谷 好通コラム

2024年03月21日(木曜日)

03.21.地元であることの強さ、信頼の厚み

昨日、新幹線で熊本に来ました。

博多で乗り換えて正味4時間かかりましたが、

飛行機に比べると、気軽に適当な新幹線に乗ればいいだけなので、

飛行機を選択して前もって準備するような気には中々なりません。

日本列島程度の大きさならば、

途中下車が出来る利便性も含めて、

日本国中ほぼすべて、新幹線で用が足りてしまうのでしょう。

すると、

「今日の午後からの予定が空いたので、ちょっと熊本にでも行こうかな。」と、

何の予定も立てずに、

何の準備もせずにフラッと熊本に行けます。

それで夕方から仕事をして、

夜は、熊本の西銀座(東京の銀座の五分の一で飲める)で旨い馬刺しで飲んで、

次の日、朝方の新幹線に乗れば、名古屋に昼までに帰れる。

通勤圏内とまでは行かないが、

日帰り出張圏内程度には違いない。

私は名古屋だから九州がそうだが、東京ならば東北全域がそうであろう。

もう、ローカルという意識が薄くなってきて、

この程度の距離の地が身近な存在になって来ているようです。

 

そうすると、わざわざお金をかけて地方の営業拠点を造って

人を配置しなくても、

トレーニングセンター網さえ造ってしまえば、

技術の伝達と、蜜なコミュニケーションを持てるので、

KeePer LABOの店舗も直営店にこだわらなくても、

地元で活躍している有力な会社にFC店として店舗を委ねて行っても

ブランドとしてのクオリティの維持が出来るように思えてきたのです。

特にしっかりと地元に根付いた力のある企業は力があり、

何より、地元において圧倒的な信頼を勝ち得ています。

 

そんなことを思わせるような、今回の熊行きの距離の近さでした。

今は、名古屋に戻る新幹線の中です。

 

1年3か月前、熊本市のど真ん中にオープンした「KeePer LABO 熊本白山店」。

地元の有力なガソリンスタンドなどを複数経営されているだけでなく

事業の多角化に積極的な「TOKO」さんのFC店です。

  部長と社長に挟まれてなかのさん大緊張です。

ふちわき君と緊張が解けたなかのさん。

うしじまチーフ、しらいし君。

 

今年4月初旬にオープン予定の「KeePer LABO 熊本長嶺店

古くからの友人でありライバルでもあるアイビー石油さんのFC店です。

 

そのアイビー石油さんの熊本でのFC1号店の「KeePer LABO西熊本店

たった5台分のスペースだけで、

平月に1,000万円の実績連発は立派なものです。

なりた君、

かわしまさん、たかはしさん、

はまさき店長、みやたチーフ、

 

帰る頃には、ものすごくキレイな夕陽でした。

さあ、これから西銀座です。

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2024年03月20日(水曜日)

03.20.未来に向けて「ハイブリット型KeePer LABO」の可能性

今日3月20日、茨城県つくばみらい市に

茨城県2軒目のLABO「KeePer LABO 谷和原店」が、オープンしました。

 

この店の特徴は、

トヨタ直系のドライブショップ「ジェームス谷和原店」の店舗と、

建物が一体化して造られていることで、

ジェームスの売り場とKeePer LABOの間に壁も仕切りもなく、

外に出ずにジェームス↔KeePer LABOの行き来が出来ます。

だから、両方をお客様を完全に共有いているような形になっていて、

正にハイブリット型と言えるようです。

KeePer LABOのゲストルーム部分から見える風景が象徴的です。

 

このLABOの待合室の向こうに見える風景が、

この写真ではドライブショップの売り場ですが、

これが、たとえばカーディーラーのショールームだったらどうでしょうか。

 

カーディーラーには、新車を買うつもりが無いと、

とりわけ、そこで売っている車種を買うつもり少しでもないと

なかなか入れないものです。

カーディーラーは、見えないけど、そんな高い敷居を持っているものです。

しかし、

KeePer LABOがハイブリット型としてくっついてきたら、

そのカーディーラーの敷居が一挙に取れてしまう効果があるかもしれません。

 

