2023年07月01日(土曜日)
07.01. Happy New Fiscal Year! 新年度、おめでとうございます!
英語に超堪能な山下CFO(最高財務責任者)が、
KeePer技研株式会社の新年度スタートを祝うメールを
Happy New Fiscal Year!(「あけましておめでとうございます」ではなく、
「新年度おめでとうございます!」です)と、
全社MLで送っていたので、
早速パクって・・ではなく、
私は早速”学んで”、今年度初の私のコラムの表題にいただきました。
昨年の8月に出した三か年中期経営計画では
この新しい2024年6月度は、
昨日で終わった2023年6月度に対し
KeePerラボ運営事業と、KeePe製品等関連事業ともに
売上において120%、利益において120%、
ほぼすべての項目に渡って、120%つまり20%の増収増益を計画し、
KeePer LABOの新店は15店舗を約束しています。
しかし
あえて言うと、
この計画の数字は「目標」ではなく「予想」に近いものなのです。
2023年6月度1年間で仕込んできた
車以外の用途に対するKeePerや、
海外に対する店舗開発などの新しいビジネス、
夢とも言えるものは、この予想の中には組み込まれておらず。
今すでに走っているビジネスの要素と、予定のLABO新店が
今年一年かかって実現し成長すると、ここまで行けるはずだと予想された数字です。
だから、この中期計画の数字は「夢」ではなく、
「予想」あるいは「予定」とも言えるものなのです。
まだスタートしていないものまで数字の中に入れるのは、
「実現したらいいなぁ」の夢であっても計画ではないので、計画に入れない。
というのも
私はもともと夢を見ないのです。
見たいとは思うけど、ほとんど見たことがありません。
私は寝つきが極端にいいので、
夢を見る隙がないまま眠ってしまうのです。
だから「夢」というものをまず見ない。
普段、このコラムを夜10時から書き始めてから
夜12時をまで(その日の内)に書き終えてから寝るが、
布団に入って何も考える間もなく、ほとんど瞬間的に眠りに入る日常です。
学生の頃はたしかに「夢」を見ていた記憶があるのですが、
いつの頃から瞬間睡眠になって
「夢を見ない男」になってしまったのか、よく覚えていません。
睡眠の「夢」と、
事業の「夢」とは全く関係ないようですが、
私はそう思っていなくて、
事業とは必ず、私達が作り提供する付加価値を
「買う」という形で受け取る「お客様」という存在が何らかの形で必ずいて、
BtoBのビジネスでも、toBの先に必ずお客様がいる。
だから、私たちが自分の欲求や妄想から見る「夢」は、
お客様には関係のないことなので、
私の個人的意見ですが、
私は、事業に自分の「夢」を持ち込むべきではないと思っているのです。
新年度の初日に際して、
変なことを言い出してしまいましたが、
私自身も、本当は「夢」を見たいとは思っているのです。
しかし事業の上では、
そんなことは放っておいて、
突拍子もない飛んだ発想で、
さらなる価値を創出しながら、
計画と綿密な予定で、より俊敏な実現力を発揮して、
事業をより価値ある存在として成長していく未来を、
全力で目指したいと思います。
たぶん今期の主人公になる「フレッシュキーパー」
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2023年06月30日(金曜日)
06.30.2023年6月期決算直前の今日、土壇場でLABO”3新店舗”開店。
今日は2023年6月期の最終日、
会社にとって総決算の日ですが、その当日に、
ドタバタとLABO伊勢原店、LABO福生店、LABO東大宮店がオープンした。
前日の昨日29日、LABO用賀店がオープンし、
そのまた前日の一昨日28日には、LABO秋田店がオープンした。
だから、
三日間で5店舗ものLABOがジタバタとオープンしたことになる。
しかも、しかも、その一週間前の6月22日にはLABO各務原店が、
さらに、6月9日にはLABO武蔵村山店、
5月31日にはLABO松山インター店がオープンしているので、
この約一か月の間になんと、8店舗ものKeePer LABO新店がオープンした。
この8店舗は、すでにかなり前から計画され、
建設に向けて準備し、一生懸命に建設して、
半年間かけて順番にオープンしていく予定だったものが、
それぞれが別の色んな事情があって、
こんな風に短期間に集中して、オープンすることになってしまった訳で、
何らかの意味があって、オープンを集中した訳ではない。
だから、
この8店舗は期末直前のオープンなので、
売り上げ的には、
今期に対しての貢献は全くなかったと言っていい。
逆に来期においては、
2024年6月期が始まった最初からまともに売り上げが立つ訳だから、
来期においては最初から全面的に数字が生きて貢献かる事になる。
とりあえず、
中期三か年計画初年度のLABO新店12店舗の約束を果たす事は出来た。
とりあえず、とりあえずではあるが、12店舗オープンで、
