谷 好通コラム

2022年09月23日(金曜日)

09.23.KeePer LABO新・八王子店のキックオフミーティング

今日は、埼玉県・三郷にある東京営業所に

店舗スタッフ全員と社長や担当部長、マネージャーなどが集まって

「KeePer LABO・八王子店」のキックオフミーティングを行いました。

私やデザイナーなど数人は、愛知の本社からリモートでの参加です。

 

いつもは、関係者全員が本社会議室に集まって、

すべてのテーマを片付けてから、近所にあるうなぎ屋の「かとう」に行って、

すごく美味しい名物の「ひつまぶし」を一緒に食べるのが習慣でしたが、

みんなの忙しさが半端ではなくなってきて、

全員が愛知の本社に集まることが大変になってきて、

今後ますます開店が多くなるであろう関東の店舗のキックオフは、

東京営業所と本社に分かれての開催が現実的になってきたのです。

しかし、

全員がKeePerの本拠地に集まってのキックオフも意味はあるので、

出来るだけ従来の方法を続けていきますが、

次善の策として、この形も有りとしていく事になるでしょう。

 

LABO八王子店は、

10年くらい前、快洗隊がKeePer LABOに変わった頃、

「カレッツァ八王子店」というドライブショップの

広い駐車場の一角に敷地を借りて建てた店舗で、

八王子市という大きなマーケットに恵まれて

素晴らしい実績を上げ続けていた店舗でした。

しかし、

「カレッツァ八王子店」が、敷地全体の売却に伴って”閉店”となり、

私たちのKeePer LABOも閉店して”移転”せざるを得なくなっていたのです。

しかし、今年7月の閉店の時点では、

代替の地をなかなか見つけることが出来ず、

やっと見つけたのは、コンビニ「セブンイレブン」の閉店物件で、

見つけても、なかなか建設にかかれず、

やっと、10月のオープンにこぎつけたのです。

 

しかし、しかし、

LABO新、八王子店の新しい立地は、

従前の店よりもはるかに視認性がよく、

相当、より多くのお客様にご来店いただけることが期待できる場所で、

そのマーケットポテンシャルは2倍はあると感じられる。

さらに、

その敷地も広く建設デザインの自由度もあり、

コーティングブースも3倍になって、

店舗全体のキャパシティも2倍以上になったと言っても過言ではない。

だからといって新店舗が即2倍の実績を上げるかといえば、それは無理だが、

時間をかけて新しいお客様の積み上げを進めて、

いつかは、旧店舗の2倍の実績を出してくることは確実だろう。

 

旧店舗は平月に7oo万~800万円の実績を上げていたので、

スタッフも7名が固定して勤務していたが、

新店舗になって販売実績が上がる兆候があったら、

即、先行して増員をしていくと約束をした。

だから、みんなも何の躊躇もなくどんどん新しいお客様を受け入れ、

新しい場所に、

新しい店舗を建てて良かった。

実績も上がって、

新しい仲間がいっぱい増えたと、

 

みんなと共に喜びたい。

 

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2022年09月22日(木曜日)

09.22.最初に投資すべきものと、結果として最後にあるもの

会社を興した者の目的と、責任と、喜びは、

社員の幸福と、

お客様の喜び。

そしてステークスホルダーの満足であろう。

このトライアングルの”結果”が、

経営者自らの成功と富にもつながるだけなのだろう。

 

しかし、これはあくまでも結果であって、

この経営者としてのサクセスと富を、直接の目的として経営をすると、

社員の幸福と、お客様の喜び、

投資家などの満足が出来上がらないので、

当然の結果として経営者の成功と富は決して大きくは出来上がらない。

 

そして、経営は「投資」が初めに来て、

「利益」は、後からついてくるもの。

 

「投資」とはまず、社員に対してされるべきものであって、

設備や装置に対する投資は、社員に対する投資に付随してされるものであり、

社員は決して設備や装置に付随するものではない。

なぜならば、設備や装置は、それ自身が稼ぐものでなく、

付加価値を生み出し利益が発生されるのは、つまり稼ぐのは、社員そのもので、

設備や装置はその為の道具であり、付属物でしかない。

 

しかし、

経営者の多くは、

設備や装置に投資をするのは、投資した分の”物”が残るので、

しかも”自らの所有する物”が残るので投資しやすいが、

しかし、

社員に対する投資は、

給料として払ってしまえば金の所有が社員に移って、

自分の物ではなくなってしまうので、先行的な投資をしづらい。

しかし、

付加価値を生み出すのは社員であり、

利益の発生も社員が造り出す付加価値からしか生み出されないので、

“先に社員に対する投資”が成されなければ、

当然、利益は出てこない。

つまり、

いくら設備・装置に先に投資しても、

それを使う社員に投資がされていなければ、

その設備・装置はそれ自体では何も生み出さないので、

当然、利益は出てこない。

 

