谷 好通コラム

2022年02月09日(水曜日)

02.09.なんと、明後日、突然の一旦退院

今日から傷口を自分で洗うようになって、

それが良かったのかどうか分からないが、

突然明後日、一旦退院することになりそうなのです。

無茶苦茶嬉しいのですが、

これからは自分の傷口に指を突込んで洗わなければならないので、

かなりビビっているのですが、何とかなるでしょう。たぶん。

 

一旦退院ですから、また2月24日から1週間の入院で、

膀胱の内視鏡手術で小さな腫瘍を取ります。

これで一連の入院は終わりになって、

今度こそ、当分は健康でいるのでしょう。

歳をとってきたので、何かあってもすぐに入院沙汰になってしまいますが、

今度こその本物の最終的退院は3月3日です。

退院したら、食事などを真面目に節制して、

今度こそ本物の健康を維持しようと、本当に真剣に思っています。

 

明日は、会社の取締役会ですが、一部分しか出られません。

たぶん午前中は、自分でやる傷の処置のレクチャーがあるので、

それが終わってからの取締役会出席です。

しかし取締役会は、すでに幹部会や普段の活動で決めた事を追認して、

決議などの手続きを行う場である多分に形式的な要素が強いので、

部分出席でも、実質的にそれほどの差し障りがある訳ではないので大丈夫。

 

明後日の退院はまだ確定ではなく、

しかも毎日の自分での処置が必要なので、

出張はまだまだ出来ないが、会社での仕事はある程度できる。

それもそうだか、とりあえず自分の家で寝泊まりできて、

何といっても家のご飯を食べて、ペットたちとも会えるのは本当に嬉しい。

 

今日は嬉しくて、寝られないかもしれない。

(と言っても、私の寝つきの良さは天才的、その心配は全く無い)

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2022年02月09日(水曜日)

02.09.立春過ぎての大雪。ECOダイヤはどこまで有効だったか。

暖かい病室から、今年の寒い冬と雪の事を書くのは気が引けるが、

今年の雪はどこもすごいようだ。

明日は東京で大雪が降ると言っていたし、

札幌では観測史上新記録の大雪で、

JR札幌駅を発着する電車が丸二日間発着不能で全面運休になっているという。

よく分からないが、これも地球温暖化に何か関係があるのでしょうか。

 

札幌の営業責任者の言うには、

ECOプラスダイヤモンドキーパー(略称ECOダイヤ)を掛けてある車が

「大雪で雪が積もった後、相当に泥も着いていましたが、

水スプレーのガンでボディーをざっと流したら、

一発で汚れがキレイに飛んでしまいました。」と言っていました。

それも一台だけではなく、他の皆もそう言っているそうかのです。

ECOダイヤの雨による自浄効果には自信があったのですが、

雪が降るような低温状態では被膜表面の活性状態が若干低下するので、

自浄効果に少し心配を持っていたのですが、この報告でまたすっかり安心しました。

実際の現場がたくさんあって、

実際の現象をたくさん得られている中で製品開発と確認が出来ていることに

改めてKeePerの強みを感じ、感謝するところです。

 

 

建物の隅っこに寒そうに縮こまっているバッタを見つけました。

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2022年02月08日(火曜日)

02.08.リモート会議の功罪

新型コロナ禍かが始まって2年以上経つ。

この2年間で人々の生活はずいぶん変わった。

誰もが漏れなくマスクをしていることが当たり前になって、

最初の頃はマスクがうっとおしくでたまらなかったが、

今ではすっかり慣れて、マスクをしていないとかえって落ち着かない。

繁華街を歩く人混みも一人残らずマスクをしていて、街の風景が変わった。

 

年間5万人もの方たちに受けていただくKeePer技術研修会も、

インストラクターたちは頻繁にPCR検査をして報告を出して、

何とか技術研修の頻度を減らさずに頑張っている。

しかし、

複数人に対しての実演を伴ったプレゼンテーション等は、あまり出来なくなり、

新しいお客様への働きかけが出来なくなっていて、

せっかく開発した新しい顧客への商品紹介や技術伝達もしづらくなって、

導入のスピードが上がらず苦労している。

 

