谷 好通コラム

2018年02月24日(土曜日)

2.24.技術コンテストを催させていただきます

ウィキペディアで調べたら、
肺炎という病気は65才以上の男性の死因第4位であり、
90才以上においては何と死因のトップが肺炎とあった。

つまり、
私は今、抗生物質の連続投与によって回復しつつあるが、
近代医学のない昔だったら、死に結びついた可能性が非常に高い。
いとも簡単にこういう状態になったことに驚きを感じる。
それとも、
総合病院に入院したあの日、
救急で受付を受けた後、診察を受け、一定の処置を受け、
でもそこから病室に入るまで、
風が通る廊下で二時間も待たされたので、
頭にきて「もう帰る。」と怒鳴って、点滴を引きちぎって帰っていたら、
本当に死んでいたかもしれない。
そう思うと、怒って引き留めてくれた家内に感謝すべきだろう。
短気は損気どころではない。

 

私が肺炎になったちょうどその日、KeePer技術コンテスト予選が始まりました。
今年でもう5回目になりました。
今年もいっぱいの人が参加して、
集中して、
競って、学び、
競うことによってお互いの技を磨き、
磨かれた技によって、
多くのお客様に、より喜んでいただけることになります。
そのためのコンテストであり、
コンテストに出場されるすべての皆さんの目的です。
それ以外の何ものでもありません。

 

私達は純粋にそのためにコンテストを催させていただきます。

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2018年02月23日(金曜日)

2.23.実は、肺炎になって入院しています。でも、もう大丈夫です。

長い時間、珍しく消息不明になっていました。
実は肺炎になって入院しているのです。

 

家内に風邪をもらいまして、
早速、私も家内もインエンザの検査を受けたのですが、
これはきっちりマイナスでした。(念のため翌日も受けてOKでした。)

 

家内は鼻がぐすぐすいってちょっと喉が痛いと言いますが、
私は鼻も喉も痛くなく、声が出にくくなっていましたが、少し熱っぽい感じで、
ぜんぜん別の風邪のようでした。

 

とかなんとかいっていたら、
私の方はその日のうちに熱が38.5℃まで上がって、もうフラフラで
近所の町医者に行って胸のレントゲンを撮ったら、
左の肺が一面に白く濁っている。
「あー肺炎だ」先生ひとこと
即、総合病院に行くように救急の紹介状をもらい、
すぐに総合病院に行ったら、
すぐその場で入院が決まり、それからずっと抗生物質を点滴で注入です。

 

一日目は酸素吸入で朦朧とした状態で終わり、
二日目は、ずっと点滴に繋がれていることが苦になるように戻ってくるが
酸素は鼻から。
それでも38.0℃を切ることなく、

 

三日目の寝る前にようやく37.7℃ぐらいに下がって、
今朝起きたら37.2℃に落ちて、
昼間37.0度まで下がって、普通にものが考えられるようになりました。

 

そして、なんといっても腹が減るようになりました。
病院の食事は何しろ薄味でいけません。
今日になって、元気が戻って、お腹も減ったので、
病院食だけで足らず、家内に言ってこってりと甘い羊羹を買って来させて、
病室で食っていたら、看護婦にも、医師にも、薬剤師にまで、
なぜかみんなに見つかったのですが、誰も叱ったりしませんでした。

 

たぶん、もう、本当に大丈夫になったのでしょう。

 

突然の行方不明、大変失礼しました。

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2018年02月18日(日曜日)

2.18.今年の冬季オリンピックは面白い。

スポーツはやっぱり勝たなきゃいかんですね。
冬季オリンピックでの日本は、今まで弱すぎたので記憶にも薄いのでしょうか、
それに比べて今回の冬季オリンピックは、
メダルの獲得の記録更新間違いなしで楽しみがいっぱいです。

 

もうすぐ、小平選手の女子スピードスケート500mがあるので、
放映のチャンネルを確認して、準備OKです。
オリンピックは参加することに意義があるとは
もう、誰も思っていません。

 

闘うからには、あるいは競うからには、勝つべきです。
勝たなければテレビにも映らないし、
誰にも憶えてもらえない。

 

