人の所有物ではなくなるのだが、
個人企業からの発展形の会社の場合、多くの場合、
会社とは個人の蓄財の道具でしかないという価値観から脱せられずにいる。
そんな場合
社員の士気も停滞し業績も低迷して
市場からも低い評価しか着かずに、
運が悪いと
低い株価を利したアクティビストの餌食になってしまう場合がある。
そんな話はともかくとして、
会社は所有者が主人公とも言えず、経営者が主人公とも言えない。
誰の為にあるかという観点からすれば、
そこで働く人たちの為にあり、
そこから生まれる価値を買う人、使う人、お客様の為にあると言えるのだろう。
だから、
法人であり、publicな存在であると言えるのだろうか。
株主は、この会社の所有権の何%かを持っているのだから、
その会社から生まれた価値の対価として
お客様が払った金銭から生まれた利益の何%かを配当として受け取る。
というより、
会社の原資を構成するのだから、会社の活動での役割と意味ではなく、
そもそも株主がなければ会社そのものが存在しない。
経営者は、価値を生むための会社の活動を企画し、采配して、
その過程と、結果に責任を持つ。
重要な役割なので、その能力と結果に準じた報酬を得る。
その報酬は、他の社員と比べて大きなものになる場合がほとんどだが、
それは権利として大きい訳ではなく、
あくまでも、能力と結果に準じた大きさに決まる。
だから結局、
会社の活動においての主人公とは、お客様、社員の順であり、
株主と経営者は、
その発生と存在の意味で言えば、株主、経営者の順となって、
経営者はその両方の意味を持つ。
だから、そのすべてが主人公と言える。
そして、
一番の主人公であるお客様にとって、その会社の価値とは、
すなわちその会社が造り出す価値であり、
その価値とは、
美味しさであり、
栄養価であり、美しさ、便利さ、
換金性、知識、面白さ、気持ち良さ、健康、苦痛の除去、
高揚、安心、解決、温かさ、暖かさ、冷たさ、涼しさ、快適性、などなど
数えきれないほどの価値のあり方がある。
そして、
それぞれの価値が、
いろいろなお客様にとって欲しいものであって、
金銭と交換してでも、つまり、買いたいものであることだ。
その上で、
その価値が販売される品物の中に内包され、その品物を販売するのが物販。
或いは、その価値が自分に対して造り上げられ提供されるのがサービス業。
次の話では、この「物販業」と「サービス業」について、書いてみたい。
昨日の腰の痛みは残念ながらまだしっかりあって、
私は今日一日ほとんど家にいたので、
くどい言い回しの、洗練されていない長文なってしまいました。
※一気に書いたので、不適切な言い方や正しくない解釈などがあります。
お気づきの点があれば、どうかご指摘下さい。速やかに訂正いたします。
昨日の正面の写真を撮り逃してしまった富士山を、
拡大してみたら、中々いい景色でした。
東京駅に近く、皇居に沿った植え込みに奇麗なツツジが咲き揃っていました。
昨日、新規オープンしたKeePer LABO京都 右京店の今日の日時報告です。
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本日も多くのお客様にご来店いただけました。
オープン2日目ということもあり、ご利用いただいたお客様からは
「いいお店が近くにできた」と仰っていただけています。
ご相談や今後のご予約も順調に増えております。
スタッフ一同、さらに気を引き締め、
引き続き全力で対応してまいります。
京都 右京店 吉岡 翔琉
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【本日】
実績:506,482円
来店台数:30台 (内新規:11台)(平均単価:16,883円)
(PM)2台(CF)5台(DA)4台(EX)0台
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