今、来年春卒業予定の大学生の面接を重ねています。
すでに昨年の総数を越す数の面接→内定→承諾の入社予定者がいて、
こからまだ、大変ありがたいことに
有望な人材に出会うべく、面接が続きます。

 

 

昼からのインターブランドのブランディング提案は、
想定以上でした。
なるほどの結果は当然、平明で、判り易いものでしたが、
納得の出来栄えです。

 

 

それからアフリカケヅメ陸ガメの「トンボ」ですが、
彼にとっては今の季節がベストなのでしょうか、
いつになく元気で、「トンボっ、トンボっ」と声を掛けたら、
さっそうと、やってきて、

 

 

キュウリを食べて、

 

 

わざわざ、私の足をくぐって、

 

 

悠然と、去って行きました。

 

 

またあしたな。トンボ。

 

バングラディシュのレストラン襲撃事件で、
ISのテロリストの手によって7人の日本人が死にました。
7人の日本人は、
バングラディッシュのために、
バングラディッシュの人々に貢献することを目的に、働き、生きて、
しかし、
狂気のバングラディッシュ人のテロリストの手によって死にました。

 

同じ地球人として助け合うことが、
人間として価値のある生き様と考えた無私の人達が、
自分たちの宗教のためなら、
自分が信じた宗教の観念の中の価値の為に人を殺すことに
正義があるとする狂気に殺されるのは、
理不尽で残酷な、悔しい出来事ですね。

 

人のために生きる輝きを持った無私の人たちが、
一つの宗教のことを知らない事だけで、捕らわれ、拷問されて、
一つの宗教の理屈のために殺されるのは、
あまりにも理不尽で、あまりにも一方的に残酷なできごとです。
人は人のために働き生きることで、
その人生に輝きを持つものですが、
その輝きも時にはもろく、かくもせつないものかと思います。
それでも、私は彼らを尊敬し、その生き方に深く深く敬意を表します。

昨日は、熊本でアイビー石油の馬場社長と一緒に仕事が出来そうで、
その打ち合わせで昨日の内に熊本に入りました。
熊本はその一部の地域での被害がひどく大変ですが、
他の大部分はもう積極的に経済活動に励んでいます。
馬場社長もそうでした。
真剣に仕事の話をした後、
「焼き鳥屋」さんで、しっかりと飲みました。
この焼き鳥屋さんで一番美味かったのが、
この『馬のホルモンの味噌煮』絶品です。

 

 

次に「キャベツ」、
私はキャベツが苦手なはずなのに、
この皿に三杯も”おかわり”して食べました。信じられません。

 

 

久しぶりにあんなに飲んだので、私はペロペロですが、
馬場社長も、右腕の松村さんもけっこうベロベロです。

 

 

熊本は場所によっては、
すべての家にブルーシートがかけられている所があります。

 

 

そしてこの日、私達はなんと「ホテルニューオータニ熊本」に泊まりました。
熊本は今、復興のための人が大量に流入しているので、
ビジネスホテルが混んでいて、
こんな泊まった事もないような高級ホテルに泊まったのです。
それも何と、私と鈴置君と佐々木君と藤坂君の四名で泊まったのです。
馬場さんとの焼き鳥屋さんから帰ったのが午後11時過ぎ、
すぐ寝て、翌朝7時半には熊本駅から博多に向かって新幹線に乗りました。
たった8時間半の滞在で、ニューオータニに一人13,500円！は、無駄です。
特に佐々木君と藤坂君は、
ビジネスホテルの方が機器が便利だったと言います。
いつもビジネスホテルに泊まっているので、かえって不便だったのでしょう。
(私もそう感じました)

 

熊本から博多経由で福山に行きます。
福山では、こんなところに座り込んでしばらく話合って、
LABO新涯店を移転する予定のプランニングは、
新涯店に行って、土肥店長も交えて喧々諤々、
A案の後、B案が出て、みんなで揉んでB”案で行こうかということになりました。
何のことだかさっぱりわからないですね。