北朝鮮のいかにもわざとらしい民族融和のジェスチャーは嫌いだし、
美女応援団は服従姿勢が惨めだし、気分が悪い部分はあるが、
スピードスケートも、モーグルも、ジャンプも、ハーフパイプも
トライアスロンも、カーリングも、フィギュアスケートも、スケートボードも、
勝てるかもしれないから、
見ていて面白い。
世界人口は今、76億人らしいが、
その中で、たった1億2千5百万人の日本人が、
夏のオリンピックと同じように冬季オリンピックでも活躍しているのは、
手前味噌ながら自慢に感じる。

 

日本人は世界で一番のキレイ好きで、
周囲にも気を使う行儀の良さ、マナーの良さもビカ一で、
そのうえ、スポーツでも強い民族だとしたら、
すごく誇りに思い、自慢に感じる。

 

こんな気持ちが「神国日本」の元になったのだろうか。
そんなことはない。
日本の戦前の右傾化は、
むしろコンプレックスの裏返しの心理であったと
何かの本で読んだことがある。

 

構わないので、
テレビの前で日本ガンバレ、日本大好きと、
夢中になろうではありませんか。楽しい。

 

・・・

信じられないかもしれませんが、
リンダは大根の葉っぱが好きなのです。

 

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2018年02月17日(土曜日)

2.17.「言った」≠「伝わった」

物事を相手に伝えることは難しい。
伝えるべき物事を、自分なりの解釈で「言えば」いいのかと言えば、
「言った」ことと「伝わった」こととは全く違うことであり、
相手に伝わっていないのに、「私はちゃんと言った。」と自己主張し、
「はっきり言った。」「明確に言った。」と言えば言うほど、
相手に伝わっていないという事実があるのだから、
その人の「言った」≠「伝えた」と言わざるを得ない。

 

本人が伝えたつもりで「言った」のに「伝わっていない」とするならば、
「聞いたのに伝わらなかったこと」に問題があるか、
「言ったのに伝えられなかったこと」に問題があるか、
お互いは、相手が悪いと思うだろう。
しかし、こういった場合は、
お互いに悪い部分があって、結果として伝わらなかったのだろう。
相性が悪かったというべきか。

 

こういった場合は、相性が悪いのだから、
「あれ」「あそこ」「それ」「その時」など、
抽象的な単語を使わず、
具体的な固有名詞と、具体的な場所、日時を、
動かしようのない形で、伝えることなのだろう。
しかし、
いくら具体的であろうと、
伝える側に、伝える意志があるかどうかの方がむしろ問題で、
「ちゃんと言った。」「はっきり言った。」とよく主張する人は、
自分が相手に言ったことが肝心であって、
それなのに伝わっていないことには、あまり問題を感じない。
本当はそのことが最も大きな問題であるのに、

 

伝わって、はじめて仕事になる。
コミュニケーションの基本は伝わること。言うことではない。

 

どう表現すれば伝わるか、
デザイナーは、こんなのを何十種類も造る。より伝わることを求めて。

 

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2018年02月16日(金曜日)

2.16.第2四半期(上半期)決算の報告

※この文章は、2018年2月13日に開示された
KeePer技研株式会社の第2四半期決算の短信に記されたコメントに準じたものです。

 

 

(1)経営成績に関する説明
当社では、ユーザーに提供されるキーパーコーティングの品質の維持・向上を
従来以上に実現していくことが、当面の業績を向上させるだけでなく、
将来に向けての発展を目指したKeePerブランドのブランディングを
確実にしていくために最も重要であると考えています。

 

しかし、第1四半期(平成29年7月1日から平成29年9月30日)が、
7月、8月と記録的な悪天候に苦しめられたのに続き、
第2四半期(平成29年10月1日から平成29年12月31日)も、
初月である10月に、ひと月の間に3つもの台風が土日がらみで上陸するという
前代未聞の悪天候に見舞われ不振にあえぎました。
しかし11月に入ると正反対の好天が続き、一挙に来店客が増えて、
日本国中のキーパープロショップとキーパーラボが活気付き、
10月の不振分を一気に取り戻す活況でした。

 

