2022年12月20日(火曜日)
12.20.黄砂が混じる”黄砂含みの雨”は、Fresh KeePerでも”汚れる”
雨が降れば、まるで洗車をしたようにキレイになって、
洗車の回数が目に見えて減り、節水効果で環境にも優しい、
あらゆる人に”便利な” KeePer。
実用的な価値の高い「Fresh KeePer」は、
あらゆるお客様が来店するガソリンスタンドが多く登録している
キーパー PRO SHOPで、
とりわけたくさん販売されていて、
10月の発売開始以来、施工台数がうなぎのぼりで増えており、
今月12月は”たぶん”ですが、
全国のKeePer PRO SHOPで4万台から5万台が施工されていくペースです。
比較的「車好き」が集まりやすく、
男性客比が90%以上であるLABOよりも、
あらゆる人が来店される機会が多いKeePer PRO SHOPに、
特に「Fresh KeePer」は、とりわけ向いているようです。
ところが、「Fresh KeePer」とは、
「EXキーパー」の子供なのです。
「車好き」にとって贅沢の極みである「EXキーパー」を開発して
副産物として「車が汚れない」現象をみつけました。
とりわけ雨で車がキレイになってしまう「自浄効果」を偶然見つけ
この性能の部分を切り取った製品が「Fresh KeePer」なのです。
EXキーパーのように異次元の凄まじいまでの艶とか、
ノーメンテで3年以上もの長期の防護能力はありませんが、
少なくとも、自浄効果が1年以上続く画期的な実用的サービスになりました。
だから、「EX キーパー」は、
大きな意味で「Fresh KeePer」の生みの親とも言えるのです。
兄弟商品というのは他の商品で見たことがありますが、
「EX キーパー」と「Fresh KeePer」は、
その性格が大きく違いますが「親子商品」という珍して関係なのです。
しかも、
その親子商品には、共通の弱点があります。
両方とも「雨が降れば、まるで洗車をしたようにキレイになる」のですが、
その”雨”が、”黄砂”を含んでいる汚れた雨の場合、
元々着いていた汚れは落ちても、
雨が乾くと雨の中の黄砂が残ってしまって、”黄砂汚れ”になってしまうのです。
中国のゴビ砂漠とかタクラマカン砂漠から舞い上がった超微細な砂埃が、
偏西風に乗って日本上空までやって来て、
たまたまその時に雨粒に混じって降ってくると、
黄砂含みの汚れる雨になるのです。
そんなに多く発生する現象ではなく、あっても春先に多かったのですが、
12月の17日に珍しく「黄砂含みの雨」が降りました。
私の車も黄砂雨独特の汚れ方で汚れています。
ちょっと離れて見ると、キレイに見えるのですが、
近づいてよく見ると、黄砂残りの汚れが上面だけに残っています。
よく見えるように角度を変えて撮りました。
後部のルーフにも。
さらに、
12月22日にも気象台の黄砂予報によると黄砂が飛んでくるようで、
ちょうどその時に「雨」が降ると「黄砂含みの汚れた雨」になって、
また、Fresh KeePerを施工したキレイな車を汚してしまいそうです。
以下、気象庁の予報ページから転載。
パンフレットとか、説明書には必ずこの事は書いてありますが、
せっかく皆さんがキレイに施工したばかりのFresh KeePer施工車が汚れるのは、
分かっていても、とても残念です。
黄砂が残って汚れても、また雨が降って、
それがキレイな雨なら、何もしなくても雨がキレイにしてくれますが、
待てずに、すぐキレイにしたいならば、
普通に水洗い洗車をすれば、普通にキレイになります。
私の場合は、面倒くさいのでそのまま放っておきますが、
新車から三年間、ディーラーが点検の時に洗ってくれただけで、
私自身はまだ一度も洗っていません。
その内、またキレイな雨が降りますから、私の場合は平気なのですが。
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2022年12月19日(月曜日)
12.19.強い寒波がやって来て、急に冷えています。
昨日と一昨日の土日には、
店舗にたくさんのお客様が来店されて、
各店舗ともいかにも年末らしい実績報告が送られてきています。
しかし、天候は晴れていても、気温は急激に下がっていて、
水が氷のように冷たくなってきました。
それでも、12月中は忙しくさせてもらっていますので、
体をよく動かし手も熱くなっていて、
手から湯気が出るほどで、つらくはないのです。
でも、開店してからまだ間がなくリピーターが積み重なっていない新店舗では、
急に冷えこんだりする時は来店が少なくて、この冷たい水がきつく感じます。
そんな時に、たまたま来てくれた一人のお客様がありがたくて、
嬉しくて、泣きたくなった気持ちが忘れられません。
昔の事です。
