2020年12月09日(水曜日)
12.09.何度も何度も検討して、修正していると、クッキリしてくる
来年1月のオートサロンに初めて出展するのですが、
そのための「展示ブース」を話し合って、デザインして、検討して、修正して、
それを何度も何度も繰り返して、しつこいぐらい検討して、
また修正して、
何度も何度もデザインを変更して造り直して、
すると、
最初の頃はデザインもただの「絵」で、どこかしら現実味が薄かったものが、
細かい修正を繰り返していると、
だんだん、現実味を持ってきて、クッキリしてくるのです。
私たちは展示会のブース造りはまったくの素人ですが、
それでも、単にプロに任せず、
何度も何度も議論して、検討して、修正していると、
本当にこうあるべきという姿になってきて、本当にクッキリするのです。
今まで何十年も、KeePerのケミカルも、機械も道具も、技術も、催し物も
そんな方法で、みんなで造ってきました。
この会社の一番の強みは、
実際の現場があるということに尽きるのですが、
その現場をよく知っていて、関わり続けている皆が、
単なるプロに丸投げせずに、
何度も何度も実践して、議論して、検討して、修正を重ねて、造り上げたので、
KeePerのケミカルも、機械も道具も、技術も、催し物も
独自性が強いだけでなく、クッキリしたものが造れているのだと思います。
それがKeePerの強みです。
だから、皆がそれを忘れてはいけません。
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2020年12月08日(火曜日)
12.08.広くなった世田谷店の写真が送られてきた
LABO世田谷店は、東京の花形店として活躍していたが、
地主さんのご事情があって、今年初めに無理して買ったのですが、
この度、整理が着いて、店舗を拡大しました。
図面では解っていたつもりですが、
広大ともいえる敷地に大きなテントはなかなかイイ。
スタッフも何人かが増強になっていて、
今年の世田谷店の年末は台風の目になりそうです。
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2020年12月07日(月曜日)
12.07.私はなぜ飛行機が好きなのだろうか。
昨日の日曜日は各務原市の宇宙航空博物館に行って半日を過ごした。
私はとりあえず引退したのだから、少なくとも週に一日は休んで、
苦手な”遊ぶ”を実践しようと決めたので、
12月の最初の日曜日で、
どの店舗も盛り上がっているのに決まっていて、
本当はものすごく行きたいのだけど、それは新しい社長たちに譲って、
私は家族と飛行機を眺めて日曜日を過ごしたのです。
これは自虐的な意味で言うのではないのですが、
私は本当に遊ぶのが苦手で下手です。
旅行は、仕事でさんざん全国を廻り、海外にも出張したので、
遊びでどこかに行きたいという発想にどうしてもなりません。
おいしいものは太るのでそんなに食べられませんし、
月に一度だけ、決まった日があって、最高の贅沢をさせていただいています。
ワインの味とかは全く分かりませんし、もう十二分です。
休みというと、
家族と一緒に美術館に行って解らない美術品を眺めたり、
せいぜい飛行機を見に行ったり、
先日のように水族館や動物園に行くことぐらいしか思いつきません。
レースがあれば、もちろん見に行きますが、
これは仕事の意味が大きいので別です。
昨日の日曜日は、
宇宙航空博物館で半日を大満足で過ごした後、
時間があったので、その帰り道にある淡水魚専門の水族館にも寄りました。
しかし、そこで判ったのです。
飛行機を見ていた時に比べて、魚を見ていた時の方が全然つまらなくて、
私は、好きな水族館よりも、飛行機方が断然好きなのが判りました。
発見です。
おまけに旅客機のカレンダーと、
大戦中のプロペラ機のでっかいカレンダーを二つも買ってきました。
どこへぶら下げるつもりでしょうか。
水族館はさっさと見ただけでした。
私はなぜ飛行機がこんなに好きなのでしょうか。
よくわかりませんが、
