谷 好通コラム

2023年07月12日(水曜日)

07.12.レプリカの小猿と子ミミの仲良し、その後

昨日の日帰りの広島行きは、

大好きなお好み焼き(広島焼き)が食べられたので、

疲れも感じませんでしたが、今日一日の仕事が済んだら、

どっと疲れを感じます。

だから、今日はもうたくさん書くのをやめて、身近な事だけ。

 

 

先週の日曜日に買ってきた陶器で出来たレプリカの小猿と、

我が家のアイドル猫「子ミミ」が、

中庭の岩の上で仲良くしている写真をこのブログに載せたが、

その後どうしているかというと、

今朝、中庭を見たら、また同じように仲良く並んで座っていました。

 

子ミミはあの小猿のことが好きでまた仲良く座っていたのか、

あるいは、単にあの岩の上の場所が好きで、たまたま座っていただけなのか。

私達には解りようがありませんが、

その姿を見ると、思わず、

子ミミは友達が出来て良かったね。と思ってしまいます。

 

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2023年07月11日(火曜日)

07.11.お好み焼き(広島焼)を、また食べられると思っていなかった。

不純な動機での広島への出張の本来の目的であるセミナーでの講演は、

広島で一番格式があるというリーガルロイヤルホテルの最上階の会議室で、

瀬戸の海が遠くに見渡せるすばらしい部屋でした。

そんな部屋をたった10名ほどでゆったりと使ったセミナーでした。

出席者も地元の会社社長の皆さんばかりで、

決して、不純な動機で広島までやって来たとはとても言えず、

神妙に一生懸命話させていただきました。失礼しました。

 

そのあと、

不純な動機である「広島焼き」を食べに行く前に、

時間が1時間ほど空いたので、

4年ぶりに広島トレセン(広島営業所)に行く。

広島トレセンは10年ほど前に設置された古いもので、

今のスクールの需要にはとても追いつかない狭さであり、

もっと広く、出来ればLABO併設の新しいトレセンを造りたいのだが、

広島は山に囲まれた狭い土地にある街で、適切な物件が見つかりそうにない。

そう言っている間に、冷房設備の老朽化で能力が足りなくなっていて、

新しい所に移転したいと言いながらも、修理か、設備の追加を迫られている。

 

広島営業所は只今6名体制で、

広島県、岡山県、山口県、島根県、鳥取県、愛媛県を担当している。

私が行った時の営業所にはたまたま4名のメンバーがいた。

 

さとうさん、ふじた君、三戸所長、山本次長、

当然、さとうさんだけピンで

 

不純な動機の広島焼き「だいふく」は、広島駅から車で5分くらいの所にある。

よく見たら「だいふく」は「大福」であった。

営業所の残りの2名も、すでに大福に到着している。

久しぶりの門ちゃん、ふじた君、さとうさん、

むらふじ君、たちがみ君、三戸所長、

 

この「大福」には、広島トレセンが出来る前の15年以上も前から、

営業活動だけで広島に来ていた頃から楽しみに通っていた。

「大福」の隣には「ホテル ニューヒロデン」というビジネスホテルがあって

私達は広島に営業活動で来るたびに必ずそのホテルに泊まり(安い!)、

宿泊中の夜ご飯(飲み)は、必ず「大福」だった。

その「ホテルニューヒロデン」はコロナ明けを待たずに閉館となって、

今回行ったら「取り壊し中」であった。

それを目の当たりに見て、一つの時代が終わったような感慨を持った。

 

さて、お待ちかねの「大福のお好み焼き(広島焼き)」は、

私は、本当に美味しかった。

なぜそう感じるほどのものなのか、よくわからないが、

材料にしても、何か変わったものを使っている様子もないし、

造り方といえは職人技というより、どう見ても”雑”だし、

乱暴にコショウのようなものや

ガーリックパウダー、一味唐辛子?を、いかにもいい加減にかけるし、

卵や肉などなど他の具を入れるにも

まったく繊細さに欠けるのだが、

これが、私が知っている間違いなく「大福のお好み焼きの味」なのです。

 

私は、おととしの11月の手術での入院生活が1か月ぐらい続いた時、

健康を100%取り戻したら

絶対に大福に行ってお好み焼きを食べたいと、

あまりおいしくない病院食を食べながら、ブツブツ言っていたのでした。

しかし、

いざ今のように完全に健康を取り戻すと、

仕事の方が面白く、毎日毎日が充実してしまって、

あれほど元気になったら大福に、と心に思ったのに、

仕事をバリバリやっていると、どこかに忘れてしまったのです。

 

というよりも、

あの健康でなかった時は

お好み焼き(広島焼)を、また食べられると思っていなかったのです。

 

だから、今日は本当に美味しかったし、幸せでした。

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2023年07月11日(火曜日)

07.11.広島に若干不純な動機の日帰り出張。

今、広島に向かう新幹線の中です。

広島では、ある経営コンサルティング会社が主催するセミナーに出ます。

聴衆は8名だけのとても小さなセミナーです。

若手経営者が集まる勉強会的な意味合いで

こういうセミナーは、ほとんどの場合、辞退してきたのですが、

 

