2024年09月16日(月曜日)
09.16. 今の新店を考える。KeePer LABO奈良大安寺店の場合。
朝、愛知を出てLABO交野店に寄り道しながら
まず、LABO奈良大安寺店に着いたのは、もう昼時でした。
この店はドライブショップジェームズの駐車場にあって、ちょっと目立たない。
しかも奈良県での一号店であり、
地元にほとんどKeePer LABOの認知がない。
初期のKeePer LABOオープンのような雰囲気があった。
LABO奈良大安寺店のみんなと川添地区担当の言葉は
「中々お客様が来ない。LABOをいかに地元の皆さんに知ってもらうか。」
しかし奈良県にもKeePer PRO SHOPは42軒も既にあって、
KeePerコーティングの認識は降る程度にはある。
10年以上も前の初期のKeePer LABO新店オープンとはまるで違う。
KeePerコーティンの認知のまだほとんどない昔は、
KeePer LABOの新店を出しても、
最初は一か月150万円ぐらいが目標で、
採算がとれるレベルにまで成長するには1年や2年はかかった。
ところが、このLABO奈良大安寺は「お客様が中々来ない‥‥」と言いつつも、
新規開店3か月目の先月8月には473万円売り上げていて、
ひと昔のオープンとは300%もちがい、今は、大幅に多くなっている。
それでも「お客様が中々来ない‥‥」とは、隔世の感がある。
しかし考えてみると、
昔はKeePerコーティングに知名度が低かったので、
初めてKeePer LABOに来られる新規客はほとんど「洗車」だった。
それがKeePer LABOの知名度が上がって来て、SNSでの評判も良いと、
今は、KeePer LABOへの初回来店の50%以上のお客様が、
最初からKeePerコーティングを施工されて行くようになっています。
だから、昔に比べると遥かに平均単価も高く、
売上金額も上がってきているのです。
しかし、来店客はそれほど上がっていません。
今は、店舗がKeePerコーティング色が強くなっているので、
初めてのお客様が「洗車」で入りにくくなっているか、
洗車で入っていいかどうかも分からなくなっているみたいなのです。
だから、
それなりの販売実績が上がっていても、
「お客様がなかなか来ない。」となるのでしょう。
ならば、
KeePer LABOの認知が高くない初めても県に出店する時は、
今以上に洗車を表に出していく必要があるのかもしれません。
特になせ大安寺店は建物全幅にブースのシャッターが閉まっていて、
洗車の色が全くありません。
LABO奈良大安寺店で洗車を歓迎していることを、
外から分かるようにすれば、たぶん解決するはずです。
そんなことをアドバイスしてみました。
この店はちょっと繁盛して賑わい、存在感が出ればすごい実績が出ます。
「中々お客様が来ないんです。」と深刻な顔しながら470万円出してしまう。
本当に、隔世の感ありです。
かわぞえ地区担当、いけだ君、よしかわ店長、まつなが君。
次に行ったLABO堺鳳店とLABO岸和田北店の話は、
LABO奈良大安寺店の話が長くなってしまったので、明日また書きます。
更に、LABO神戸岡場店についても、長い話になりそうなので、別に書きます。
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2024年09月16日(月曜日)
09.16.改造工事明けLABO交野店に偶然行けて、飛躍ぶりに驚く。
LABO店の巡回は、
店舗に”行くことが目的”の巡回はやめようと言ました。
それも幾層もの上司が、管理者ぶった見廻りを何重にも行うのはイカンとした。
これは、
店舗に行くからには、必ず行く”明確な目的”を持って行こう。という意味で
決して、店舗へ行くことを否定した訳ではありません。
むしろ、机の上の空論を振り回す事を恥じて、是非、現場に行く事を勧めます。
現場も知らぬままの机上の空論ほど危険なものはありません。
絶対、現場に行って、見て、聞いて、知るべきです。その上で論じるべきです。
しかし、
行くこと自体を目的とした巡回は、
行った事自体が仕事をした事になっている巡回ならば、
それは、むしろ害毒だというのです
だから、私は店舗に行ってみんなに会う事が目的だったので、
行くこと自体が目的になっていることと似ているので、
約三十年間、
仕事が休みの日には店舗に出かけて、もう何千回、何千軒と回りましたが
私自身も店舗に行く事をしばらくの間(1年)やめようと決めたのです。
その代わり、
KeePer LABOの新店が出来たら、行って、
ハード面とソフト面の両面から、
どんな出来になっているのか、うまく機能しているのか、
お客様の視点からどんな店舗になっているのか。
しっかりと自分の目で確認して、
このハードをどう使うのかの助言を現場ですることを目的とした。
また、これからの店舗造りに役立てる事も目的として、
新店あるいは、大改造をした店舗には行こうと決めました。
関西にはこの1年間の間に連続して6軒ものLABOの新店が出来て、
1年前の11軒から、現在の17軒にまで急激に増えました。
6軒の新店の内、LABO平野店とLABO神戸玉津店にはすでに行っていたので、
今回は、この三連休を利用して
奈良大安寺店、堺鳳店、岸和田北店、神戸岡場店の順で4店舗に行く事にした。
順番は南から北に向かっていく感じだ。
しかし、
乗って行った車のNAVIは、奈良へ行くのに新名神経由を示した。
距離から考えれば名阪道路を通って行くのが最短なのだが、
新名神とは?