KeePerがまだそれほど知られていなくて、
新しい店舗を開いても、
地域のたくさんの人に知ってもらえる迄に何年もかかった頃、
特に、急な冷え切った今ごろの季節に、
まだ少ないお客様の一人一人が、たまらなく有難かった気持ちを憶えています。
あのころと比べると、
広くKeePerをたくさんの方に知ってもらえていて、
新店を開けても、すぐにお客様が来てくれるようになった今は、
みんな幸せだと思う。反面、
昔のあの頃の、冷え切った手の感触と共に、
一人のお客様を心の底から嬉しいと思ったあの感触も、
今の人たちは知らずに、
たくさんのお客様を迎えるようになっている事を、
少し可哀そうだと思ったりすることは、単なる懐古趣味なのかもしれない。
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2022年12月19日(月曜日)
12.19.「NHKおはよう日本」内”おはBiz”でKeePerが紹介されました。
深夜、ワールドカップの決勝戦「アルゼンチン×フランス」を見た後、
ほんのちょっと寝ただけの今朝6時半過ぎ、
NHKの「おはよう日本」の中のコーナー「おはBiz」で、
KeePerが紹介されました。
ほんの5分程度の紹介だったので、
これが視聴者の購買動機にどれほど結び付くのかは判りませんが、
しかし、
今年の5月に放映された「カンブリア宮殿」が都市部中心の放映だった比べて、
NHKはそれこそ全国くまなく地域で放映されている訳で、
しかも、この朝の番組は、
朝ごはんを食べながら見ている人も多く(私もそうです)、
放映をご覧になった人の数は何倍かあったでしょう。
この「おはBiz」でのKeePerの紹介は
意外と反響が期待できるかもしれません。
また、
民放での放映はコマーシャル的な匂いが付きまとってしまいますが
NHKにはそれはないので、
かえって良い影響が出るのかもしれません。
これが
12月のKeePer選手権で頑張っている
全国のKeePer PRO SHOPの皆さんと、LABOのみんなに対して、
有効な応援になれば、良かったと思います。
NHKのホームページからでも見られるそうです。
https://www3.nhk.or.jp/news/contents/ohabiz/articles/2022_1219.html
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2022年12月18日(日曜日)
12.18.コーティングブースの増強は一応の大きな効果があるようです。
LABOの12月は1年の中でも特別な月で、
それ以外の平月の月の平均に比べて170%ぐらいの実績に上がります。
これは日本人が、
お正月を特別に神聖な日と考える価値観があって、
自身と身の回りのすべてを清めて神聖なお正月を迎えたいという願望があり、
愛車の汚れをリセットし、KeePerを施工して
車の装いも新たにしたいというニーズが、
12月に集中して洗車やコーティングの需要が急激に膨らみます。
その為もあって、今年7月~10月ぐらいの採用活動は積極的で、
今年はこの期間に実残で130名を越す中途新入社員を確保しました。
これは今期当初のLABOスタッフ約680名が約810名になっていて
スタッフ数は前年比で約120%となっているので、
販売実績が前年より伸びたとしても、
生産性/人時はほぼ変わっていないのは、
需要の伸びとスタッフ数の伸びのペースがほぼ変わらないと言っていい。
KeePerの売り上げ実績が上がっているのは、
知名度が上がり、評判がSNS等で上って、
お客様からの要望が拡がったから、
販売実績も上がった訳です。
それに合わせて、迎える体制を増強して、
拡がった需要を獲得する為の人員数と技術力を上げてきた。
そこはみんなが力を合わせる事によってうまく行っています。
しかし、需要が大きくなって、
それに応えるべき人数と技術力を上げたとしても、
ハードとしてのキャパシティがそのままでは迎えきれないとして、
かなりの複数の店舗に対して、大幅なキャパシティアップの工事を行いました。
しかも12月前に終わる事をマストとしたので、すべて終わっています。
それらの工事を受けた店舗が、
どのように効果があって、どのように実績が変わっているか、
今の時点でちょっと覗いてみました。
今年の夏にコーティングブースの増設工事を行った
草加店、前年比130%
蕨店、前年比133%、
ちば古市場店、前年比148%
相模原淵野辺店、前年比157%
高島平店、前年比156%
拡張地に洗車のテントを造った世田谷店は、前年比124%ですが、
今日一日としては記録的な173万円を上げていました。
コーティングブースを増やしたのに岡崎店は、なぜか前年比95%?
