谷 好通コラム

2022年10月27日(木曜日)

10.27.「フレッシュキーパー」は、新しい常識になるかもしれない。

9月1日からKeePer LABOで先行販売を始め、

1か月後の10月1日からはKeePer PRO SHOPでも

一斉に「フレッシュキーパー」を販売し始めました。

 

フレッシュキーパーは、

車をすごくきれいにする嗜好品的な価値だけでなく、

「自然の雨で洗車したように車がキレイになる」という自浄性能を実現して、

“実用品”的な価値を持たせて、

カーコーティングとしては画期的なものです。

 

自動車に趣味的な意味を持っていることが多い男性に対して、

自動車を「生活のツール」としての意味を持っていることが多い女性には、

「雨が洗車になるので、洗車の回数が激的に減る。」

この実用的な価値が、とりわけ女性に受け入れやすいのではと考えた。

 

つまりフレッシュキーパーは、

今までKeePerがなかなか受け入れられにくかった女性客を開拓するためには

どうしたらいいのかという発想で開発が始まった商品なのです。

だから従来ならば、

1年に1度の「クリスタルキーパー」に「ECO」の性能を加えたのだから、

「ECOクリスタル」と命名するのが自然の流れなのだが、

あえて流れを変えて、女性が考えた「フレッシュキーパー」と名付けた。

 

そして、

KeePer LABOで先行して販売を始めたのは、

技術的な問題の再々確認と、販促ツールの方向性を確かめる為だった。

しかし、KeePer LABOには、女性客は全体の15%しか来ていなかったので、

たまたま来店された数少ない女性が、

この「フレッシュキーパー」に目を止めて

「このフレッシュキーパーが欲しい。」と注文されることは少なく、

目覚ましい増販にはつながっていなかった。

しかし、これは当然のこととして予測されていた。

 

このフレッシュキーパーは、

もともと給油などの必要商品を販売しているガソリンスタンドでは

来店客数の約半数が女性客であるので、

フレッシュキーパーを販売する舞台として最適だと考えてきたので、

10月1日からのガソリンスタンドが多いKeePer PRO SHOP等での販売が、

本当のスタートだと考え、その出だしに注目していたのですが、

それは想像以上のペースのようです。

 

10月1日からの販売開始なので、

フレッシュキーパーの施工を実施していない店舗がまだまだ多く、

1か月近く経った現在でも、全体の半数の店舗が施工を開始しているかどうか。

今現在のKeePer PRO SHOPは全体で6,389店舗。

その90%近くがガソリンスタンドですが、まだ半数の店舗がスタートした程度。

 

それでも、ふと気が付いたのですが、

フレッシュキーパーに使用する特徴的なケミカルが、

10月の出荷が26日現在で、10,000本を越えているのです。

多くの店舗が一斉にスタートする10月1日以前に

初期の準備としての入荷はしている筈なので、これは使った数量に近い筈だ。

つまり、このケミカルは1本で1台は使うので、

ガソリンスタンドが多いキーパーPRO SHOPでは、

すでに、10,000台以上のフレッシュキーパーが施工されたという事になる。

 

これは、予測していた以上のスタートペースで驚いているが

フレッシュキーパーは

女性客が約半数のガソリンスタンドでは、

想像以上に相性がいいのかもしれない。

これがもっと本格的に全体が稼働し始めれば、すごい事になるかもしれない。

 

ひょっとするとフレッシュキーパーは、

日本の、いや世界の、

新しい常識になるかもしれない。

そんなことを夢想したのでした。

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2022年10月26日(水曜日)

10.26. サイレント期間なので、比較的静かな日が続いて?

10月11日から11月10日までは、

第1四半期の決算発表前のサイレント期間で、投資家の皆さんと

この会社の業績についてコミュニケーションが取れない期間なのです。

だから、今はその真っ最中であり、

サイレント期間というだけあって、比較的静かな日が続いています。

 

一昨日なんか夕方に一つ仕事の予定があっただけなので、

朝からずっと、久しぶりにスタジオにある自分用の部屋にこもって、

音楽を聴きながら、ずっと読み物と書き物をしていました。

久し振りにあまり会話のない一日で、そんな意味で充実した久しぶりの日です。

 

昨日も、朝のトレーニング以外はスケジュールが夕方の一つだけでしたが、

気が付けば企画の人や、何かしらでずっと誰かと話をしていて、

忙しい日でしたが、夜、のんびりと外食してお酒を飲んでしまいました。

 

