谷 好通コラム

2022年11月25日(金曜日)

11.24.店舗プラン会議、コンセプト会議、LABO年末キックオフ。

昨日は店舗プラン会議で、また多くの物件情報があり、

そろそろ一旦新しい物件探しを中断しないと

店舗を企画デザインして建設が出来なくなってしまう数になってきた。

もう、店舗部総出で店舗造りにかかって行かなければなりません。

 

店舗プラン会議は新しい物件に対して、

その立地と地型に合わせてLABO店舗を企画デザインする場で、

店舗部のメンバー5名と、

東・中・西日本LABOの3部長と、会長、社長、専務の全部で11名が集まり、

前半がLABO新店舗の物件候補の吟味と、誰が確認に行くかの手配と、

後半は、貸借の見通しまでが立った物件に対して、店舗のデザインをして行く。

土地の地主さんには、契約書を取り交わす迄に

どんな店舗が出来るのかを「絵」にしてお見せしなければならない。

 

だから、物件数がここまで溜まってくると

このプラン会議は従来、一カ月に一回の定例会議のペースだったが、

一か月に2回以上のペースで開かなくてはいけなくなってきた。

しかし12月になると、

LABOはものすごく忙しくなってくるので、

LABOの3部長や三役の出席が厳しくなってくるので、

多少の欠員があっても、回数をこなしていくしかない。

 

ポイントは、新しい物件探しを一旦やめる事と、

店舗部が全員で、店舗建設に全力でかかること。

 

こういう出店ペースをじっと上げる時には、

すべてのスタッフが、それぞれバラバラに動くのではなく、

一つの方向に、チームワークを持って動いて行かなければならない。

そのチームワークづくりが出来る強いリーダー作りが、

今、一番重要なことなのかもしれない。

 

今日の朝一からは、

フレッシュキーパーを、世間にどう広めていくか、

フレッシュキーパーが持つ「実用品」としての新しいコンセプトを、

どう表現すれば、世の中に好意を持って受け入れられるか、

世の中の新しい常識になれるのかを話し合う会議だった。

フレッシュキーパーの「雨が降ったら車がキレイになる」という実用性は、

本当に、車社会の新しい常識に成り得る大切な事件で、

それを広めるための陣容も、今までとは桁違いのスキルを集めた。

チョット本気です。

 

これは雑誌、日経トレンディウーマンに載せる1ページ広告のデザイン。

今までのKeePerの広告とはひと味違う。

 

 

午後からは大阪に行って、

西日本の「LABO年末キックオフ」と言う

大阪以西のKeePer LABOの全店の店長が集まる決起大会で

ここ数年前から実行されていて、

私は今までこの会には出たことがなかったので興味を持って出席しました。

 

大阪に向かって伊勢湾岸道路を西進する。

空は晴れ上がり、海がきれいに光っていた。

 

「LABO年末キックオフ」という決起大会は、

店長会議の延長線上にあるのだが、

年末というLABOにとっての一番の大イベントを前にして、

運営上の約束事や注意点の確認などを聞くみんなの真剣度がいつもとは違う。

充実していて、いい会でした。

これに欠席するLABO店舗はありえない。

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2022年11月24日(木曜日)

11.23.私は今ものすごく元気なので、ちょっと飛ばし過ぎです。

1年前に3週間の入院を経て、途中で新型コロナにかかりましたが、

順調に回復して、今はものすごく健康に戻っています。

少なくとも気持ちの面で十年くらい前に遡って頭がクリアになっていて、

次から次へと新しい事を進めて行くと、

それにも増して次から次へと新しい可能性が出て来て、

色々な意味での加速が着いてきてしまっています。

このままの加速度でエスカレートさせていくと、

私自身も思ってもいなかったような激しい未来があるのかもしれません。

 

しかし、私はいつの間にか70才になっていて、

体力を衰えをひしひしと感じています。

元々不自由があった足は、変形が進むのと筋力がさらに低下して、

屋外では50mを移動する程度でも、車いすを使うようになりました。

それでも歩くことが一番の運動になるので、

会社の中などではヨタヨタと歩いていますが、良くて一日1,000歩程度です。

 