逆に甚目寺店は、前年比160%
春日井店は、前年比133%
など、など、など
来年からは、中部から関西・西日本まで
キャパシティアップの工事を拡げて行く予定が具体的に立っています。
コーティングブースの増強は一応の大きな効果があるようです。
まだ月半ばなので何とも言えませんが、
キャパシティアップの工事は、やった甲斐がありました。
そして、昨日寄ってきた大須店は、
暗かった待合室の環境を明るくしてガラっと変えたら、前年比136%
みんな、元気でした。
こいた君
西日本1位、必達です。 鈴木課長兼店長
名古屋営業所から応援のしおざき君、ながや君、あさだチーフ、
ひがし君
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2022年12月16日(金曜日)
12.16.ガソリンスタンドは昔からサービスステーション(SS)だった。
私が33年前に独立して起業したのは「共同石油高津波給油所」だった。
しかし誰もがいつも、
高津波サービスステーションと呼んでいて、
自分達の店舗をガソリンスタンド(GS)とは言わなかった。
そして、
そのガソリンや軽油などの燃料(以降”燃料”と称す)は、
あくまでも「販売数量」の多さがステータスでした。
つまり、
燃料の販売価格はその地域の相場で決まってしまうので、
販売価格-仕入れ価格=利益@は、
販売者の主体的な意志、あるいは努力に関わらず、
その地域のその時の相場決まってしまう傾向があり、
残念ながら「利益」は、その地域、その時に他力的に変動するものなので、
あくまでも努力目標はどれだけの”数量”を売っているかであり、
それが店舗としてのステータスでもあったのです。
元来、燃料はどこの製油所で製造されたものであっても、
しっかりとした画一の規格に従って造られているので、
どこのマークの燃料でも、
どの地方で販売された燃料であっても、
寸分たがわぬ同じ性能と、同じ価値を内包しています。
だからドライバーは、どこで、どのガソリンスタンドで給油しても、
いつも同じ量の付加価値を得ることが出来ます。
だから、みんな、どこで給油しても安心して走ることが出来るのでした。
しかし売る方としては、
商品そのもので差別化することは出来ないという事なので
給油所を出来るだけ便利な、目立って、入りやすい場所に造り、
入りたくなるような立派でかっこいい建物を競って造る店舗もありました。
またある時には、
「ガソリン満タンでBOXティッシュ5箱プレゼント!」なんて
販促キャンペーンを競って行った時代もありました。
私も昔、「ピーナッツ」や「バナナ」を配った事があります。
しかし、
いずれにしても
燃料は商品そのものの価値は同じなので、
その商品が”いくら”で買えるのかが競争の一番のポイントとなってきます。
つまり値段が販売競争の決め手になるので、
販売者は必然的に「安売り競争」「安値看板の競争」に走る事になります。
それが、お互いの首を絞め合うと分かっていても、
つい、安売りが一番手っ取り早く効くので、
近隣のGSと競争していると、それがつい安値看板競争になったりもする。
私が1985年8月に「株式会社タニ」を法人登記して
その年10月にガソリンスタンドとして起業した「共同石油高津波給油所」も、
上に載せたその当時の写真をよく見ると、
「10月4日~10日 オープンセール “激安”」と書いてある。
周辺の競争相手のガソリンの値段を調べて、
それより2円/ℓくらい安く売っていた。
起業して、店舗オープン早々、私も「安売り競争」をしていたのです。
そら加えて「ピーナッツプレゼントキャンペーン」などもやって、
この店はひと月あたりの平均、ガソリンを150kl(150,000㍑)販売して、
当時としてはなんとか売り勝っていた。
(現代ではその数量は増え、その3倍は必要でしょう。)
ガソリンはその販売数量が第一で、
価格競争で1㍑当たりの粗利(口銭)が落ちても、
ガソリンの数量を売り勝とうとしていた。
そして、
たくさん集まったお客様の車に対して
「油外収益三品」をせっせと売った。
油外収益三品とは、
1.「オイル(オイル交換)」。
2.タイヤ、バッテリー、アクセサリーなど略して「T.B.A.」。