今日は、午前11時から午後1時までの2時間スケジュールが空いたので、

連れ合いと近所の地産の市場に行き野菜とか魚を買って、

おまけに買ったものを家に持って行って、

昼ご飯を家で食べました。

家で昼ご飯を食べるなんて滅多にない事なので、

留守番の犬のリンダは予定外の私達の「ただいま」で狂喜です。

午後からは、有名な経済誌の取材があったのですが、

今日はエネルギーが余り気味だったのか、

自分が余計な事までしゃべり過ぎであったと反省しています。

 

先に

「サイレント期間だけあって、比較的静かな日が・・・」と書きましたが、

実は、それでも、

ほとんど隙間なくミーティングや訪問があって、

まったく静かな日々なんてやって来ず、

こんな調子の上にサイレント期間が終わり、

また1日にきっちり2件のIRが始まったら

どんなに忙しい感じになってしまうのだろうかと心配していたのです。

しかし不意に、この三日間のいくつかの予定がキャンセルになって、

一昨日、昨日、今日と、

比較的ゆったりとした日になったのです。

 

こんなにゆっくりのスケジュールで仕事がだ来たら、

いい仕事が出来そうな気もしますが、

こんな日がずっと毎日続いたら、まだ嫌だなぁと思ってしまったので、

まだ、大好きな仕事は止められそうにありません。

 

やっぱり仕事はハチャメチャに忙しい方が良いですね。

まぁ、そんな心配をしなくても

サイレント期間が終わった11月11日以降は、

ものの見事に12月初旬までびっしりのスケジュールで埋まっています。

 

もちろん、自分のやりたいことは前もって予定を入れ込んでいますので

仕事に埋没してしまう事はありません。

ちゃんと自分なりの仕事や余計な用事もやっています。

70才なりにいいぺ―スです。

 

今日はこんな新しいものを造ってみました。

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2022年10月25日(火曜日)

10.25.子供の数よりペットの数の方が多い。

「総務省の発表によると

2018年調べで15歳未満の子どもの数1,553万人。

対して犬と猫の飼育頭数合計は

1,855万頭(一般社団法人ペットフード協会調べ)。

家庭における子どもの数よりもペットのほうが多いことになる。」

という記事がYahoo!ニュースにあった。

 

最近は昔と違って、

野良犬はもちろん放し飼いの犬とか猫は極端に減ったので、

このニュースにある1,855万頭(一般社団法人ペットフード協会調べ)は、

実際に家庭で飼われている犬猫の数に近いのでしょう。

 

昔と言っても、つい最近まで、

猫の放し飼い=猫を家の中に閉じ込めないのは、

ごく普通の事として誰でもやっていた。

私の家の猫たちも、

家の中に入ってご飯を食べ家の中で寝る猫と、(これを例えば”家猫”と呼ぶ)

家の中には入ってこないがエサだけは食べに来るという猫がいて、

(それでも必ず一度は捕まえられて去勢されている。)

両方とも、外を自由に行き来していた。

 

しかし人によっては、

自分が飼っていない猫が自分の家の庭に入ってきたり、

カーポートの車の上に登って昼寝をしたりするのが許せないという人がいて、

我が大府市でも条例で「飼いネコを外に出すことは禁止」になってしまった。

 

今18才のチーちゃんも数年前までは外を自由に遊んで、

草むらで小さなカヤネズミをよく捕ってきて、

私達に自慢げに見せてから、幸せそうに食べていました。

 

でもある日、

以前の家の事ですが、目の前の家のご主人から

「お宅の猫が、うちの車のボンネットの上に乗って、よく昼寝をするので

ボンネットに傷がついてしまいます。」と、おっしゃって来ました。

 

そんなことならと思って、

「それは申し訳ない事をしました。私の会社の店で簡単にその傷を消して、

KeePerでピカピカにコーティングしてお帰しします。」

と、申し上げたら

「そういう事ではありません。

今は、市の条例で猫は放し飼いにしてはいけないことになりましたので・・」

と、おっしゃる。

 

私は猫を家の中に閉じ込めて飼うという概念が無かったので、

大変ショックでした。

でもチーちゃんに

「ごめんな、人間の勝手でお前を外に出せなくなってしまったよ。ごめんな、」

と謝って、

それからチーちゃんを家の中だけで飼うようになりました。

 

何が言いたいかと言うと、

こんな感じで、家の中で飼われるようになった猫が増えて、

このニュースにある登録されたペットが1,855万頭になって、

少子化で子供の数どんどん減って

(2018年調べ)15歳未満の子どもの数1,553万人であり、

子供の数がペットより少なくなったとニュースになったのでしょう。

 

