谷 好通コラム

2019年10月31日(木曜日)

10.31.プロショップブログが月36万PVに。値引き情報一旦非表示

2018年9月にスタートしたキーパープロショップブログは、
プロショップ各店からの投稿数が月に1,000~1,500通と大変活発ですが、
スタート当初のアクセスは月に8万PV程度だったのです。
しかし、あれから約1年、
2019年10月のアクセスを見ると、ひと月で36万PVと4.5倍増しています。
これは、途中から巨大SNS「みんから」と記事を共有したことと、
みなさんの活発な投稿活動で、
アクセスが大きく上がったものと考えられます。

 

新聞折込みでチラシを配布すると読んで頂ける率は1%と言われています。
そう考えると見て頂いた数、月36万PVは、
32万/1%=月3,600万枚のチラシに匹敵する効果を期待できます。
きっと皆さんの店舗にも「ブログ読んだよ~」と言って
来店されるお客様がおられるのではないでしょうか。

 

 

お客様は、ブログや店舗情報を見て、
その店がキチンとした施工をしてくれる店舗がどうか、
信頼できるスタッフがいるかどうか、
この店に自分の大切な車を任せていいかどうか。

 

キーパーコーティングは、
SNSでおおむね高い評価をいただいていますが、
店によって技術者の数、質が違うので、その確認。
お客様の車の扱い方。
コーティングに関わる設備の様子。
これまで施工してきた実績。
そして、感じのいい店かどうか。信用でそうな店かどうか。
などなどをブログの内容から読み、どの店でやろうかをから選びます。

 

反面、ブログの記事に「割り引き情報」「値引き情報」を載せる方もいますが、
効果的ではありません。

 

販売している商品の質がどの店舗でも同じである種類の「物販」ならば、
割引や値引きは、お客様の求めることでもあり、
効果が大きいことは間違いありません。
しかし、
キーパーコーティングはその店の
スタッフの技術の程度や誠実さによって、出来栄えが違います。
だから、割引、値引きを言いたがる店をあまり信用しない傾向があります。
たとえば、美容室などが同じような所があり、
技術とセンスが物を言う美容室で、
割引、値引きを前面に出す美容室はありません。
それと同じ感覚なのではないでしょうか。

 

「床屋さん」は伸びた髪を短くするのが目的なので安さと速さが効きます。
1000円カットのQBハウスなどは大成功の例です。
しかし、
美容室は美しくなることが目的なので、
技術とセンスを求められます。
センスのいい店で、そこに座っている自分がカッコよく見えて
値段になんか目もくれず、(平気で10,000円出すそうです)
実物以上に自分が美しくなることを期待します。

 

これを車にしてみると、

 

「洗車」は汚れた車の汚れを取ることが目的なので、
早くて(乗ったままで)安いドライブスルー洗車が圧倒的です。
しかし、
コーティングは、車を美しくしたい人が買います。
今の美しさを保つだけでなく、
今の状態から遥かに美しく艶が出て、
バシバシに水が弾いて、汚れも弾いて着きづらくなって、
いつまでもキレイであるためにコーティングするのだから
せっかくだから、
腕のいい技術者のいる店舗で、
時間がかかっていいのでじっくりと丁寧にやってもらいたい。
やたらと割り引と値引きを強調する店なんかは、なんか信用できない。
むしろ、
隣の店より平気で高い値段を表示している店は自信ありげでやってみたい。

 

キーパー技術コンテストで優勝したり、上位に入ったりして、
そのことを横断幕や看板にしたり、チラシ、SNS等で宣伝すると、
ものすごい効果があって、
売り上げが倍増したり、
とんでもなく遠くからわざわざ指名で来られたり、
お店の人も、皆さんびっくりされます。

 

キーパーの過激な値引きでお客様が押し寄せたという話は聞いたことがありません。
少なくとも、
たくさんの人が見に来られるキープロショップブログに、
割引や、値引き情報は、逆効果であり、
高い技術力と実績を訴求するプロショップサイトの空気に合いません。

 

だから、色々と考えたのですが、
せっかくのプロショップブログに、
まれにですが割り引、値引き情報の記事が載りますが、
一旦非表示にして、書いた人、載せた人と話をしたいと思います。

 

私は、このビジネスをする前にガソリンスタンドを個人で経営していて、
不毛な値引き競争に巻き込まれたこともあります。
赤字での熾烈な値引き競争に勝って、
相手が撤退した後、
山のように残った赤字に妻と涙したことがあります。
ここまで育ったキーパーの世界に二度と不毛な値引き競争は持ち込ませません。

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2019年10月30日(水曜日)

