2020年10月30日(金曜日)
10.30.うんと簡単に説明すると
二日かけてミネラルオフを超長い文章で解説したが、
かえって解りにくくなっているかもしれないと思い、
短い文章で出来るだけ簡便に説明したいと考え、以下の文書を書いてみました。
「ミネラルオフを簡単に説明すると」
新車の時、
ボディガラスコーティング(以降、単にコーティングという)をやったのに、
しかも保証期間内なのに
水弾きが悪くなったり、艶が無くなってきたのは、
多くの場合、
コーティングが取れてきたのではなく、
水道水などに含まれているミネラル分が
薄い膜になってコーティング表面に付着したからです。
このミネラル膜は
親水性であり表面が凸凹しているので、
水弾きが悪くなり艶が無くなってきたのです。
解決するにはミネラル膜を取ってやればいいだけです。
ミネラルオフは、ミネラルの膜を取って
まだキチンと着いているコーティングを全く傷めないので、
コーティングが表面に露出して
新車の時のように、水弾きと艶が復活します。
しかも、ミネラル膜が再付着するのを防ぐ力もあるので、
意外と長く水弾きと艶が持ちます。
しかし、ミネラルオフ自体は決してコーティングではありません。
ミネラルオフは
本当の意味で一番キレイになる洗車なのです。
だから、元々、コーティングを掛けてない車には、ほとんど効きません。
繰り返しますが
ミネラルオフは、あくまでも
コーティングしてある車を
劇的にキレイにする「一番キレイになる洗車」なのです。
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2020年10月29日(木曜日)
10.29.ミネラルオフは、画期的かつ素晴らしく実用的だが、限界もある。
前日のミネラルオフの話の続きです。
まず、ミネラルオフが画期的かつ素晴らしく実用的であること。
ミネラルオフは、そのケミカルに含まれるクリーナーが特殊で、
ポリシラザンで作ったボディガラスコーティングの表面に付着した「ミネラル
の薄膜」を簡単に除去します。
さらに、その膜の下にあるガラスコーティングを全く傷つけず、
ミネラルの薄膜だけを上手に取り去るので、(独特の技法)
ガラスコーティングの表面が露出して、本来の撥水性能と美観が戻ります。
しかし、そうなるとガラス質の表面に出るので、またミネラル分が付きやすく
ミネラル膜の再付着が早くなるので、それを防止する為のレジンを同時に薄く塗布する。
ミネラルオフの役割は本来のガラスコーティング被膜を表面に出す事
つまり、ミネラルオフを施工すると素晴らしくキレイになるのは、
元々のガラスコーティングが表面に出て、
そのツヤが素晴らしくキレイな訳で、
ミネラルオフ自体が艶を出したわけではないのです。
しかしミネラルオフのレジンそのもののツヤは一時的な効果でしかない。
ミネラル膜再付着防止の為のレジンもツヤを出しますが、
このレジンは分子同士が結合してできる強固な被膜は造りませんので、
分子的にバラバラであり、比較的短期間で流れて取れてしまいます。
コーティングが無い車にやると、ただの持たないWAXになってしまう。
ですから、ボディガラスコーティングも何もしていない車に、
ミネラルオフを施工すると、塗装の上に直接弱いレジンが塗られて、
一時的にはツヤが出て、撥水もありますが、
そのレジンは一時的な水シミ防止の為のレジンなので、
そんなに長い期間は塗装上にとどまらずに、流れ落ちてしまうので、
お客様は「9,000円もして、持たないワックスだなぁ」と嘆くでしょう。
ボディガラスコーティングが掛けてある車にミネラルオフすると、
ものすごく持って、かえってリピートしない。
では、コーティングが掛けてある車にミネラルオフをやるとどうなるか。
もちろん撥水を阻害しているミネラル膜が取れて、ものすごく水を弾くようになり、
表面の平滑(艶の元)を邪魔していたものが無くなるのですから、
新車でコーティングを掛けたばかりのような艶に戻ってお客様は喜びます。
しかし、このツヤと撥水力は元々のコーティングのツヤと撥水であり、
しかもミネラルの再付着をある程度防いでいるので、
下のコーティングの性能が高いほど、かなり長く持ちます。
するとお客様は満足が続いて、
ミネラルオフをやって良かったと思いますが、その長持ちの原因が
