2022年06月23日(木曜日)
06.23.ひょっとしてECOクリスタル の開発コンセプト
クリスタルキーパーは、「1年間耐久」で
「年に一度の愛車へのプレゼント」などのキャッチフレーズで、
約15年前にデビューし爆発的なヒット商品になったと同時に、
それ以来、着々と改良を重ね、
今や、年間約100万台が施工されるベストセラーのカーコーティングです。
世の中の多くのコーティングは、5年耐久を謳って、新車販売時に施工され、
最初は良くても、徐々に効果がよく判らない状態で続くのが当たり前でしたが、
クリスタルキーパーは、毎年一回だけ2時間の施工を繰り返すことによって、
必ず最初の感動を伴うほどの素晴らしいキレイさを味わうことが出来て、
確かに「年に一度の愛車へのプレゼント」が体感できる。として支持されてきました。
そして、
1年間耐久を「その効果が、実際によく判った」という体感が、
約85%という驚異的なリピート率を造り出し、
「1年間本当に効果があって、間違いなかった。」との信頼から、
再施工時には、さらに付加価値の高いダイヤモンドキーパーなどに、
ランクアップ施工される方も多く、単価アップの大きな要因になっています。
しかし、大変多くのユーザーに支持されてきたKeePerにも一つの悩みがありました。
それは「女性客」と「軽自動車」の少なさです。
自動車というものが、男性にとっては嗜好品的な一面があって、
「愛車を素晴らしくキレイにして、長時間守る。」という事に価値があっても、
多くの女性にとっては、自動車は嗜好品的な価値を持つものではなく、
あくまでも日常の便利な道具としての価値であって、
それに、数万円の費用をかけてカーコーティングするという価値観は乏しく、
女性が乗っていらっしゃる車へのKeePerの施工率は低かったのです。
また同じような理由で軽自動車への施工も低かったのです。
KeePerの直営店である専門店「KeePer LABO」に来店される方も、
男性が85%、女性が15%と大変偏ったご来店傾向で、大きな課題でした。
しかし、女性はマーケットの半分を占めている訳であり、
この偏った傾向を放置したままでは、今後の成長の大きな阻害要因になります。
そこで女性に使っていただけるようになる「メリット」は何か。
それをカーコーティングがどう実現できるのかを長年探ってまいりました。
そこで行きついたのが
「雨が降れば、まるで洗車をしたようにキレイになって、楽になる。」です。
自動車は便利な道具としての価値としている女性でも、
車を汚くしていれば、だらしなく見えるのは嫌なので「洗車」はします。
しかし、その「洗車」は時間も手間もかかり、費用もかかりますから、
出来れば洗車回数が少なくなることは歓迎されるはずで、
しかもきれいなまま乗っていられるならば、そこに価値は感じられるはずです。
そこで、一昨年の末に販売を始めた「EXキーパー」が、
過去味わったことの無いような透明感を持った極上の「ツヤ」の
最高級コーティングとして市場に、市場に広がって行く中で、
副産物として「雨が降ったら、汚れが雨と一緒に流れてしまう。」
そんな特性が強くあり、
それがEXキーパーの表面の分子構造に起因していることも判ってきて、
それを従来からのダイヤモンドキーパーの表面に付加した
「ECOプラスダイヤモンドキーパー」としてデビューさせました。
そして、これが非常に好評に拡がり始めているのですが、
やはり、その購買が男性65%、女性35%の比率であって、
「洗車の回数が激減して楽になる。」という特性が、確かに女性に有効でした。
しかし、ECOダイヤは価格が7~9万円であり、
コーティングの類としても高い価格設定になっていたので、
女性ユーザーに拡がるというまでは行きません。
そこで、色々とアンケートを取って見たりして、多くの女性に聞くと、
いくら「キレイになって楽になる」というメリットを得られたとしても、
「車」というものに費用をかけられるとしたら、2万円台という意識でした。
ならば、KeePerのベストセラーであるクリスタルキーパーに、
「雨が降れば、まるで洗車をしたようにキレイになって、楽になる。」を
メリットとして付加して、何とか2万円台に費用を抑えることが出来れば、
多くの普通の女性が受け入れられるサービスになると考えられたのが
ECO+クリスタルキーパー、略称「ECOクリスタル」です。
クリスタルキーパーの「メンテナンス無しの1年耐久」という気軽さと、
「年に一度の愛車へのプレゼント」というコンセプトでベストセラーの実績。
これに「ECOクリスタル」の
「雨が降れば、まるで洗車をしたようにキレイになって、楽になる。」が加わり
「ECOクリスタル」のコンセプトが実現できれば
今度こそ、女性客や軽自動車ユーザーなどに、
