2025年02月06日(木曜日)
02.06.みんなが喜ぶ自転車キーパー、チャリンコキーパー?企画
KeePer製品の中に「ミネラルオフ」という商品があります。
水道水に含まれている
シリカ化合物、炭酸カルシウムなど無機物であるミネラルが(特に関東が濃い)
塗装面上に着くと著しく撥水効果を阻害します。
これを”撥水阻害被膜”と呼んでいますが、
これが塗装上に施工されたコーティング被膜の上に着くと、
せっかくの撥水効果を邪魔して、コーティングが効いていないように見え、
コーティング本来の塗装を守る防護効果まで無くなっているように見えます。
このミネラル被膜(撥水阻害被膜)だけを、
コーティングそのものには何の損傷を与えないまま取り去ることが出来れば、
どんなコーティングでも、
ミネラル被膜(汚れ)による撥水阻害効果で
効いているのに効いていないように見えることを防げます。
だから、
このミネラルオフはキーパーコーティングにだけでなく、
カーディーラーで施工した他社製の純正コーティングにも便利な
リカバリーケミカルとして重宝されているツールです。
このケミカルに使用しているのは、
中空の非常に特殊な研磨剤で、
表面に薄く着いたミネラル膜だけを削り取ったら勝手に潰れて、
コーティング被膜には何の研磨力も発揮しない特殊な構造のものです。
このミネラルオフは、KeePer製品の中でも隠れたヒット商品になっていて、
LABOやPRO SHOP内での作業として多く販売されているだけでなく、
ケミカル単品として多くのファンを持っています。
アマゾンなどのECサイトでも、
ミネラルオフ190mlが1本4,620円(付属品付)という
比較的高価格の商品であっても一番よく売れていて、
先日の「東京オートサロン」でのKeePer製品の直売コーナーでも、
ミネラルオフ190ml/4,620円(付属品付)が、ダントツでたくさん売れました。
ミネラルオフ190mlは、車のサイズによって違いますが
自動車3台~5台はボディ全体を仕上げられます。
カーディーラーでの新車コーティングのEXキーパーなどに付属の
「お手入れキット」の中に入っている90mlサイズのミネラルオフを、
単体販売用のコーティングを傷めない簡単な汚れ落としとか、
撥水復元用としてECサイトなどにおいて販売したりする事を検討しています。
その場合の単価は付属品無しで1,980円/本ぐらいでしょうか。
もう一つ
このミネラルオフは、
自転車(チャリンコ)の、クリーニング&コーティング(弱いレジン効果)として、
自転車キーパー、
あるいはチャリンコキーパー(品がないと言われています。)を、
店頭でのサービス商品として提供したら面白いのではと思うのです。
サービス価格は1,980円/台で、
ちょっと採算的に合わないかもしれませんが、作業は非常に簡単です。
これでご家庭の奥様に喜んでいただければ、
カーコーティングという商品に
違和感と偏見を持っていらっしゃるかもしれない世の奥様方の、
車へのキーパーコーティングの良い入口になるのではないかと思ったのです。
そしてこの一般小売用のミネラルオフ90mlで、
自転車なら10台程度は出来るので、
奥様方がご自分で自転車キーパーをやればコスパが高くなるので、
意外と売れるかもしれません。
しかしケミカルは共通でも、自動車と全く同じ商品ではお互いに良くないので、
自転車用のミネラルオフはケミカルも「自転車キーパー」とします。
どうでしょうか、こんな企画は。
今日は、トレセンで開かれる予定だった全国規模の大会が、
全国の大寒波と大雪で交通事情が不安定ということで中止になったので、
いろいろ考えている内に、こんな企画が出来上がりました。
こんなスクリーンシートが全国のラボとPRO SHOPの店頭に並んだら、
面白いと思うのですが、どうでしょう。
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2025年02月04日(火曜日)
02.04.わが同窓生の KeePer LABO宇都宮鶴田店キックオフM
昨日は、LABO新店舗のキックオフミーティングのダブルヘッダーでした。
1店舗目は神奈川県横浜市の「KeePer LABO戸塚原宿店」。
そして、2店舗目は、
今日の紹介、栃木県宇都宮市の「KeePer LABO宇都宮鶴田店」。
