2021年07月31日(土曜日)
7.31.下町の足立店と上品な街世田谷店の激烈な戦い
東京オリンピックは最初からあまりにも日本が強くて、
金メダルラッシュで拍子抜けするぐらいでした。
でもここに至って、
ほぼ全階級近くで金メダルを取った柔道も
団体戦では銀メダルに終わり、
盛り上がっていた100m男子は予選でほぼ全滅になり
陸上では予選通過出来た種目はわずかで、そんなに甘くはなかった。
しかしそれでも、
サッカーは準決勝に進出したし、
フェンシングとか、アーチェリーでも金メダルを取ったし
人口がわずか1憶2千万人の小国である日本が
人口14億4千万人の巨大国の中国に次いで、
金メダルの獲得が二番目であるのは、すごいことだ。
しかしちょっと前までは、オリンピックの金メダルといえば、
アメリカが圧倒的で、次いでソ連が定番だったのに
昔と何がどう変わったのだろうか。
でも、KeePerが応援していた
カヌーの足立選手は準決勝で落ちてしまいとても残念でした。
勝負は勝ったり負けたりするので面白いのだから、
今回はたまたま負けたということで、仕方ありません。
ところで、
ところで、
実は、思わぬところで大デッドヒートの勝負があったのです。
KeePer LABOの売り上げ実績ナンバー1は、常勝・足立店ですが、
今の足立店は平月でも当たり前のように1千万円を越していて、
今月は特に、前年比140%台のハイペースで飛ばしていたのです。
ところが今年の初め、
中部のエース伊東マネージャーが世田谷店に派遣されて店長を務めているのですが、
その世田谷店が、足立店を抜くと宣言して、
特に今月は前年比170%以上のハイペースで、きわどい所まで追いつめ、
昨日、とうとう100千円差で世田谷店がトップを奪っていたのです。
だから最終日の今日は、足立店も世田谷店も、
たぶん1,000千円越えで意地の大接戦になると噂していたのです。
夜になって、
まず足立店が8時16分に先に報告を送ってきて、
本日1,054千円で、今月累計18,445千円。
世田谷店が8時36分に報告
本日1,305千円で、今月累計18,864千円。
もうすぐ2千万円にも届きそうな天空の世界での空中戦は、
世田谷店が最終日にとどめを刺すように弾けて、
419千円差で、トップを取ったのでした。
とても平均的な7月の数字ではなく、驚きの実績です。
オリンピックの戦いも面白いし感動的ですが、
下町の足立店と上品な街世田谷店の激烈な戦いは、最後までハラハラでした。
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2021年07月30日(金曜日)
7.30.昔々、ソアラに乗った町工場のお嬢様が、車から離れて・・
昔々、まだ「LABO」の前身の「快洗隊」も生まれていなかった大昔、
私が横浜で「磨き」と「コーティング」を憶えてきて、
刈谷市に買った132坪の土地で「クリーベースWITH」という店を造り、
そこで洗車とコーティングとタイヤの店をやり始めたころの事です。
だから、たぶん30年近く前の事です。
その頃、私は「磨き」の面白さに目覚めてしまい、
朝から晩まで、ポリッシャーを持って、自分で”研磨”に没頭していました。
ポリッシャーとコンパウンドを着けたバフで自動車の塗装を磨くと、
たとえ古い車でも、新品の塗装のようにツルツルになって、ツヤ出るのは、
実に気持ちが良く、腕の立つ職人になったような気がして、
自分の「研磨」が自慢で仕方がなかった。
だから、コーティングというものは、
その下地作りの「研磨」が重要なのであって、
コーティング剤なんかはおまけであって、
研磨さえキチンと出来ていれば、
その上には何を塗ってもいいとさえ思っていたし、そう言っていた。
だから、たまに入ってくるコーティングの仕事があったら、
社長である私が腕によりをかけた「研磨」をするのが当たり前だと思っていた。
ある時、地元のちょっと大きな鉄工所の娘さんが、
親御さんから買ってもらった「ソアラ」に乗ってきて、
うちの店が出したチラシにあった「○○●シールド」というコ₋ティングが、
