谷 好通コラム

2019年01月28日(月曜日)

1.28.イーサンハントならばどうする。

昔なら007のジェームスボンドだが、
今ならさしずめミッションインポッシブルのイーサンハントだろうか、
実行不可能とも思えるような困難な作戦で、
時には敵の仕掛けた「罠」にはまり、万事休すの危機に陥った時、
彼らは信じられないような機転と、超人的な体力と能力を発揮して、
絶体絶命の危機から何度も脱出して、
それどころか形勢逆転の奇跡を起こし、
見事に実行不可能とも思える難しい任務を果しているのだ。
だから、
長い間、映画の主人公でいられるのだ。

 

彼らはどんなに脱出不可能と思われるような危機に陥っても、
絶対にあきらめない。
その不屈の精神がまず第一なのだろう。
あきらめないことが、
脱出不可能な罠の中からも、脱出し、見事に逆転を果たす前提だろう。
あきらめずに、普通ならば考えられないような非常識な手段を、
大胆にも平然とこなし、
まさかと思うような奇跡を呼び起こす。
誰でも思いつくような手段ではだめだ。
誰もがそんなことはしまいと思うような大胆な手段を、
躊躇することなく平然とこなし、
誰も予想できないような奇跡的な結果を勝ち取るのだ。

 

イーサンハントならば、
どうするか。
そんな発想も面白いのかもしれない。
まず、あきらめない事からはじまり、
誰も思いつかないような奇抜な手段を、
躊躇することなく、平然とこなし、
誰もがびっくりするような奇跡的な結果を勝ち取る。
その勝利らは、ひょっとしたら誰も気が付かないかもしれないが、
そんなことはかまわない。
問題は、結果として勝って、生き延び、
誰も気が付かないかもしれないが、それでも我が勝利を手にすることだ。
相手に負けたと気が付かせないような我が勝利を得て、
ミッションインポッシブルのように
小さな幸せを手に入れれば、
イーサンハントのように
永遠の奇跡を、手に入れられるのかもしれない。

 

ちょっとした無駄な時間に、白日夢のような空想に羽根を伸ばした。

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2019年01月27日(日曜日)

1.27.何の気なしに名古屋市南区の「くつ塚」に行ってきました

何の気なしに名古屋市南区の「くつ塚」に行ってきました。
「くつ塚」とは、
昭和34年、私が小学校二年生の時に、
名古屋を直撃した台風「伊勢湾台風」が引き起こした洪水で
5,098人もの死者と行方不明者を出した戦後三番目の大災害で、
真夜中に洪水発生、南区の南光中学校へ避難する人々が
途中の十字路に発生した大渦に巻き込まれ、
貯木場から大量に流れ出ていた直径数mの大木ラワン材に押しつぶされて
多数の死人が出て、
その渦の十字路には死んだ人たちの長靴が大量に積み重なっていました。
その様子から、慰霊碑が建立された所を「くつ塚」と呼ぶようになりました。
私はその近所に住んでいました。
伊勢湾台風の時には隣の大生小学校に
ギリギリで死ぬ寸前避難して助かりました。
中学校は南光中学校だったので、通学路にその「くつ塚」がありました。

 

近くの道を通る機会があったので、
何十年ぶりかで「くつ塚」に行こうと思い立って、
すっかり変わってしまった南区の街並みを記憶を探りながら縫って探し、
なかなか見つからなかったのですが、
30分くらい探していて、
不意に勘違いに気が付いて、想い出して突然「くつ塚」を見つけました。

 

随分、小さく思えました。

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2019年01月25日(金曜日)

1.25.お客様の気持ちになって思っているといくらでも出てくる。

一月も前半の需要が落ち着いて、いよいよ閑散期に入ってきました。
このところポスティングのチラシを造るための稟議がよく出ていますが
多分、皆さん、閑散期の暇を持て余してのポスティングかと思いますが、
「暇つぶし」の為のポスティングでは効果は全く出ないでしょう。

 

ポスティングして、地域の皆様に何をお伝えして訴求するのか。
洗車・コーティングマインドが最低の今の時期、
何をお伝えすればいいのかを考えもせずに
「いつものチラシ」を”暇だから”ポスティングをしても、
相手に対して響くものは全く無く、
寒いこの時期に苦労してポスティングしても、
結果として、暇つぶしにしかならず、意味のない無駄になるばかりです。
考えるべきです。
「今何を伝えたらいいのか。」「今だからこそ何を訴求すべきなのか」
みんなで考えて、話し合い、意見を出して、
企画して、意味のあるポスティング用のチラシを造って、ポスティングすれば、
それこそ意味のあるポスティングになるのではないでしょうか。

 

「今だから何を訴求すべきか」
今は「冬」です。
しかも一番寒い二月に入って行きます。
寒い時期は太平洋側の地域は、空気が乾燥します。
空気が乾燥すると火事が多くなって、
インフルエンザが大流行します。
多くの皆さんが、マスクをし始めます。

 

訴求すべき事
「この期間、スタッフ全員が用心のためにマスクを装着して作業します。」

 

訴求すべき事
「除菌、滅菌の最強手段「次亜塩素酸ソーダ」での
強力除菌車内清掃を、30分2000円でご提供。」

 

この寒い時期はちょっと山地に行ったりすると「融雪剤」がまいてあります。
融雪剤は「塩化カリウム」または「塩化ナトリウム」であり、
車の下回りに着けたままにすると”錆(さび)”を呼ぶことがあります。
その事は皆さんけっこうご存じなので、心配している人が多くいます。