世間に対しての約束を果たす事が出来たことは
全員が本当にホッとしています。
それに、
前年の5月26日に放映された「カンブリア宮殿」の効果の来店ラッシュで、
前年6月の前々年比が全店で152%、既存店で143%という
とんでもない実績が出ていたので、
今年の6月は、
その前年を越すことすら至難の業とも思われたのに、
この一年間のリピートの積み上げが実ったのか、
何とか自慢できる所までは持って来れたことも併せて、
今日は、充実した決算前日の夜であった。
今日オープンした3店舗から、
開店後の写真がたくさん送られてきたので、
まとめて載せたいと思います。
まず、KeePer LABO 伊勢崎店。
KeePer LABO 福生店。
KeePer LABO 東大宮店。
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2023年06月29日(木曜日)
06.29.採点の公平と、採点ポリシー。LABO用賀店とメキシコより
KeePer技術コンテストの競技には、
これが全日本クラスともなると
必ず新聞やテレビ局の取材が入るようになりました。
一昨日のアポロステーションキーパー技術コンテストにも、
テレビカメラが3台と業界新聞が5紙も取材に来られていました。
しかし、その取材の皆さんや応援に来られている皆さんから
「競技を見ていても、何が上手いのか、下手なのかよく分らない。」と
よく言われます。
確かにその通りで、
初めて見た人がKeePerの施工作業全体を見て
施工者の技術が上手いかどうかの区別が簡単に着くはずがないでしょう。
上手いかどうかは、
KeePerコーティングがきちんと品質高く仕上がる為には
必要な動作が一つ一つ出来ているかどうかで変わって来るので、
各段階一つ一つの動作に対しチェックすべきポイントを
細かく採点しているのです。
だから多分、
皆さんが思ってみえるより「デジタル」に採点しているのです。
作業として高品質が出来上がるポイントが全部クリア出来れば、
競技得点は156点。
これが高品質施工に必要なすべての点数とも言える。
KeePer技術コンテストでは155点を予選の通過ラインとしている。
でも満点は170点であり、
その差14点は「上手いっ!」の領域なのです。
「上手いっ!」とは、動作が確実に出来ている上に、
車の持ち主・お客様が「この人に施工してもらって良かった。」と思うような
動きの滑らかさ、とか、
ボディの細かな凹凸とか形状に気配りされた手首の動き、あるいは角度、
あるいは塗布スポンジのボディに対する密着感など、
156点までがデジタルに対して、
残りの14点は、感覚的なアナログの領域の採点になるのです。
だから、
施工を受けている車の持ち主が感じる領域とも言え、
「上手いっ!」の領域と言っています。
KeePerコーティングは、それがどんなKeePerであっても
高い品質で施工されねばならず、
それに必要な要素100%が156点であり、隙のない仕上がりと言ってもいい。
採点表もそれが満点(5点と3点で構成。)と、なっていて、
ここまではきちんと練習すれば比較的簡単に行き着けるが、
「上手いっ!」の14点分は、(7項目に7点枠が設定。)
体の柔らかさ、手首のしなやかさ、気配りによる指先の微妙な圧力の変化など、
やはり感覚的な「上手いっ!」であり、その人のセンスに左右される。
この7点枠を2つ取れれば160点であり、
そして、県大会などからは、この160点以上からの勝負となる。
県チャンピオンは163点or164点は欲しい。
これがさらに全日本大会になると、170点にどこまで迫るか、
或いは170点を取ってしまわないと日本チャンピオンを取ることは出来ない。
今年の大会では予選ですでに169点が二人も出ている程のハイレベルだ。
しかし予選段階では、
上手い選手もあらゆるレベルの選手に混じって競技するので、
その上手さが目立って見えて高得点が出やすい傾向があります。
だから、
予選で最高得点を出した選手が
日本チャンピオン戦本番で勝つとは、まったく限らないのです。
そして、
施工技術を判定する「審査員」も、
156点まではデジタルなので間違いはないが、
14点部分はアナログな要素が加わるので、
その採点の仕方は難しく、審査員によって差が出てしまうところでもある。
だから、その差が出ないように、
たとえば、
一昨日のアポロステーションキーパー技術コンテスト全日本大会では、
前日のうちに全国から、
営業所の所長である審査員が集まって来て、
特に「14点部分の”目線合わせ”」を、前夜、遅くまで全員で真剣にやっていた。
出場者の技術を採点させていただく責任を、
みんなそれぞれ重く受け止め、冗談一つでない真剣な”目線合わせ”であった。
今日は、KeePer LABOの新店「LABO用賀店」がオープンしました。
世田谷に近い超好立地のLABO用賀店だけあって、
なんと、初日から56万円の実績報告でした。
末恐ろしいLABO店舗が出来たようです。
もう一つ、メキシコに出張していた矢島部長が
