2021年03月26日(金曜日)
3.26.私は最近、10年前から20年以上も昔の服を着ています。
毎日忙しくさせてもらっている日々です。
時間が限られているので、予定はぎっしりと詰め込みます。
69歳になって、体力的な衰えが止められなくなっていることも感じて、
週に2回、1時間のトレーニングをもう一年以上続けています。
まともに筋トレで、プロのトレーナーについてもらっています。
しかし、
1年以上続けてもほとんど負荷を増やせないのは、
筋トレの成果と年齢による衰えが相殺されて、
ちっとも変わらないのでしょう。
正直、やめたいと思うこともありますが、
やめたら、どんどん衰えて、老いさらばえてしまうような気がして、
ヒィヒィ言いながら続けています。
体重も落とそうと思って、
毎食の炭水化物を、ご飯ならば90gと決めています。
他はほとんど何もやっていません。普通におかずは食べます。
それでほぼ1年間で、ピーク97kgから79.5kgまで落ちました。
体重が落ちると体が軽くなって、移動が楽になると思っていたのですが、
どういう訳か、まったく楽にならず、
相変わらず、ビッコを引きながら、不自由に歩いています。
つまり、人はみんな私が「すごく痩せた」とおっしゃるのですが、
本人はまったくその恩恵にあずかっている実感がないのです。
痩せたと思うのは、ズボンがブカブカになっただけで、
だからどうだというと、本人は何のメリットもないのです。
ただ、相方が、
10年以上前の私のズボン、
つい最近まで太って履けなかったズボンを引っ張り出してきて
楽に履けるようになったと大喜びしているぐらいです。
だから、私は最近、10年前から20年以上も昔の服を着ています。
一体、どこにしまっていたのでしょうか。
ただ、体質は劇的に変わっていて、
血液検査では、ビックリするくらい良い結果になっていて、
連日、びっしり詰まった予定をこなしていても、平気になりました。
だから、仕事も面白くて仕方ありません。
だから、良かったのでしょう。
昔のズボンが履けるようになったのは、ただの副産物なのかもしれません。
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2021年03月25日(木曜日)
3.25.久しぶりに思い出すKeePerの原点
この会社は、36年前、
ガソリンスタンドとして私と連れ合いが二人で始めた会社です。
㈱タニと言って、現在、KeePer技研㈱の筆頭株主でもあります。
当時のガソリンスタンドは、
全国に今の二倍くらいの軒数があって、
よせばいいのにいつも値引き合戦をして、
少しでもたくさんのガソリンを売ろうと競争をしていました。
ガソリンはどこで売っているガソリンも規格で決まっていて
全く同じ品質であり、
値段が1円でも安ければ、お客様は得なので、
1円でも安いガソリンを買おうとしていたので値引き競争になっていたのです。
独立したばかりの頃の㈱タニも一緒になって値引き競争をして、
売り勝っていて売り上げはたくさんありましたが、利益はほとんどなく、
いつまでたっても、貧乏な会社のままでした。
それでも無理をして、
二軒目のガソリンスタンドを造ったのですが、
何とかいう法律があって、1年間ガソリンを売ることが出来ずに、
ガソリンスタンドの建物と設備を持ったままガソリンはなかったのです。
だから、その店では1年間だけですが、
洗車がほとんど唯一の収入源でした。
しかし、普通の安い洗車をやっているだけでは潰れてしまうので、
当時始まったばかりのコーティングの技術を憶えて、売ったのです。
それが、技術の差で良いコーティングならば、
他の店より値段が高くても、むしろお客様は買ってくれて
お客様が喜んでくれて、だから、スタッフの私たちも嬉しいことを憶えました。
するとそのお客様はその店に定着してくれて、
繰り返し来てくれるので、
お客様のご来店がどんどん増えて、
売り上げも増えて、安売りをしていないので、利益も増えて、
社員さんの給料も上げられて、
喜んで働いてくれるようになり、とうとうその新しい店は、
洗車売り上げのコンテストで日本の二番目になって、
業界誌に載ったのです。
その店のオープンは平成元年で、「クリーンベースWith」と言います。
それで、日本全国から、
そのクリーンベースWhithがどんな店なのか、
どんな洗車(コーティグ)を売っているか、
どんな売り方をしているのか、と、見学者がどんどん来るようになって、
そこでやっていた「技術」を皆さんに教えて、材料を売るようになったのです。
それがKeePerの最初の姿です。
それから特許をいくつも取ったり、
定期的な技術研修会「KeePerスクール」を開かれるようになって、
随分苦労しましたが、
その商売が日本全国に広がって、今では日本国中で売られ、
直営店KeePer LABOは全国85店舗(4月で)になり、
技術認定店のキーパープロショップは、なんと6,000店を越しています。
だから、この会社は最初ガソリンスタンドで、
安くしなければ売れないガソリンを売っていて、
売り勝ってはいたのですが、貧乏会社でしかありませんでした。