「ジェームス谷和原店」との一体型の「KeePer LABO 谷和原店」を見ていて、

一瞬、幻のような風景が見えてしまいました。

 

あるいは、待合室から見える向こうの風景が

ショッピングセンターの売り場だったらどうでしょうか。

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2024年03月19日(火曜日)

03.19. TVCMで豊田章男氏いわく「役職は、地位ではなく、役割だ。」

最近のトヨタイムのTVCMで、

豊田章男氏が「役職は、地位ではなく、役割だ。」と、言っていた。

言葉そのものは正確ではないかもしれないが、

たしか、そんな意味のことを言っていた。

これは、誰かの言葉なのだろうか。

私も昔から同じ言葉を言っていた。と、増田部長が言った。

 

会社とは法人であることが前提で、

個人が個人的に運営している会社は、わざわざ「個人会社」という。

わざわざ手続き的に法人格にしていても、

その実態が個人であるならば、それはエセ(似非)法人であり、

その法人の長は個人事業主でしかない。

 

会社とは法人であることが前提なのです。

だから、会長、社長、代表取締役、取締役と、すべての社員との関係は

「支配者・所有者」と「被支配者」「奴隷」「使用人」の関係でもなければ、

「雇い主」と「雇われ人」の関係でもない。

「親子・兄弟・血縁」の関係でもなければ、

もちろん「友人」「恋人」の関係でもなく、当然「親分」「子分」でもない。

 

それぞれが、

法人という「組織」に属し、

その組織の中でのそれぞれの「役割」を担う為の、「役割」の名称でしかない。

だから、その役職によって、

人格の上下の差がある訳が無く、

人としての尊厳に上下、尊卑の差がある訳でもない。

 

しかし法人にも、所有者はいる。

たとえば株式会社ならば株主達がその会社の所有者達であり、

その会社の過半数を所有する者が、実質的にその会社の所有者となる。

その会社の所有者と会社の最高責任者が同じ場合、

その会社をオーナー会社と呼んで、

法人である会社と個人との境目があやふやになり、多くの場合が混同される。

こんな会社≒個人では、

多くの社長が、

自分を「主人」「親分」「王様」の様に勘違いし、

自分にゴマを擦ってくるような者、

あるいは自分に服し、何でも自分の言うことに服従し、

隷属するような者をかわいがり、

自分が気に入っている者を重要な役職として重用すると、

その会社≒個人は間違いなく弱体化し、

法人として社会的役割を逸する。

 

そのような会社が株式公開していると、一般株主からの評価は低く、

株式は低迷し、株式の時価総額が自己資本を下回るような事態、

PBRが1を割るような事態となり。

敵対的TOBの餌食になることもあり、

ある会社は会社≒個人の状態を守る為に上場廃止を行い、

多くの会社は、会社≒個人の状態を打破する為に身を切る改革を行う。

 

社会及び株主は、当然、後者を求める。

個人≠会社なのだから。

会社≒個人は、

個人の税制より法人の税制の方が有利なので法人にしているだけの、

巨大な個人事業でしかない似非法人とも言える。

 

だから、正常な会社においては

「役職は、地位・特権ではなく、役割だ。」が、正常であり当然の事でもある。

 

今日はそんなことを思いました。

 

本文とは全く関係なく、LABO店舗の夜景を使った大判ハガキ。

なかなか、艶めかしくって一人で気に入っていきす。明日、熊本に行ってきます。

 

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2024年03月18日(月曜日)

03.18.ジェネレーションギャップを感じる72才の今日この頃。

昨日、PCが使えなくなった。

電源を入れた後パスワードが入らなくなってしまった。

「Caps Lockがオンになっています」の案内が出ているので、

更に「Shift」を押しながら「Caps Lock」を押しても、反応がありません。

それで結局昨日はこのコラムも書けず、

それどころかメールの送受信もできずで、昨日はほとほと困りました。

だから、このコラムもまた書けなかったのです。

しかし、今朝、

電算課の矢下田君に見てもらったら、

自分のスマホで何か調べて、コチョコチョっと私のPCをいじったら、

あっという間に治ってしまいました。

私が間違ってNumlkのキーを押してしまっていたらしい。

 

