谷 好通コラム

2023年03月20日(月曜日)

03.20.ずっと梅だと思っていましたが、どうも花桃のようです。

自宅の近所に、百坪ぐらいの畑があって、

そこには、毎年春に素晴らしくきれいな花が咲く木がいっぱい植えてあります。

それは持ち主が、自分が見る為にだけではなくて、

みんなに見てもらいたいという暖かい気持ちを感じます。

この時期、毎年、この畑の前の道を自然に通ります。

でも、私はこの畑に咲いている花を「梅」だと思っていたのですが、

人の話だと、どうもこの花は「花桃」らしいのです。

 

私はどうして勘違いしてしまったのでしょう。

たぶん、誰もその勘違いを否定しなかったから、

それが正しいと思い続けたのでしょう。

人は、自分の勘違いを自分で正すのは、至難の技なのでしょうか。

人は自分で自分を否定することはとても難しいようです。

人から無駄に自分を肯定されると簡単に勘違いに入り、それに気が着きません。

私たちは、

たまたま置かれている自分の立場が肯定されただけでも、容易に勘違いに入ります。

 

私はてっきり「梅」だと思っていた花が「花桃」だと初めて気が着きました。

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2023年03月19日(日曜日)

03.19.既存店改装の必要性「18才は暴走するが、81才は逆走する。」

現在96店舗(1店舗休業)が稼働中のKeePer LABOが、

今年の秋にかけて18店舗もの新規店舗がオープンすると

担当最高責任者の専務が張り切っていました。。

 

新店開発のペースを上げていく為に

店舗開発チームを強化したのが半年前で、

それが成果が上がってきているのですが、

オープン時期が、それぞれの店舗でいろいろな理由で遅れたりして、

短い期間に集中してしまい、これから半年間が大変な時期になります。

 

そんな状態でも、既存店の作業環境改良の為や、

既存店のキャパシティアップの為の改装工事は手を緩めることはありません。

今の既存店舗でそれぞれに努力を続けていてくれている仲間達の為に、

新店オープンが混んでいるからと言って、

ハード面での改良も手を緩めていては申し訳ありません。

店舗部のメンバーには苦労を掛けますが、

私たちも含めて、あえて、みんなで頑張ります。

 

例えば10年近く前にスタートした「LABO上溝店」の増築プラン。

大きな倉庫の中に、LABO上溝店と横浜トレセンが同居している構造を、

倉庫の前の駐車場に3台分のブースと2台分の洗車兼仕上げ場を増築して、

横浜トレセンの範囲を自立して、その部分は、

土日の横浜トレセンが休みの時に、

LABO上溝店の広大な追加ブースとして使うプランです。

 

 

 

知り合いが面白い色紙を見つけて送ってくれました。

 

道路を暴走するのが18才、道路を逆走するのが81才。

 

・心がもろいのが18才、  骨がもろいのが81才。

 

・恋に溺れるのが18才、  風呂で溺れるのが81才。

 

・まだ何も知らないのが18才、もう何も覚えていないのが81才。

 

・自分探しの旅をする18才、 出かけたまま分からなくなり皆が探している81才

 

 

私はこれを見て腹を抱えて大笑いしました。

年月は、同じ人(物)を確実に劣化させ、衰えさせます。

人は元に戻ること若返ることは出来ませんが、

LABO店舗は改修し、最新の考えを反映することによって

確実にパワーアップして、蘇らせることが出来ます。

新店を造っていくことだけでなく、既存店を蘇らせていくことも

そこに働く仲間たちの為にも、お客様の為にもすごく大切なことです。

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2023年03月18日(土曜日)

03.18.七十歳を越してからの1年1年は、まるで意味が違ってくる。

今日は、

私の71回目の誕生日です。

 

昨年3月の70才の誕生日は、

その前年11月に手術を受けた後の、

それに関連した二回の入院が終わって、やっと落ち着いた頃でした。

何か月かの静かな戦いが終わり、

数年間の70%のような状態から100%の完全な状態にすっかり生き返って、

まさに晴れ晴れした気分の70才の誕生日でした。

 