それが、二軒目のガソリンスタンドを造った時に、
判断ミスで(世の中を舐めた?)、
不運にも、1年間ガソリンが売れない店になってしまって、
仕方なしに、
ほぼ洗車とコーティングだけで、食っていかなくてはならなくなって、
だけど、その中で、
人よりも良い洗車、良いコーティングを造り上げれば、
他の店より値段が高くても、
むしろお客様は買ってくれて
お客様は喜んでくれて、だから、スタッフの私たちも嬉しいことを憶えました。
するとそのお客様はその店に定着してくれて、
繰り返し来てくれるので、
お客様のご来店がどんどん増えて、
売り上げも増えて、安売りをしていないので、利益も増えて、
社員さんの給料も上げられて、
喜んで働いてくれるようになり、とうとうその新しい店は、
洗車売り上げのコンテストで日本の二番目になって、
今の全国で一番売れているKeePerの最初のきっかけになったのです。
平成元年、ガソリンを1年間売れなかったガソリンスタンドは、
果たして本当に不運だったのでしょうか。
あの時、幸運にも、ガソリンの販売が出来ていれば、KeePerは有りません。
ひょっとしたら、あの不運が、
KeePerの最大のラッキーだったのかもしれません。
私の人生の最大のミスと思ったあれが、
私の最大の人生の幸運だったのでしょう。
KeePerは技術的な優位性があって、
はじめてここまで来れた訳で、それを失ったり、
おろそかにしたら、KeePerの意味がすべて無くなってしまうのです。
それがKeePerの原点なのだから。
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2021年03月23日(火曜日)
3.23.新店KeePer LABO佐倉店、4月16日オープン
昨年12月の半ばにKeePer LABO堺 中百舌鳥店がオープンして以来、
4か月ぶりの新店が関東千葉県佐倉市にオープンします。
KeePerが絶好調の中、
堺 中百舌鳥店はオープン早々、新店の記録を次々と塗り替えた。
そんな追い風の中、久しぶりの関東での新店オープンはみんなの期待が大きい。
KeePer LABO佐倉店は、コンビニストア セブンイレブンとの共同出店タイプ。
出店の為に調達された土地が、
コンビニ単独でもLABO単独でも広すぎたので共同での出店となったもの。
すでに埼玉県のKeePer LABO草加店で実績がある。
コンビニの集客数は大きく、LABO店の認知に大きく役に立ち、
逆に、LABO店に来店されたお客様はほぼ確実にコンビニにも買い物に行く。
この共同出店は双方に相乗効果があって、
LABO草加店はトップの足立店、世田谷店に次いで3位の好成績を上げ、
セブンイレブンも好調のようで本部の中でも注目されている。
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2021年03月21日(日曜日)
3.21.キーパープロショップ仕様の新システム提供は”6月”目標
Webサイトを使った予約システム自体は数年前から使っていました。
そのシステムは半デジタル・半アナログと言えるもので、
お客様が、ご希望の月・日・時間とコースを入力すると、
その内容が店舗に知らされて、
今度は店舗スタッフがお客様に電話を掛けて、
お客様のご都合と、店側の都合を調整して、
ご来店の月・日・時間とコースが決定される方式です。
そのシステムの一番の特徴は、
お客様の都合と店の都合をアナログで調整するところです。
店の都合とは、
・予約のお客様で予定がピッチリ入ってしまうと、
飛び込みのお客様があった場合、受け入れが出来なくなってしまうから。とか、
・何の問題もないと思っていた車でも
いざ作業を始めて見ると、意外に手ごわい不都合があって
予定より時間がかかってしまったら、他の仕事が出来なくなるといけないので、
あらかじめ余分に時間をキープしておく。とか、
そんなこちらの心配とお客様の都合をいちいち反映させながら、
調整して、一つ一つの予約を人の手でアナログに入れていました。
その中には、
「仕事をするのはこちらだから、その予約がOKかNGかはこちらが決めたい。」
という意識が内包されていたのではないだろうか。
勿論その中には、予約がお受けできない時には、直接お詫びしたい。もある。
しかし、
それが結果的に「おことわり」の意味にしかならず
予約システムの目的に逆行していたり、たくさんの事を学びました。
それに、
そのシステムだと、予約が入るたびに(伝票が出るので判る。)、
伝票に書いてあった電話番号にこちらから電話を掛けなくてはいけないので、
予約が少しずつ増えてくると、かなりの負担になって来ていた。
このままでは、6,000店あるキーパープロショップは、
とても提供できるものではないとも考えて、
半デジタル・半アナログから、
オールデジタルの新しい予約システムを作りました。
ベースになったのは美容院さんの予約ソフトだと聞きました。
お客様が、店舗を選んで、日にちを指定すると、
店舗の込み具合が、〇 △ と一目で判って、
予定の台数が入った場合で✖とはならず、「お電話をして下さい。」と出る。