元々のボディガラスコーティングの性能だと知っているので、
ミネラルオフのリピートにはあまり繋がりません。
これがミネラルオフの限界なのです。
ミネラルオフはコーティング無しの車には絶対にやらない。
でも、コーティング有りの車にはものすごく効くが、あまりリピートはしない。
だから、例えば新車購入時にディーラーさんでカーコーティングを掛けているので、
皆さんの店では、洗車しかやらないお客様で、
ミネラル膜が付着して撥水が落ち、ツヤも鈍っている車があったら、
ミネラルオフは撥水とツヤが復活してすごく喜んでいただけますが、
それが繰り返しリピートしていただけることはあまりありません。
逆に、コーティングがやってない車にミネラルオフをやると、
その場は良くても、じきに撥水が衰えるので、
お客様は、効かないワックスを掛けたような気になって、当然リピートしません。
ミネラルオフ自体は、すでにコーティングしてある車に対する
「一番キレイになる”洗車”」であり、コーティングではない。
それ自体の効果が持続する訳ではなく、必然的にあまりリピートしません。
リピートするのは、
それ自体の効果が大きく、長持ちするコーティングであり、
水シミ知らずで本物の撥水とツヤと持続力を持つクリスタルキーパーであり、
ダイヤモンドキーパー、wダイヤモンドキーパーであり、
今では圧倒的なEXキーパーです。
KeePer車にミネラルオフは効くのか。もちろん効くが・・・
KeePerが掛けてある車(以下略して「KeePer車」)にも
ミネラルオフはかけてもいいのか。と言えばもちろんイエスであるが、
KeePerコーティングは元々ミネラル被膜が非常に付きにくくしてあるので、
撥水阻害被膜が多少ついても、ミネラルオフを使うまでもなく
「ミネラル取り洗車」という非常に安価で、洗車とほぼ同じ時間で出来る
簡単なミネラル取り作業を洗車に加えるだけで、撥水とツヤが復活する。
もちろん、ミネラルオフをしてはいけない訳ではなく、
ミネラルオフを使えば、より完璧なミネラル取りになることは間違いありません。
結論
ミネラルオフは、カーコーティングがすでに掛けてある車に対する
「一番キレイになる洗車=Cコース」であり、それ以上でも以下でもありません。
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2020年10月28日(水曜日)
10.28.ミネラルオフの独創的発想と限界
人気サービス
「ミネラルオフ」の独創的効果と不思議
KeePerの「ミネラルオフ」というケミカル製品を使って、
手洗い洗車の中でも最もきれいになる洗車=「Cコース・純水手洗い洗車(ミネ
ラルオフ)」というコースがあります。
これは洗車にかかる時間プラス15分程で、車が見違えるほどキレイになり、
お値段もMサイズ(プリウスなど)で9,070円/台とお手頃であり、
手洗い洗車をご注文のお客様に
「ミネラルオフは一番キレイになる洗車で、ものすごくキレイになります。」
などと、ご案内すると、よく受注する人気サービスです。
しかしこのミネラルオフは、よくあるWAXやコーティングの類ではなく、
かなり独創的な発想で造られているので、
その意味と限界を、一度、書いてみようと思います。
「高いコーティングしたのに、保証期限前に効かなくなってしまった?」
カーコーティングとは車の塗装の表面を覆う「被膜」が分子的に結合し
連続的な膜になっていて、その保護効果は長期間にわたります。
カーコーティングの表面には水を弾く成分(撥水基)が敷き詰められていて、
雨などをよく弾きます。
しかし、多くのコーティングがうたっているような5年間の光沢保証と共に
撥水が5年間も続くことはありません。
光沢や美観についてもコーティングしたばかりのような光沢は続きません。
それを見て「コーティングが取れてしまった。」と多くの人が思いますが、
実はそうではない場合がほとんどなのです。
「水弾きを邪魔して、ツヤも落とすミネラルの薄い膜(撥水阻害被膜)」
水が弾かなくなったり、ツヤがくすんできた時の多くは、
環境に存在する「ミネラル」がコーティング表面に付いて膜になったからです。
それはナトリウム・カルシウム・マグネシウム・カリウム・ケイ素などで、
主に水道水に交じっていて洗車をした時に付着したり、