LABO宇都宮鶴田店はFC店で、店舗を運営するアペックスさんの郡司社長は
2年前に一度「フランチャイズ店でKeePer LABOをやりたい」と、
KeePer技研の事務所に来られていて、
その時はまだ直営店での新店開発一辺倒だったので、
申し訳ありませんが、今は出来ませんとお帰りいただいたのです。
しかし何か月か前、
FC店の受け入れを始めるとこのブログに書いた時、
たまたま有力な物件を見つけられた時と重なって、
それをご覧になった郡司社長が、すぐに「FC店をやる。」と手を上げられ、
早速、開店に向けての準備が始まったのでした。
運命を感じました。
郡司社長とは、ある意味で同窓生なのです。
私がコーティングを始めるきっかけになり、教えを乞うた横浜の高木代表に
たぶん30年以上前に私は教えられたのですが、
郡司社長は、それから10年後ぐらいに高木代表に仕えて
約1年半住み込み同然で教えられたそうです。
だから約10年の時差はありますが、私と彼は同窓生なのです。
郡司社長は、今は栃木県でカーディテイリングショップを大きくやっていて、
その世界では、職人技を極められた有名な人です。
それが、もっと広く多くの一般の人にも喜んでもらいたいと、
KeePer LABOをFC店として運営しようとしてくれているのです。
もちろん大歓迎です。
宇都宮市にはすでに「KeePer LABO宇都宮店」がありますが、
宇都宮市は人口50万人以上の大きな市です。
十分にマーケットはあり、あと3店舗ぐらいは造らなくてはいけない市です。
競い合う店舗があった方が、かえって、緊張感も持てて、
もちろんお客様の利便性も上がって、いい事ばかりです。
キックオフミーティングに先立って、
郡司社長は、店名について、長い考察を送って来てくれました。
こんなに真剣に店名を考えて来られた人は初めてです。
その上で、
みんなでよく話し合い「KeePer LABO宇都宮鶴田店」としました。
のぐちさん、
しのはら君。
すがわら君。
いまいチーフ。
あくつ店長。
我が同窓生、郡司社長。
長谷川S店長と安藤副部長。
五月までに栃木県内に4軒、年内には多分もつと出てくるでしょう。
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2025年02月04日(火曜日)
02.03.新KeePer LABO 戸塚原宿店キックオフミーティング。
この日はKeePer LABO新店2軒のキックオフミーティングのダブルヘッダー。
一軒目は、神奈川県横浜戸塚区、閑静な住宅地で原宿交差点の近く。
店名は、これまでの横浜市内の店舗は、
横浜綱島店、横浜港南台店、トレッサ横浜店、最新の横浜あざみ野店、と、
「横浜」という名称を入れた店名にしてきましたが、
今回の戸塚区の店舗は、むしろ
近所の原宿交差点の方が地元の認知度が高いということで、
「KeePer LABO戸塚原宿店」と皆の総意で決まりました。
不思議なようですが、
KeePer LABOの正式店名は、
実は、このキックオフミーティングで決まるのです。
店名は極力、一貫性を持たせるようにしていますが、
最終的には皆の総意が優先して決められます。
民主的とかどうのという意味ではなく、
この店舗をやっていくのは皆ですから、
その店の名前は自然にみんなで決めるようになっています。
この店舗は、初めてコンビニストア・セブンイレブンと連棟で出来ていて、
駐車場は共用ですがKeePer LABOはあまり停めることはないので、
セブンイレブンのお客様が主に停めることになります。
コンビニストアは客単価が低くとも一日の来店客数が約1,000人で、
KeePer LABOはその逆に、来店客数は一日20人前後ですが、客単価は高い。
だから同じ敷地内で共存するには、ちょうどいいコンビなのです。
同じような併設店は、LABO佐倉店、LABO草加店があり、
両方ともいい実績を出していて、この併設が今後も増えていく予感がします。
運営するメンバーは、神奈川県下の
横浜綱島店、トレッサ横浜店、相模原淵野辺店、茅ケ崎店、上溝店から
1名ずつのバラバラの出身で文字通り新生グループによるスタートです。
つのい君。
たち君
ありとみ君
まつうらチーフ。
かわさき店長。
なかなか良さそうなチームです。
神奈川県は、非常にマーケットの濃い地域であり、
出店計画も今のままでも、