今回は「広島」と聞いてムラムラっと来てしまったのです。

コロナ禍もあって、広島にはもう四年間ぐらい行ったことがない。

それに、お好み焼き(広島焼き)の「だいふく」がある。

「だいふく」は近所で火事があって、周りが丸焼けになったのにもかかわらず

幸運にも、「だいふく」だけ焼けもせず、

まだ悠々とお好み焼き屋さんをやっていると、広島営業所の山本君に聞いた。

私は、ここの広島焼きが大好きで、

広島に行ったら必ず寄って、必ず「だいふく」で広島焼きを食べた。

 

それで、今、広島行きの新幹線に乗っているのは、

セミナーでの講演を口実にして

実は「だいふく」で広島焼きを食べたいだけなのではないか。

・・・・

物事にはいろんな動機があったにしても、

目的は「セミナー」での講演であって、

それを全力で果たして喜んでいただければ、

動機が多少不純であっても、それが「お好み焼き(広島焼き)」であっても、

いいのではないかと、新幹線の中で言い訳を書いているのです。

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2023年07月09日(日曜日)

07.09.「リンガーハット」「井手」「ばってん」の三つの成功を考える。

今日の昼ご飯は「リンガーハット」で、

私は「ピリ辛皿うどん(麵少な目)」でした。

一緒だった家族は「冷やしナスちゃんぽん」と「彩皿うどん」で、

 

リンガーハットに行った理由の「チャンポンの味が一番本格的だから」は、

どっかへ行ってしまったチョイスです。

 

みんなで楽しく分け合いながら、

それぞれをみんな大満足で完食です。

 

リンガーハットは「チャンポン」というマイナーな食材に特化しつつ、

日本でもトップクラスの多店舗展開に成功しつつ、

なお、

PER160倍と、投資家からとんでもなくその成長性を評価されています。

数多い外食産業の中でも大成功している会社の筆頭でしょう。

 

何がポイントだったのか。

それを考える前に、もう2つの話をします。

 

 

実は、マイナーな「チャンポン」ですが、

特化している店舗が結構ありました。

家族の中にチャンポンが大好きな者がいて、

いつもチャンポンはリンガーハットだったのですが、

インターネットで調べて「チャンポン専門店」を称する店がいくつもあって、

その中から美味しそうな店を選び、何軒かに行って食べて見たのです。

その中の一軒、

栄町のど真ん中でとても繁盛している店は

チャンポンが佐賀県の味で、うちのチャンポン好きには不合格でしたが、

別の意味でとても美味しく、

酒のつまみにとても美味そうな料理もすごく豊富で、

ここは、ぜひ「達成会」で来てみたいという店もありました。

そうでなくとも、私はまた”夜に”是非来たいと思った店でした。

「井出チャンポン」全国に13店舗展開しているようです。

https://ide-chanpon.co.jp/menu/

 

 

あるいは、先週行った店で、

ネットで「チャンポン・愛知」で検索したら

一番上に来た店「ばってん」は、

東海市にあるとあったので近くでもあるし早速行って見たのです。

それはものすごく小さい店でしたが、

とても繁盛していて、しかも合理的。

この店がとても考えさせられた店だったのです。

「ばってん」、店舗内の面積10坪ぐらいで、

スタッフは店主であろう調理する人と、

配膳をする多分奥様らしき女性の二人だけ。(パート募集中とあった)

駐車場も離れた所にある。

外観だけ見てスルーしようかと思ったが、みんなもう腹が減っていたので、

とりあえず店の中には行って見たら、びっくりした。

中にはお客様がいっぱいだったのです。

これはひょっとしたら大穴の店舗に当たったのかも知れない。期待が膨らむ。

メニューを見て感心した。

 

メニューは基本的に「ちゃんぽん」なのだが、

そのチャンポンが、

「並み(麺200g)」「大(麺1.5倍)」「特大(麺2.5倍)」「小(麺100g)」と四種、

それぞれに普通と「卵入り」「野菜大盛り」「卵入り・野菜大盛り」の四種。

つまり、普通のチャンポンだけで4×4=16種類あるのです。

 

それに加えて、

チャンポン+「かつ丼」「+卵丼」「+親子丼」「豚丼」と四種ある。

16×4=64種?