こんなことがよくあります。

今のスマホの操作とか、NAVIの操作は、私達の年代には理解できません。

理屈ではなく、感性の違いのようで、

若い彼らが、躊躇することもなくスムーズにスマホなどを操作するのを見ると、

私達と彼らがどう違うのか、理解を越した謎です。

若い子たちが、

「恥ずかしい」を「ハズい」と言い、

「難しい」を「ムズい」、

「気持ち悪い」を「キモい」

と抵抗なく言っているのを聞き、

また、

「・・・をやりたいと思います。」を

「・・・をやりたいなぁと思っています。」と、わざわざ長く言ったり、

日本語を正しく使うべきだとか、

そんな次元の事ではないことは、

やっと受け入れられるようになりましたが、

好きか嫌いかと言えば嫌いです。

 

こういうのをジェネレーションギャップというのでしょうね。

でも、それを克服しようかとか、適応しよう、慣れようとも思いません。

共存するしかないとは思いますが、

好きか嫌いかと言えば、やっぱり嫌いです。

ジェネレーションギャップでも仕方ありません。

 

谷 好通。72才になりました。

6回目の「辰年」です。

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2024年03月16日(土曜日)

03.16. 朝からトレーニングと病院、のち店舗プラン会議。

私は週二回、レストレーションというトレーニングを受けています。

「レストレーション【restoration】」とは、

インターネットで調べると回復、復興、復古などと書いてあるが、

「レストア」を表す意味が

元の状態に戻すこと。復元すること。

特に、古くなって傷んだ自動車や家具などを修復すること。

とあり、「古い車をレストアする」と言えば、

その行為を「古い車のレストレーション」となり、

だから私が受けているレストレーションとは、

ガタが来ている私の体を鍛えて復元しようとするトレーニングであって、

けっこうキツイ。

だから、よっぽどもうやめようかと思うのですが、

ここでやめたら、

すでにガタがきている私の体が、

加速的にガタガタになって行くことは目に見えているので、

すごく仕方なく頑張っているのです。

 

1時間のプログラム(実際にツライのは30分ぐらい)を終えると、

私の場合、回復に30分くらいかかる。

 

だから今日も、レストレーションを終え、30分以上過ぎてから病院に行った、

今日の病院は左足付け根に出来た腫物の切開。

痛かったというより、ハラハラであった。

そんなことをやってからの、午後の店舗プラン会議は真剣そのものです。

特に、最初の議題は

フランチャイズの店舗で、社長まで来て店舗のプラン作りに加わり、

真剣に検討する。今日は第一段階の大体のプランを出して、

一度図面に落としてから、法的な摺り合わせと共に

その図面を基にプランを詰めて行く。

一軒に対して、3回から4回はみんなで検討しつつ工事まで固めていく。

そして何軒かの、何段階かの軒数のプランを詰めて行き、

実際に工事が始まって出来上がる寸前にも看板類の検討をする店舗もある。

 

今日は、複数の新店のプラン出しと、

4月にオープン予定のLABO福岡春日店の看板の詰めをやった。

全面改装の工事で休業中のLABO福岡春日店は、

まだ看板の確認で変更がありましたが、もうすぐオープンです。

 

 

もう一つの大改装は、

年が明けてからドライブスルー洗車機を撤去したKeePer LABO小平店。

大好評で、その売り上げも大きく店舗に貢献していたドライブスルーは、

洗車待ちの行列が道路に大きくはみ出し、近所に迷惑をおかけしていたので、

泣く泣く撤去に踏み切った。

それを補って余るだけの価値を店舗に作りださなくてはならないので、

この大改造には何回もの議論と検討が重ねられ、どうにかここまで漕ぎついた。

間もなく着工する。

 

夕方まで気の抜けない、充実した土曜日の今日。

でも、いつもの、普通の土曜日です。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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