谷 好通コラム

2023年08月20日(日曜日)

08.20.日曜日に考える事。特に「純水手洗い洗車」

昨日の土曜日、午後から、

名古屋駅の近くの貸会議室で、

この地方の個人投資家の集まりに出席して、IR(投資家向け広報)をさせていただいた。

会場に約50名、オンラインで約70名。大勢です。

しかし、会場は和気あいあいとしていて、

最初の私の話の部分も約30分、思い付くままに話させていただき、

質問もいっぱいいただいて、失礼かもしれないが、私は大変楽しかった。

若い投資家の人達からの質問は、

いつもの機関投資家の方からの質問とはちょっと違っていて、

中には、なるほどなぁと感心させられるようなご質問もあり楽しかったのです。

しかし驚いたのは、KeePerコーティングのユーザーの方もいっぱいいて、

KeePerユーザーとしての質問もあったりして新鮮だったのです。

そして、

すべてが終わるまでに約2時間と長丁場だったのですが、

私自身楽しく、面白かったのであっという間に終わったような気がします。

しかし、熱心に2時間近く一生懸命に話をすると、

さすがに71歳、くたびれました。

そのあと、事務所に戻って、

もう一つ大切なお客様との会議があってから、

珍しくお客様と食事をしました。もちろん冷えたビール付きです。

くたびれていたこともあってか、ビールがうまく、

少し飲み過ぎました。酔っぱらって、昨日はコラムも休憩です。

 

土曜日に仕事をすると何か得をしたような気がして、好きです。

 

しかし「暑さ寒さも彼岸まで」と言って、

これから着々と暑さが緩んでくるはずなのですが、

天気予報を見ると、

まだまだ35℃以上の猛暑日があと何日もあるようです。

元気な若い子たちも、少しずつスタミナ切れになりつつあるようで、

実績報告の言葉にもわずかにそれを感じます。

ちょっとバテてきているかもしれません。

 

夏はKeePerコーティングの作業は、

エアコン・断熱が整っているコーティングブースで作業するのでいいのですが、

“洗車”はやはり外での仕事になるので、

夏のシーズンはなかなかキツイ仕事になります。

 

よく、お客様とか外の人から

「洗車は”水”を使うので「夏」は良くて、「冬」の方がツライのでしょ。」

と、言われますが、

それはむしろ“逆”なのです。

私達の「純水手洗い洗車」は、

手が水に直接触ることはほとんどないので、

夏はまともに暑くて結構ツラいですが、

冬は体を動かすのでホカホカして寒くないのです。

 

しかも、KeePerの「純水手洗い洗車」はなかなか手が込んでいて、

お客様の愛車と環境に気配りした機器と材料と作業で出来ています。

 

0.前作業でタイヤと下回りを洗う。

1.専用の快洗Jr.5の.水スプレーを比較的低圧でかけ、
2. 快洗Jr.5のムースガンで密度の濃い、環境に影響のない泡ムースをかけ、

3.オーストラリア産高密度羊毛で出来たラ・モップを手にはめてタッチアップ。

4.汚れがボディから泡に混じったのを水スプレーで流し、

5.特製の純水機「快洗RO」で漫勉なく純水をかけ水道水のミネラルを落とす。

5.柔らかいプラセームで水減らしをして、

6.吸水力抜群のオリジナルタオル「快洗Taoる」で、丁寧に水滴を拭き上げる。
7.タイヤのゴム組織を壊さず、傷めないタイヤWAXを全輪に塗る。

 

さらにLABO標準の「Bコース純水手洗い洗車・プレミアム」は、

6.の拭き上げ段階で、

・ミネラルを取っていくような「ミネラル取り拭き上げ」をします。

※特にKeePer”未”施工車は、

大抵、ミネラルが多く付着しているのでこの段階が大変な場合があります。

KeePer施工車はミネラルが付着しづらく、頑固な水シミになりません。

(KeePerの特許登録済みの技術)

加えて、

ステップ仕上げとか、

運転席の掃除機かけとか、ホィールクリーニング

アンダーウォッシュ、

下回りのピッチ取り、など、

細かい部分のクリンアップがあるので結構手間をかけて作業します。

 

特にKeePerコーティングが施工されていない車は、

KeePer施工車と比べると、汚れの着き方がぜんぜん強いので、

3.のタッチアップの手間がまるで違っていて、労力も相当違っています。

KeePer施工車は触るだけでスルッと取れるのに対して、

“未”施工車は、結構、ゴシゴシとこすり洗う感じになります。

 

ご自宅で、ご自分の手で洗車をされる方が、

KeePerコーティングを施工した後、洗車回数が減るだけでなく

「洗車がすごく楽になった。」と、よくおっしゃいます。

 

当社の新年度となる7月から、時勢もあり、社会の要請として

全従業員(社員。アルバイト。パート。)が、ベースアップとなりました。

洗車は、材料を使う部分は少なく、

コストのほとんどが人件費であり、その率が高いので、

価格の見直しが必要となって来ています。

 

 

Posted   パーマリンク

2023年08月18日(金曜日)