 

訴求すべき事
「融雪剤を溶かしてから流す『KeePerアンダーウォッシュ』
やっておくと絶対、安心です。20分 1000円」

 

訴求すべき事
「車のこまかい所にまで入り込む融雪剤を、
丁寧に洗い出す 純水・手洗い洗車 30分2000円(Mサイズ)」

 

たとえば、寒い時期にスタッフに洗車を注文すると、
寒くて可哀そうだと思われるお客様がいらっしゃいます。
そんなご心配はご無用だと元気良く訴えるべきではないでしょうか。

 

訴求
「冬の洗車は、私たちきちんと装備もしているし、
いい運動になって、実は、暖かいんです。 ぜひ、洗わせてください。」
あったかい恰好をしているスタッフの写真を一枚。

 

訴求
「冬の寒さと乾燥は、車のお肌にもよくありません。
洗車のついでに、肌にやさしい「艶パック」をいかがでしょう。
お車が喜ぶこと間違いありません。 洗車+30分 8,000円」

 

考えているといくらでも出てきます。
お客様の気持ちになって、思っているといくらでも出てきます。

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2019年01月25日(金曜日)

1.25.面倒くさいこと

私はウソをつかない。
そんなことは当たり前のことだが、
当たり前以上に、かたくなにウソをつかない。
なぜ、ウソをつかないのか。
・・・・
面倒くさいからである。

 

一つの事に嘘をつくと、そのウソがばれないように、
ずっと言葉に気を付けて話をしなければならなくなるし、
つじつまを合わせるために新たなウソをつかなくてはならなくなるし、
そのウソが重なってくると、
何が本当で何がウソなのか解らなくなることもあるだろう。
考えただけでも面倒くさいではありませんか。

 

私は、話のつじつまを合わせていくために、
いくつものウソを重ねていくなんて才能が自分には無いので、
ウソは必ずばれてしまうので、
最初からとにかくウソを言わずに本当の事をいう癖がついている。
その方が絶対に楽なのです。
だから、アホみたいにかたくなに税金もキチンと払う。
絶対にばれないとしても、脱税は絶対にしない。
税金を払うのが好きか? 嫌いだ。
税金の使い道はどうも納得いかない。
自分の保身が一番の関心事のお役人連中の税金の使い方はおかしいと思う。
だから、税金を払うのは嫌いだ。
だけどイヤかどうかと払うかどうかは別の事なので、きっちり払う。
払うけど、いくら払うのかは見ないことにしている。
見るとイライラするので、
見ないのが一番だ。
私が点検などしなくても間違いはない。
そういうこともある。

 

何もかも納得ずくで生きていけるものではない。
あえて見ないために、目をつぶることもある。
どう考えても納得のいかないこともある。
だけどずっと怒りっぱなしで生きて行けるものでもないので、
自分に気持ちにウソをついて、
知らん顔をすることもある。
最大限の結果を出す方法を考え抜いた上で、
納得ずくで知らん顔をすればいい時もある。
それは人をだますウソではないので、
嘘をつくのが大の苦手の私でもそんなに面倒くさいことはないだろう。

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2019年01月25日(金曜日)

1.24.新聞を読むにつけて

韓国軍駆逐艦による、
日本海自哨戒機に対する火器管制レーダー照射事件は、
韓国側の居直りとも言える「日本側の威嚇低空飛行論」によって揉めている。

 

日本と韓国は他にも慰安婦問題、徴用工問題など難問が山積しているが、
大体概して言えることは韓国側の主張は、
日本が一方的加害者であり、韓国は被害者であり続けていることだろうか。
「我々は日本から被害を受けているので日本は「謝罪」して「補償」をよこせ。」
と、終始一貫して同じ方向の主張が単調に繰り返されている。
今回の火器管制レーダー照射事件でも、
韓国駆逐艦が、武器を突き付けて撃鉄を起こしたところまでやっているのに、
そんなことはやっていない。と、しらを切るだけでなく、
逆に、「日本哨戒機が低空飛行で威嚇した。」
と、自分達の方が被害者であると、話をすり替えています。

 

この国は日本に対して、
常に何があっても『被害者』であり続けているような気がします。
本来的に韓国は日本という国の被害者である。という立場を崩さない。
過去にそう言う立場であったことはあるが、
もう三世代も前の事だから、
ひ孫が自分の曾祖父がした借金を返せと言われているようなものだろうか。
すでに過去については何回となく謝罪を重ねさせて、
最終解決の約束をしておきながら、
またぞろ、自分達はひどい目にあわされた被害者だと、自らを可哀そうがる。
被害者としての存在でしか自らに意味を持たせられないかのように。

 

被害者であることに自らの正当性があると思い込んでいる人がいる。
だからそういう人は
常に自分が被害者であるとの立場からしかものを考えられない。
常になんらかから害を被って、
自分は可哀そうであり続けないと、
自分の存在を見失ってしまうかのように、自ら不幸であり続ける。
たとえば、
他人から見るとどんなに恵まれた環境であり、
客観的に万人に一人の幸運をつかんでいようと、
自らは被害者としてしか自らを把握できないので、
幸運の極みにありながらも
信じられないことに被害者として不幸であり続ける。
だから、
愛するということは「相手の幸せを願う気持ち」だから
相手が被害者の殻から出てこないで不幸であり続けるならば
どんなに愛しても、その相手には通じず、
それは、お互いの不幸にしかならないのかもしれない。

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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