今年9月までに県下8店舗のネットワークになります。
このポスター案では、LABO戸塚原宿店が、仮称の横浜戸塚店のままになっています。
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2025年02月02日(日曜日)
02.02.四十周年節目の会場:AICHI SKY EXPOでの知多フェアに行く。
今年の8月19日(火)に、
KeePer技研株式会社の創業40周年の節目の会(仮称)を、
中部空港(セントレア)の隣にある「AICHI SKY EXPO」(愛知県国際展示場)の、
Dホールで開くことが決定しています。
決まっているのはそれだけで、あとはいつものように「何とかなるさ」でした。
でもいつまでもそれだけではマズいということで、
こういうイベントをプロデュースしている業者さんを交えながら
今、具体的に進めようとしています。
それ以前にも実行委員会のようなミーティングを3回開いていますが、
会場場所と、日時、どんな人を呼ぼうかなどの話しか進んでいませんでした。
なかなか会の開催案の具体性が伴ってこず、
行き詰っていて、
このままだと業者さんの言うがままになって、
当たり前の周年会になってしまうかもしれないという危機感を持っといた。
なぜこちらから「ああしたい」「こうしたい」「こういうことをやりたい」
という要望が出てこないのか。
それは、たぶん皆の頭の中に
具体的なイメージが湧いてこなかったのではないか。
そういえば、私もいろいろ言っても、
そんなに具体的なイメージが湧いていなかったのです・
そこで、今日の朝のテレビを見ていたら、
「セントレア空港のAICHI SKY EXPO」で
「知多フェア」という催しものをやっていると、
そのにぎやかな様子を映し出していたので、早速、見に行くことにしました。
予定の会場は、写真で見たり、
3,000坪もあるという図面などで得た知識では、
実際の現場とはまるで違うことを、改めて憶えました。
実際に見たAICHI SKY EXPOは、
イメージに持っていた物とは全然違っていました。
知多JAが「道の駅」の拡大版のように「知多フェア」を開催している様子を、
実際に目のあたりにして見ると、
何をどうするのかが、かなりはっきり見えてきたのです。
やっはり、実際の現場を見ないと絶対にダメですね、
本当に、またそう思いました。
今回は、たまたまローカルテレビの、ローカルニュースで、
知多フェアのことを知って、実際に行ってみて、
本当に良かったと思います。
40周年の「〇〇〇〇の会」のイメージが、それ迄の10倍ハッキリしました。
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2025年02月02日(日曜日)
02.02.楽チンするのが好きな小ボスは中ボス・大ボスを見習った。
新たに、上の役職となって
店舗を任され、あるいは地区を預かった者は、
ほとんどの人が新たな任務に胸を膨らませて、
仕事に打ち込み、みんなと共に任務を果たすべく頑張ります。
しかし、
「長」がつく役職になった瞬間に「ボス」に変身する者もいます。
ほんの少しの人ですが、たまにいます。
そういう人は、
傲慢になって威張るだけでなく
例えばバックヤード店長などと呼ばれる「小ボス」になって、
とにかく仕事をしないのが特徴で
やたらと楽チンをする店長とかチーフが、稀にではあるが、いる。
こういう楽チン大好き小ボス店長がいる店舗は、
スタッフが余分に仕事を押し付けられ、それが理不尽ゆえに、
無駄にモチベーションが下がり、チームワークもなく、退職者も出がちで、
ほとんどの場合、業績が低迷する。
業績が思ったより上げられない原因は、
むしろその他にあって、
データをよく見て分析し、
理解した上で客観的な判断をしなければならない。
大抵の場合、それで解決策は出てくる。
しかし、
その不振の理由がどうしても分からない時、
意外と、この「小ボス」の楽チン志向が原因である場合があります。
あるいは、稀ですが、それを束ねる「中ボス」が原因である場合もあります。
「大ボス」やてっぺんだって、その因になっていないとは限りません。
役職が上の人というのは、”仕事が出来るから”上の役職に上がっている筈で、
強いから上がった訳ではない。
ましてや、上役に取り入るのがうまい世渡り上だからではない。