こんな飛行機などがいっぱい見られる博物館があったら、
どっか遠くでも行こうかという気になっている自分がありました。
新発見です。
一つ、楽しみな遊びを見つけました。
でも、なぜ、そんなに飛行機が好きなのかは、やっぱり判りません。
そんなことはどちらでもいいですね。
夕方まで遊んで、家に帰ってきたら、夜、
全国95か所の店舗から日次の実績報告がメールで送られてきました。
ビックリするような数字ばかりです。
保険のペイントミスト除去の仕事が打ちあがったこともありましたが、
足立店が、一日の売り上げ222万円を上げていました。
それまで、今年は1位をいくつかの店舗が競り合っていました。
浦和美園店、大宮店、東海店が天空のような次元で競り合っていましたが
もうひとたまりもありません。
当然、今日、足立店がトップにでました。
まだたった6日ですが、未知の2千万突破に楽勝ペースです。
今年は、何軒が二千万を突破するか。
ものすごいペースは、ほぼ全店です。
理解できないような数字が並んで、
忙しさのバロメーター人事生産性も、
高過ぎで、危険領域を表す「赤」のマークがずらりと並んでいます。
そんな光景を見ていると、自分が情けなくて涙が出てきてしまいます。
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2020年12月05日(土曜日)
12.05.捕らぬ狸の皮算用
今日は、全国の営業所長の会議です。
KeePer技研㈱という会社は、
ラボ運営事業という直営BtoCの事業と、
KeePer製品等関連事業、BtoBの卸(おろし)の事業に分かれていて、
社内では前者をラボ運営部、後者を営業部と呼んでいます。
ちょっと前までは、
営業部がこの会社の主体でしたが、
5年ほど前からラボの新店を大幅に増やし始めて、
一時は新店だらけになり、
しかし、その新店がなかなか立ち上がらなくて、
2018年6月期には、この会社始まって以来初めての増収”減”益を経験しました。
そしてこれはイカンと思い、
新店開発を少し休んで、80店近くになった店舗の成熟に全力を尽くして、
その後、2期連続で増収増益のペースに戻したのです。
そうこうしているうちに、
ラボ運営部の付加価値が営業部のそれを越して、
今に至っています。
ラボ運営部と営業部には密接な相関関係があって、
その両方があって、はじめてその両方が成り立っているという関係です。
その相関関係こそが、この会社の最大の強みであり、
他の会社が真似できない、この会社ならではの独自性になっているのです。
事業は一般に「新規の開発」と「既存の育成」に尽きると言いますが、
それはラボ運営部においては「新店の開発」と「成熟店への育成」であり、
営業部においてはまさしく「新規の開発」と「既存の育成」そのままです。
その営業部が、既存の育成の正規部隊と
新規開発の特販部・外販部に別れて活動し始めて2年経ち、
いよいよその成果を発揮し始める時がやってきています。
しばらくの間の時代、
ラボ運営部が、新店開発においても成熟店への育成においても主役で、
その付加価値において会社の主役に成り代わっていましたが、
今度は、三つの部隊を内包した営業部が主役になりつつあります。
活気が出てきた時の営業所長会議は、
新型コロナ禍の影響でzoomでの会議であっても、
熱気があって、時間もものすごく早く経ち、楽しい会議でした。
この話とは一切関係なく、
娘が送ってきた、7年前に北海道に旅行に行った時の楽しい写真。
おバカメガネのケイスケ君と谷好通
たった7年前、私はこんなに若かった。7年前とはこんなに大昔なのでしょうか。
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2020年12月04日(金曜日)
12.04.ものすごく乱暴な計算をすると
今日は、KeePer LABOのマネージャー達が集まるミーティングでした。
そこで、ものすごく乱暴な計算をしました。
12月はまだたった三日過ぎたところだが、
さすが12月だけあって、平日の実績が11月とはずいぶん違うのです。