「すごく良さそうだから、やって欲しい」と言われて、
新車から5年経った「ソアラ」を、張り切って、磨いた。
多分、徹夜で磨いたような気がする。
車体にいっぱいついていた極細の洗車キズも、意地になって一本残らず消した。
だから、10時間くらいは磨いたのだろうか。
塗装を斜めに透かして見て、誰も気が付かないような傷も全部消した。
完璧に磨き上げて、簡単にコーティング剤を塗り、
次の日の朝、ソアラを取りに来たお嬢様にって、
「どうぞ、ご覧ください。傷一つなくなって、新車以上になっています。
どうぞ、近くに来て、ちょっと斜めに見るとキズが無いのが見えるはずです。」
私はお嬢さんが
自分の車が完全な無傷状態になっていることに、
感激して、ものすごく喜んでくれることを、期待して、
近くに寄って、塗装の無傷状態を見てくれるように言ったのです。
ところが、お嬢様は、
車に近づくどころか、むしろ車から下がって行って
車全体を見て「わぁーすごいキレイになった」と喜んでいる。
それを見て私は、
「そうじゃなくって、もっと近くから、こうやって斜めから見て、
細かい傷がキレイに無くなっているところを見てください。ずごいですよ。」
と一生懸命言うけど、
お嬢様は、車にくっつこうとはしない。車全体を見ようとする。
それを見て、
私は思った。
「あ~このお嬢様には、この研磨のすごさが解らないんだ。豚に真珠だな。」
そう思いながら、
ふと、気が付いた。
このお嬢様はせっかく喜んでいるのに、自分は今、豚に真珠だと思った。
間違っているのは、自分だ…。
仕事は相手の為にするから、その相手からその報酬をいただける。
仕事は相手の為にすることに価値がある。のは当然だが、
私は「研磨」で自己満足に陥って、
その相手を「豚に真珠だ」と思った。もちろん、私は間違っている。
それで目が覚めた。
それで、私自己満足の研磨の世界から抜け出して、
KeePerの基本を造り上げて、多くの人に受け入れられて、今がある。
ソアラのあの町工場のお嬢様が、車から離れていって見てくれたおかげなのです。
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2021年07月27日(火曜日)
7.27.オリンピックと娘と孫の帰省と犬と猫たちとトンボ
テレビでは東京オリンピックでの日本人選手たちの大活躍と同時に、
新型コロナウィルスの新規感染者数が記録的に増えたことを報じています。
歓喜の声の大きさが怯えの声に負けるとは思わないが、少し心配です。
それにしても、ちょっと以前までは、
新規感染者数と同時に、
重症者数、死亡者数が同時に報じられていましたが、
今は、
ワクチンが高齢者に広がっていて高齢者の感染者数が激減し、
重症化リスクの高い高齢者の感染者数の劇的な減少で重症者が減り、
死亡者に至っては一日たった数人という劇的な改善傾向もあるのに、
ほとんどが軽症である若者たちが多数の「新規感染者数」が、
過去最大数だった。とい事ばかりが叫ばれているのは、
何か作為的なものがあるのではないかと不安を感じる部分すらあります。
しかし、そんなネガティブな空気を跳ね飛ばすかのように、
オリンピックでの日本勢の活躍は爽快です。
LABO店舗もプロショップの店舗も
灼熱の4連休は、記録的なKeePerコーティングラッシュで本当に大変でした。
ネガなコロナと、
ポジティブなオリンピックと、
灼熱の4連休と、何がどう影響し合って、
今のKeePerコーティングラッシュに繋がったのか、
簡単には読み解けそうにありません。よく考えます。
それにしても、
今日、火曜日の定休日は、
ヘトヘトになったスタッフの皆の、本当に”救い”です。
ここで皆がとりあえず休めるのでそれを目標に頑張れる意味があります。
この火曜定休は本当に作って良かったとしみじみ思います。
定休日が、確実にあらゆる意味での効率を上げていて
間違いなく営業収益にも貢献しています。
まだ併設店舗の都合で全部の店舗が休業を取れている訳ではありませんが、
いずれは同じように取れるようになれるでしょう。