しかし、大阪に行くのに新名神が出来てから30分ぐらいの短縮になった。
その劇的な効果に驚いた経験があったので、
ひょっとしたら奈良に行くのも、新名神に何かミラクルがあるのかもしれない。
なんて淡い期待を持ってNAVIに従ったのだが、
これは間違いだった。
「名阪道路」は、ほぼ全線信号のない、まるで高速道路のような道路なのだが、
これは立派に一般道であり、NAVIは一般道は時速30kmで計算する。
だから奈良行きに名阪道路経由は距離は近いが、時間がかかるとして、
全線高速道路の新名神→京滋道路→第二阪奈道路→奈良を示し、
大阪経由の奈良行きという遠回りを案内したのです。
NAVIとしては一般道路ですが名阪道路は高速並みの速度(70km)で走れる。
だから時間的に見ても、名阪道路経由が正解で「失敗したな~」と思ったが、
大阪近くの高速を走っていたら「枚方」とか「門真」などの地名が見えた。
周りの景色にも見覚えがある。
これはひょっしたら、LABO交野店の近くではないか、
LABO交野店は最近、キャパシティアップの大きな工事が終わったはずだ。
そう思って、平川部長に電話をしたら、
LABO交野店に立ち寄っても、全く遠回りにはならないことが分かって、
早速、高速を降りる事にした。
KeePer LABO交野店は、
関西地区のほぼ最初の頃に出来た店で、
店舗の構造と機能に、まだ「洗車屋快洗隊」の名残りがある。
つまり洗車重視の配置でコーティングブースも4台分だけのキャパシティだ。
コンビニエンスストアの居抜き物件の改造店で、
ものすごく細長い立地に建っている。
これをどう改造して、今のKeePer LABO仕様に出来るか。
従来洗車の仕上場だった場所を壁とテントで囲って3台分のブースに改造し、
新たに洗車と仕上げが同じ場所で出来るスペースを、
駐車場であった場所に、洗車と仕上げが出来る2台分の新テントを建てた。
結果的にキャパシティアップとしては、
3台分のコーティングブースが出来ただけだが、
動線が良くなっていて、店舗全体としては相当にパワーアップしている。
先月の8月は、後半の台風10号ので、
予約で入っていた複数のEX KeePerが順延になってしまい、
ほんの数パーセントだけ足らず、予算を落としていた。
しかし、9月はそのEX KeePerが前半にまとめて施工されて、
9月14日時点での前年同月同日比でなんと150%ままでになっていた。
この率で行けば9月は1,000万円を軽くオーバーするが
後半は、前半の様には行かないので1,000万円は無理だが
相当にパワーアップした実績になるだろう。
ハードのキャパシティアップの効果は、
中々すぐに出るものではなく、
店舗スタッフの方が、仕事のペースをコントロールしてしまい
キャパシティアップ前のペースを越そうとせずに伸びないケースもある。
仕事に対するスタンスが「やらされている人。」がよく落ち込む罠です。
しかし、このLABO交野店は、
のがみ店長をはじめ、みんなの表情が生き生きしていて、
自分の仕事に、お客様が喜んでくれるのを楽しみにしているような
その自分の楽しみで仕事をしていることを想像しました。
前回私が来た時にインブレッサWRXミッション車に乗っていたのがみ店長は、
今はスウィフトのミッション車に乗っていると言っていました。
この交野店に前に来たのはもう三年以上も前ですが、
その間に、のがみ店長は、
無事に出産しお母さんになって復帰してくれました。ばいざいです。
とても優しいのですが、
仕事にはキチンと厳しいのだそうです。最高ですね。
のがみ店長。
なかみちチーフ。
なかえさん、
いいですね。くすはら君、ひの君。
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2024年09月15日(日曜日)
09.15.明日書く、交野店→奈良大安寺店→堺 鳳店→岸和田北→神戸岡場
今日は関西の新店と大改造したLABO店舗5軒に行って来ました。
めちゃくちゃ楽しくて、いっぱいの事を考えて、
すごくくたびれたので、
夜9時過ぎに帰って来たのですが、
つい、飲んでしまいました。
今日ドライバー役をやってくれた村藤君と、
一日付き合ってくれた連れ合いと、
「デニーズ」でオムライスを食べながら、
私だけビールとハイボールを飲んで、酔っぱらってしまったのです。
デニーズで飲んだのは初めてですが、ちゃんと酔っぱらいました。
だから、車中で整理した写真と共に、明日書いてブログに載せます。
一話では済みそうにないので、二話か、三話になるかもしれませんが、
明日は休みになっていますので、
たっぷりと書きます。
今日は酔っぱらってしまったので、とりあえず、ごめんなさい。
神戸岡場店に向かう途中
神戸港の巨大な橋から見た素晴らしい夕陽。
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2024年09月14日(土曜日)
09.14. 三連休初日、LABOはピーク。何も感じないはハズレ。
今日から三連休で、来週もまた三連休がある。
月に二度も、それも続けて三連休があるのは、この9月だけだ。
今日はその初日なのだから、日本国中どこの現場もピーク状態だろう。