 

 

171坪あります。最高な場所です。

 

 

LABO新涯店では、愛知から故郷に帰った松浦君が元気そうでした。
土肥店長と共に。

 

 

秀平スタッフの昼食中を店舗プランニング部隊が襲う。

 

 

佐藤スタッフ。そう言えば舘上チーフが見えませんでしたね。

 

 

福山でB”案を決めてから、また新幹線で新大阪まで走り、
大阪営業所の平野君が見つけてきた場所を見に行って、
一発必中で、多分、決めて、この日の仕事は終わり。
ちょっと飛ばし過ぎたのか、くたびれてしまい、
村藤君連絡して、大阪まで迎えに来てもらって、車で名古屋まで帰りました。
楽ちんで、これはくせになりそうです。

私達の店舗は、自分たちの経験から組み上げただけで、
何か最初から決まっているルールとかノウハウがある訳ではありません。
言って見れば一軒一軒がバラバラで、
トイレの床の材質とか、機器とか、ゲストルームの壁の材質、色、
何も決まっていません。
ガソリンスタンドや、大きなチェーン店並みに、
共通な部分を画一化したフォーマットを早急に造らねばと思います。

 

しかし、それ以前に、
すでに既存店に存在してしまっている「お客様の不快」と、
スタッフの環境の不具合を放置したままでは、話になりません。
病気を治す前にトレーニングをするようなものです。

 

店舗の病気=「お客様の不快」は、
その店舗を見る自分の目と感覚を
お客様のそれにすれば簡単に見つかりますが、これが中々出来ません。
今、「お客様の不快潰し」に活躍しているSVの藤坂君も、
最初はなかなか出来ませんでした。
ゲストルームの中の古い換気扇の「ビィービィー」の雑音が聞こえないのです。
ずっと聞こえているから聞こえなくなっているのでしょうか。
それと同じように汚い部分も汚く見えなくなっています。
彼が無神経なのではありません。
スタッフの立場に立つと、突然、聞こえているはずの雑音が聞こえなくなって、
見えているはずの不快なものが見えなくなってしまうのでしょうか、
最初は藤坂君も悩んだようですが、
何度か、指摘されて、一度聞こえ、見えてくると、しめたものです。
後はどんどん自分で見つけて、ハイペースで潰していきます。
キーパープロショップの皆様に
お役に立てることがあるかも知れないので、
ほぼ週一回報告される藤坂君の「SVメンテナンス報告」の
5月21日と、5月25日、5月31日、6月2日分の
4件の報告をピックアップして、ほぼそのまま載せます。

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5-21

 

(各報告の初めにビジネス的な挨拶が着きます貸せ、すべて省略します。)

 

『知立店』
改善の完了した事
・ゲストルームエアコンの異音修理が完了いたしました。

 

『福岡春日店』
改善の完了した事
・ゲストルームの目隠しフィルム施工が完了いたしました。

 

 

『岡崎店』
改善の完了した事
・交差点角の看板の変更が完了いたしました。

 

 

・喫煙ルームのドアの閉て付けが悪く１cm程隙間が出来てしまっていました。
閉て付けをしっかりして改善できました。

 

『東郷店』
改善の完了した事
・ドライブスルー看板の変更が完了いたしました。

 

 

『宝塚店』
改善の完了した事
・コンプレッサー室のドアのサッシがズレていました。

 

 

　※サッシをはめ込み改善しました。

 

 

宝塚店の相談したい事
・ゲストルームに換気扇が付いていません。
中にいると少し息苦しく空気が重いように感じました。
お客様に見えない不快を与えてしまっていると感じております。
スタッフも同じ事を感じおりました。是非、改善したいと考えております。
スタッフと話して１つ案として空気清浄器を設置しては、という意見が出ました。
換気扇の設置工事の場合は約7万円程費用がかかってしまいますが
空気清浄器ですと2万円程度で購入でき費用も抑え改善が出来る事がメリットと考えています。
デメリットは今まで空気清浄器を設置した例がないためどこまでの効果があるのか分らない事です。
ご検討よろしくお願いいたします。