まず投資すべきは社員スタッフであり、

その前提で、

彼らが使う為の設備・装置に投資がされる。

だから、莫大な投資を設備・装置に投資にしたのに、

それを活かすべき社員スタッフたちに十分な投資が成されていなければ、

その莫大な投資がされた設備・装置は、

ただの物になり、建物は廃墟となる。

 

彼らこそ、投資されるべき会社の原動力である宝である。

彼らにしか、彼らの技術と心にしかお客様の喜びを造り出せないし、

利益を生み出すことも出来ない。

だから、会社を支えるステークスホルダーの満足も造り出せない。

 

彼らこそが、経営の中心であり、原動力であり、最も投資されるべき対象だ。

 

経営者としての成功も富もその結果、最後の最後の結果でしかない。

まず、彼らにこそ、まず最初に彼らにこそ経営者は投資すべきなのだ。

三十七年間、会社を経営して、

やっぱりその結論に落ち着いた。

彼らこそが、経営の中心であり、原動力であり、最も投資されるべき対象だ。

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2022年09月19日(月曜日)

09.19.LABO仙台長町はタイヤ倉庫跡。スーパーGT #37は 9位でゴール。

昨日、仙台市市内のホテルに泊まってから、

午後からのスーパーGT SUGO戦の前に、

午前中、LABO仙台長町店を訪問した。

 

7年前の2015年、

LABO仙台仙台長町店は、東北地方の一号店としてオープンした。

建てられた長町店は比較的所得の高い方が多く住んでいる古くからの街で、

道から少し引っ込んでいて視認性は低いが、街の人からは分かりやすい場所で、

元々ブリジストンタイヤの仙台の営業所兼タイヤ倉庫で、

これを工夫して、大改装をしてKeePer LABO 仙台長町店とした。

 

この建物を改装するのは、大変、工夫が必要であった。

しかし、何代かの店長達の努力で高い実績を上げる東北の中核店舗に成長し、

9月の今現在で、前年比137%の約620万円で、

ひょっとしたら、今月も軽く1,000万円をオーバーしてくるかもしれない。

この8年間に年間1億円を確実にクリアできる店舗に成長している。

 

しかしこの店舗は、元タイヤメーカーの仙台営業所とタイヤ倉庫であった為、

KeePer LABOとしての改造が難しく、

“新しい店舗”がコーティングブース6台、洗車3台のバランスに対して、

この長町店の作業キャパシティは、

洗車場が大きく7~8台分もあるのに、

コーティングを施工する為の「閉じられたブース」はたった2台分しかない。

明らかにバランスが逆で、

すごく難しい工夫だが真剣に改装し解決しなければならない。

 

東北の店舗は、みんな本当にものすごくチームワークが良い。

藤原店長と、あしかがチーフ。

さいとう君

おの君、さとう君。

たかはし君

ひきち君

 

 

午前中にラボ仙台長町店に行って、みんなに会った後、

午後からはスーパーGT第6戦「SUGO戦」を見に、行く。

 

新型コロナ禍の影響で、3年間も観客が制限されも

私達もパドックに入れない状態が続きましたが、

ようやく制限が緩和されて、グランドスタンドは満員の応援団で埋まりました。

 

ピットに中に入って、三年ぶりに#37を間近に見ることが出来た。

 

GT300クラスで、昨年チャンピオンになった

#61 スバルBR-Zの井口選手と山下選手が、

わざわざテントに挨拶に来てくれた。

 

 

レースは、

つぎのレース「オートポリス戦」からハンディも半分になって、

最終の「もてぎ戦」では、フェイトがゼロになって、ガチンコの勝負になるが、

このSUGOレースまでは、まだウェイトハンディが他車に比べて大変重い状態で、

上位に食い込めるチャンスはほとんどない。

予選も12位でドベ3である。

それでも決勝で10位までに入れば、少しでもポイントを重ねることになって、

最終戦にシリーズチャンピオンを賭けた決戦に有利になるので、

上位入賞のチャンスは少ないとはいえども、

まったく力を抜くこともなく全力で戦い、シリーズチャンピオンを目指す。

結果は10位でゴールし、前にいた#36がペナルティを貰ってしまったので、

結果的には9位となり、渾身の2ポイントをゲットした。

最終の決勝戦で、この2ポイントがどのように効いてくるか。

 

 

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2022年09月18日(日曜日)

