谷 好通コラム

2018年09月03日(月曜日)

9.03.八月のキーパーラボ運営事業実績報告

8月20日にKeePer LABO市原店が千葉県市原市にオープンしました。
8月は、北海道、東北の一部を除いて、
晴れが多く雨が少ない天候で、記録的な暑い日が続いた月でした。
暑い日には車に水でもかけてやりたいというような心理が働くのでしょうか。
それとも、ご自分で洗う人は、
この暑さで「暑すぎて乾いちゃうから自分で洗うのは諦めたよ。」思ってか、
店舗へのご来店数は既存店(前年実績のある店舗)前年比で5.1%増加しました。
このような場合は、単価の低い「洗車」が多くなって平均単価が下がり、
↑×↓=±0となって、売上としてはあまり上がらないことが多いのですが、
この8月の場合は平均単価も0.8%増とわずかながら上っております。
その結果、ラボ運営事業全体73店舗(前年同月比14店舗増加)では
前年同月比22.3%増加の280,207千円でした。
また、前年実績のある59店の
既存店前年同月比では6.5%増加の244,027千円でした。

 

お天気が晴れて洗車のご注文が増えると下がる筈ですが
平均単価が下がらず売上の増加に寄与したのは、
あまりの暑さでお客様が洗車を頼みづらかったのか
コーティングに比べて洗車台数があまり増えなかったからです。
洗車を頼まれても、お客様から「暑いのに悪いね。」と
ねぎらいの言葉をたくさんいただいたと現場から報告を受けています。
加えて、洗車の台数が思ったより少なかったのは、
降雨量は少なかったのですが、
降れば激しく降った雨であり汚れがボディに着きにくかったこともあります。
と同時に単価アップの要因もありました。
高額商品の販売台数が合計でダイヤモンドキーパーが30%増加、
既存店比でも9%増加するなど平均単価の上昇に貢献しています。
これはクリスタルキーパーなどの比較的安価で
1年サイクルの商品を更新する時
「クリスタルキーパーが良かったので、
今度はダイヤモンドキーパーにしてみるよ。」と
自らグレードアップされるお客様が多いことと、
SNSでの評判の高さがダイヤモンドキーパー施工台数増につながっています。
かといって、クリスタルキーパーの施工台数も全体で16%増加、
既存店比でも3%増加とエントリー商品の性格も持つクリスタルキーパーも、
なお新しいお客様を掴みつつあります。

 

しかし、今年の夏は、なんといっても過酷なまでの猛暑であった。
連日、体温を越すこの猛暑には、最大限の警戒を持って対処しました。
七月中にコーティングブース内の冷房の効き具合を総点検し、
この異常な猛暑の環境において能力不足があればエアコンの追加設置、
故障があったエアコンは速やかに修理し、
概ね支障なくコーティング作業が出来る環境を提供することができました。
また、この事によって、
涼しい環境で施工が出来るダイヤモンドキーパーを
自信を持ってお客様にお勧めすることが出来たり、
逆にお客様がそのことを喜んでくれたりすることもあって、
心理的な販売促進効果も大きかったと言えます。

 

しかし「洗車」及び多くの作業は、当然、屋外での作業であり、
この酷暑のシーズンを乗り越える為、
「屋外30分作業5分休み」(忙しい時には困難ではあるが)を励行しました。
熱中症からスタッフを守るためには”こまめな水分補給”だけでなく、
こまめに”体を冷やす”ことも非常に有効であり、
たとえば「洗車を一台作業したら自動的に5分休憩」
「断りなしの休憩OK」などを励行しました。
その甲斐あってか、三百数十名のラボの現場で働くスタッフが
7月8月にかけて、何人かの早引き程度で済み、
熱中症で体を壊す者を出さずに済んだのは、
むしろ、これが最大の成果とも言えます。
しかしその為、若干残業も多くなって、
人時生産性も特に暑かった名古屋を中心に少し落ちています。

 

この8月は暑さとの闘いに尽きたと言っても過言ではなく、
そういう意味では、猛暑の中でお互いをかばい合いながら、
販売実績をここまで上げてくれたスタッフ全員に深く感謝するものです。

 

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2018年09月02日(日曜日)

9.02.一週間前の葛飾店、交野店、九月中旬鶴見店、箕面店、

オープンしてしばらく経った葛飾店に寄ったのは一週間前、
東京での決算報告会IRの途中で、
オープンしてから初めてのことでした。

 

