谷 好通コラム

2024年02月25日(日曜日)

02.25. 28話 一級技術資格者在籍「KeePer PRO SHOP」スタート。

2008年せっかく資格制度を造ったのだから、その資格を持ったスタッフが常にいて、優良な設備と共に質の高いKeePer施工を約束できるステータスある称号を持った”認定店”の制度を創ることになった。言い出しっぺは各務原石油㈱の酒井氏、言い出したら納得できるまで引かない人で、今でもKeePerのご意見番であり続ける。

キーパコーティングの技術に自信を持っていて、優良な施工環境があり、施工実績もある店舗を全国から30店舗選抜して最初の、KeePer PRO SHOPをスタートする。最初の30店舗が愛知に集合して、泊まり込み、これからのKeePer PRO SHOPを熱く熱く語り合って、その在り方を決めた。だからKeePer PRO SHOPは最初からみんなで造り上げてきた制度と言えるのです。しかし、それが14年後の今、6,500店舗を超す巨大なブランドになるとは、誰も想像しませんでした。

 

KeePer PRO SHOPは「入会金」「月会費」「ロイヤリティ」が何もない。約束は「KeePerコーティングの品質を絶対に守る事」だけであり、年二回の全店チェックで、その約束を守れていない店舗の看板はその場で取り消す。この部分だけを厳しく守っていく事でお客様の利益は守られることになり、お客様からの支持は高く、KeePer PRO SHOPに認定された店舗はおおむね成績が上がり成功した。その成功が次から次へと認定申請店を呼び起こして爆発的な増大を果たしました。だから、KeePer PRO SHOPは一度も募集活動をしていない。募集用のパンフレットすら無いのです。

KeePer PRO SHOPの約束はただ一つ「絶対にキーパーコーティングの品質を落とさない。高品質を実現し続けること。」だからキーパープロショップは、ら営業社員に対してのノルマも一切与えていません。これも『品質の維持が出来ない店舗』を、登録から抹消することを躊躇させないためです。万が一にでも品質が維持されない悪いキーパーコーティングが世の中に出るとしたら、それこそがKeePerにとっての命とりであり、他のキーパープロショップにも大きな迷惑になります。「数を求めず、あくまでも質を求める。」この姿勢を堅持しなければなりません。

その一号店は言い出しっぺの酒井氏が経営する各務原石油㈱の春岡通SSです。

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2024年02月25日(日曜日)

02.25. 27話.KeePerコーティング技術「一級・二級資格」をつくる。

KeePerの技術研修スクールは、お客様のお車を継続的にキレイにする技術を伝えるのが目的です。だから、一般のケミカルメーカーなどが実施する自社製品の取り扱い説明とは目的が違うので、KeePerのスクールでは「売り方」「売るためのセリフ」は一切教えません。お客様に対しての「キレイという価値」の作り方を教えるだけです。まず洗車の技術研修から始まり「車をキレイにする事」の基本知識と動作から教えていきます。

そして、すべての技術を習得すると本当にお客様の車がキレイになり、それがその場限りではなく、そのキレイさが持続させられねようになって本当にお客様が喜びます。すると実際にお客様が増えて、販売実績が上がるので「KeePerの技術研修スクール」は、全国でたくさんの人達に支持され開催の要望が増えました。そして、全国の各地にKeePerトレーニングセンターが造られ、今ではたくさんの研修生が、技術ごとに色々なコースに分けられた技術研修を受けています。(2023年、全国19トレセンで合計約56,000人が受講)

2007年.ダイヤモンドキーパーの施工一級技術資格と二級技術資格が出来る。

超寿命タイプのダイヤモンドキーパーを広めていくに当たって、従来からのKeePerコーティング技術スクールに加えて、ダイヤモンドキーパーを施工するための上級コーティング技術スクールを開設しました。更にこの技術を確かに出来るかどうかを審査検定して「KeePerコーティング・一級技術資格」と「二級技術資格」という制度を作って、それぞれの資格の検定会を全国のトレセンで定期的に開くようになりました。この資格は1私企業の1つの商品の技術を検定した資格でしかありませんが、2024年現在で約30,000人が資格者として登録され、業種によってはこの資格者が採用時に有利になっているのだそうです。

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2024年02月24日(土曜日)

02.24. 26話ドイツSONAX、ドクターピッチとの運命的な出会い

2003年、その頃、KeePerは営業を目的として「オートサービスショー」に出展中、ドイツのオートケミカルメーカーであるSONAXの日本駐在営業担当者がSONAX商品の売り込みにやって来て交流が始まった。
2004年.面白そうな商品もあったのでSONAX商品として取り扱いを始めて見るが、SONAX商品そのままではKeePerのコンセプトと日本マーケットの嗜好に合わず、SONAXのドイツの化学研究室と共同で新しいKeePer製品を開発する活動に変更した。

この時に、SONAX化学研究室の責任者Dr.マンフレッド・ピッチと出会う。Dr.ピッチは、私たちKeePerの考え方によく共感し理解してくれて、私たちの望む方向の製品を試験的に造り「数えきれないほどのサンプル」の製作し提供してくれた。⇒そして、KeePer技研内でのテストと評価・要求⇒SONAXでの改善品制作」のサイクルを続けることによって、着実に新しい独自のKeePer製品が実現していった。彼らの開発の発想と持っている材料は日本の開発とはかなり違うもので、これまでの日本のマーケットには無いKeePer独自の製品開発が出来た。この間、何度もSONAX側のDr.ピッチは来日し、私たちも何度もドイツSONAXを訪問し、開発の活動をした。