 

『芸濃イオン店』
改善の完了した事
・店舗の大看板の変更が完了いたしました。

 

 

『一宮店』
相談したい事
・本棚が古く水平棚が壊れ落ちてしまいそうそうです。
※小さめのマガジンラックと本棚を購入しマンガの数も減らし解決したいです。

 

・お客様の駐車スペースにタイヤ止めのブロックが無く危険です。
※お客様が来店され駐車スペースにバックで駐車しています。
その際にスタッフが誘導していますが後ろの壁にぶつかりそうになり
危険な場面が多いとスタッフから聞きました。
これはお客様にとっても、スタッフにとっても凄く危険な事ですので
早急に改善を進めていきたいです。
駐車スペースが6台分あり約10,000円程でブロックとボルトが購入できます。
ご検討よろしくお願いいたします。

 

・スタッフルームの床がボロボロで剥がれています。
※現状の写真を添付しております。ご確認ください。
床にフローリング調のクッションフロアマットを貼り改善したいと考えています。
スタッフが休憩をする場所ですのでスタッフの為に是非、改善させてください。
ホームセンターでクッションフロアマットを購入し自分たちの作業で考えております。ご検討よろしくお願いいたします。

 

 

5.25

 

『東郷店』
改善の完了した事
・オーバースライダー上2段のフィルム貼りが完了いたしました。

 

 

『一宮店』
改善の完了した事
・ゲストルームのカウンターのイス交換が完了いたしました。

 

 

改善に向け進めている事
・以前、報告させて頂いたスタッフルーム床の改善について
藤原店長、スタッフの意見も聞きフローリング調のフロアマットを貼って
改善しようと考えております。費用が¥14,000程度です。
大友さんに作業をお願いします。
ご検討よろしくお願いいたします。

 

『半田店』
改善の完了した事
・ゲストルーム床の張り替えが完了いたしました。
※張り替え後の写真を添付いたします。ご確認ください。

 

 

『宝塚店』
改善に向け進めている事
・ゲストルームの換気扇設置の日程が決まりました。6/2に行い解決いたします。

 

『名張街道店』
改善に向け進めている事
・グレーチング溝の水の流れが悪い件ですが、津田さんに確認をお願いしました。
勾配がほとんど付いておらず工事ミスだったため、明日6/1に手直し工事を行い解決いたします。

 

『大須店』
快洗Jr3の置いてある場所が、ガタツイテいて危険だったので転倒防止を付けました。

 

 

『鈴鹿店』
改善に向け進めている事
・ブースにエアーホースを増設する件です。
自分たちで出来る事でした。大石係長に必要な部品など教えてもらい
自分たちで解決いたします。

 

この会社における元旦に当たる昨日に、
店長、課長以上の幹部社員約100名を集めて、
2017年6月期のキックオフミーティングを開きました。
その中で、まず2016年6月期を振り返っての反省とこれからを、
それぞれに、みんなが発言します。

 

たくさんの人が発言した後、
昨年後半から一時的に不振であった三河地区のLABO店舗について、
先だって私が話します。
まず統計の数字を、
年間前年比95%前後と確認した上で、
全体の既存店年間前年比113.2%(三河地区を含む)と比較して、
その大きな差がどこにあったのかをみんなで確認しました。

 

まず、この地区はキーパーLABOをまだ快洗隊と呼んでいた頃の古い店舗が多く、
「換気扇の音がうるさい。」「トイレのカギがかかりにくい。」など、
お客様の立場に立てばすぐに分る「不快」が随所にあって、
これを年末前に一斉に改善することが、なされず、
少しずつのお客様の「不快」が貯まっていたことが一つ。