魅力を感じていただける商品になるかもしれません。
ちょっと本気になって考えています。
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2022年06月22日(水曜日)
06.22.盗まれた「桃」がネットで売られていたそうです。
「桃」と言えば、岡山県が一番の生産地かと思えば、
ニュースによると山梨県が日本一の生産地だそうだ。
その山梨で、桃農家の畑から1万4000個もの「桃」が盗まれて、
その桃がネットの通販サイトで売られていたと言っていた。
しかしその桃は、
農家が収穫する5日ぐらい前のもので、
「まだ固くて、おいしくないから買わない方がいい」とも、
被害にあった農家の人がインタビューの中で言っていました。
ネットの通販は、
”匿名”で盗品を売って現金化できる便利な仕組みとして
「盗難」「横領」などの犯罪の温床になっているのは、
何とかならないものだろうか。
「匿名」で何か出来るとなると、
なぜか普段できない事、とりわけ悪い事が出来てしまうのは残念なことだ。
ネットでの通販でも、
商品を販売するという事は買う人に対する責任を持つことになるので、
自分の素性を明らかにする事を義務付けることは出来ないものなのだろうか。
「匿名」でしか、
ものを言えない人もいっぱいいて、
そんな人は、他人を傷つけることを何とも思わないどころか。
人を傷つけ、相手を悲しませたり、
怖がらせたりすることをむしろ楽しんでいるようで、
実は、それは、重大な犯罪行為であることを思い知ることが必要だろう。
そういう人は人を幸せにすることも出来ないと同じように、
自分も絶対に幸せになれないに違いない。
人に与えたものは、
いい意味でも悪い意味でもすべて自分に帰ってくるものだ。
和歌山の「桃泥棒」の記事と、
その「桃」がネット通販で売られているというニュースを見て、
そんなことを思いました。
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2022年06月21日(火曜日)
06.21.朝のトレーニングと、たった4件の用件でクタクタだが
今日は、
毎週火曜日と金曜日のトレーニングを受けてから10時半に出社。
それから座り仕事である応対と会議の四件を済ませたのは夜7時過ぎ、
最後がLABOの店舗プラン会議で、
新店2軒分と4件の店舗改造の検討で3時間半くらいかかったからか、
何故か、ものすごくくたびれ空腹も手伝って、すぐに帰社しました。
人間の体の中で脳を働かせることが一番エネルギーを使うと言われますが、
「そんなバカな」と、私は思っていました。
手や足を使う方が疲れるのに決まっている。
頭なんて使えば使うほど楽しくて元気になると思っていたのです。
しかし、歳をとって
体全体が老いて、体力が無くなってくると、
元気になった頭を集中して使う事でくたびれてしまうようになったようです。
一日中座っているのに、
頭を使って喋っただけで疲れるようになってしまったのは、実に情けない。
専務と社長は朝から働いていて、
私よりもはるかに多くの用件をこなしているのに、
私が帰る時点から、また、かなり手間のかかる仕事をこなすようだ。
あの様子では、夜は何時に終わるのか見当がつかない。
私も昔は、
そんな感じで一日中目いっぱい働いて、夜遅くても平気だった。
というより、つい何年か前までけっこう平気だったが、
70才は肉体としての大きな曲がり角なのか、
この所、ちょっと根を詰めて働くと明らかにくたびれるようになった。
その割には頭が冴えてきて、
今まで見えなかったものが、どんどん見えてくる。
すると、どんどん新しく色々なアイディアが浮かんできて、
事業の成長スビートを上げていくような発想になってきていて、
事業そのものが、今まで以上に面白くなっていて、
強気になりやりたいことだらけになってくるのは、
実際に行動してくれる会社のみんなには、本当に申し訳なく思っている。
体にあまりエネルギーを使わなくなって、
その分、頭にエネルギーが行ってしまうのだろうか。
頭ばかりが回ってしまい、机上の空論になってしまう危険性もある。
その危険性を意識しながら、
それでも、自分の意志で
成長をもっとスピードアップする方向性は、どうしても変わらない。
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2022年06月19日(日曜日)
06.19.日本電産の永守重信会長がCEOに復活したそうだ。
小型精密モーターで世界の80%のシェアを誇る
電子部品メーカー日本電産を、
一代で巨大企業したカリスマ創業者永守重信氏は、
「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」で、