12月の声を聞いて、早めにキレイにしておこうと思われるのでしょうか。
随分ハイペースなのです。
それで、それぞれの店舗が出した会社に対する約束、
つまり予算を、
各日にちの予測フラッグ数に乗じて出した計算上の予測の進捗数に対して、
実際の数字に割り返して、
大胆かつ無謀に12月全体の実績をはじき出した。
たった三日間からの数字では、全く当てにならないことはよく分かった上で、
お客様のマインドの方向をおおよそ予測して見せたのです。
すると12月も、
8月、(9月)、10月、11月と同じように前年同月比150%以上と出た。
こんな数字が何の根拠にもならないことは分かっていながらも、
ひょっとしたら、当たってしまうこともたくさん経験している。
経験的に大外れは無い。
いくらなんでも、飛びぬけて需要が高い12月までも、
前月までの150%は、ハードのキャパシティから考えても、
決まった人員の処理能力、作業量の限界から考えても、
去年の12月の実績5億6千万✖150%=8億4千万なんて出る訳がない。
私もそうは思うのだが、
お客様のニーズは、それだけの量があって、
それを私たちが受け入れられる訳がないと思って、
受け入れなければ、応えなければ、もちろん無理だろう。
しかし、最初から無理と思い、無理と決めるのか。
やってみたいと思って、やろうとしてみるのか。
やろうとして見てやれなかったら、やっぱりやれなかったと思えばいいだけで、
ひょっとしたら万分の一の確率で、やれるかもしれない。
そうしたら、やらなかった未来とは違う未来があるかもしれない。ひょっとしたら。
やれないと決めて、最初からやらなければ、やらない未来が確実に来る。
だったら、やるしかない。
こう書いてみると、かつてはみんな、ずっとそんなことの連続だった気がする。
肝心なことは、その気で、本気で準備をすることだ。
社長も専務も、気が付かないふりをしているが、
8月の時点で「100人、中途を入れよう。」と言った時から気付いていたに違いない。
だから、
300人以上の応募者との面接の予定を入れ、実際は200人しか現れなくても、
妥協せず、しっかりと面接をして
100人に何人か足らない中途入社者を確保した。
みんな本当にいい人たちばかりで、選考に自信があると聞いている。
大須店の隣地が空いたので、専務が貸して頂けないかと話して、借りた。
とりあえず、狭かった大須店が二倍ほどに拡がった。
浦和御園店も、隣地を借りることが出来て、
何をどう建てるのか計画は立てたが、
とりあえず12月に備えて敷地を拡げる工事だけ先に完成する。
知立店も同じような経緯で、12月中に二倍近い広さになる。
世田谷店は色々な経緯があって二倍ではないが、印象的には二倍になった。
葛飾店はカーテンとFIXを工夫して結構キャパシティが増えた。
各地のトレーニングセンターに設置されていた快洗Jr.5を、
取り合いのようにKeePer LABO店が借りて行った。
追加された快洗Jr.5は、洗車での車の移動を少なくすることが出来るはずだ。
代車を、安く借りられたレンタカーで、年末、約30台確保した。
1日3千円なので、必要ならばさらに増車する。
8億4千万とは、全83店舗なので、1店舗平均1千万オーバーになる計算だ。
もちろん、そんなことは出来っこない。
出来なくても、もちろんかまわない。
肝心なのは、やってみたいと思って、やろうとすることで、
本気でその準備を、シラッとやってのける事だろう。
それでいいと思うのです。
会社への約束である「予算」は、
83店舗で約6憶3千万です。これでも1店舗平均754万であり、
ものすごい数字であることは間違いなく、
凄まじいばかり力を発揮しなければ達成できないでしょう。
予算達成は立派な結果です。
しかし、お客様のニーズがそれ以上にあるのが解っていて、
予算を達成すればそれでいいと思う者は、誰もいないでしょう。
たまにしか来ない会社の自分の部屋で、
何でも出来そうな気がしてくる。 白日夢か。
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