08.18. 種の違いを超えて平和はあるのだから、

“愛”とは、相手の幸せを願う気持ち。と、学んだ。

他の幸せ(相手の幸せ)を願う気持ちが”愛”だというのならば、

愛される側とは、自分の幸せを願われている存在だということになる。

だから、幸せを願われている存在は、

きっと間違いなく幸せそなのだろう。と思う。

ならば、

愛されているから愛するのか、

愛するから、愛されるのか。

 

私はこの光景を見て、

どっちも正解なんだろうなと思いました。

こんな無防備であり、許し合えるところには必ず平和があります。

毎朝の我が家の自慢の光景。

 

火曜と金曜に来る「筋トレのお兄さん」が大好きな二匹。子ミミとリンダ。

ここにいないチーちゃんは、

この前に、抜け駆けして、

一人だけでお兄さんに甘えているのです。

チーばあちゃんは若いお兄さんが大好きなので抜け駆けするのです。平和です。

 

 

年内オープンの新店LABO岡山店(仮称)の看板プランが送られてきました。

新店LABOは常に無いと酸欠になりそうです。

今期は、ぜひコンスタントに新店をオープンさせていきたいと思うのです。

 

 

台風7号に翻弄されたお盆連休の後、

まだ少しの間、猛暑が続くと天気予報は言っていますが、

空はすっかり秋空を思わせます。

Posted   パーマリンク

2023年08月17日(木曜日)

08.17.苦手な休みが終わって、大好きな仕事が始まった。

「私は仕事が大好きだ。」と言うと、

人からは「会長(私の事)は仕事が趣味なんですね。」と言われますが、

そうではありません。

仕事はあくまでも趣味ではなく、仕事は仕事であり、仕事が大好きなだけです。

私の趣味は仕事ではありません。

しつこいですが、仕事としての仕事が大好きなだけなのです。

そして、お休みや、遊びがすごく苦手なだけです。

 

このお盆の連休は、世間的には

11日(祝),12日(土),13日(日),14日(月・盆),15日(火・盆)の5連休ですが、

11日は営業責任者会議、12日愛知のLABOに行き、13日は富山に日帰り、

と、ここまでは良かったのですが、

14日、15日と、台風も来たのでとうとうやる事が無くなった。

苦手な無為な時間が過ぎるばかりで、

PCで何か書き始めるしかなくなり、しかし、こんな時に書くと、

ネガティブなことばかり頭に浮かんできて、

なんと二日とも連続で、「餓死」にまつわるネガなことを書いてしまった。

珍してことです。

しかし、今日で、投資家との対話IRを禁じるサイレント期間が開けて

機関投資家からのIR取材が嵐のように続く日々が始まりました。

今日一日のIRは4件、明日も4件、その間に少しずつ通常の仕事が入って、

こんな日々が約ひと月ぐらい続きます。

特にここしばらくは海外からの初IR取材が多く、

かなりの集中力を持って対応しないと、

うまく説明することが出来ないので、

普段のいつもの人からのIR取材より、かなり疲れます。

 

しかし、明らかに、楽しい。

 

反対に台風であまり外に出歩くことも出来ず書くと、

ついつい、内容がネガティブになって被害っぽくなってしまいます。

 

しかし、仕事が激しいペースで始まると、

嘘のように自分がポジティブになっているのに気が着きます。

 

 

ふと考えて、

先日オープンしたLABO福生店は、米軍横田基地に近く、

福生の町の商店には、必ず英語の併記がある事を思い出しました。

LABO福生店の表の看板だけでも、早速、英語の表記を足すことにしました。

Posted   パーマリンク

2023年08月16日(水曜日)

08.16.スズメを殺しまくって1,500万~5,500万人の餓死者。

昨日は日本軍の敗走に伴って100万人レベルの餓死者がいたと書いたが、

そを遥かに上回る1,500万~4,500万人もの餓死者が出た歴史が

中国にあった事を知った。

中華人民共和国の毛沢東が主導した

農作物と鉄鋼製品の増産政策「大躍進政策」で、

そのもっとも愚かな政策として「四害駆除運動」があって、

駆除すべき害獣の筆頭として米を食うスズメを撲滅する運動があった。

その運動は徹底していて、中国中のスズメが一時絶滅状態になったという。

 

それで、米が増産になったかというと正反対で、

スズメがいなくなると、

スズメの食糧であったイナゴやバッタなどの虫が爆発的に大増殖して、

施策の目的とは正反対に、

コメの収穫は”激減”したという。

 

生態系という初歩的な概念すら持たない幼稚な愚策のせいで、

中国の人々は数千万人も餓死したという。

それを「中華人民共和国大飢饉」と言うらしい。

 

この「「中華人民共和国大飢饉」」をWikipediaで、見てみると

—————————————————————————-

中華人民共和国大飢饉 三年大饥荒

国 中華人民共和国 地域 中国本土

期間 1959年–1961年 総死者数 1500万人–5500万人

起因 人民公社・大躍進政策などの政策によってもたらされた、

中国で最も壊滅的な大災害とされる。

 

 