しかし、その反面、

遠方に出かけての対面の面談が無くなった代わりに、

ZOOMなどのWebを使ったリモートでの面談がほとんどになって、

特に、東京に行かなくては出来なかった機関投資家とのIRミーティングが、

愛知に居ながらリモートで出来るようになって、

その頻度が劇的に増えた。

新型コロナ以前は、

四半期ごとに東京に二日ほど行って、

一日5件ぐらいづつ強行のスケジュールで

機関投資家事務所を訪問してIR活動をやっていたが、

今はサイレント期間を除いて、

ほぼ一年中、一週間に3日ぐらい日3件ぐらいの頻度で、

リモートで機関投資家からのインタビューを受けられるようになった。

だから、新型コロナ以前に比べるとIR活動は5倍くらいの頻度になっている。

しかも、交通費はゼロだ。

 

社内の会議も、ここしばらくWebでの会議が当たり前になって

新型コロナの第5波が終わった時期には久しぶりにまた集まったりしたが、

第6波が来てからは、またすっかりWeb会議に戻ってしまった。

すると、だんだんこれで良いのではという空気になってきて、

遠方の者は圧倒的に移動の時間を節約できるし、

それまでの様に所長などの部署責任者だけの会議ではなく、

営業所員全員が参加しても、

それほど日常業務に負担にならないし、

小グループによる打ち合わせも頻繁に出来るようになった。

また何といっても、

移動に要する交通費と宿泊費などが劇的に減って、

またそれに伴う「飲み代」も見事に無くなって、経費的に貢献している。

 

コミュニケーションの頻度が増えたのは良いが。

リモートでは実感に乏しく、コミュニケーションの濃さに問題があったが、

それも数を重ねている間にだんだん慣れて、

今ではほとんど不自由さも感じず、まどろっこしさも感じなくなり、

Web会議の便利さばかりが際立って、

新型コロナ禍が解消されても、この便利さは捨てられないだろう。

これこそDX、デジタルトランスフォーメーションの極みの一つであり、

その便利さを一度受け入れてしまったら、

元の時代には戻れないという典型だろうか。

 

もちろん、リアルに対面で、顔を突き合わせ、

肉声で話をせねば進まない濃い話もある。

便利さよりも、

そのコミュニケーションの濃さをあくまでも求める話もある。

また、現物の商品を目の前にして、

あるいは実際の作業を見ていただきながらでないと通じない話もある。

だから、今まで通りのコミュニケーションの在り方もそのまま必要ではある。

 

しかし、その一方、社内の会議などのように、

充分に相手を知っていて、話の内容もあらかじめお互いに解っている中では、

Webでのコミュニケーションでも充分に濃く、

むしろ、その頻度を上げることによってより濃くなるコミュニケーションは、

いちいち交通費と移動時間を使っての対面コミュニケーションよりも、

慣れさえすれば、あらゆる面で有利なのでしょう。

 

入院中の私ですら、

徐々にいつもと変わらないぐらいの会議への出席率になってきた。

これもDXのメリットの最たるものなのでしょう。

入院中でも仕事がある程度できると、時間の長さがまるで違う。

ある意味快適だ。

 

とはいうものの早く家に帰りたい願望は、変わらず大きい。

本当に心底から早く帰りたいと思う。

 

家族から三回目のモデルナワクチンを接種したと写真が送られてきた。

こんな写真を見ても、うらやましいと思える。

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2022年02月07日(月曜日)

02.07.北京冬季オリンピックに思う

今日も昼からZOOMを使って、長い時、間営業会議に参加したが、

それが終わると後は食事をするだけで、何もやる事がない。

それで仕方なくテレビを点けるのだが、

北京冬季オリンピックは、冬季オリンピックなので

基本的にみんなスキーかボードかスケートを履いて、

いずれにしても、みんなが滑っている競技ばかりで

夏季オリンピックの様にバラエティに富んでいないので、すぐに飽きてしまう。

これを19日間も続けるのだから、あまり時間潰しになりそうにない。

 

傷口の奥に洞窟のような穴が開いているので、

若い医者は傷口を負圧に保つための機械を着けようと言うが、

「すごく嫌だ」と抵抗するが、抵抗は果たせず着けられてしまうかもしれない。

朝のめざましテレビの星占いでは、

「今日は思い付きの提案が通りやすい」と出ていたが、はずれているみたいだ。

 

 