降雪地帯では、塩化カルシウムである融雪剤が、直接、ボディに付着します。
ミネラルは無機質であり親水性で水はじきを邪魔します。
ボディに付着したミネラルは薄い膜になり、
その表面が凸凹しているので、ツヤもなくなります。
(この薄いミネラル膜のことを私たちは「撥水阻害被膜」と呼んでいる。)
多くのボディガラスコーティングは、ミネラル膜が付きやすい。
昔はカーコーティングと言えば、
高分子重合体で出来たいわゆるポリマーコーティングが主流であったが、
被膜のタフさから、ポリシラザン(水ガラス)を塗装に貼るボディ”ガラス”コー
ティングが主流となりました。
ボディガラスコーティングは被膜の硬度もあって生活傷からの防護にもなり、
被膜の寿命も長く、長持ちするのでカーコーティングの主流になっています。
しかし、その被膜表面はガラス質になっているので、
基本的にミネラルと親和性が良く、特にミネラルの一種のケイ酸塩は、
ガラス質表面に良くくっつき、
ひどくなると被膜上にミネラルの輪状の固着物が出来ます。
(これを「水シミ」(又は水垢、ウロコ、ウォータースポットなど呼んでいる。)
このような水シミは非常に頑固で、
しかも無機質の固着物なので洗剤類が全く歯が立たず、
高コストのポリッシャー研磨で物理的に削り取るしか方法がありませんでした。
「クリスタルキーパー、ダイヤモンドキーパーは、根本的に解決(特許)」
15年以上前、世の中のコーティング業界では、
ポリシラザンを使ったボディガラスコーティングが大流行でしたが、
KeePerはこの水シミ問題を重視して、
ボディガラスコーティングを出さずポリマーコートだけで頑張っていました。
しかし、SONAXからの提案で実用化していた
ポリシラザンではないアルコキシオリゴマーの独自の厚いガラス被膜の上に、
水シミが付かないレジン被膜を乗せることを考え出して、
ガラス被膜の密着性に注意しながら作ったのが「ハイブリッドレジン」でした。
この試みは非常にうまく行って、
「水シミ」がほぼ完璧に付かない二層式の
クリスタルキーパーとダイヤモンドキーパーが完成したのです。
これは特許に登録されています。
後に、使用感を大幅に改善した「レジン2」に進化して、
水シミのクレームがほぼ完璧に無いガラスコーティングとして今に至っています。
他のボディガラスコーティング、ミネラル膜を取ったらいいのに。
KeePerのボディガラスコーティングは、水シミから解放されたが、
他のメーカーのボディガラスコーティングは、
相変わらずポリシラザンを使ったガラス被膜を表面に出したままで、
ひどい水シミまみれになっている。
あるいはユーザーが気を付けて水シミが付かないように、
洗車後の拭き上げなどを注意深く行ったりしていても、
薄いミネラル膜の付着までは防げず、
撥水が無くなったり、ツヤが何となくボケたりしている。
しかも
そのコーティングのメーカーさん達は、
普通のクリーナーWAXなどをメンテナンス剤として、
せっかくコーティングをただのWAXの表面にしてしまい、
何のためのコーティングであるのか分からなくしてしまっている。
原因はミネラル膜なので、その薄膜を取ってやればいいだけなのに、
。他のメーカーのことなので放って置けばいいのかもしれないが、
見かねて、撥水阻害の元凶のミネラルの薄膜を取るケミカルを造ってしまった。
しかも、単にミネラル薄膜を取るだけではなく、
その下にあるガラス被膜を全く傷めない特殊なクリーナーだ。
コーティング被膜ををそのままにミネラル被膜だけを取り去る。
別の目的で造ったものが、たまたまそんな特殊な働きをした偶然の産物だ。
この特殊なクリーナーの成分は、絶対に秘密なので、
特許も取っていない。
特許を取ると、ある程度の秘密を文字にして公開することになるので、
絶対に秘密にしたいことは、あえて、特許にしないことがある。
(爆白や爆ツヤもあえて特許にしていない。)
ミネラルオフは劇的に効果があるが、コーティグ剤ではない。
撥水阻害被膜である「ミネラル膜」が付いているボディガラスコーティングは、
撥水しなくなっていて、ツヤも落ちている。
しかも、その上にメンテナンス剤と称するアミノシリコンなどの「撥水剤」を
スプレーなど振りかけられて、鈍い撥水が出ているだけで、
ツヤはますます鈍くなっている。
