2018年12月15日(土曜日)
12.15.インフォメーション看板を取り付けている訳
少し前からキーパーラボの店舗に、
インフォメーション看板なるものを取り付け始めました。
これは店舗で出来るサービスメニューを、
出来るだけ解り易く表示した文字をアイコンマークと共に羅列したもので、
これを掲げておいたら、通行人から問い合わせの声をかけられたり、
具体的な相談でのご来店が有ったりと、
今まで見られなかった一応の効果が見られたので、
取り付けの費用も、プリントアウトが自家用で出来て割安に済むので、
一斉に全店に付け始めました。
その上で、
効果が間違いないものと判断したら、
キーパープロショップ仕様のシンフォメーション看板を提案する予定です。
キーパーラボは「カーコーティングと洗車の専門店」と全店が表示しています。
この表示は”専門店”の表示が、
その技術の高さを表しているようで優位性のある表現とも思われますが、
実は、キーパーラボを経験したこともない人から見ると
「カーコーティングと洗車”しかない店”」とも読めて、
たとえば、
カーコーティングは新車を買った時に純正のそれをかけていて、
洗車は例えばガソリンスタンドのセルフ洗車を使っている。
という人は一般的であり、
そういう人には「カーコーティングと洗車しかない店」は、
行く必要もなければ、来店する動機もあり得ない。
だからなのか、
キーパーラボの新店は、
店を開けただけでは新規来店が非常に少ない。
そこで、いろんなメニューがある事を表現した新聞折込みチラシを
二回に分けて10万枚近く入れるが、それほどの効果はない。
“専門店”が高そうなイメージも与えているので、
頑強なまで値引きをしてこなかったキーパーラボだが、
新店オープンから約2週間のみの限定つきで、
「手洗い洗車1000円」の看板を出して集客をする。
これはある程度の効果はあるが、それが終わったら店舗は一様に暇になり、
1000円手洗い洗車の一時的な集客が、
ラボ新店の立ち上がりの一助になっているかどうかも疑問が残る。
そこで、
この店が、カーコーティングと洗車だけでなく、
お車の粗やる汚れと問題を解決することが出来る数々の能力を持っていて、
きっと多くの皆さんのお役に立てることがあります。と、
この店の自己紹介を、
店の正面に出すべきと考え、
色々考えた上で「インフォメーション看板」なるものを造って、
数軒の店に出してみたら、
今までなかった「歩行者」「自転車通行人」からの声が掛けられるようになり、
信号待ち、あるいは渋滞の車のドライバーが看板をよく見ていたりして、
一定の効果が見て取れるようになりました。
そこで、
藁をも掴む気持ちもあり、
色んなケースにおける効果の違いを見る意味もあり、
とりあえず全店に装着する計画を進めている訳です。
先日、こんなメールをLABOに送りました。
「この看板は、まだキーパーラボに来たことが無いお客様に対して、
店の敷居を低くする効果を持った看板です。
キーパーラボを知らない人が、店舗を見ても、
洗車とコーティングしかない店(専門店?)に見えて、
そのいずれにも用が無い人は店舗に入る理由がありません。
たとえば、自分の車は新車の時にコーティングは掛けてしまっているし
洗車はSSのドライブスルー洗車の人は多い。
そんなお客様に、
インフォメーション看板は、その他にも色んなことが出来る店舗であることを示して
その垣根を取る役目があります。
だから、インフォメーション看板は、
まだ店に入ったことのない人に見てもらう看板なので、
店舗前の道路に信号で止まる車、自転車の人、歩く人に読めればOKです。
ラボの建物に溶け込んだような場所に着けてはいけないのです。台無しです。
むしろ違和感がある場所がOKです。
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2018年12月14日(金曜日)
12.14.この店、潰れるなと思ったら、まず当たる。
会社の近所で新しい外食の店が出来ると必ず行きます。
それで、「アーこの店じきにつぶれるなぁ」と思うと、残念ながら、
百発百中で本当に一年もしないうちに閉店になる。
私に予言の能力が有るなんてことを言いたい訳ではない。
でも本当に、
イタリアンの店、牛タンの店、手作りパンの店、インドカレーの店2軒、
ベトナム料理の店、韓国料理の店、台湾料理の店がたぶんもうすぐ。
と、
これらの店がここに三年で潰れた。
しかも、KeePer技研の前の道の左右2km以内にあった店だけの事で、
多くの店舗の中の少数派ではなく、
感覚的には、三軒に一軒ぐらいの割合で潰れた。
まずイタリアンの店は、
近所に大繁盛のイタリアンの大きな店があり、
メニューのレパートリーと味とで完全に負けていたのに加えて、
奥さんであろう女性の態度と口調が、上からで感じ悪すぎた。
この店がつぶれた後にインドカレー屋が入ったが、
なんとも特徴のない味で不味くはなかったが、二度行きたいとは思わなかった。
この店は閉まるのが速かった。半年も持たなかった。
カレー屋と言えばもう一軒、全然別の所に出来た店は、
“ナン”が変に酸味があっておいしくなかったので、二度は行かなかったが、
