谷 好通コラム

2019年09月18日(水曜日)

9.18.来春の新卒採用はとりあえず◎でしょうか。

今年は、来春の新卒予定者の獲得に苦労するかと思ったら、
高校からの応募が想定以上に来てくれていて、
採用に関わる役員は朝から夜までぴっちりの面接で嬉しい悲鳴です。

 

今年は特にそれぞれ地域の担当スタッフが、
地域の高校に足繁く通ってきくれたおかげでしょう。
昨日の本社事務所での面接で16名の高校生が来てくれました。
今日は東京営業所で12名の応募の高校生の面接があり、
それに加えて大阪でも面接があり、その後に2次面接が続きます。
例年、たくさんの人たちが応募してくれて、本当にありがたいと思います。
大学からの応募はまだまだこれからが必要なのですが、
これは採用担当者の態勢が少し変わって、
地域の担当者が身近な高校に通う活動が強化された分、
大学生への活動が少し手薄になったのかもしれません。
しかし、いずれにしても、
上場した翌年から70名、70名、58名と続いてきたハイペースは、
その内訳の構成が若干変わったとしても、
来年の四月入社でも維持できそうです。

 

店舗が新設されて1年目のお客様のストック期間は
3名のスタッフで運営されますが、
平月で270万円の売り上げに到達した時点で、すぐに4名に増員され、
以後100万円売り上げが上乗せされた時点ですぐに1人ずつ増員します。
標準の売上げ500万円、社員6名の態勢に落ち着くのに4年~5年。

 

中々そんなにリアルタイムに増員が実現できる訳ではありませんが、
そうすることを会社として努力して、結構、できています。
そのためには、当然、良質な中途採用の活動も重要な要素ですが、
やはり、まとまった数の新卒採用が前提として必要です。

 

上がった売り上げに対しての増員が素早く行われないと、
良質な商品品質と、良質なお客様対応が損なわれることになります。
しかし目的が「良質」を維持する事なので、
増員にしても、安易に「数」を追って「質」をおろそかにした採用に走ると、
店舗スタッフの数だけが確保されても、店舗の質がすぐに低下して、
いわゆる店が腐る状態になって、
お客様はすぐにそれに反応して、売上げ低下に直結します。
スタッフの質の低下が原因で落ちた売り上げは、
回復に時間がかかります。
間違っても「質」をおざなりにした「数」だけを求めた採用をすると
店舗のみならず、会社にとって命取りになります。

 

前期8店舗、前々期14店舗、前々前期16店舗も造った新店は、
それぞれ二年目のジャンプ、三年目のジャンプを迎えており、
売り上げ増に伴った増員を求めています。
今までにも増した中途採用活動に手間暇と費用を大きく掛けていますが
質をおろそかにしないことを前提とした中途採用は、
月によってバラツキはあっても、
月5名は確保したいところです。

 

特に今期は、
第1四半期と第2四半期にオープンする新店が少なく、
年が明けてからの第3四半期と第4四半期にオープンが集中します。
そのためにも、来年4月の新卒入社の募集活動には力が入ります。

 

 

話しはまったく変わって、

 

KeePerのステッカーの事です。
先日、うちのデザイナー作のステッカーをブログに載せたら、
KeePerの知恵袋、芸大出の酒井さんが、
こんなのはどうだと自作のデザインを送って来てくれました。
今まで方向とは全く違っていて、
最初は参ったな~と思ったのですが、
見ていると「自分の車に貼るならこんなのが楽しくていいかもなあ~」
と、思って、
ディズニーっぽいデザインのこのステッカーの出現に迷って、困っています。

 

さすがです。

 

Posted   パーマリンク

2019年09月17日(火曜日)

9.17.嬉しい悲鳴

東海地方は、台風の影響は良くも悪くも全く無いのですが、
昨年の9月が毎週末の台風でボロボロの実績だったので
当然と言えば当然なのですが
今年の9月は、まだ月半ばでしかありませんが
特に東海地方の全体で
前年同月比が200%に迫る驚異的な数字になっているのです。

 

増税前の仮需なのかとも思うのですが、東海地方だけというのは変です。
8月のTVCMの影響が、
今頃、大きく出ていると考えた方が自然です。
特にダイヤモンドキーパーがたくさん出ているのは、TVCMの影響でしょう。
店頭での話では、
今月になってもお客様は
「今、テレビでコマーシャルやってるねー」とおっしゃるそうです。

 

連続して濃密にスポットCMを打つと随分後まで効果が残るようです。
ならば、11月末から12月前半に投下予定であった冬のTVCMは、
11月中旬から12月頭にかけて投下した方が、
11月は予約キャンペーンをやっているPRO SHOPも多いので、
より効果的で効率的であろうという結論になり、
急遽、CMの投下期間を変更しました。