買収した五十数社をほぼすべて一年以内に黒字化して
時価総額4兆円にまで育て上げたスーパーマンです。
しかしこれは、ここ1年で約半分に株価が下がった時価での約4兆円であり、
これを不満として、
一旦は譲ったCEO(経営最高責任者)に、
永守重信氏は、一年足らずで復活したのだそうです。
株価は確かに一年で半分にまで下がっているが、
それでも収益的には過去最高益を記録していて
PERも30倍近くもあって将来性を大きく期待されたままだが、
永守会長は、それでも全く不満なようで、
将来の売り上げ計画を今の約5倍の10兆円に設定して、
自らの手で、まだこの会社を大飛躍させるつもりのようだ。
このことはYahoo! NEWSに載っていて好意的な書き方だったが
Yahoo!ファイナンスの掲示板を見ると、
株主の皆さんは必ずしも好意的ばかりでもなく、
中には「老害」の単語も何回か使われていた。
株式マーケットも、この事を必ずしも好感していないのか
株価は昨日の時点で年初来最安値をまた更新している。
ソフトバンクの孫さんも、
ユニクロの柳井さんも、スズキの鈴木修さんも、
一旦トップから身を引いたのに、後任の仕事ぶりと結果に業を煮やして、
再びトップの立場に返り咲き、
その後は、中々承継が進んでいないようです。
いずれにしてもこれらの会社は
日本を代表するように超巨大企業の事なので、
私達の会社などの事とは比べようもないのですが、
私だったら、絶対に嫌です。
もう一度、前面に出る社長職に戻ることは、絶対にあり得ません。
今の体制で、以前よりもはるかに機動力も出ていて、
企画力も増したので、
今のままで行く方が絶対に良いし、
私の今の体力では、今の労働量がちょうど合っています。
この年になって5年前のような仕事漬け生活に戻る事は自殺行為です。
いや、自殺行為にはならなくても、本当に、ぜったい嫌です。
永野さんや柳井さん達は、
桁違いに頭脳が優れていて、
事業意欲・達成意欲などが、精神力も並外れて強いのでしょう。
もちろん体力にしても、
自制した日常生活に(強い意志で)コントロールされていて万全なのでしょう。
それに比べて
私なんざ、
夕方近くになると、もうピールが飲みたくなって、
若い子を捕まえてすぐ安酒屋に飲みに行ってしまいます。
せっかく健康になったのに、
病院の先生の言うような健康優良児のような生活がどうしても出来ません。
きっと、私の志なんざ、その程度なのでしょう。
いずれにしても、
日本電産の永野会長のCEO復帰のニュースを見て、
「俺は、絶対やらんな。絶対」と、つぶやいた私でした。
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2022年06月18日(土曜日)
06.18.珍しい一時間の長い空白
今日、久し振りの人が会社に来ていただけるとのことで
会社で待っていたのですが、
うっかり私が時間を一時間間違えていて、すっぽり一時間空いてしまった。
こんなことは珍しいのですが、何もすることがない時間が一時間できて、
改めて一時間という時間の長さを感じています。
会議とか、機関投資家からの取材を受けている時の一時間は
あっという間に過ぎてしまうのに、
今日みたいに事務所に珍しく誰もいない時の一時間は、とても長く感じます。
そう考えると、どうせ限られている一生の時間も、
忙しく、あわただしく過ぎてしまうよりボーっとしていれば、
とても長く感じられて、かえって得なのかもしれないのかな、
なんてつまらない事を考えてしまいます。
しかし、入院中の事を考えると、
「時間薬」といって、とにかく時間が過ぎるのを待つしかない事を思うと、
退院して元気になった時の時間が、
「元気なだけでこんなに幸せなのか」と、感じたことを思うと、
ボーっとしているのは、やっぱり嫌だなと思ったりします。
私はいま70歳になってしまっていますが、
50歳近くになってからこのブログを書き始めたので、
バックナンバーを遡れば、事細かく記憶が蘇りますが、
30歳台の時、40歳台の時の事をほとんど覚えていません。
決算書などを振り返って読めば、あの頃にはあんなことがあったとか、
かすかに思い出しますが、やはり大まかにしか覚えていません。
若い時からずっと日記を書いている人がいますが、
そういう人の気持ちがわかるような気がします。
どの年代でも、充実して生きてきたことには違いないので、
それを文字にして置き換えておく意味は、たしかにあると感じます。
そんなことを思いながら、空白の一時間の半分を使ってこれを書きました。
変な気持ちです。
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