今日は、私も休みました。
富山から娘と孫が帰省してくれたのです。
もうすぐ決算発表があるので、
その後しばらくは、
機関投資家のインタビュー(IR)の予定などがびっしりと続くので、
今のうちに休暇を取っておく意味もありました。今日休んだ言い訳?(笑)
でも帰省はたった1泊だけで、あっという間でした。
昨日の夜は私も時間が無くてほとんど話せず、
今日の朝、少し話して、みんなで一緒にお墓参りに行って、
昼ご飯をファミレスで食べてから、
恒例の滝書店で”本、好きなだけ買っていいぞ”の、山ほど買いをやって、
犬と猫たちと好きなだけ遊んで、触りまくって、
連れ合いが嬉々として溜め込んだこの日の為のお土産(戦利品)を
車の広い荷台にぎっしりと積み込んで、帰省終わりです。
一人の運転でまた350kmを帰って行きました。
いつものことながら、
子たちが帰った後の空虚感は辛いものがあります。
陸ガメのトンボの所に行ったら、
私の見つけたトンボが、うれしそうに(笑)こっちへ急いて歩いてきました。
トンボの運動場には芝生が植えられていますが、
芝刈りはしたことがありません。
トンボが暇を見ては食っているので、ちょうどいいのです。
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2021年07月25日(日曜日)
7.25.オリンピックはやっぱり素晴らしい
今日は柔道で阿部兄弟が史上初の同日兄弟金メダル獲得という記録。
その姿は本当に感動的であった。
卓球も面白かったし、水泳も、サッカーも、バレーボールも
一人一人のアスリートが競技に自らの全存在をかけ
全身全霊を注いで闘う姿は感動以外のなにものでもない。
私たちがオリンピックの競技で戦う日本人を無条件に応援するのは、
自分も同じ日本人であるからだけなんだろう。
そんな自分に気づいた時
この無条件の同族愛が、
小さくは家族愛、兄弟愛、夫婦愛に通じ、
広くは隣人愛、人類愛、ひいては生き物愛に通じるのかもしれないと思った。
スポーツによる無条件の同族愛は、
恐怖とか、疫病に対する怯えとかの対局にあって、
今の日本に一番必要なもののような気がした。
オリンピックのこの盛り上がりと、
今のLABO店舗の異常なまでの盛り上がりは
なにか通じる所があるのだろうか。
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2021年07月24日(土曜日)
7.24.7月20日の大府店リプレイス新店のキックオフ
KeePer LABO大府店は、KeePer技研本社事務所に一番近い店舗。
しかし、かなり古く、廃業した広いガソリンスタンドを改造した店舗で、
KeePer LABOの基本的機能が整っておらず、
古いトイレも臭いをどうしても止められなかったので、
全面改装を地主さんに申し入れたのだが、
どうしても話の折り合いがつかず、困っていたところに、
たまたま偶然、
数百メートル先に220坪の売り地が出て、
これはラッキーと飛びついた。
しかも、この土地は上空に高圧電線が横切っているので、
建築条件に多少の制約があるので割安になっている。
しかし、その制約はKeePer LABOを建設するには何らの障害にならない。
早速、この土地を買い取って、思う存分、線を引いてデザインした。
まず、男女別々の清潔なトイレ。
5台分の広大な並列型コーティングブース。
8台分を自在に使い分けられる「車を動かさない洗車&仕上げ場」
テント裏部分に4台分の従業員用駐車場。
1,000万円のポテンシャルを十分に持ったKeePer LABOが出来た。
場所を変更 (リプレイス) して新設したKeePer LABO新大府店。
そのキックオフミーティングを先の7月20日に行った。
田口チーフと阿部課長兼店長
一級技術資格郡元スタッフ、一級技術資格岩井スタッフ。
一級技術資格川上スタッフ、一級技術資格野上スタッフ。
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