 

Posted   パーマリンク

2019年09月16日(月曜日)

9.16.KeePerのステッカーをとりあえず造ってみましたが

KeePerの施工店さんから
「KeePer の施工車に貼るステッカーが欲しい」と、昔から言われてきました。
それで一応、販促品カタログには、
樹脂(透明)盛りのステッカーが提案されているのですが、
デザインが良くないのでしょうか、ほとんど出荷されていません。
それでもたまに街を走っていると、
透明樹脂に盛られたダイヤモンドキーパーのステッカーを見ますが、
何とも照れくさいものです。

 

でも、せっかくKeePerをやっていただいたお客様に、
的確なアフターサービスを提供するためにも、
どんなKeePerをやっていただいたのか判別できるようなステッカーがあれば、
お客様にも良いのではないだろうか。
とか、
KeePerコーティングを気に入っていただいて、
何度も繰り返して施工していただいているお客様は、
KeePerのステッカーは、むしろ喜んでくださるのではないか。
いや、大切にされているお車にステッカーはやはり無用なのではないか。
色々考えている内に、
多くの人が貼る気になれないステッカーを提供するだけで過ぎてきました。
このままではイカンなと思いながら。

 

それで、とりあえず、
これならどうだろうかと、造って見ました。
出来るだけケバケバしくなく、
派手な透明樹脂盛りもやめて
出来れば見立たないぐらいのシンプルなデザインで、
車のデザインと雰囲気を壊さないように大きさも気を付けて、
これを、ダイヤモンドキーパーケミカルに無料で添付すれば、
イイかもしれない。
色々考えて、とりあえず造ってみました。

 

これから、KeePerの営業スタッフが皆さんの店舗を訪問する時に、
ご相談して行きたいと思います。

 

色々考えて、何度も何度も造り直しながら、
とりあえず造って見ました。

 

Posted   パーマリンク

2019年09月15日(日曜日)

9.15.タンクトップ姿がまぶしかった初代?所長遠藤さんと

珍しいお客さんが、仙台からやって来た。

KeePer技研の創業会社(株)タニの代表であった私が、
KeePerのケミカルを持って、全国行脚を始めたのは平成5年頃。
まず、最初に仙台に行ったのは、
当時GSも運営していた㈱タニの石油卸し元の営業所が仙台にあったから。
生命保険の外交員が、まず自分の親戚の所に行くのと同じだ。
何の営業でも、最初は、すでに持っている縁をたどっていくのが常套で
知っている人を尋ねていって、その地の誰かを紹介してもらって、
その誰かへの営業活動の中から、そのまた誰かへの縁が出来て、
あるいは向こうからこちらに縁を求めてきたりすることもあって
その地の縁が広がっていく中で、
営業活動が広がり活発になって「常駐の人」と「拠点」が必要になってくる。
最初の出先の拠点は東京トレーニングセンター兼営業所で、
開所は平成12年。

 

今考えると、
最初の頃の”出張”による全国への営業活動は7年も続いていたのだ。

 

東京の錦糸町に古い材木屋さんの倉庫を借りて、
車が2台入るだけの超狭小トレセンを造った。
それでも、当時としては随分思い切った投資だったが、
営業マンの常駐と、常設トレセンの設置は、営業効果抜群だった。

 

愛知県の本社事務所を拠点にして非効率な出張での営業活動を
7年間も続けていたのは、
出張というある意味無駄な時間が時間の流れを短くしていたのかもしれない。
無駄が人間を鈍感にするという典型だったのかもしれない。

 

全国に営業を展開するのならば、
全国各地に”拠点”と”常駐の人”が絶対に必要であると気が付いて
急いで全国に物件を探し、常駐すべき人の確保に走った。

 

仙台のKeePer施工店に勤めていて、
KeePerの施工に熟練していたが事情があってその会社を辞め、
違う仕事をしていた南条さんという女性とひょんなきっかけで知り合い、
仙台常駐の社員になって欲しいと頼んだ。

 

それからどんないきさつがあったか、まったく憶えていないが、
南条さんは応えてくれて、入社し、営業スタッフとしての仕事を身に着けて、
仙台に常駐することになり、とりあえず、事務所を造った。
と言っても普通の1ルームのアパートの一室に机を置いただけの事務所で、
トレーニングセンターを兼ねる営業所を造るまでの臨時のものだった。
その事務所を、私は営業部長と暑い夏のある日に見に行った。
臨時の事務所なので、クーラーもなく暑く蒸し返った事務所で、
南条さんは汗びっしょりになって仕事をしていたが、
そのタンクトップ姿がまぶしくかった覚えがある。
あの時が、初めてのKeePer仙台営業所・所長の誕生だった。