10.30.最高に居心地が良くなった我が職場

私が本社事務所の社長室を引き払って
離れの建物「スタジオ」の中に一室を造って、
そこを勝手に会長室として居座ってからもう8か月半も経ちました。
その間、変わった環境に慣れようとしたものの
本社事務所の会議室にいる時間が長くて、
中々スタジオでの居心地が良くなるまでには行かなかったこの頃でしたが、
最近、その私の部屋にオーディオを入れたのです。
それも相当に本格的な奴です。
今までは、その辺の電気スーパーに売っていた1セット2万円程度の
チャチなステレオセットだったのですが、
こんな惨めったらしいことをしていると、
気持ちの上で情けなくなることに気が付いて、
思い切って、ちゃんとしたオーディオを
北名古屋市の小田井オーディオさんに相談して、セットを組みました。
もちろん自腹です。

 

お見せできませんが、
セットの軸はプリメインアンプです。
オーディオはスピーカー次第だと思いがちですが、
実は一番肝心なのは、アンプなのだと知ったのは最近ですが、
さすがにアンプに張り込んだセットは、
思い切り安定感があり、
音に張りがあって、
仕事をしながら聞いていて落ち着きます。
大きい音を出しても、最高ですが、
小さい音で聴く分にも、小さい音ながら張りのある音が出ていて、
惚れ惚れします。
昨日、内装屋さんがバックに厚手のカーテンを着けてくれたので、
なおさら音が落ち着いて、最高です。

 

クラシックも、ジャズも、昔のフォークも、POPも
何でもかんでも、50枚程度のCDを持ち込んで(家にはまだ500枚くらい)
ガンガン鳴らして、仕事をしていると素晴らしくはかどります。

 

大きい音を鳴らしても、
隣部屋の「製品部」の事務所には、理解のあるメンバーばかりで、
増田部長が「すっかり井上揚水の歌をおぼえてしまった。」と
軽く、皮肉を言っても
「そりゃ良かったね。」と言っておけばいいので大丈夫です。

 

自分の部屋に居心地の良い”音”が入って、
大好きな音楽をガンガン鳴らして仕事をしていると最高なので、
今では自分の部屋に居たくて仕方がないのですが、
やっぱり会議がいっぱいあって、
自分の部屋に居られるのはわずかの時間です。
それは残念ですが、
それ以上に、自分の仕事場が大好きになったのは収穫です。

 

 

この写真でオーディオのメーカーを当てられる人がいたら
その人は、相当な人です。

 

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2019年10月29日(火曜日)

10.29.大企業のつもりか、ばかばかしい

小さな会社が、
一人残らずのみんなの力と、
お客様のおかげで
だんだん成長し、月日も経てば構成する人の数も増え、
規模だけからすれば大会社に分類されるようになると、
一人一人においては、
与えられた目の前の分業だけが、自分の仕事になって
会社が造り出している社会への価値=仕事の目的が見えなくなる。
すると、仕事とは、
一連の行動の流れのすべてが同じ目的に向かうことによって、
大きな目的=仕事になるはずなのに、
みんながバラバラに自分の目の前の行動=分業の中に意識を閉じると、
仕事とは、本来、
他人の為に価値を生み出し、提供して報酬を得るものだが、
いつの間にか、一人一人の皆が自分の為に仕事まがいの労働を始め、
それぞれに分業が在るだけで、
会社が持っている社会的な目的=仕事が、仕事ではなくなってしまう。

バラバラで分業して仕事をしていると、
一人一人が普通に持っているべき仕事の意味を見失って、
自分が機械の一部になることが大企業の組織の中では当然と錯覚する。

大企業”病”とはウィキペディアによると
「経営者と従業員の意思疎通が不十分となり、
組織内部に官僚主義、セクショナリズム、事なかれ主義、
縦割り主義などが蔓延し、組織の非活性をもたらす。
社員は不要な仕事を作り出し、
細分化された仕事を”こなす”ようになる傾向がある。」

大企業病の最初の症状は、
経営者が現場に行かなくなることだそうだ。

経営者は会社の「意志」でなければならず、
その意志が、
会社そのものである現場から遊離してしまうと、
会社の隅々から意志が抜けて、
社会との接点としての現場が、社会に対しての意義を失って、
いずれ社会がその会社を必要としなくなると、会社は収入を失うことになる。

そういう意味で私達は間違いなく活きている中小企業でなければならず、
経営者は会社の意志として会社そのものである現場に入りびたり
組織の末端に神経をピリピリとして張り巡らし、
社会との接点に十分な意義を持ち続けなければならない。

大企業のつもりか? ばかばかしい。

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2019年10月28日(月曜日)