ご自分の好きな時間に洗車コースか、
コーティングコースなどを入力できる。
コーティングコースは、ご希望の種類のコーティングも指定出来る。
その上で、お客様がご来店になったら、
普段と同じようにカウンターで、メニューブックを使って受注する。
この新システムを昨年の6月に使い始めて、
それから、実際にLABO店の運営で使っていく中で、
店長はスタッフたちの数えきれないほどの改善会議が開かれ、
100以上の改善点が反映されて、ものすごく使いやすくなってきました。
Web予約のお客様が目に見えて増えてきたという話を聞いて、
データを出してみたところ、
私たちも予想しなかったほどの大きな効果が出ていました。
84全店に渡って予約客数が前年比倍増以上になっていたのです。
ここ1年、来店客数が増えていたことは判っていましたが、
新Web予約がここまで貢献していたとは思いませんでした。
びっくりです。
この新Web予約システムを更にバージョンアップした上で、
また、KeePer PRO SHOPで実際に使ってみたりして、
もっと改善して、最短で、
今年6月には、皆さんにも提供出来る所まで持っていきたいと思っています。
とりあえず、先日開示した生の数字をご覧下さい。
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2021年03月19日(金曜日)
3.19.今更、プレゼントが嬉しい年でもありませんが
昨日の誕生日にプレゼントをいただきました。
いい年こいて、今更、誕生プレゼントが嬉しい訳ではありませんが、
ドイツのドクターピッチから、
娘さんと奥様が撮った写真を添えて送られてきたメールには、
胸が熱くなりました。
ドイツをはじめとするヨーロッパは新型コロナ禍が日本よりひどく、
また国中がロックダウンされる寸前の危機的状況にあります。
日本のように飲食店の営業時間が早いとか何とか言っているレベルではないのです。
もちろん日本の飲食店の方や、接客業の方のご苦労も計り知れないですが、
ドイツのそれは、日本からでは想像すらできません。
そのドイツで、KeePerのケミカルの相当分を製造してもらっているのですが、
製造の遅れはまったく無く、
新製品の開発にも力を尽くしてくれています。
いくら感謝の言葉を言っても足りないぐらいです。
ただ残念なのは、ドイツからの輸送がコンテナ不足で、
船便が遅れ気味で、致し方なく、
バカみたいに高い航空便を使わざるを得ない場面がありました。
しかしこれはあくまでもイレギュラーな事なので、
異常に高い運賃を製品に転嫁する事はありません。
また「船便の遅れは順次解消しつつある。」と、
海運会社の株をお持ちの機関投資家のアナリストがおっしゃっていました。
だから、もう全く心配することはないのですが、
新形コロナ禍関連で唯一、影響が外から出ている事でした。
さらに日本では3月21日で全面的に緊急事態宣言が解除されて、
唯一時短営業していた関東の34店舗が、3月22日から通常営業に戻ります。
これで、中からも外からも影響が無くなる訳ですが、
全国のKeePer LABOやキーパープロショップさんをはじめとする施工店では、
相変わらず、お客様の「清潔を求める意識」に後押しされながら好調です。
また、EXキーパーとダイヤモンドキーパーの好評判で、
施工台数が目立って増えていることによる平均単価の上昇と、
特に新予約システムが先行しているラボでは、
予約客数が倍増して、来店客が目立って増え、
販売実績が昨年とは別世界のように上がり続けています。
もうコロナ禍の影響とはまったく縁がないような様子です。
本当にそうなのでしょう。
だから、8月から急遽募集して入社してくれた中途のスタッフが
3月までに約120名いて、大切な戦力に育ってくれていますが、
まだ仕事量の増大に追いつかず、
今は、4月1日から入ってくる新卒の社員約70名が参加してくれる直前なので、
3月から4月半ばまで、
どうしても多くの店舗で手が足りず、
西日本のラボ担当部長も、東日本も、
ラボ経験者がいっぱいいる営業や事務所のメンバーに、
「応援要請のメール」がひっ迫感を持って飛んでいました。
私は、今は現場から完全に離れてしまったので、
蚊帳の外で寂しくしているかというと、
朝から晩までこれでもかと用件があって、
ヘトヘトになるくらい忙しくさせてもらっています。
ありがたい事です。
毎日が楽しくってたまりません。
69歳になっても、まだ仕事を楽しんでいる自分を幸せと感じます。
だから、いろんな人から頂いた誕生プレゼントも、
いい年こいて、今更、嬉しい訳ではないはずなのに、
とっても嬉しいのです。
Dr.ピッチが送ってくれた11歳の娘さんミアちゃんと
奥様のクラウディアさんが撮ってくれた写真
ドイツ語でCrokus 和名クロッカス (花言葉「もしかして」)
ドイツ語でschneegloeckchen 和名スノードロップ
見事な擬態の蝶
ドイツ語でZitronenfalter 和名ヤマキチョウ
これは日本の可愛いフラワーアレンジメント
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