体力の衰えを感じながらも体は本当に元気に戻っているので、

困ったことに、食べる物すべてがものすごく美味しいのです。

ちょっと前まであれだけ嫌いだった野菜まで美味しいと感じ、

いつも、大きめのお皿に山ほどの野菜を食べるようになっています。

それに、肉でも魚でも、

和でも洋でも中華でも

何でもござれで、大変美味しく食べられるので、つい、食べ過ぎてしまいます。

おまけに、食後に”おせんべい”を食べたくなって、つい・・で、

体重がここ1年間で10kg以上も増えてしまいました。

足が悪いのを言い訳にしていますが、

ヨタヨタしているのは体重増加も多分に影響しています。

 

しかし私も相当に反省をしていて、

最近は、おせんべいを断ち、甘いものには一切手を出さないようにして、

体重の増加に一応のストップがかかろうとしています。

 

しかし最近、特に思うのは、

いわゆる「疲れ」というものは、体力的な疲れだけでなく、

頭の使った時の疲れの方が、「あ~、くたびれた~」となります。

何年か前にCOO(企業の最高執行責任者、実行部隊を統括する責任者)を置き、

私は物理的な体の移動を含めた、

行動的な業務の執行をほぼ全くせず、

私はCEO(最高経営責任者、最終的に会社の方針を決定する責任者)として、

ほとんど本社に留まり、考えるか、会議か、書くか、取材を受けるか、

集中力を要するような仕事ばかりをやっていて、

肉体的な疲労はほぼゼロと言ってもいいのですが、

意外と、集中力を使うと、すごく疲れを感じます。

 

人間の体の中で脳が一番エネルギーを消費する器官だと何かで読みましたが、

そんなバカな。と、思っていました。

若い頃は肉体的にも疲労などほとんど感じなくて、

だから、脳の疲れも全く感じなかっただけだったのかもしれません。

年を取り70才を越して、

肉体的にもすぐにくたびれるようになってくると、

脳の疲れというものも本当に有って、

それは肉体的な疲れよりも

むしろダメージを大きく感じるものだと分かってきました。

特に、機関投資家からのインタビュー(略IR)は、

ものすごい集中力を使うので、一日3本が真剣に限界です。

 

しかし、

私は、スケジュールが先の先までびっしりと詰まってくるのが好きです。

元々そうで、今でもそうです。

人生が充実しているように思えるし、

仕事がはかどっている証でもあります。

私の今のスケジュールは11月はもう隙間なくびっしりと埋まっていて、

12月も年末以外はほとんど埋まってきました。

しかし、それを見て、全くうんざりはせず、むしろウキウキとします。

だから、苦ではないのですが、

歳取って脳の疲れをすごく感じるようになって、

びっしりのスケジュールを見ながら、

ウキウキだけでなく、深いため息も出るようになっていました。

 

今日、トムスの舘会長が大府市のKeePer技研本社に来られました。

75才になったとおっしゃっていました。

私も負けられないなと思いましたが、それにしてもお元気です。

私もがんばりましょう。

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2022年11月21日(月曜日)

11,21,今日は東京でEYアントレプレナー日本大会の審査会でした。

昨日の日曜日はKeePer TIMESの記事を一日中書いていました。

いっぱい書いて、せっかく書いたので、

テーマ別に全部コラムにも乗せてしまったいました。

いっぱい書いても、記事に出来るのは最後の話だけかなとは思いましたが、

思いつくまま、書けるだけいっぱい書きました。

だから、昨日は一日中ずっとパジャマでいたのです。

こんな事は、入院中を除けば今年初めての事です。

そこで、ふと気が付いたのです。

昨日、ものすごく時間が長く感じたのはそのパジャマのせいかもしれません。

病院に入院中、一日がものすごく長く感じたのもそのせいかもしれません。

だとしたら、

入院したとしても、昼間は、普通のシャツとズボンに着替えれば、

時間がうんと早く感じるかもしれません。

(まっ、そんな事はないでしょうが)

一日中、会議無しで文字を書いていると、意外と疲れないものですね。

 

次の日の今日は、

東京への日帰り出張です。

一つは、先日、東海北陸地区の代表になったアントレプレナー大賞の、

日本代表を決める審査会に出席して、

5分間の私からのプレゼンと、

15分間の審査官との質疑応答を行ってきました。

あっという間で終わってしまいました。

が、その前の段階で

内容の詰まった、かなりの文量のエントリーシートを提出しているので、

審査の主体はそちらの書類審査で行われ、

今日のは、補足程度の審査だったのかもしれません。

短時間でしたがバリバリに緊張した時間でした。

私が日本の代表などに選ばれるとは、

これっぽっちも思っていませんが、

これもやはりコンペではあるので、つい、一生懸命になってしまいます。

 