 

さらに、「かつ鍋」「親子鍋」「肉鍋」とあって、

食べる方はかなりの選択の自由(100通り以上)があって、私も迷ってしまう。

この時、私は「ちゃんぽん(小)」と「親子鍋」を選んだ。

 

これは考えてみると、すごい。

メインのチャンポンは1種類だけで、麺の量と野菜の量、卵の入り否で、

16種類の選択肢を造ってしまい、

卵と鳥肉と豚肉とカツを用意するだけで

100種類以上のバリエーションを造ってしまった。

 

比較的狭い店舗で、

たった二人だけで、

用意する食材は最少に済ませ、

これ以上ないほどの効率の最大化を図り

しかも自店のサイトをSEO対策か何かで検索一番トップに出していて、

お客様の来店を稼ぎ、来てくれたお客様には

単純な組み合わせで、100種ものお客様の選択肢を作り出して楽しませ、

レピート率を確保する。

しかも、その店舗が自宅だったら、

この「ばってん」は半端な利益ではないはずだ。

もちろん、

「チャンポン」は美味い。

 

このような個人事業主で、

実に合理的な効率化を実現して

利益のしっかり出る経営をしている人は、たまにではあるがいる。

頭のいい人だと思う。

 

大いに参考になる。

しかし、この手法では「成長」「拡大」がない。

我々が本当に学ばなくてはならないのは、やはり「リンカーハット」だろう。

 

ちなみに、チャンポン大好きの我が家族は、

「チャンポン」はやっぱりリンガーハットが美味しいと言う。

(私にはその違いが分からないが)

だから、今日またリンガーハットに来て、

しかも、目的の「チャンポン」そのものではなく、

本人は、夏メニューの「冷やしナスちゃんぽん」をワクワクで頼み

私は「ピリ辛皿うどん(麵少な目)」で、

一緒だった家族は「彩(いろどり)皿うどん」を楽しく注文して、

とても美味しく平らげた。

 

私達も、リンガーハットには学ぶところがとても多くあるようだ。

今日の日曜日、日本国中のKeePer LABO店舗から、

すさまじいまでの実績報告がいっぱい来ている。

しかし私たちは、だからこそ、

リンカーハットなど尊敬すべき先輩たちから

もっと、もっと多くを学ばなくてはならない。

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2023年07月09日(日曜日)

07.08.ハリソンフォード(80)主演、最後の「インディージョーンズ」

映画「インディジョーンズ」シリーズは、

ジョージ・ルーカスの制作とスティーブン・スピルバーグ監督で

1作目『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』が、1981年に制作された。

(KeePer技研㈱の創業会社㈱タニは1982年に始まった。)

この会社と同じような歴史 (長さだけは) で、

私は勝手に親しみを感じている。

 

主演のハリソンフォードは私より約10歳上なので、

私が71歳の今、彼も80歳を越している。

いつ、死亡ニュースが続いてもおかしくない一人であった。

 

そのハリソンフォード(80)が主演のインディジョーンズが

また新作をだしたというので、

私は80歳になったインディがどんな映画になったのか興味津々で見に行った。

多くの80歳老人は寝たきりになっていて、

手厚い介護のもとで生きているだけの場合が多い。

 

第5作目「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル|は、

映画が始まったとたんに物語の何十年か前のシーンから始まり、

そこに出ていたインディは37歳の設定であり、

若々しい見慣れたインディが出てきて、びっくりした。

しかも、場面は新しいもので過去に撮られたものではない。

私は80歳がこんなに若々しくいるなんて奇跡だと思ったのです。が、

後でネットで見たら、

最初の何十分かのシーンはデジタル加工が大胆に施されていて、

デジタル加工でインディがすごく若く見えるような処理がしてあるとあった。

そりゃそうだろうとも思いながら、

デジタルはあらゆる画像処理が出来てくるようになってきて、

極端な話、人間の俳優が不要になるのも遠くない未来だと思った。

 

もちろん、

デジタル処理に若返らせたインディの登場は、最初の何十分だけで、

大半の部分は、きちんと80歳のハリソンフォードのインディであった。

 

その80歳のハリソンフォードは、

場面の中で上半身裸になったりして、

確かに80歳を感じさせるような肌ではあったが、

鍛えているのか、まだちゃんと筋肉もあって立派なものであり、

思わず尊敬してしまうぐらいだった。

私も一応、毎日、筋トレはやっているが、

それを帳消しにするくらい、だらしなく飲み食いをしてしまうので、

ダメだ。まだ71歳なのに完全に負けた。

 

そんなしょうもないことを思いながら、

最新作「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」は、

前作までのインディ・ジョーンズと同様に激しいアクション映画であった。

もちろん、激しく動いている場面はスタントマンが演じていたが、

ハリソンフォードは80歳の老いを全く感じさず、

影武者とデジタルに助けられながらも、立派にインディを表現していた。

 

それにしても、

こんなのを観ると、

世の中のジイさんたちは、

「俺もまだやれる。」と、ムラムラっと来るのだろう。

 

世の中の自分においを感じ落胆しているジイさんバアさんは、

80歳のハリソンフォードを見ていくといい。

元気と勇気が湧いてくるかもしれない。

 

あるいは、

周りから「もうそろそろ、おとなしくしてくれないかなあ」と

思われている元気過ぎるジイさんバアさんには、

元気に火を注いてしまうかもしれないので、

80歳のハリソンフォードは、見せない方がいいかもしれない。

 

私はたぶん後者なのだろうと思うが、

もう観てしまったので、

もう元気に火が着いてしまったので、

「もうそろそろ、おとなしくしてくれないかなあ」と言っても

もう遅いのです。

 

私はこの絵が大好きです。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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