09.18.山形店は抜群の角立地、泉インター店はドライブSHOPの中。

昨日、LABO山形店に初めて行ってきました。

ラボ山形店は山形県の1号店であり、

今年、物件情報として出た時から抜群の立地であり、

しかも角地。視認性抜群であることは物件情報だけからでも伺えました。

 

山形市は山形県の最大の都市であり県庁所在地でもあります。

人口は市発表の推計で約38万人、山形市の都市圏としては約50万。

一般的に良くあるローカルの中核都市で、

街がとてもきれいで静かであり、ものすごく住みやすそうな街であった。

人口38万人はLABOのマーケットとして十二分であり、

山形都市圏の50万人の範囲で考えれば、

LABOが3軒は充分にできる。

しかし人口の密度としては薄く、地域は広範囲であり、

未進出県への一号店は、立地の「視認性」が重要であり、

その視認性により、出店からの発展のスピードに大きく影響する。

 

だから、一般的にローカルに出店する場合には、

その街のとにかく一番目立つところへの出店を優先します。

その点においてLABO山形店は文句なしで、

一番良い場所に、理想的に質感高く目立つ店舗を上手く造れたように思います。

 

7月半ばにオープンして、翌月の8月には282万円を売り上げました。

今月9月はそれを上回る実績で進んでいます。

当初の予想は1か月目を300万円と想定していたので、

少し低めのスタートではありますが、雪国の夏の数字は決して高くはないので、

採算も取れており会社の評価としては上々です。

更に1年、2年と経つうちに認知が深まって、

コンスタントに500~700万円出すようになってきて、

そんな時には、スタッフも7~8名体制になっていて、

すぐに年間1億円を目指す店舗になっていきます。間違いありません。

 

LABO山形店に実際に行って見て、

粒ぞろいのスタッフ4名の現状で、

加藤店長のリーダーシッ発揮で、

チームワークもいかにも良さそうで、好感を強く持ちました。

ぼつぼつと来始めているお客様も、

きっと同じ思いをお持ちいただいているでしょう。

 

たなか店長、こんの君、

ひきちチーフ、さとう君、

 

 

山形から山形高速に乗って仙台に走り、泉I.C.で降りてすぐの

 LABO泉インター店に行きました。

Driveショップ「ジェームス泉店」の駐車場に5年位前に造った店舗で、

道路からの視認性は決して良くありませんが、

泉インター周辺が非常に活発なチェーン店舗が進出していて、

購買力がありそうな地域であることと、

それに伴って「ジェームス泉店」も、とても繁盛しており、その集客力もある。

 

それ以前に、全体として「仙台市」が人口100万人の都市であり、

その周辺都市を含めた仙台市圏で言えば人口150万人のマーケットです。

その仙台市には8年ほど前に「LABO長町店」という、

仙台では比較的高所得層が多い有数なマーケットに出店していて、

時間はかかったが、今では年商1億円に届くようになっていて、

仙台市の方々に対するKeePerの認知がある程度拡がっていたので、

LABO泉インター店の立地にGOを出した。

店舗は、LABOとしては狭小で、

コーティングブース3台分と、洗車場と仕上げ場が計4台分あるだけ。

ただ、このサイズの店舗は他に何店もあり、

それぞれに立派な実績を出しているが、狭小な店舗がハンディである事は違いない。

 

それでも5年間頑張ってきて、今年7月と8月とも570万円以上の実績で、

この分なら年間8,000万円の実績は上げてくるだろう。

比較的小さなキャパシティの割には、それなりの実績と正の収支になっている。

 

今の目立たない立地は、

仙台の大きなマーケットと、

ジェームス泉店の集客力と、

先行しているLABO長町店での認知の広がりによって補完され、

初めて成り立っているものでしょう。

 

もちろん忘れてはならないのが、

LABO泉インター店のメンバー達の充実ぶりも大きく貢献している。

 

かとう店長

たかはし君

さとう君

やまとチーフ

 

来年四月卒業予定の大学生がアルバイトに来ていてくれた。

たけもと君とあおと君、ありがとう。

 

彼らの貢献に応えるためにも

ここは何とかハードの改善と拡充で、

その可能性をより大きくはて行かなくてはなりません。

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2022年09月17日(土曜日)