そんな状態のボディガラスコーティングも、
ミネラル膜をパリパリっと取ってやると、嘘のように撥水とツヤが復活する。
元のガラスコーティングが表面に出るのだから、当然だ。
しかし、ガラス被膜がふたたび表面に出たのだから、
またミネラル膜が付きやすい表面になっていることも事実でるので、
クリスタルとダイヤモンドキーパーで得た特殊なレジンの技術を活かして、
ミネラル膜を取り去ると同時に薄くレジン被膜で覆うようにした。
すぐにミネラル膜が再付着させないことが目的だ。
しかし、
元々あるガラスコーティングの効果を復活させることが目的であり、
その上に強いレジン被膜を強く乗せてしまっては元も子もない。
ユーザーが高いお金を払って施工した
そのボディガラスコーティングを復活させることを目的としている。
しかも、洗車プラス15分で出来る作業性もテーマ。
そこで、レジンは塗る前にすでに架橋反応が終わっていて、
塗ってから分子的な結合が起きないようなものにして、
時間が経てば流れるようにして、コーティングではない状態にしたのです。
そのバランスが絶妙であって、
一時は「艶パック」の名前でデビューしたケミカルですが、
そこから改良を繰り返して、
今の「ミネラルオフ」の形に落ち着いたものです。
これは実に、
何十台ものテストを繰り返して造り上げたKeePerの開発陣の賜物なのです。
だから、ミネラルオフはコーティングではなく洗車の1つとしたのです。
それも一番キレイになる洗車。
これ以降、いよいよ話の本題に入って行きますが、
もう遅くなったので明日また続きを書きます。
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2020年10月25日(日曜日)
10.25.六戦目にしてやっと実物を見た。
今日は、スーパーGTの六戦目の鈴鹿戦であった。
鈴鹿サーキットは家から1時間ちょっとで行けるし、
シリーズ全8戦中、前半の四戦は「無観客」であったが、
五戦目から観客を少し入れるようになって、
それも六戦目の今回は、KeePerからも250人の応援団を受け入れられたので、
張り切って、私も出かけたのでした。
しかし残念ながら、私は足がダメなので、
皆さんのいるグランドスタンドに行くことが出来ず、
コントロールタワーのビルの上の何とかテラスという場所で
見ることにしました。
久しぶりに見るGTカーの実物は、迫力満点で、
スタートの時は、
感動して、鳥肌が立ち、涙が出てしまいました。
六戦目にしてやっと実物を見たわけです。
でも写真はありません。
コロナ対策で、私たちが契約していた中村カメラマンが、
今年は、理不尽にもサーキットに入れず、
チーム所属のカメラマンからの写真が、このブログには間に合わず、
残念ながら載せることが出来ません。
レースは、残念ながら、
些細なことで#37はリタイヤとなり、私たちも途中で帰ってきました。
ウェイトハンディが次レースの”もてぎ戦”では半分になり、
最終戦の富士戦では、ノーウェイトになります。
だから、今年のシリーズチャンピオンの勝負は、次戦からです。
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2020年10月24日(土曜日)
10.24.KeePer技研㈱の仕組み、その④ケミカルなどの製品。
KeePerの数多くのケミカルは、
国内3社のケミカル工場とドイツSONAXのケミカル工場で造られています。
国内の工場は「水もの」が強い工場と、
「ホモミキサー」での撹拌分散が得意な工場など、
それぞれ得意な分野が違う工場に分けて生産を委託しています。
製造設備を自前で持つことは難しくありませんが、
製造の為の機械の機能は決まっているので、
持っている機械で造る製品の幅が決まってしまい
自由が失われて、イカンと考え
研究開発の設備と機能は自社内に置き、
そこで開発された製品のレシピを渡して委託製造をする方が、
開発する製品の自由度が増して良いと考え、当初から、そうしています。
しかし、 (たぶん) 2004年、
ドイツのSONAX(ヨーロッパ最大のカーケミカルメーカー)と巡り合い、
私もドイツに行くようになって、
研究部門の責任者であるピッチ博士と出会い、
彼の持っている類稀なる能力と、
KeePerが望んでいる製品の方向が一致したのでしょうか。