そして、あれからの1年間は、

せっかく生き返ってきたのだから悔いのない生き方をしたいと

物事から一切の躊躇を捨てた思いっきりのいい生活と仕事をしてきました。

昨年はそんな転機でもあった70才の日々でしたが、

71才になった今日は、

この1年間で仕掛けた事がどんどん形になってきて、

力強く前進する手応えを感じながらの節目の日であるような気がします。

 

この一年間を通じて思い続けたのは、

自分自身にとって今という時間が無限ではなく、必ず終わりのある有限であり、

何かをしようと考えた時、今までは

「いつかやろう。」とか「そのうちにやろう。」と思っていたことが、

とんでもなく勿体ない事をしていたとしみじみ感じ、

とにかく今やれる事は今の瞬間にやろうと思い、そうしてきました。

また、すべてにおいて、

自分は、いずれはいなくなるのだから

自分が今までやってきたことでも

他の人がやってくれることをなるべく良しとはするのだが、

それが無駄に遅くて間に合わない場合

とっとと自分でやってしまうしかないとして

躊躇なく、その人を排除してでも物事を進めてやってきました。

とはいっても、

それは今に始まったことではなく、今までだって、

「やれと言われたことをやるだけ。」の受身人間なんぞは放っておいて、

自分たちでとっととやって、さっさと先に行く。というのが、

元々の、わたしたち流であり、この会社流でした。

それがもっとキチンとそうなっているというだけなので、

私の周りは、今の私に何の違和感もないようです。

 

しかし、違うのは、、

私が、自分の終わりがやはりあり、

それが想像もつかないような遠くではなく、

もう、その存在が意識すべきところにある事を自覚したことでしょう。

だから、

自分の目標ともいうべきものが

時間的な限界を想定せざるを得ず

たとえば、あと5年間に行けるところまで行けたとするならば、

というような形で、具体的な想定値が自分の中に出来たことでしょうか。

具体的な想定値が出来ると、方法論も今までのままでは収まり切れません。

解りにくい書き方をしているかもしれませんが、

今までの行動の組み立て方が

「行き当たりばったり」

又は「今を起点とした積み上げ」だったものが、

「期限付きで目標値を設定し、それを実現する為の具体的行動を決定していく」

という普通の方式に変えていくことかもしれません。

それを口に出すとしたら

「少なくともあと5年は全力で働きたい。」

そして、その、あと5年で、

「このビジネスモデルが持っているポテンシャルの最高地点を実現してみたい。」

そんな妄想が渦巻く私の71才の誕生日でした。

 

家族が開いてくれたバースデーディナーにて

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2023年03月17日(金曜日)

03.17. 持続可能な世界の実現の為に、企業の長期的成長に重要なESG

これからの会社経営においては、

ESGの観点からの評価が非常に重要になってくると、

よく言われるようになりました。特に、投資家さんから盛んに言われます。

 

振り返ってみると、

環境を大切にするということは、

この地球上で永続的に活動していくことにおいて当然の事として、

製品を造ることにおいても運用することにおいても妥協して来ませんでした。

 

また“人”は、”数”として決して考えず、

一人一人の”人”として考えて運営することは、

この会社の強みが”人”に集約されている事実からして当然なので、

既に出来ていることと考えてきました。

だから、この会社においては

ESGの観点からして満足していると思っていたのです。

しかし、

この会社に投資会社出身の山下CFOが入社してくれてから、

ESGは自分で良いと思っていれば良いものではなく、

それが、客観的な基準のスコアで合格点を取っていて、

しかもそれがきちんと開示されていて、

外から見えるようになっていなければ評価されないものだと知りました。

 

となれば、まず勉強です。

 

まず、野村総研の言葉の解説より

——————————————————————————

ESGとは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取って作られた言葉です。気候変動問題や人権問題などの世界的な社会課題が顕在化している中、企業が長期的成長を目指す上で重視すべきESGの観点での配慮ができていない企業は、投資家などから企業価値毀損のリスクを抱えているとみなされます。