 

やがて南条さんは地元の男性を結婚して遠藤さんとなり、
子供を授かって、産休し、男の子・久平君が無事に生まれ、
産休明けで復職した。
復職して遠藤さんはインストラクターとして活躍してくれた。

 

ある時、遠藤さんと仕事で車に乗っていた時、
お腹が痛くなって、ちょうどその時、
遠藤さんが子供を昼間預けていた実家の近くを通りかかっていたので、
実家のトイレを借りたことがあり、
その時、遠藤さんのお母さんにも挨拶出来たし、
大きくなった久平君を見ることが出来たので良かったのですが、
久平君にとってはお母さんの突然の帰宅だったので、
また仕事に出ていく時、久平君が遠藤さんを後追いして泣いて、
その姿が私には可哀そうに思えて
遠藤さんに、出張の多い営業仕事はしばらく控えて、
トレセンで研修会だけアルバイトとしてやって、
久平君との時間を多くしたら?
と話をしたら、
ただでさえ守備範囲の広い東北地方の営業は、宿泊も伴う出張もあり、
遠藤さんは無理して、緊張感を持って仕事をしてくれていたのでしょう。
その張っていた気がプツンと切れたかのように残念ながら退社しました。

 

私は、あの時の事がずっと気持ちの中で引っかかっていて、
後追いする子供が可哀相だと思うのは母親が一番に決まっていて、
それをぐっと耐えていたのに、
他人の私が「可哀相では…」というのは、
いかにも無神経だったと、後悔した。
しかし、その事を久しぶりに会った遠藤さんに言ったら、
「えっ? そんなことありましたっけ?
久平は、いつも後追いしなかったですよ。」と、あっけらかん。

 

しかし、あの時の子、久平君が今23才というので、
今が令和元年で、平成で言うと31年なので、
31-23=8
ということは、仙台トレセン準備室として初めて仙台のアパートの一室に
仙台営業所が出来たのは、それよりも少なくとも1年以上前であって、
平成7年以前ということになる。
とすると、東京トレセン兼営業所が出来るより5年も前であり、
仙台営業所はKeePer最初の営業所であり、
遠藤さんは、KeePer初の営業所所長ということになる。

 

 

タンクトップ姿がまぶしかった遠藤さんと、
今は浜松の自動車メーカーに働く23才の久平君。

 

 

車好きの久平君がお母さんを乗せてきたアルトワークス。
こだわりの車ですね。

 

Posted   パーマリンク

2019年09月14日(土曜日)

9.14.看板計画はあらゆる視点からを仮想して

サービス業として専門店であるLABOは、
派手に目立てばいいと言うものではありません。
ストックビジネスの一つの典型であるLABOは、
集客よりも、お客様に通っていただけるような店舗でなければいけません。
だから、威圧的なイメージを与えず、落ち着いた建物とデザインが必要です。
しかし6年ほど前の一時期、新設で建てた数店の店舗が、
不必要に建物が大きかったり、ばかでかい看板が立てられたりして、
本来の店舗コンセプトとは外れた店舗になってしまっていて、
運営的にもいまいちな所があります。
そんな店舗の一つLABO東郷店は、
小さな修正を加えながらここまでやって来ましたが、
この度、ガラッと印象を変えるべく大改造を行うことになりました。

 

無駄に背が高過ぎて威圧的な印象を与えるコーティングブースを、
新たに建てる低い大型テントで、視線を塞いで目立たなくして、
その大型テント2つが、今まで小さすぎた洗車場と仕上げ場を確保します。

 

色々なタイミングの問題で
今期の新店は、
すべてが年明けになってしまいそうであり、
年内は鳴海店をリプレースしての大型店化や、
この東郷店のリニューアルなど複数店のリニューアル工事を進めます。

 

特にこの東郷店は、
印象をガラッと変える必要を感じており、
同時に洗車の作業キャパシティを増大する必要もあり、
随分考えに考えて、新しいデザインに至りました。
ここから、あらゆる視点からの視線を考えて看板計画をしていきます。

 

これは図面から作ったパース

 

 

以下の枚はパース+合成写真。
すごいですね。
店舗部の佐伯デザイナーはものすごい技術を身に着けつつあります。

 

 

本文とは全く関係ありませんが、
あまりにもいい写真だったので、意味もなく載せました。

 

Posted   パーマリンク

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2025年11月
     1
    2345678
    9101112131415
    16171819202122
    23242526272829
    30  
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.