 

もう一つは、店舗の肝心な要素である「人時生産性」が、
異様に低く放置され、
無駄に多い人揃えで、店を腐らせる現象が起きていたことです。
その結果、日常的に「お客様をお断りする。」という不思議な現象が出ていて、
お客様を100%歓迎するキーパーLABOの基本が崩れていました。
人が多過ぎる時に起きるこの不思議な現象が起きているのは、
昨年の途中、
LABO大須店に増田開発部長を店長として送り込んではっきり確認され、
危機感を募らせたものです。

 

更に、二月の愛知製鋼の爆発、熊本の地震などで
トヨタ自動車関連の工場が停止し、
そんな工場の多い三河地区で”キレイにしたいマインド”が、
少し停滞したことも加わりました。

 

いずれの要因も、それぞれの店舗に個々に発生したものではなく、
特に先の二つの要因は店舗運営の管理側の認識能力の欠如と
問題解決能力の欠如によって一斉に発生したものです。
一時的な不振が一定の地域に、一斉に、大量に発生していることがその証です。

 

しかも、同時に
初のショッピングモール内の新規店の販促に思わぬ不明が発生していて、
対応不能状態に陥っていました。
こういう時は、頭の中を一度真っ白にして、
今ある思い込みをすべてクリアして客観的に発想すれば状況が見えるのですが、
この体制のままでは解決の見通しが立ちません。
そこで
「これはもう無理だ。このままではだめだ。」とあきらめ、決断して、
年が明けての、体制の大幅な改造を実行して、
ガラッと体制を変えました。

 

 

お客様の「不快」を取り除く作業では、
新・藤坂SVがピタッとその役目にはまってくれて、ポイントを掴んだのか
見事に、しかもハイピッチに解決されています。

 

人時生産性のコントロールも、他の部の力も借りながらも、
あるいはマネージャー、課長クラスのそれぞれの意識も変わってきて、
それよりなによりも、それぞれの店長の努力によって、
はっきりと改善が果たされてきて、
整ったコントロールの下で、実績向上の成果も着実に上がってきています。
もう大丈夫です。

 

三河の店長のみんなに、
「先期の悪かったところを、自分達の…･が悪かった。と言わなくていい。
自分のせいにしなくてもいいから、
今、人時生産も正常に戻ってきて、実績も上がってきている。
もう大丈夫だから、
今期のことを、先のことを言って欲しい。」と言いました。

 

先期は新しいLABO店舗を、今までにないスピードで造り始めた時、
既存の店舗に対する認識が薄くなって、
ほんの一時的にではありましたが、
地域としての不振を生み出したり、
新店においてはショッピングモールという新しい環境の中で、
その宣伝広告の方向を戸惑ったりもしました。
2016年6月期は、今までになくたくさんの勉強をした1年間でした。
その解決のために大きなツケも払いつつ、新たな強力な体制も作り上げました。

 

これらのLABOでの勉強が、
LABOが「先進」とか「研究室」とかの意味の所以であり、
ここで勉強した結果こそ、
明日は全国のキーパープロショップの一軒一軒に反映して、貢献するものです。
今年も来期にかけてお役に立てそうなものをいっぱい仕込みました。
しかし、
その際に、一番邪魔になるのが、
インストラクター諸君の「もう分ってしまった症候群」で、
これが悪化した場合の「俺って偉くて立派な人?”病”」です。

 

KeePerのことについて、
ちょっと普通の人よりも余分に関って、ちょっと余分に知っただけで、
簡単に「俺って偉くて立派な人?”病”」に罹患するものがいます。
先期も確実に5人いました。
5人いたということは、その十倍はいるということで、
まるで「モグラ叩き」のごとくです。

 

今期も新しい試みに挑みながら、新しいLABO店舗造りに拍車を掛け、
学び、力を着けて、全国の皆さんに貢献しながら、モグラ叩きもして参ります。
よろしくお願い致します。