午後からは別の機関のインタビューがあって、

午前中にあまり話せなかったので、

欲求不満のようなものでもあったのでしょうか、

聞かれてもいない事まで、発散するかのように喋りまくったような気がします。

 

私は、かしこまったような場は、本当に苦手です。

 

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2022年11月20日(日曜日)

11.20.本論、嗜好品としてのコーティングから日用品としてのKeePerへ

長々と書きましたか、

ここからが本論です。

 

前話で普通の新車コーティングとKeePerの違いを書きました。

しかし、

今までのKeePerもその使用メリットは、

普通の新車コーティングと同じように、

「ツヤ」「発色」と「撥水性」「滑水性(水滑り)」「UV等からの防護力」であり、

もっとも大きく訴求されるメリットは「ツヤ」と「撥水性」です。

だから、KeePerも

それを欲するユーザーは「車好き」であり、男性が多く、

KeePer自体の類別は「嗜好品」であったのだと思うのです。

新車マーケットの世界でもコーティングは「嗜好品」の部類であり、

新車販売時のコーティング付帯率は、

男性が比較的高い傾向で、女性は概して少ないと聞きます。

 

カーコーティングとは、

新車コーティングでもKeePerでも、結局、「嗜好品」だったのです。

 

少なくとも、多くの女性の方たちは、

コーティングを「車好きの男性の贅沢品」であり、自分達とは関係のないもの。

そんな概念があって、広くお持ちのようなのです。

「コーティング」という言葉自体に、そんなイメージがあるようなのです。

 

しかし、

「雨が降ったら車がキレイになる。」は実用的なメリットであり、

「車好き」には、多く「洗車好き」もいて、

そんな人には返って

雨が降ったら車がキレイなってしまうのは「デメリット」になりかねません。

 

「雨が降ったら車がキレイになる」は誰にとっても便利で楽になる事であり、

だから「フレッシュキーパー」は

嗜好的ではなく、実用的な便宜性をもった実用品、日用品とも言えます。

しかしもちろん、「ツヤ」と「発色」「撥水」などは、

フレッシュキーパーはKeePerの最新の作品ではあるので、

どんなコーティングと比べても絶対に負けていません。

EX・ダイヤには負けますが。。。

 

「実用品」「日用品」としてのフレッシュKeePerは、

だから、そのポスターにもパンフレットにも、

「コーティング」という”単語”が使ってありません。

コーティングという単語に「車好きの男性の贅沢品」のイメージがあるのなら、

使う事によって、違和感というデメリットが出たとしても、

メリットはあまり有りそうにありません。だから、使うのをやめました。

 

だから「フレッシュキーパー」は「車好き」が集まるKeePer LABOでは、

新規のお客様としては、

いつも洗車だけで来られる数少ない方が対象です。

対して、

車に乗っているすべての人が必ず来られるガソリンスタンドなどの店舗では、

来られた全ての人が対象であって、

今迄のように

「コーティングをしてくれそうな人を選んで声掛けをしていてはいけません。」

フレッシュキーパーは、

ものすごくキレイになって

施工をさせていただいた後は、お客様は必ず喜んでくれますが、

それがフレッシュキーパーの目的ではなく、

「雨が降ったら車がキレイになる」ので、

洗車の回数が激減するのがメリットであり、手間を省き、余計な時間を省き、

節約になり、節水にもなる「実用品」であり、

年に一回、日常の中で使っていく「日用品」であることが、

フレッシュキーパーのお客様にとっても大きなメリットなのです。

自分の車は「生活の一部・道具・ツール」という価値観の方が多いのだから、

そんな方にも十分にメリットとなる「実用品」「日用品」なので、

繰り返しますが、

今迄のように

「コーティングをしてくれそうな人を選んで声掛けをしていてはいけません。」

 

広くたくさんの人に実用品であるフレッシュキーパーを使っていただき、

施工した時の素晴らしい仕上がりに喜んでいただき、

その後の、雨が降ったら車がキレイになる楽ちんな生活を楽しんでいただき、

また一年経ったら、フレッシュキーパーをやりに来ていただければ、

右上がりのストックビジネスが成立して、

施工店のビジネスにも大きく貢献できる筈です。

 