何とも恐ろしくもすごい。

独裁的な権力者の前には、人間の尊厳なんて、どれほど軽いものなのだろうか。

Posted   パーマリンク

2023年08月15日(火曜日)

08.15.  8月15日、終戦記念日に思う。

8月15日は、

太平洋戦争を含む第二次世界大戦の中で、

日本の政府が、日本が負けたことを認める無条件降伏を受諾した日。

それによって日本国民にとって戦争が終った日。

だから、

日本を支配していた政治・官僚・軍人など権力者にとっては「敗戦」であるが、

家族の集まりである日本国民にとっては

やはり、8月15日は「終戦記念日」だったのではないでしょうか。

 

 

ネットで関連の記事を探していくと色々なことが載っている。

————————————————————————

この戦争で日本軍の死者は、

軍人・軍属を合わせて約230万人。(民間人は約80万人)

ソ連は1360万人、ドイツは325万人と多数の死者が出たが、

日本軍の死の内実は欧州戦線とは大きく異なる。

死者の9割は、ガダルカナル島敗走の1944年以降に絞られ、

さらにその死の半数ほどが病死、とくに餓死が占めていた。とある。

 

また別の記事によっては、

————————————————————————

「年次別の戦死者数を公表している岩手県のデータなどから推計すると、

軍人・軍属の87.6%は1944年1月以降に亡くなっていました。

問題はその死に方です。

戦争ですから、多くの人は戦闘で命を落としたと考えるでしょう。

でも、日本軍は1944年以降、戦病死者が多く、

ある中国の連隊の史料では戦病死者が戦没者に占める割合は73.5%にもなり、

実際に全戦没者で見れば、この数字より多い可能性が高いです。

その戦病死の中身も、栄養失調による餓死、

あるいは栄養失調の果てにマラリアに感染というケースが多い。

餓死の比率は61%や37%などの説があり、確定はしていません。

 

また、別の資料には

—————————————————————————–

(一九四四年)四月ごろから急に栄養失調症が増えて、

栄養失調による死者、すなわち餓死者が出始めた。

マラリアにかかると四〇度の高熱が出てそれが一週間ぐらいつづく。

それで体力が弱まったところへ食糧がなく、極度の栄養失調に陥って、

その後は、薬も食事も、ぜんぜん受け付けない状態になって死んでゆく──

それが典型的な餓死のコースだった>

(『ソロモンの陸戦隊 佐世保鎮守府第六特別陸戦隊戦記』)

 

 

死んだ日本兵は、

戦って死んだのではなく、その多くは”餓死”であったことは一層悲しい。

米軍の爆撃(原爆を含む)で死んだ民間人の数より、

南洋に島々で苦しみ抜いた挙句惨めに餓死した兵隊の数の方が多かったとは、

より惨めで、悲しく、悲惨極まりなく

そんな事態に陥れたエリート集団である参謀などの軍指導部が憎い。

 

彼らエリート達は、

現場をまともに見ることもなく、

戦略的な自分の保身と面子の為に、

残された兵隊たちに「敵に投降して生きる。」許可を与えればいいだけだったのに、

無駄な行軍を続けさせ

百万人を超える同胞の悲惨な餓死者を作り出したのは、

これこそまさしく戦争犯罪と言えるのではないだろうか。

 

飢え死にするしかなかった兵隊たちは、

なぜ逃げて、捕虜となって生き延びることを選択しなかったのか。

飢え死にするしかない絶望的に勝てない状況の中で、

なお行軍を続け、飢え死にするしかなかったのか。

1941年1月に東条英機陸軍大臣が発した『戦陣訓』が大きな理由です。

それは『生きて虜囚の辱めを受けず』と

捕虜となることを固く禁じていたのです。

 

その為に、追い詰められた場面で

捕虜になることを潔しとせず自殺した兵隊の数は、

実は戦闘による戦死者より多いそうです。

もっと悲惨なのは

負傷して動けず、捨てる陣地に置いていくしかなくなったら、

彼らを捕虜にしない為に多くが「処理(薬で殺す)」されたのだそうです。

 

太平洋戦争は約130万人の戦死者と自殺者を出したと同時に

原爆を含む無差別殺人爆撃で

約80万人の民間人の死者を出し、

軍上層部の愚策・悪策で、約100万人あまりもの餓死者を出した。

国民にとって悲惨極まりない戦争であったようです。

 

だから、8月15日は、国民にとって「敗戦」ではなく、

「終戦」の方が相応しく思えるのです。

 

そんな話を読めば読むだけ、

平和な今の世の中で、

私たちはこの平和が、

当たり前にただ与えられているものではなく、

素晴らしいものとして、感謝しなければならないでしょう。

 

そして、1,000人もの仲間たちを有する事業を主催している者として、

いつ何時も、決して現場を忘れることなく、

決して、仲間を飢え死にさせてしまうような

大昔の軍指導部のような勘違いからの愚かさを持たないことだ。

この会社は約職の上から下まで、

その人間としての価値に寸分の上下の差もない、同じ人間であることを忘れない。

Posted   パーマリンク

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2025年11月
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    30  
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.