09.17.「つばさ」に乗って踏切付きの山形新幹線を行く。

今日は、朝8時45分に家を出て、

「子ミミ」と「リンダ」を、動物病院のペットホテルに預けて、

9時30分くらいに名古屋駅に着き、切符を買ったのですが、

名古屋駅の切符売り場「みどりの窓口」は、見たことがないほどの長蛇の列で、

俗に言う「シルバーウィーク」の凄まじさを思い知らされました。

私は18才の時、ガソリンスタンド(トラックステーション)で働き始めてから、

50年間、ずっと土日は仕事で、平日に休みを取るサービス業の生活だったので、

土日とか、連休中の交通機関の混雑ぶりを見て、

「みんなが休む時に、自分も休むのは、混んでるだけで、俺は嫌だね。」と、

休日の交通機関の混雑ぶりを横目で見て、

平日に休んで、何処も空いているゆったりとした遠出を楽しんでいました。

だから、

今日の様な連休の初日に、

新幹線の切符を買おうとすれば

売り場で行列に並ばなければならないという事を忘れてしまっているのです。

 

だから、行列にかなりの時間を並んだので、

10時12分発の東京行き「のぞみ」になってしまい、

東京駅には11時51分着で、

12時00分発の山形(東北)新幹線「つばさ」乗り換えました。

その間、わずか9分の離れ業の乗り換えです。

 

私は足の不自由があるので、普段は積極的に歩くようにしていますが

新幹線のホームなど少し長く歩く場合は、車イスを使っています。

でも、ホームのエレベーターを、

子供を乗せたベビーカーに占領されているのは、本当に困り物です。

今日は、ホームからコンコースに降りるエレベーターも、

コンコースから乗り換えのホームに上るエレベーターも、

ベビーカーを押すママさんパパさんに占領されて、

だから、順番待ちで結構、時間を要してしまい、

山形への「つばさ」に乗ったのは、出発時間ギリギリの間一髪セーフでした。

今の小さな子は必ずベビーカーに座っての移動なので、

些細な事ですが、車イスにとってはこんな不便が新たに発生してきているのです。

 

ところで、この山形新幹線、新幹線としては大変変わっています。

 

※ウィキペディアには、

「山形新幹線は、東京 – 山形・新庄間を結んでいます。

福島から山形までの奥羽本線を新幹線車両が直通できるように改良し、

1992年に開業しました。1999年には新庄まで延伸開業しています。」

 

つまり、

東京から福島までは

線路の幅が広い新幹線の線路(広軌)を通り、

福島から⇒山形⇒新庄の間は、

元々の在来線(狭軌)の「奥羽本線」を

「つばさ」が通れるように改造して、

新幹線車両である「つばさ」が走れるようにして使っている。だそうだ。

 

という事は、私は従来からある「奥羽線」の”狭軌”の線路の外側に

もう一本線路を足して、

「広軌」の線路とダブルに敷いてあるものだと思っていた。

 

だから、30年くらい前に私はこの新幹線に何回か乗っているので、

その時に見れば良かったのですが、よく知らなかったので見なかったのです。

その後、山形新幹線が在来線と線路を共有しているという事を知ったので、

今日、山形新幹線に乗ったら、絶対に確認しようと思っていたのです。

 

そして、

確認しました。写真も取りました。

ところが、山形新幹線(奥羽本線を兼ねる?)の線路は、

ダブルになっていなかったのです。ショックでした。

長年、ダブルの線路になっているものと思い込んでいたのに、

山形新幹線の線路は、残念ながらシングルでした。

 

一体どうなっているのでしょうか。

ネットで色々調べてみても、よく分かりません。

しかし、

私は、間違いなく東京から新幹線のホームで山形新幹線に乗り、

間違いなく東北新幹線を新幹線の走行感覚で福島まで来て、

福島からは、線路はダブルではありませんでしたが、

在来線のようによく揺れて、

速度は明らかに100kmちょっとしか出ていません。

線路脇にはいくつもの「踏切」があり、

「駅」は明らかに在来線の普通の駅そのものです。

一体、どんなことになっているのでしょう。

 

しかし、在来線を走る列車を、

東京から途中の福島まで新幹線そのものを走らせてしまい、

乗り換えなしで山形までを直通にしてしまった発想は、

最小限の費用で、素晴らしいと思うのです。

長崎もそんな風にすれば良かったのにと思ったり、

すでに、そうなっているのかな? と思ったり。

 

ダブルの線路が無かったのは、

ひょっとしたら、在来線の奥羽本線そのものを広軌に改造してしまって、

在来線の列車を無くして「つばさ」で済ましてしまっているのでしょうか。

駅はまるで在来線の駅そのものです。

そうかもしれません。

それはそれで面白いですね。

 

いえ、駅には在来線の電車もいました。

同じ線路を走っているのでしょうか。

よく、わからなくなってきました。

 

もうすぐ「山形」です。

また、今度、じっくり調べてみましょう。

 

田んぼは、もうすぐ稲刈りでしょうか。

 

目的のLABO山形店の事は明日また、じっくり書きます。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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