メキシコシティでの店舗候補の物件の写真を送ってきました。
標高2,000mで、KeePerの施工が久しぶりにキツカッタとぼやいていました。
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2023年06月28日(水曜日)
06.28.さらに盛り上がる全国技術コンテストに身が引き締まる思い。
「勝手にキレイ」のフレッシュキーパーが、
KeePer PRO SHOPで販売されるようになってから約半年経ち、
全国ネットでのテレビコマーシャルも4月から始まった。
フレッシュキーパーは、
雨が降ったら車がキレイになるから
面倒な「洗車」をする機会が激減する。
という、便利な「実用品」として、
車好きが集まるKeePer LABOよりも、
全てのドライバーが来店するガソリンスタンドが多いKeePer PRO SHOPで、
フレッシュキーパーはより多く販売、施工されるであろうことは、
ある程度、事前に分かっていたつもりだった。
しかし、
いざフレッシュキーパーがKeePer PRO SHOPで販売され始めると、
それは我々の想像を越した勢いでたくさん販売され始めました。
さらに4月からのテレビコマーシャルが始まると
その勢いに拍車がかかったように、
さらに多くの施工が行われるようになっているようです。
フレッシュキーパーに使用する特徴的なケミカルの出荷数が
従来のKeePerコーティングに使用するケミカルの数を超え、
今も増え続けています。
KeePer PRO SHOPに最も多いガソリンスタンドで、
特にその傾向が強く出ているのです。
そんな背景もあってか、
今年の第8回全国KeePer技術コンテストは、
今日現在、3,668名の予選参加申し込みを頂きまだ増え続けています。
もちろんコンテスト始まって以来、
新記録となる参加者数での盛り上がりです。
約150回開催される「予選」が7月中旬に終わって、
県チャンピオン戦が9月に始まり、
全日本チャンピオン決定戦は10月18日、19日に開かれます。
それに先立って、
KeePerに熱心な企業別に、独自のKeePer技術コンテストが盛んで、
昨日は、日本有数の石油元売り主催の技術コンテストが開かれました。
アポロステーションキーパー技術コンテスト全日本チャンピオン戦。
アポロマークの全国の腕自慢が、
各地での「予選」の激戦を勝ち抜き、
(昨年のKeePer全日本戦に出場した選手すら落ちていた。)
全日本チャンピオンを目指してこの大府の中央トレセンに集った。
その出場者たちの技術得点を事前に見たが、
全KeePer施工店で開かれる技術コンテストに何ら遜色のない点数揃いで、
間違いなくハイレベルでの戦いになる。
決勝戦の前日、すさまじい数のイスが会場いっぱいに用意された。
決勝出場選手21名に対し、
全国の各企業、各カンパニーから応援団がその4倍の人数来られると聞いた。
選手と合わせて100名を越すらしい。
決勝戦当日。圧倒的な数の人達で、熱気ムンムンです。
出光興産本社の役員の方が開会のご挨拶をされた。
出場選手、第一班の方々の紹介と挨拶。緊張ビリビリである。
いよいよ競技開始、まず最初は「爆白」。
いよいよ本番のKeePerコーティング施工。
応援の皆さんが熱心に注視する中の競技は本当に大変です。
全ての作業が終わると、大緊張の品質堪忍。この段階で泣いた選手は数えきれない。
第2班の競技が始まり、また緊張の施工に全員が取り掛かる。
1班と2班の競技がすべて終わり、採点の結果発表。
栄えある全日本チャンピオンに輝いたのはエザキ株式会社の小澤選手。
愛知県の選手です。
立派な「優勝旗」の初代獲得者です。
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2023年06月27日(火曜日)
06.27.カメラを会社に忘れた上にDr.ピッチのジンがもうすぐ無くなる。
今日は、本社1Fの中央トレセンで、
ある大きな会社のKeePer技術コンテスト全国大会があったので、
勇んでカメラでいっぱい写真を撮り、今日ここに書こうと思っていたのに、
夕方からの3つのミーティングをあと、飲みに行くことになって
酔っぱらって帰ってきたら、
コンテストで撮ったカメラを会社に忘れてきてしまっていて、
帰宅した今、写真が一枚もなく、
とってもエキサイティングな大会で
書くことはいっぱいあるのだけれど、写真無しで書くことも嫌なので、
このことについては明日、じっくりと書きたい。
その事とは全く別で、
先月ドイツに行った時ドクターピッチからプレゼントされた手製の「ジン」が、
すごくおいしくて、少しずつ飲んで楽しんでいたが、
残念ながら、そろそろなくなってきた。
外で飲んで帰ってからの家で「ジン」ショットグラス一杯が大好きだったのに、
ほとんど毎日飲んでりゃ、
無くなってくるのは当然ながら、
何故かもの凄く悲しい。
人の寿命が尽きていく時のように、ジンの瓶が空いてくる。
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