部下に睨みが効いて皆から怖がられるボス猿的な力が強いとか、
そんな力関係に強いという訳でもない。
あくまでも、仕事が出来るからであり、
その組織の上の役職の仕事が出来るから、その役職に就いている。
・・・・・・・
・・筈だ。
しかし、間違って、上の役職に上がってしまった者も少ないがいる。
そういう者は、
役職が上がったとたんに、
今までやってはいけなかったことを平気でやり始めたり、
(例えば今まで停めてはいけなかった楽な近い所に車を停めたり、)
今までしていた相談、報告をしなくなって、
自分で好き勝手に決めて、自分で好き勝手に行動してしまうようになる。
それが往々にして間違っていて、
会社に大きな損害を出しても、
上の役職になると、周りのみんなが自分に従うようになるので、
反省も出来なくなって、つまり学べなくなって、
役職を上にしたばかりに、かえって役に立たない、危ない存在になる者もいる。
・・・・・
そんな大げさなことではなく、
役職が上に上がると、
仕事をサボるようになるケースは多い。
あるいは逆に、やたらとスタッフに指示をするようになるケースもあるが。
役職が上がると仕事をサボるようになる者は、
上がる前まで、
上から仕事を”やらされていた者”で、
自分が上の役職ななって、
その組織の中でのトップになると、
自分は下の者に仕事をやらせるが、
自分に仕事をやらせる者がいないので、
自分は仕事をやらされなくなるので、仕事をしなくなるだけで、
仕事をサボっているという意識は自分にはない。
つまり、
自分は役職が上に上がったら仕事をサボって、仕事をしなくなった訳ではなく、
ただ、
仕事をやらされなくなったので、
やらされなくなっている=しなくなっているだけなのです。
あるいは、
本人が、仕事をする事を「損な事」と思っている場合。
仕事=人の為になる事をするということを、
自分にとって損な事という価値観を持っている人はいる。
(だからこそ報酬を得ている筈なのだが)
そんな人には、
仕事をサボる事は、自分にとって得な事=いい事なので、
役職が上がって、
上から仕事をやらされなくなって、
仕事をしなくなる事は、
悪い事ではなく、その人にとって得な事、良い事!なのです。
だから、そのような人にしっかりと役割を果たしてもらおうとするなら、
結局、”やらせる”しか方法がないということになります。
しかしそうすると、
やらされないと、しない事が当たり前の店になってしまうので、
サービス業としては気の利かないダメな店になってしまう。
そういう店には、お客様はリピートしないので、
必然的に業績は落ちる。
この悪循環は意外と早く結果となって出てくるので、
店長、チーフ、地区担当など、小ボスになりうる役職の者の、意識を変えるか、意識、あるいは価値観を変えて行動を変えるように持っていくか、
一番確実で手っ取り早いのは、その人を代えることになる。
多くの場合。その人の意識を変えるより、
その人を代えた方が確実で早い。
特にスピードを求められている場合は、それ以外方法がないことも多い。
しかし基本的には、
役職が上の人とは、”仕事が出来るから”上の役職に上がっている筈なので、
この基本を間違えなければ、
仕事をサボる事、ラクチンをする事が役得だと思っている者を、
上の役職にするような間違いはしない。
だから組織は成り立つし、大きく成長する組織になる。
しかし、
サボった方が得だと思っている小ボスは、
中ボス、大ボスを見習ってそうなっているので、
サボった方が得だと思っている小ボスの発生があった場合、
中ボス、大ボスまでさかのぼらないと、本当の修正が出来ないこともある。
いずれにしても、上の役職に立てば楽チンをしようとする者は、
会社の為に、みんなの為に
上の役職に持ってこないのが、唯一、かつ一番の方法です。
しかし、現代の一つの大きな流れとして、
上の役職の者が下の役職の者を評価するだけでなく、
下の役職の者が上の役職の者を評価する制度を設ける方法もあります。
組織が大きくなるにつれて、
それを取り入れる時が、そろそろ来つつあるのかも知れません。
二月になって、寒さが厳しくなってきていますが、
蝋梅があちこちに咲くようになってきました。
春も着実に近づいています。
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