10.28.エリザベス・カラーのリンダ

ギプスで骨折治療中のリンダは、
だいぶ痛みが無くなって来たのか、ギプスをさかんに舐めて、
この間、とうとうギプスが抜けてしまったので、
動物病院に連れて行ったら、
ギブスの着け直しと、
また舐めてギプスを取ってしまわないように、
舐められないように「カラー」を首の回りに付けられました。
これを通称「エリザベス・カラー」と言います。

昔から、犬や猫が怪我や骨折などをして、
ギプスなどの治療の具を自分で舐めないようにとよく使われる道具です。
最初はものすごく嫌がって、
これを着けているだけでしょぼくれていましたが、
今日で骨折してから10日目、カラーを着けてから4日目で、
もう前足の痛みも消え、エリザベス・カラーにも慣れてきたのか、
元気にヒョコタンヒョコタンと歩き回っています。
ご飯もしっかり食べています。
もう大丈夫です。

すっかり抱っこ大好き犬になってしまいました。一種の後遺症です。

ウィキペディアより本物のエリザベス・カラー(エリザベス1世)

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2019年10月27日(日曜日)

10.27.三重は遠い。6時間半もかかった名張街道店⇒松阪店⇒津店

午前中、ごたごたを片付けて、
今日は昼から三重県を周ることにした。
前回、三重を周った時は
名古屋市内の店舗を何軒か周った後だったが、
道が混んでいて四日市店、鈴鹿店、鈴鹿玉垣店だけしか行けなかったのです。
三重県の店舗は、大体23号線に沿って存在していて、
一番南の店舗である松阪店でも本社事務所から65kmぐらいの所にあり、
松坂店に行ってから23号線で順番に北上すれば、
名張街道店を除いて全店周ることが出来る。
ルートを考えるまでなく簡単なのだ。

 

今回は名張街道店を最初に行ってから、
遠い松阪店と津店だけだったので、軽く考えて午後から出発した。
それも午後2時から出発であったのは舐めすぎであった。
今の季節は日が短くなって、
午後4時を過ぎると急に日が落ち、
じきに夜になるので、気をつけなくてはいけない。

 

名張街道店へは、まず伊勢湾岸道で三重の川越まで行き、
“東”名阪道に入って、亀山まで行って、
亀山ジャンクションから”西”名阪道に入って伊賀まで行くのだが、
この”東”から”西”の名阪道に移る所の標識が紛らわしくて、
いつもここで私は間違える。
いつの間にか名古屋に帰る道に入ってしまうのだ。
今日もまた、まったく同じ間違いをし、ジャンクションの方向をやり直した。
結局また約30分以上もロスしてしまい、
名張街道店に到着したのは午後4時近くなって、悪い予感がした。

 

名張街道店は、今日はアルバイトさんが自損事故でお休みを取って、
もう一人の戦力も不幸があって欠勤していて、
暇な平日は3名スタッフがいるのに、
肝心な日曜日に2名しかスタッフがいない不運な態勢で四苦八苦していた。
もう笑うしかない山本チーフ

 

 

同じく浅川店長

 

 

店を出る時点で、もう空はこんなになっている。

 

 

名張街道店から松阪店へは、
”西”名阪道で亀山ジャンクションまで行って、
伊勢道(伊勢”湾岸”道とは全く別の道路)に乗って、
久居インターまで行った、(松坂インターがあった筈だが)

 

松阪店の伊藤店長は、
今度の土曜日に結婚式を挙げることになっていて、
しかし私は翌日曜日にスーパーGT最終戦が「もてぎ」であって、
このレースはシーズンチャンピオンがかかったレースでもあり、
当日200名以上の応援の方々をお見えになるので、
午前中にご挨拶もせねばならずで、
土曜日の夕方からの結婚式出席は物理的に無理で、
欠席の侘びと、お祝いを言いに松阪店まできた。

 

今度の土曜日、花婿になる幸せ者の伊藤店長

 

 

伊藤店長の良き相棒である
一級技術資格辻野シニアスタッフ、水越副店長

 

松阪店から津店までは13kmで約30分。
割とすんなり来れた。
津店は今や三重県全体の店舗を引っ張る存在に成長した。

 

一級技術資格白木スタッフ。中村店長

 

 

店長から、みんなから絶大の信頼を得ている杉森チーフ

 

 

すでに一級技術資格直前の澤田スタッフ。

 

 

その津店から家までの帰り、
23号線は、延々と渋滞していて、帰り着いたのは午後8時半。
たった150km程度の移動で6時間半もかかってしまったのです。
三重は近いはずなのに、混んだら最後中々動かない23号線は、三重を遠い存在にしています。

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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