葛飾店はKeePer技研・東京トレーニングセンターを改造した店舗、
今まではトレセンとして解放されていない設備だったのが
ちょっと改装しただけで、
一般のお客様に開かれた”店舗”に見えるのかどうか、心配だったのですが、

 

大丈夫でした。
意外にも、トレセンを”店舗”にイメージを変えていたのは、
百万円以上もする電飾の大きな看板でもなく、
ラボ店の目印のような赤いパラペット(はちまき)でもなく、
店の入り口に掲げられた「品揃え」のインフォメーション看板でした。
このインフォメーション看板は、
「看板」というより「表札」のような役割をしていて、
目立たない色合いで、でもあくまでも読みやすくが肝心なようです。
しかし店舗の紹介として効果的ならば、
より目立つ場所へ出したくなるのが人情ですが、
かえってそれは逆効果であり、
これは、何気なく掛けてあるといいものなのでしょうか。

 

葛飾店は、それほど視認性が高い場所ではありませんが、
十年以上「KeePer」を掲げ続けた効果もあるのでしょうか、
インフォメーション看板の場所がドンピシャであるのかもしれませんが、
すでに二年目のジャンプを果たしたような実績を最初から上げ続けています。

 

 

ベテランの石井店長

 

 

若い力の木村チーフ

 

 

昨日、大阪方面に行ってきました。

 

まず交野店
約一年半前にオープンして立地の面で少し心配はあったのですが、
店長をはじめスタッフのみんなの努力も実って、
もう一人前の店舗になって、なお成長を続けています。
ここへのインフォメーション看板もよく考えましょう。

 

 

人気者の川添チーフ

 

コーティングブースがゆったりと広く快適です。

 

 

大阪が大好きになったという川端店長

 

 

9月中旬にオープンする予定の鶴見店
前面道路の交通量が非常に多く期待の店舗ですが、田んぼの状態から造成したので
非常にコストもかかりました。オールテントの店です。
道路からの視認性が問題でとなりの「au」がすごく目立つので、
それに負けまいと思ったら負けなのかもしれません。みんなとじっくり検討します。

 

 

仕事はすごくやりやすそうです。

 

 

約一か月半前にオープンした箕面店
前任者が「景観条例」を気にしてか、新店とは到底思えない”地味”さ。
これをどうしたら際立った店舗外観にできるか。難問である。

 

 

いいアイデアが浮かんだ。

 

 

日下部店長(中)は尼崎店で新店を経験していて、ここからどうすればいいのかよく解っています。
左が店長の相棒の岡田チーフ、右は明るいムードメーカーの一級技術資格宮沢スタッフ

 

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2018年08月30日(木曜日)

8.31.八月が終わりました。

八月が終わりました。が、その結果は、
9月3日(月)の「八月の月次報告の開示」が終わってからでないと、
このブログで書くことはできません。
インサイダーになります。

 

しかしそれは、実績に関わる情報についてであり、
降雨量とか日照時間など、
すでに公表されている情報については
開示を待つまでもなく、いつ書いても良い情報なので、
とりあえず、ご紹介したいと思います。

 

 

ご覧のとおり、北海道と東北を除いたほぼ日本全国において、
降雨量は前年の約半分程度しかなく、
日照時間は二倍近い傾向があって、
一口で言えば雨降らず、ひたすら「猛暑」の八月と言えるような月でした。
こんな傾向から「洗車」の台数が多く、
来店台数は多いが、
平均単価は単価の低い洗車が多いので前年並み、あるいは微減か。
お天気のデータから言えることはここまで。
あとは週明けの9月3日(月)に月次実績を開示をしますので、
それが済んだら、このブログでもこってりと書きたいと思います。
では、それまで。

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2018年08月29日(水曜日)

8.29.一つの考え、行動を何百倍もに拡げること

自分の考えを組織の隅々にまで拡げて実現しようとする場合、
もちろん、拡げるべきその考えと行為が、
公明正大であり
正しく成功するものであることが必ず必要であるが、
その事に確信を持った時、
まず、自分の考えを、
組織のほんの一部に対して、直接、強く伝えて、
自分の考えを専制的に表現して見せる。
それは対象が大きな組織であればあっただけ、まだ小さな効果でしかないが、
自分の行為と効果は「単位」的でしかない。
しかし、自分の考えがこうであることを周囲に伝える効果はある。

 

