2025年06月21日(土曜日)
06.21. 香港の占い師が言い始めた7月5日の大地震?
来月7月5日(土)、日本に大地震が起きるというウワサがる。
事の始まりは香港のある占い師が言ったのが、
SNSで世界中に広がって、
現在円安で激増しているインバウンドに大きく影響し、
7月の来日予定がすごく減っているのだそうです。
こんな話が以前にもあった。
「1999年7の月に恐怖の大王が来るだろう」と、
ノストラダムスの大予言に載っていると評判になったことがある。
ちょっとネットで調べてみた。
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ノストラダムスが未来を先取りした医術でペストを鎮めたことや、
その予知能力を買われてフランス国王アンリ2世の顧問となったこと、
そして、彼の書いた『諸世紀』では、
パスツール、フランコ、ヒトラーや鉤十字といった歴史上の有名人や団体、
あるいはクレジット、カーマニアなどといった社会現象に関する用語が、
固有名詞入りで的確に予言されていたことが例証されている。
その上で、「1999年7の月に恐怖の大王が来るだろう」という予言について、
ノストラダムスがアンリ2世に対して
1999年に人類が滅びると語ったとする史料などを引き合いに出し、
人類滅亡を予言したものであると解釈した。
そして、環境問題、核兵器、彗星など、
「恐怖の大王」の候補とされている各説について検証を行っている。
また、その前後には、関連するという詩の解釈を行い、
1999年までに襲い来る極度の大気汚染・水質汚濁や、
大震災による陰惨な未来像を畳み掛けるように展開している。
さらに、1999年以降に生き残った僅かな人類を待ち受ける
悲惨な運命についても言及している。
最後に数ページを使って希望を模索している。
そこではまず、1999年の人類滅亡が先延ばしに出来る可能性や、
局所的な破壊にとどまり、人類が絶滅はしない可能性への希望を表明している。
その上で、ノストラダムスの予言の的中は不可避としつつも、
哲学思想として捉えたならば、
西洋キリスト教文明に対置しうる東洋思想の実践などによって
救われる可能性もあるかもしれないと説いている。
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しかし、
この予言はずいぶん評判になって、
社会的な影響まであったそうだが、結局、何もなかった。
何事もなく、
人類は地球上に繁栄し続けている。
今回の7月5日の「日本に大地震」も
たまたま
香港の、占いが当たったことのある占い師が評判になって、
その占い師が言った言葉が、あたかも信憑性のある予言として広まっている。
ということなのでしょうか。
早い話が単なるデマなのでしょうか。
少なくとも科学的な根拠のある話とは思えないので、
単なるデマと言ってしまえば、デマでしかないのでしょう。
しかし、
私のスケジュール表の7月5日(土)の欄には「うわさの日」とあります。
やはり気にはなっているのでしょう。
先日、
[NHKスペシャル]
科学はどこまで命を理解できたのか?「人体Ⅲ 果てしなき命の探求」を見て、
生命というものが、
たまたまの偶然の積み重ねだけで出来たものとは到底思えないような
緻密で複雑な仕組みで出来上がっている事を知れば知るほど、
生命というものに、神という存在を意識せざるを得なくなる。
とは、ノーベル賞受賞の科学の最先端「山中伸弥」教授の言葉だった。
人間は、今現実に見えていて頭で理解できるような理屈でだけでは
自分自身の存在を理解できないので、それを直接説く宗教に頼るし
宗教は、あるいは神秘性は、科学の知識の進歩では消えない。
だから、
「7月5日の大地震」の話でも、
香港の占い師が言い出したデマまがいの言葉だと言い切れないところがある。
99.9%根拠のない単なる占い師のデマだと思っていても、
意識としての神秘性の部分で、
0.1%は「判らない」「ひょっとして」と思っている。
だから、
自分のスケジュールの7月5日の欄に
「噂の日」と、忘れないように書いてあるのでしょう。
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