そのため、ESGに配慮した取り組みを行うことは、長期的な成長を支える経営基盤の強化につながると考えられています。

——————————————————————————-

だ、そうです。

 

しかしKeePerコーティングは、それそのものが

車好きの人達が「きれいに”長く乗る”」ためのサービスであり、

今乗っている車を長く乗ることによって、

すでに間接的にではあるがCO2の削減に貢献しているものだと思っています。

更に、フレッシュキーパーは「勝手にキレイ」になるので、

キレイな水の節水効果が大きく環境問題に貢献している。

だから、それでイイと思っていたのですが、

それが客観的に数値で表されていて、

誰が見ても分かるようになっていなければダメなのだそうです。

さらに、もっともっとたくさんのチェックポイントがあって、

その評価だけでも、膨大な手間と時間と費用が掛かるそうなのです。

大変です。

しかし、避けては通れぬこともよく分かったので、やるしかありません。

覚悟してやっていきましょう。

 

 

かわいいこの子たちの未来の為にも、

私達も環境問題には真剣に取り組まなくてはなりません。

 

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2023年03月16日(木曜日)

03.16.勝手にキレイがテーマのフレッシュキーパーTVCM全国で

フレッシュキーパーもともと「雨が降れば車が勝手にキレイになる。」がテーマです。

「雨が降れば…」と言っても、その雨はきれいな雨でなければならず、

最近の雨のように「黄砂混じりの雨」では、

泥水で洗車をするようなものなので、かえって汚れてしまいます。

しかし、黄砂にまみれてしまっても

いつかはキレイな雨は降るので、

そのままほっておいてキレイな雨を待ってもいいし、

手洗い洗車でも洗車機洗車でも構いませんから、

とっとと洗車をしてもかまいません。

とはいえ、雨が降れば「勝手にキレイ」がフレッシュキーパーの基本です。

 

そのフレッシュキーパーは、

主にガソリンスタンドが多いKeePer PRO SHOPで多く販売されています。

従来からのKeePerコーティングは「車好きの男性」に好まれてきました。

その象徴がKeePer LABOへの来客の92%までが男性であったことです。

もちろんそれはそれで、より大切にしていかねばなりませんが、

マーケットの拡大は当然はかっていくべきことであり、避けては通れません。

 

そこでフレッシュキーパーは、

雨が降れば「勝手にキレイ」になることで洗車回数を少なくして

「洗車の手間と時間とコスト」を軽減する「実用品」として位置づけ、

忙しい子育てママさんや、

車を便利な生活のツールと考える

主に女性層をメインターゲットとした商品としました。

 

昨年の11月よりフレッシュキーパーを

先行してKeePer PRO SHOP等でチラシのアピールだけで販売してきて

多くの女性層から良好な反応を得て、

多くの販売につながっていることから

このフレッシュキーパーのコンセプトが外れていない事に確信を持ちました。

そこで、従来からのCM素材をこのコンセプトに従ったCMに改造して

来月の4月から6か月間にわたってTVCMを流していきます。

 

CMは、番組の間にスポットを数多く流す15秒CMではなく、

番組を提供するタイムと呼ばれる30秒のCMとし、

その提供する番組を、30~40才台の女性層(TV業界でF2.F3層)に、

特に視聴率の高い3つの番組を選びました。

これを、6か月間、隙間なく全国のテレビ局で流していきます。

 

また従来、全国規模でTVCMを流す時でも、

インターネットでの広告がより有効だと考え

TVCMは避けてきた「関東域」にも、今回のCMは流します。

 

もちろん、同時にネットでの広告なども広範に行っていきます。

更に、すでに全国のPRO SHOPをはじめとするKeePer施工店さんに対して、

「勝手にキレイ」のA4チラシが100万枚以上届けられていて、

店頭での配布がされ始めています。

 

下記は今日開示されたTVCM全国放映のお知らせです。

今日は、昨日の東日本に続いて中部日本のKeePer LABO店長会です。

みんな真剣です。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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