半年ぐらいでカラオケ屋になって、しばらくしたら閉店した。
仙台牛タン屋は、
店舗のデザインもカッコよく、牛タン専門店は珍しいので、
開店当初は行列が出来るほど繁盛した。
私達は行列が出来なくなってから行ったが、
レパートリーが基本的に牛タン焼だけで圧倒的に少なく、味も普通で、
もう一度行く理由がなく、行かなかったら、二年後くらいに潰れた。
あれから長い間空き家で惨めだった。
手作りのパン屋は、
イートインもあって、感じよく、目立った店舗であったが、
行って食べてみると、あまりにも普通にパンの味であって、
二回行きたいと思わなかった。ここは二年もったが、この間、閉店していた。
韓国料理屋は、珍しいメニューがいっぱいで、楽しそうだったが、
もう一度行きたいと思わなかったのは、店員さんのヨソヨソしい態度か、
それとも記憶に残っていない韓国料理らしくない普通の味だろうか。
ベトナム料理屋さんは、美味しかったし、感じも良かったのだが、
二回行ったら全てのメニューを食べつくしてしまう程、レパートリーが少なく、
三回行ったら、四回目は行かなかった。
台湾料理屋さんは、
新しい主人になった時、真っ先に行ったが
若い者5人と私で、火鍋をいっぱい食べて飲んだが、
支払い時に若い奥さんが5万5千円だと言い料金を誤魔化すので、
そんなはずとないと若い主人に言ったら、2万円だった。
そんなことは二度目までは怒って、叱ったが、
三度目は行かなかった。
これらの店にとって、
私はすべて「客」であったので、
なぜその店に行かなくなったのか、
(たぶんそれが店がつぶれた原因だったのだろうが)
私には、その理由が、自分の事なので、当たり前のようによく解る。
だから、私が、
「この店は、いつか、つぶれるだろう」と言っても予言の力がある訳ではない。
しかし、
その店の人にとっては、私は他人なので、
その店の人が他人の気持ちを判ることが出来ない人だとしたら、
なぜ私が、その店に何度も行く気にならなかったのかは判らないだろう。
つまり、なぜ自分の店に、繰り返し、客が来ないのか
なぜ自分の店が潰れたのか、判らないままであろう。
自分の店を繁盛する店に出来るか、
潰れる店にしか出来ないのか、
その差は、自分が客の立場に立てるかどうかだけの差なのだろうと思う。
我が姿勢を振り返り、省みなければならない。
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2018年12月13日(木曜日)
12.13.準備が肝心なのは分るけど
今日から一週間の検査入院です。
最初はMRI撮影で、今までにも何度もやっているので
「そりゃそうでしょうね」と舐めていましたが、
夕方、稻田先生と一緒に手術される先生が病室に来られて、
色々な場所を押して「これ、痛い?感じる?」
あちらこちらの関節を抑えて「はい、力を入れてー、よ~しっ。」などと
体中の状態を丹念に点検されて行きました。
そして、週明けからの検査の説明を、
朝のMRIの写真を見せながら、「ここに造影剤を入れて・・・」
と、詳しくされて、「どこの部分をどうすればいいのか・・・」
「狙った神経を針で突いて見て、痛かった所と一致しているか確認する。」
などと一生懸命聞いていないと理解できないような、
恐ろしくも、詳しい説明をしてくれました。
一時間以上も話して行かれました。
患者としては、大納得でしたが、
来週からの手術のような検査に、
内心「心臓カテーテルの方がよっぽど楽だな」と思って、
ビビりまくっています。
さすがに評判の先生の手術です。
前準備が徹底していて、
説明もこれ以上ないくらい念入りです。
この病院で腰の治療をしてもらって良かったとつくづく思います。
と、同時に、手術本番前にそこまでやるかと本気でビビッています。
窓の外を見ると、
中心地、名古屋駅近辺の高層ビル街が、
鮮やかな夕焼けに浮かび上がってとてもきれいでした。
明日は全国のキーパープロショップとラボが大忙しでしょう。
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2018年12月12日(水曜日)
12.12.信頼とは目的を同じくする事
仕事は、信頼できる仲間としたい。
信頼できる仲間とは、目的を同じくしていて、
いちいち確認をしなくても、同じ目的を目指して仕事が出来ることであり、
同じ目的を目指しているので、
お互いの力を合わせることになるので、チームワーク良く仕事が出来、
仕事も速いし、効率も良く、仕事の質も透き通ったように濁りが無い。
たとえばKeePerの仕事ならば、
お客様のお車をプロのキレイさで仕上げて、喜んでいただくことだろう。
その目的は単純であり、シンプルである。
だから、お互いがお互いの仕事の範疇で協力しても、
同じ単純な目的を持っているのでチームワーク良く仕事が出来、
上手い仕事が出来、結果として速い仕事になる。
ところが、
仕事仲間に目的を同じくできない人がいるとそうはいかない。
たとえば自分の別の欲求を満たすためにその仕事をやっている者がいて、
たとえば自己満足のために仕事をしている者が交じると、