すると、その考えに共感できる者が現われる。
その者が表面上だけ合わせているのではなく、
その者の価値観として真に共感しているのかを見極めた上で、起用し、
その者を自分の行動に同行させ、
自分の考えと深く擦り合わせ、考えと行動を念入りに一致させた上で、
自分の代理として、
自分とは別の所で行動させると、
その時点で、自分の考えを具現する力は単位的から確実に二倍になる。
一が二になることが、単数が複数になる効果を出す。
すなわち、少なくとも孤独に存在ではなくなって、
それは二倍どころではなく百倍の存在の意味を持って、確固たる存在になる。

 

と同時に、その考えを伝える行為を繰り返しているので、
伝えた考えを元に行動した複数の者たちが、
組織のあちらこちらで成功しはじめているので、
その成功を確実に評価して、
間髪を入れずに取り上げて報奨していると、
同調する者が組織のあちこちに現れはじめて、一つの流れになる。

 

この時大事なのは、決して個人を評価するのではなく、
その成功を実現した単位としての組織を評価し、取り上げ、褒賞することだ。
個人を取り上げると、
その成功はその個人の力でしかなく、
その個人だから出来たことであって、広がりはなく、褒賞されて終わりになる。
例えば、
それが「店舗」という最少の組織であっても、
その組織が評価され、取り上げられ、褒賞されれば、
その店舗に属する者全員が評価され、取り上げられ、褒賞されたことであり、
その組織に所属する者全員どころか、
その組織が属するもう一つ大きな組織「営業所」とか「支店」も
評価されたことになり、それを管理する者も評価されたことになって、
その成功を造り上げた元である「その考え」と行為を、
組織全体が”理解”することになる。
一つの成功で組織が評価されると、
その組織全体が、その成功の意味と、考えと行為を理解して、
個人を評価し、褒賞した時よりも何十倍もの広がりを持った事になる。

 

もちろん、広げるべきその考えとか行為が、
公明正大であり
正しく成功するものであることが必ず必要であるが、
その事に確信を持った時、

 

まず、自分のその考えを、
組織のほんの一部に対して、直接、強く伝えて、
自分の考えを専制的に表現して見せる。そこから始まる。
そこでその組織の一部を成功させられれば、必ず同調者が現われるので、
その同調を正しく評価して、起用し、
同行することによって自らを個から複数にして確固たる存在にし、
自分の考えと行為を、別の時と所で広げる。
大きな組織のあちこちで成功が出たら、
それを個人に対する評価、報奨とせずに
成功を成したそれが単位的な組織であったとしても、
組織として評価し報奨することで、
その成功を成した元である考え、行為の意味を、
その組織全員と、それだけでなく、
その組織が属するもう一つ大きな組織にまで広く拡がることになる。

 

私が今日、実際の大きな素晴らしい成功から学んだ、ほんの一部でした。

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2018年08月28日(火曜日)

8.28.小6の娘と、中二の息子に、背を抜かされた我が娘

今日は朝早く名古屋を出て、
東京で一日、機関投資家の事務所を訪ねてのIRでした。
本当は、6軒は一日で廻るのですが、
機動力に欠ける私は5軒だけで、しかも今日を含めて三日だけです。

 

もっと活動的な大きな会社は、
一週間、東京に泊まり込んで、
一度のIRで30軒ほども廻る猛者もおられるそうで、
それが私もよく知っている会社の社長と聞いてびっくりしました。
その人は、私より年上で、もう70歳近いはずです。
つくづく自分が情けなく思いました。

 

と、思いながらも今日は日帰りです。
夏休みの帰省で娘と二人の孫が家にやってきているのです。
富山に住んでいる彼らは、
特に小6と中二の孫たちは陸上の「部活」が忙しくて、
なかなか名古屋にまでやって来ないので、
彼らが指定の日にちに私のスケジュールを合わせる羽目になります。
それでも、
東京駅から大急ぎで名古屋に帰り、
別に今日が誰の誕生日でもありませんが、
ただ嬉しいので、近所のケーキ屋さんでデコレーションケーキを買って、
みんなで楽しく食べました。

 

 

孫二人は陸上競技で体を鍛えているからか、ぐんぐん大きくなって、
ちょっと見ない間に彼らのお母さん、つまり我が娘の背を
二人とも抜いていて、大きくなっていました。

 

 

彼らが帰ってくると、
猫のチーちゃんと犬のリンダは大喜びです。

文字通り家じゅうを走り回ります。

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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