KeePer製品は、この天才肌のDr.ピッチの存在と、果てしない我々からの要求に応え続けてくれた忍耐と協力無くしてはあり得なかった。

その頃の若かりしDr.ピッチとクラウディア夫人。私のお気に入りの写真

2006年 それまでのKeePerの主力商品「ピュアキーパー」とは全く別次元の長寿命ガラスコーティング「ダイヤモンドキーパー」をSONAXで完成、洗車屋快洗隊で販売を始める。ダイヤモンドキーパーは、SiO2の無機ガラスを骨格にしているが、ソーダガラスのような固い構造を持たず、分子構造の中にスプリングのような働きをする構造を含んでいて、無機でありながら自動車の塗装と同じ程度の硬さ(柔らかさ)を持つ”低分子”の膜を形成する。すると、膜自体に相当な厚みを持たせても熱膨張差による剥がれることが無いので、膜が塗装表面の凸凹を削ることなく、埋めて平らにしてツヤを出すような、今までにないコーティングを造ることが出来た。

ミュンヘン空港からSONAXのあるノイブルグへ向かうアウトバーンからの夕陽

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2024年02月24日(土曜日)

02.24. 25話. 2001年1月 谷 好通コラムスタート「第1話.復活の日」

2000年、この時代、インターネットが普及してきて、会社たるもの自らのホームページを持つのが当たり前になり、宣伝広告にも非常に有効であることが知れてきてKeePer技研㈱でも早速インターネット上にホームページを設けた。その中で、ホームページの宣伝の為に社長のコラムのコーナーを持つのが流行っていて、2001年1月22日 会社のIT活動の一環として谷好通コラムがスタートし第一話は「復活の日」。歯が悪かった私は、この時代の最先端の医療技術であったインプラントを入れて、私自身が営業活動や研修活動を100%出来るようになった話「復活の日」なんて気負った題を着けてを書いた。

その間もKeePerの営業とトレーニングで日本全国を巡り続ける。

 

KeePerの宣伝の意味で、谷好通をさらけ出すことでホームページのアクセスを稼げればと思い、とりあえず、100話まで1日も欠かさず書き続ける事を自らのノルマとした。出張しながら書くのは非常に大変であったが、100話まで歯を食いしばって毎日書いたら、あとは自分の生活の習慣として自然に23年以上も続き、今もほぼ毎日書いている。現在6,956話。1話大体ワードで3枚ぐらいは書くので、もうすぐ7,000話だが10,000話までは多分書けない。

今現在、一日約3千、毎月約10万のアクセスをいただいている。

 

この23年間、毎日書き続けたブログ。私は、自分自身が考えたことをそのまま毎日書いた。すると、会社の人達には毎日メッセージを送る事になり、今、この会社がやろうとしていることや、どうあろうとしているのか伝わる事になって、みんなが同じような方向を向いて仕事をすることが出来ているような気がする。また、客先や関係者などにも、谷 好通とKeePer技研㈱の日々の出来事や考え方、その意味などが赤裸々に分かって、それがかえって信用されることになった。 それを意図して書き続けた訳ではないが、この会社の発展に対して結構、大きな意味を持つことになっている気がします。

 

谷 好通コラム (keepergiken.jp)

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2024年02月22日(木曜日)

02.22.急にまた寒くなった東京で3件の新店候補物件を見る。

まだ2月というのに20℃を超すような気味悪い温かさだった東京が、

今日は、突然また、2月らしい寒さに戻って、

しかも、雨が降り続き、明日からの連休中にはまた雪が降ると言います。

今年の二月は本当に厳しいですね。

そんなことばかりを言っていても始まりません。

今日は朝から、珍しく東京に出ている新店候補の物件を見に来ました。

東京の物件は、ロケーションの幅が広いだけでなく

考えなければならない要素が多いので、

どうしても見に行くことになります。

そして、特に東京の物件のコストは一様に高い。

だから、それだけ当たり外れの幅が大きく、

逆に言えば、当たった時には当たりも大きいという事も出来ます。

 

今回は3物件見て、一件は文句なしの90店、

2件目は、立地は95店だが、建物が?で、図面次第と条件が合えば85点。

最後の3件目は、立地そのものが私の理解を超えていて、

こちらから出した条件が通った時には断る理由がない。

外れか大当たりかで、やって見る価値はある。

こちらが出した条件が通れば、だが。

 

せっかく関東に来たので、KeePer LABO大宮店に行った。

一年生のやまざわ君。ミネラルオフがむちゃくちゃキレイな出来上がりだった

たかいチーフと、たかのさん。

たかいさんは当然ピンで。

ますこmgと、タカイM

実はものすごい飯野店長。

 

もう一軒、見に行った物件に近かったKeePer LABO高島平店

ふじい君、きたたさん。

わたなべ君

 

たっぶり見て、保留をした。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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