「雨が降ったら、車が汚れる。」当たり前の常識が、

「雨が降ったら。車がキレイになる」という新しい常識になって、

日本国中がいつの日か

「雨が降ったら。車がキレイになる」が当たり前の常識になったら、

面白いじゃありませんか。

 

ひょっとして、世界中が

そんな新しい常識になったら、

どれだけの節水になるでしょう。

考えただけでも楽しいし、面白いですね。

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2022年11月20日(日曜日)

11.19.普通の新車コーティングとアフターケアマーケットでのKeePer。

カーコーティングという商品は30年以上も前に発生して、

最初から回転式のポリッシャーにバフをつけ、コンパウンドを足して、

塗装表面をコンパウンドの粒子とバフの回転する力で、

塗装の表面にある凸凹を削り取って平らにする研磨から始まりました。

それを総じて「磨き」と呼び、

「鏡面」を造る職人技を競ったものです。

しかし、これは大変手間がかかって体力も必要としますが、

磨いて作り出した「鏡面」は、

研磨後、何もしなければすぐに劣化が始まって余計に荒れてしまいますから、

鏡面研磨後、最初はワックスを塗っていましたし、

その内、もっと保護効果が長い「高分子重合体」ポリマーを塗るようになって、

何故か、そのポリマーを塗ること、

つまりコーティングすることで高い料金をいただくようになりました。

 

しかし、

作業のほとんどは「研磨」であり、

コーティングそのものは付け足しのような存在だったのです。

だから、コーティング職人たちは

「コーティングは下地作り(磨き)が勝負で、上に塗るのは何んでもいいんだ。」

と、自分達の磨きの技術を自慢し、誇ったものでした。

だから、コーティングとは磨きのことであって、

磨いて鏡面状態にした「ツヤ」がその価値のすべてであり、

その上に塗ったポリマー剤の働きは、単に「撥水」と「滑水」でした。

だから、

磨き主体のコーティングを好んで買うのは、

マニアックな車好きであり、塗装の艶を顕微鏡的に見たい人たちでした。

昔、コーティングとはマニアックな人達の「嗜好品」だったのです。

 

やがて、これらのポリマーコーティングを。

カーディーラーが、新車販売時の高付加価値オプションとして、

しきりに販売されるようになって、

コーティング職人達はその下請けとなって、

新車納車整備工場で、日々、車を磨くようになりました。

 

その磨きは、

新車時の塗装の細かい傷などの不具合をついでに修正するのにちょうど良く、

新車オプションとしてコーティングは、お互いに都合のいい存在だったのです。

特に輸入車は、海外からの輸送中に何らかの不具合を被ることが多く、

その補修も兼ねたコーティングは必須であり、

執拗にボディコーティングをオプションで付けるように迫られます。

 

そんなコーティングも、塗り剤が「高分子重合体(ポリマー)」から

無機物のガラスで出来たポリシラザンに変わり、

無機物なので、酸性雨などの汚染物質からの保護効果は上がりましたが、

値段も跳ね上がり、

おまけに、無機物の膜が表面にあるコーティングなので、

水道水や地下水に含まれている炭酸カルシュウム等の

無機物のミネラルが、コーティング表面に着きやすくなって、

悪い事に、無機物同士で固着するので、ウロコ状の頑固な白い水シミになって、

ユーザーからのクレームのもとになりました。

 

それに対してKeePerは、無機のガラスをポリシラザンの形ではなく、

アルコキシオリゴマーという「低分子」の形で使い、

低分子被膜が故の分厚さと優れたアンカー効果で、

塗装との密着性を上げた上に、ほとんどの微細な傷なら埋めてしまうので、

研磨で塗装を削ることなくきれいな被膜が出来ると同時に、

そのガラス被膜の上に有機物で出来たレジン被膜を重ねることによって、

ミネラルが固着しないので(特許登録)、水シミの問題はほとんどゼロでした。

 

だから、KeePerはアフターケアマーケットの中で、

ほとんど独占的に普及できたのでしょう。

KeePerは「職人の誇りである”磨き”」を捨てた所から、今があるのです。

 

長くなってしまいましたが、

KeePerが普通の新車コーティングとは一線を画していて、

新車に施工出来る事はもちろん、

使用中の車にも当たり前のように”磨きなし”で使える理由で、

唯一、KeePerが車のアフターケアマーケットを担っている訳です。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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