しかし、私が思うに、

昔は確かに子供はもっといっぱいいましたが、

街の中の我が物顔に歩き回る放し飼いの猫の数は、今の何倍もいて、

野良犬、野良猫も街中に山ほどいました。

家の中に閉じ込められ飼われていたペットは少なかったかもしれませんが、

全部含めた猫と犬の数は、はるか昔から、

人間の子供の数より多かったのではないでしょうか。

だから、

この記事を見て、私は「何を今さら・」と思ってしまった訳です。

 

 

奈良公園には、飼われていない鹿(野良鹿?)が、いっぱい住んでいて、

観光客にエサを貰ったり、

好き勝手に糞尿もして(それを人間が始末してあげる!すばらしい)。

好きな所で寝て、自由に繁殖して、子育てをしています。

 

人間と自然状態の大型動物が共存して生きている姿は、

世界的に貴重な珍しい存在として世界中に有名です。

 

自然と人間の共存は人類の存亡をかけたテーマです。

その理想的な姿として奈良公園の鹿たちが人間と共存しているのならば、

猫が家の中と外を自由に行き来して生きている姿なんて、

何の不便さも、危険も害もない

人間と自然の共存の原型ではありませんか。

 

猫が車のボンネットに乗って昼寝をして傷が着くと言うなら、

言ってくれればKeePerがいくらでも磨いて上げます。

それで日本国中の猫が外を自由に歩ける自由が得られるのならば、

本気で、それくらいの事やってもいいなと思うのですが、

ダメでしょうかね~。 「自分がやる訳じゃないのに」と、みんなに怒られますかね~。

 

 

外に出られなくなってつまらなくなったチーちゃんですが、

後輩猫の小ミミが来て、適度な緊張感が出来て良かった今日この頃です。

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2022年10月24日(月曜日)

10.24.人の気持ちは分かったつもりでも、分からないものです。

それは夫婦の仲でも、恋人の仲でも、

相手の気持ちは分かったつもりでも、分かっていないことが多いものですが、

これが、相手が他人ならば、余計に分からないもので、

マーケティングの一番難しいところでもあり、一番肝心なところでもあります。

 

相手の気持ちを思った場合、

どうしても自分の価値観とか感性が基準になってしまうので、

全く違う環境で、違う生活をしていて、違う経験をしてきている他人なので、

分かろうと思う方が無理なのかもしれませんが、

こと、これがビジネスの場合は、

そこが生命線になるので、マーケット調査でアンケートを取ったり、

無作為で集まってもらった消費者に意見をでしてもらい参考にするとか、

マーケット調査に時間と多大な費用を掛けたりします。

マーケッターなどという専門のプロまでいて、高い収入を得る職業のようです。

 

しかし、お客様の気持ちは実際の現場で直接お客様と接して、

実際のお車を見ながらご希望とかを

お客様に直接お聞きするのが最も要望に近いようです。

 

店舗でのKeePerの接客受注は、

最初から何かの商品を説明するとかお勧めするとかではなく、

お客様が欲しいと思っているキレイさをお聞きして、

それに応えられるようなサービスをお客様と一緒に探していきます。

こうした方がお客様の満足を得られやすいし、確実に喜んでもらえます。

その方が、何か店舗側が利益になるようなサービスをお勧めするより、

お客様と一緒にお客様が欲しい物を探す方が、

結果的に、一台当たりの単価も上がり、結果的に利益も出ているものです。

こちらが売りたい物より、お客様が欲しい物をお客様と一緒に探した方が、

結果的にお客様も喜び、結果的に店舗も利益が出ています。

商売は、

売りたい物より、お客様が欲しい物を探し、実現する。

これに尽きると言っても過言であません。

だから、

KeePer LABOでは何か商品を限定して、

「○○コーティング強調キャンペーン」などという

強化商品販売キャンペーンの類のキャンペーンを全くやりません。

ただの一度もやったことがありません。

やったことが無いので、

そういう販売キャンペーンが無い事を誰も不思議だと思っていないので、

話題に出る事すらないのです。

販売会社としては、非常に珍しいパターンです。

だから、お客様は安心して

自分が欲しいキレイを楽しそうに話してくれるのかもしれません。

だから、1台当たりの平均単価が16,000円台と高いのかもしれません。

 

 

この子の欲しい物は目の前の水槽の中を泳いでいる「メダカ」です。

聞かなくても分かります。

子ミミはとっても分かりやすい子なのですのです。

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2022年10月24日(月曜日)

10.24.考えてみれば私は富士で2番にしかなったことがない。

昨日、富士にIPSレースを観に行った時、なくなったカメラが出てきました。

乗せてもらっていた車の座席のポケットにあったそうです。

撮ってあった写真が手元に戻ってきたので、載せますが、

そういえば、富士スピードウェーでは、

私は1位になったことがありません。

12年前にゴルフカップで2位になった。あれから12年..

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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