ピッチ博士の提案してきたサンプルは、
KeePerに劇的な革命を起こしました。
更に、KeePerの技術開発部は直営のKeePer LABOでの経験で、
造り出すべき製品の性能を求めて数限りないテストを繰り返して、
SONAXピッチ博士に的確な報告をして、
持っていくべき性能の方向を示しました。
それに応えて、ピッチ博士は次から次へと改良サンプルを造り出して、
何十種類ものサンプルがドイツから届いた。
そのサンプルを、残らず、テストしてレポートし、ドイツに送った。
このやり取りが一つのケミカルを開発するたびに果てしなく続き、
妥協することのないケミカルを造り、
安全テストもしっかり重ねた上で、
毎日お客様のお車を実際にキレイにさせていただいているLABOの店長や
ベテランスタッフたちに使ってもらって、意見を集め、
ケミカルの更なる改良と、
その施工技術の改善を行って、
いよいよ実践的なケミカルにブラッシュアップして、
完成したケミカルを、LABOで実際に使い、更にブラッシュアップして
施工技術の確立と共にケミカルも最終的に完成して、
とても長い時間を経て、正式なKeePerケミカルとしてデビューします。
製品開発の仲間たちとピッチ博士。
日本の工場でも中々応じてくれないような執拗なまでの調整と開発に、
SONAXは呆れるほどの根気良さで付き合ってくれて、
ダイヤモンドキーパー・ケミカルやレジン2などのコーティング剤や、
爆ツヤをB.D.C.などのクリーナー類を作り上げてきました。
最近では、画期的なEXキーパーのVP326などの傑作を生み出しています。
日本国内のトップクラスのケミカル研究所との共同開発もありますが、
なかなかピッチ博士のようには行きません。
サンプルの数と開発へのしつこさがピッチ博士は別格なのです。
こうやって出来上がった製品は「KeePer製品」であり、
SONAXのマークを付けて売られることはありません。
SONAXの提案でも、
KeePerとの共同開発で出来上がった製品は
KeePerのマークで売られます。
これは世界のレベルでそうであり、
SONAXでの生産はKeePer全体の50%近くにまで成長していて、
SONAXはKeePerにとって欠かすことが出来ないパートナーになっているのです。
昔、ドイツのアウトバーンで見た不思議なまでに美しい夕日
ドイツなのでSONAXとはユーロの取引になるが、
比較的ユーロの為替レートは安定しているので為替リスクはほとんどない。
ケミカルの原料に石油製品はどうしても関わってくるが、
その付加価値の中で石油コストの比率は非常に低いので、
石油価格変動のリスクも、ほとんどない。
KeePerの研究所で最初からオリジナルで造り上げる物もあります。
LABOでの運営でお客様のニーズを直接汲み取り、
実践的な製品を企画して、試作を重ねて、テストを繰り返し、
満足のいくまで完成した製品を、最も適した工場に振り分けて製造します。
最近の例でいえば、
「窓ガラスのウロコ取り」シリーズなどがそうで、
LABOでの先行販売では、ニーズにぴったり合ったのだろうか、
はるかに予想以上の数の施工販売が行われている。
タオルやマイクロファイバークロスの生産は、
KeePerの初期のころ、中国の工場に何度も出かけて、
直接、独自の製品として開発したが、
チャイナリスクを考えると、アジアの他の国での生産が必要となっている。
ドル決済なので、為替リスクはあるが、
これらの製品の、KeePer全体の中での比率は非常に低いので、
実質的にはドル為替リスクは無いに等しい。
機械の生産は、北海道の洗車機メーカーであるアベテックに委託しています。
KeePerが提案した機械の機能をアベテックが設計し、
出来た機械をLABOでしっかりと使って、改善点を抽出して、
新しいアイディアを加えて新しい機械が出来ます。
KeePerの製品は、
どこまでもLABO現場での実際のサービスの中で、
お客様の生のニーズから生まれてきた物であり、
実際の作業の中での使い心地を追及し、
実際のお客様の目に訴えることで、
その反応を直接受け取る生の現場で、生まれ育って、生きている製品なのです。
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