その行動は、お客様の喜びと満足を造りだす為の行動とは違う行動になって、
違う結果を出すことになる。
違う結果を出す行動が同時に行われると、
目的とする結果とは大きく食い違い、本来の目的が達せられないことが多い。
しかも、悪いことに、
その本来の目的が達せられない原因をチームとして追及していっても、
その肝心の原因が、チームの中に目的を共有してない者がいることであると、
その共有していない者が、自己の正当性を主張して、
その目的が違うことが判らなくなってしまい、
問題の解決が出来なくなることがある。
仕事の目的とは、必ず”利他”にあります。
仕事とは、自己ではなく他に利あるいは価値が発生する事であり、
その利あるいは価値とは「おいしさ」「心地よさ」「欲しいもの」「満足」であり、
その「利」を他が受け取ると、報酬という形で自己に返ってくる。
仕事とは単純な行動で、
他に”利”を与える行為であり、
仕事の目的とは他の利を造り出し、与えること。
その結果として報酬が得られ、利益が自らの手に入る。
だから、仕事の目的を自己満足とか、自己の欲求を満たす事を目的にすると、
本来の仕事の目的とは違うので、
チームワークがうまく行く訳がなく、目的が果たせる訳がない。
だから良いチームワークをもって良い結果を造り出すことは出来ない。
良い仕事をしようとするなら、
仲間の中に自己満足とか、
自己の欲求を満たす事を目的とする者を入れないことだ。
自己の欲求は他の喜びと共に報酬を得る形で得られるものであり、
それは目的ではなく、結果といえる。
そんな単純なことを判っていない者が仕事の仲間に入ると、
その仕事はうまく行かない。
チームワークもうまく行く訳がなく、いい結果は出ない。
いい仕事をして、気持ち良いチームワークで、
いい結果を得ようとするには
他に利を造り出し提供するという仕事本来の目的を、
当然のこと、お互いに目的として共有できる仲間を持つことだろう。
意外と簡単なことだ。
ごく普通に得られる単純なことだ。
特にKeePerの場合は、
「お客様のお車をプロのキレイさで仕上げて、喜んでいただくこと」であり、
目的が単純極まりなく、
誰にでも共有できるシンプルな目的なので、
いい仕事が出来て、正当な報酬が得られることになるはずだ。
目的を同じくした信頼のできる仲間たち
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2018年12月11日(火曜日)
12.11.一度キャンセルした予定はなかなか戻せない。
先日の突然の腰痛で、予定してあったスケジュールを随分キャンセルしました。
直前になってからのキャンセルは相手にご迷惑をかけるので、
キャンセルするおそれが濃い場合には、
前もってこちらから先にキャンセルするのが礼儀だと思い、そうしました。
しかし、あの激痛の感じからして
暫らくの間は身動きが出来ないと思っていたら、
発症してから10日目位を境に、楽になって、
キャンセルする必要がない予定までキャンセルしてしまった事態に気が付き、
慌てて、キャンセルのキャンセルを申し出ても
再度戻せる予定はほとんどありません。
それでも一件のIR(投資家向広報)を、時間をずらして戻すことが出来ました。
IR活動は法的な義務ではありませんが、
上場会社にとって非常に重要な活動と考えて積極的に行っています。
IRは情報開示が積極的な会社として信用度が上がるだけでなく、
私自身にも非常に役に立っている面があるのです。
それは、投資家に対して会社の現状と問題点を説明し、
解決策と見通しを筋道通して話すと、
自分の考えの整理と確認が出来るし、
今度は投資家から自分とは違う視点から質問としていただいたりして、
自分が思い至らなかった部分に気づかされたりするのです。
個人投資家から資金を預かって運用している機関投資家は、
多くの会社の経営を間近に見、
痛みを伴ってその存亡を見ているので、
私が知らない経験も数多く持っていて、教えられることが多くあります。
実際に会社を経営していると見えなくなっていることも、
投資家の視点からはよく見えることもあるのです。
今回の腰の激痛では先週約一週間会社を休んで、
迷惑をおかけしてはいけないと思ってたくさんの予定をキャンセルして、
意外と早く回復したので、キャンセルした予定を復活しようとしましたが、
一度キャンセルした予定はそう簡単に復活するものではありません。
それは、一度逃したチャンスは、
二度と取り戻せない事と似ています。
今回は、今日の充実のIRの1時間で、
一週間分の空白を埋められたような気がしましたが、
こんなラッキーはそう何度もある訳ではないでしょう。
明後日から1月18日の手術を目指しての準備の入院がまた1週間続きます。
今回、尊敬し信頼している稻田先生から「手術しよう」と言われたことを、
大きなチャンスと思い、
このチャンスを逃すと、二度と得られることはなく、悔いを残すのでしょう。
この予定は、万難を排して、必ず実行したいと思っています。
本文とは全く関係ありませんが、
甚目寺店の大看板が一新されました。
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