3.そしてパンク修理、洗車、ワックスがけなどの「作業」。
お客様の自動車が、
安全・快適に走り続ける為のサービス全般を、油外収益」と言っていたのです。
この三品からの粗利益が、
燃料油(ガソリン、軽油、灯油)から得られる利益よりも大きければ、
その店舗は採算的にも良好であり、
優秀な店舗で、優秀な店長とされた。
ガソリンなどの燃料は「安く売って」数量を多く販売し、
それが集客となって、
たくさん集まったお客様のお車に、
油外収益三品をたくさん売って利益を上げるのが勝ちパターン
1985年オープンの「共同石油高津波給油所」は、
ガソリンを月平均約150,00ℓ売って、
軽油・灯油などを月平均30,000ℓ売っているので、
燃料油としてはひと月に180,000㍑なので、
180,000㍑✖口銭約10円/ℓ=1,800千円/月
しかし、
売り勝つために何らかの割引や還元をしていたので、
実際はその70%程度の粗利益になって、燃料油利益は1,250千円程度。
しかし、
油外収益三品は、お客様の車の安全安心運転を支えるサービスなので、
これを値引きして販売する事はなく、
優秀な店の目安であった10円/ガソリン1㍑を目標としていた。
だから、「共同石油高津波給油所」は、
月平均燃料油で1,250千円と、
油外収益三品が1,500千円で、合計2,750千円の粗利益を得て、
地代、店舗リース料 約500千円、
減価償却費・宣伝広告費等 約200千円、
水道光熱費・その他雑費 約250千円、
役員報酬・人件費・福利厚生 約1,600千円
———————————————————————————-
販管費計 ・・・・・・・・約2,550千円
営業利益 ・・・・・・・ 約200千円
当時のステータスと言える数量の燃料を安売りをしてでも売って、
売り勝ち、集客したお客様の車に、
優秀な店の目安であった10円/ガソリン1㍑の油外収益三品を販売して、
何とか黒字になったのが良い方で、
なにかがあれば余計な経費が掛かったり、
近所のガソリンスタンドが無茶な値引き販売を始めれば、
負けずと値引き競争に加わったりして、
僅かな黒字もなかなか続けることが難しかった。
時には資金繰りがうまく行かなかったりして、
金が足らず、かといって社員の給与を止める訳には絶対にいかず、
自分達の役員報酬を取らない時期が続いた。
連れ合いは、あの頃を思い出して、
「お金が無くて、つらかった。」と言い、
「でも、今は、何かお金を使う分はいつもあって、
高い物を買わないよう気を付けなくても良くなっただけで、本当に幸せ。」
と、昼ご飯のそばを一緒に食べながら、笑って言う。
裸一貫で起業したガソリンスタンドは、
名刺が代表取締役になっただけで、ゆとりとは程遠い生活だった。
あの頃、私たちの高津波給油所は、
ガソリンを集客の手段として集めたお客様に、
自動車の安全と安心の為に、安全点検をして、
オイル交換やタイヤの空気を入れたり、
洗車をしたり、バッテリーを交換するサービスを提供して、
燃料からの収益より大きなその報酬で、やっと生活していた。
私達は、自らを石油販売業としてよりも、
むしろお客様の自動車に色々なサービスを提供して
食べていた「サービスステーション」だった。
高津波給油所とは、公式な名前だけであって、
日常、誰もが高津波SS(サービスステーション)と呼んでいたのは、
実質的に、この店でのビジネスは、
「給油所」と言うよりも実態は「サービスステーション」だった。
我々は、元々、名実ともにサービスステーションであって
ガソリンスタンド的な面は、集客の一手段でしかなかったのかもしれない。
だとするならば、
サービスステーションはカーボンニュートラルで滅びる必要はまったくない。
エネルギーが化石燃料から電気に変わっても、そこからの収益が激減したとしても、
我々は元々、サービスステーションだったのだから、
お客様に提供するサービスの種類が変わったとしても、
お客様から求められるサービスがあれば、
我々はそれを提供するサービスステーションであり続ければいい。
そうおもうのです。
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