それにしても、北京のオリンピックは

競技の場面だけを見ていると分からないが、

随所に独裁的な権力が垣間見えて怖さを感じる。

 

私たちは自由世界で、自由を当たり前のように満喫しながら生きているが、

たとえば病院では、医者が絶対的な権力を持っていて、

患者は言われるがままにしている他ないのだが、

患者はある意味、自分の命を任せてしまっているのだから抵抗のしようがない。

普段自由に生きている者だからか、少なからず理不尽さを感じる事がある。

 

それどころか、ミャンマーではクーデターで力づくで権力を握った軍が、

軍に抵抗し自由を求める市民を大量に虐待、虐殺している。

世界中がその前近代的な蛮行を非難し、制裁を加えて行けば、

軍もそれに抗し続けることは出来ず、

少しは希望のある結果を見出せるかと思うのだが、

人々を虐殺し続けるそのクーデターの軍を、

中国とロシアが支持しているとは、到底、信じがたい事で、

クーデター軍の維持の後ろ盾になっているそうだ。

 

中国とロシアの権力者が持っている価値観が、

自らの権力維持の為に

自国民を虐殺し続けるミャンマー軍の価値観と相通ずるものがあるのだろうか。

そんな恐ろしい大国の独裁的権力者が仲良く

手を携えて見ているこの冬季オリンピックを、。

オリンピックはアスリートファーストと言うが、

ふと、中々、素直に見ることが出来ないと思うことがある。

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2022年02月06日(日曜日)

02.06.暇な時間の勝手な空想、ペット論

今日は日曜日、午前中の傷の処理が終わったら、

後はご飯を食べて、薬を飲むだけで病院には何もなく。

ZOOMでの会議の仕事も日曜日はさすがに無く、メールもほとんど来ない。

今日は何の緊張感もない一日です。

 

こんな時には、家で飼っていたペットたちに会いたくなる。

普通、家庭で飼われているのは「犬」と「猫」がぶっちぎりで多いが、

ふと不思議に思うのは犬も猫も今は雑食ではあるか、

野生では両方とも肉食動物であり、

犬の祖先であるジャッカルや狼も、

猫の祖先である山猫たちはいずれも攻撃的で、獲物を襲い食べて生きてている。

そんな攻撃的な動物がどうして選択的に人間のペットになっているのか。

 

最初からおとなしい草食動物がいくらでもいるのに

何故わざわざ攻撃性の高い祖先を持った犬と猫が可愛がられているのか。

もちろん、暇だからこんなことを考え始めたのだろうが、不思議だ。

 

以下は私の勝手な想像による

何の後ろ盾も無い空想の話であることを前もってお断りしておく。

 

草食動物は、いつも肉食動物から襲われることを警戒して、

警戒心の塊になり24時間ビクビクしている生活で、

一言で言えばいわゆる小心者だ。

小心者は基本的に自分を守ることに精一杯で、

多くは同種の生き物と群れを成し、他の誰もが敵であることが前提だ。

だからいくら人から可愛がられても、

人間に服従したり、人間に甘えたりすることも無いのではないだろうか。

馬とか牛とか長い歴史を人間と生きてきた草食動物は、

人を信頼するすることがあるのかもしれないが、

人と犬や猫との深い関係とはやっぱり別のような気がする。

 

犬と猫は、その甘え方とか信頼の仕方のスタイルはかなり違うが、

人間との関係の深さはとても似ている。

大昔、犬がまだジャッカルであったり狼であった頃、

また猫が野生の山猫であった頃、

彼らは、人間に捕らえられ、紐やかごの中に拘束されて、

食べ物などを人間から与えられ、つまりその”生”のすべてを人間に支配されて、

人間に服従するしかない生活を送るうちに、

攻撃性をすっかり失い、

しかも草食動物のように小心者ではないので

服従して可愛がられている方が、

楽であり幸せである事が自然に身についてしまった。

すると、

積極的に可愛がられようともするし、

甘えて可愛がられると自分も本当に嬉しくなって、

人に対して”嬉しい”とか”甘えたい”という感情を本当に持つようになる。

こうして、

人間の永遠の友である可愛い犬や猫というペットが出来上がった。

 

とは、いずれにしても、

有り余る入院生活の暇な時間に任せて考えた単なる私の空想である。

 

ネットで見た可愛い犬の写真。

うちのペットの女王「チーちゃん」

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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