そして2017年最後の月である12月は、
キーパーラボ直営63店舗全体で4億44百万円(前年同月比20%増)という
キーパーラボとしての新記録を売り上げました。
その中には初めて単月で月2千万円をキーパーラボ足立店が越し、
一つの大きなステータスである一千万円の壁も
直営62店舗中14店舗もが破る快挙も含まれています。

 

その結果、当第2四半期会計期間(2017年10月から12月)において
売上高では22億07百万円(前年同期比7.1%増加)、
営業利益は 4億91百万円(前年同期比10.8%増加)でありました。
これは当初立てた販売予算計画のペースに準じたものです。
その結果、当第2四半期累計期間(2017年7月から12月)におきましては、
第1四半期の不振を第2四半期の好調がカバーした形となって、
売上高  39億57百万円(前年同期比4.2%増加)、
累計期間としての販売予算計画には未だ若干足らないペースではあるが、
かなり戻して来ており、計画そのものを修正するまでに至らないと考えます。

 

① (キーパー製品関連事業)
当事業における最も大きなシェアを占めている石油販売業界は、
シェア争いがひと段落して穏やかな雰囲気になっています。
また一方、一般的に人不足の状況が進み、
特にこの業界においては極端に人不足の状況にある会社と
比較的潤沢に労働力を確保している会社と分れており、
人不足が進んだ会社においては
油外収益確保に力を割けない状況が出ています。
そんな影響からか、
当事業に最も大きな影響力のあるキーパープロショップ店舗の総数は、
当期間において増加が鈍って(期首5,400店→現在5,460店)います。

 

また、2017年12月に行われた「冬のキーパー選手権」においては、
100万ポイントを(コーティング収益約150万円程度に匹敵)を越すような
高得点の店舗が783店舗も出て目立って増えた反面、
第2四半期累計期間におけるダイヤモンドキーパーケミカル、
レジン2、爆白、爆ツヤなどのメイン商品の出荷本数が
前年同期比0.12%増加とほぼ同数であり、増加傾向が鈍っています。
この事業の売上高においても前年同期比3.3%減少であり、
同様に増加傾向が鈍り、あるいは無くなっています。
この傾向に対して、
販売がやりやすい新製品「艶パック」の新発売を直近に予定しており、
人手不足にあえぐ業界に対して有効策に成り得ると考えています。

 

売上高       23億91百万円(前年同期比3.3%減少)

 

② (キーパーラボ運営事業)
キーパーラボ運営事業においては、
新店の開発が当面の一番の急務であると考えています。
キーパーラボという店舗がストックビジネスの性質を持って店舗であり、
新規オープン以降から採算に届くまでゆっくりとした成長が年単位であり、
採算に届くまで平均期間を長く見て約三年とするならば
長い期間をかけて開発していては後発競合に隙を与えるだけでなく、
長期の拡大成長の力を失いかねないとして、
この四半期においても新規開発に力を注いできました。
第2四半期累計期間に6店舗の出店を実現しました。
しかし、当初計画した年間24店舗のペースには程遠くありますが
複数の新店舗の工事が微妙に春オープンのベースにずれ込んでいて、
この3月から4月5月にかけて、新規オープンラッシュが始まります。

 

今のペースがそのまま進めば、今期中に24店舗オープンする事になります。
しかも、今年の4月には62名の新卒新入社員が予定されており、
中途採用社員も月に数名のペースで採用しつつあり、
計画通りの新店オープンでちょうどいいペースになっています。

 

人の採用には「スーパーGT」が一役買っていて、
応募してくれた学生たちに「応募の動機は? 」と聞くと、
約半数の人が「スーパーGTで#37KeePer TOM’S活躍していたから。」と
言ってくれます。
スーパーGTへのスポンサーが宣伝広告にだけでなく、
リクルートにも大きな力を発揮していたのはラッキーです。
しかも、昨年は#37が「シリーズチャンピオン」になって、
色々なメディアが取り上げてくれるので大変良い宣伝になっています。
今期から始めている本格的なWeb広告は、
実際に数字で証明されてくるのはこれからの事です。

 

今期から来期にかけて新店が非常に多くなるので、売上増加が先行して、
セグメント利益はむしろ減少の傾向が続く可能性がある。

 

売上高       15億65百万円(前年同期比18.3%増加)

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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