しかし、私は今日の昼間それを感じなかった。
必要があって長い原稿を書かねばならなかったのだが。
本社の事務所には、今日は誰も出ていないと聞いていたので家で書いていた。
すると、今日の現場でのピークをすっかり意識しないでいたのです。
夕方から店舗からすごい数字の実績報告日報のメールが送られてきて、
読むうちに、やっと、
店舗でのラッシュぶりとみんなの大変が伝わって来たのです。
私は原稿書きに集中して、
仲間達と意識を共にすることを忘れて、
うっかり、ハズレになってしまうところでした。
昨日、39年の歴史の中で今もいる
もっとも古くからの仲間たちの一人
「大友さん」が、「今日で終わりです。」と挨拶に来てくれました。
また、あと残り少ないページの中の1ページが閉じられた気持ちです。
鈴置専務と挨拶に来てくれた大友さん。
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2024年09月14日(土曜日)
09.14. KeePerがカーコーティングを「嗜好品」から「実用品」に。
昔、カーコーティングは下地作り、研磨の”腕” が命だった。
カーコーティングが世の中に表れたのは多分40年前のことです。当時は、カーコーティングと言えば、塗装表面を、超微粒子コンパウンドとポリッシャーを使って精密に磨き上げ(鏡面研磨と称された)、塗装表面を新車以上の平滑状態に加工してから何らかのコーティング剤(ポリマーコーティングが多かった)を塗布するものでした。塗装表面を極端な平滑状態にすると、その上に塗られる何らかのコーティング剤が研磨前の凸凹状態への塗布よりも、より良く密着するのでコーティング剤が長持ちして、その効果をより強く発揮することが出来るというものです。だから、私が35年前にコーティングの研修(修行みたいな)を受けていた頃は、「コーティングっていうもんは研磨が命なんだ。つまりコーティングの下地作りの研磨をする職人の”腕”が命で、研磨の仕上がり次第=下地の出来次第でコーティングの善し悪しが決まるんだ、。とびっきりの職人が磨いた下地なら.何を塗ったってピカ一の仕上がりと、耐久力を持っているものさ。コーティングは下地作り次第なんだ。」こう、私も叩き込まれた。
この話はいまだに生きていて、こう信じている職人さんも多い。
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※この考え方を頭から否定するとはない。しかし、KeePerは「塗面改善方向性」と「ギセイ被膜」という独自の考え方で、まったく”違う”コーティングの世界を作り上げた。
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だから、昔、カーコーティングは一部の車好きの為の「嗜好品」だった。
ここで、私が言いたいのは自動車の「コーティング」という商品が、職人芸で作り上げる芸術品のような性格を持った商品であって、「高級」であり「高品質」であり「高価」であった。だから、一部の「車好き」が無理して買う贅沢な「嗜好品」でした。だから、これを買うのは一般の普通の人ではなく、ごく一部のマニアックな人で、割と高い価格の自動車が多いのです。
新車購入時に一番多く買われた。普通の人も買った。
自動車に特にこだわりを持っていない人でも一般の人にとっては「家」に次いで高い買い物、すなわち「新車購入時」、に、買った人がその車に一番愛情を感じている「買い時」に買った商品でした。更に新車の状態は塗装がまだ一番傷んでいない平滑状態が保持されていて、ほとんど”研磨”が必要ない状態であり、コーティング施工が簡単なので売る側にとっても「売り時」であった。
しかし、その一回だけの施工だった。
しかし、新車の時に施工したそのカーコーティングは三年後、或いは五年後、保証期間が終了したその時には塗装表面は相当に凸凹になっているので、もう一度同じカーコーティングを施工するには、職人技の「研磨」で新車の様な平滑状態の塗装にしなければならないので、そのカーコーティング代金に加えて職人技の「研磨」の料金が追加されるので、新車時のコーティング料金の約二倍もの費用が必要になる為、新車時のカーコーティングを二回目、三回目と施工する人は極めて少ない。というよりほぼゼロであった。
低分子ガラスコーティングで、新車でなくても、研磨無しで何度も施工可能に
摩擦やUV、化学物質などの環境から攻撃に対して無反応(強い)なガラスを比較的小さな低分子で、柔軟性のある無機質被膜を分厚く造る事によって、使用中の車の塗装表面の凸凹を埋めて塗装表面の平滑を造り”いい艶”を出す新しいタイプのコーティングを作った。
昔、カーコーティングは新車の時に一度だけ施工するものであったカーコーティングが、このことによってコーティングの施工が1回目も2回目も、繰り返し何度施工してもほとんど同じ作業で高い品質の艶を出すカーコーティングが出来るようになった。更に「無機の被膜」+「有機の被膜」の二重構造で水道水に含まれるシリカ(無機)の固着リングを防止し続けられる。
つまり、カーコーティングは繰り返し行うサービス商品になった。
洗車を激減させて、いよいよカーコーティングを実用的な日用品に。
更に、二層目の有機被膜層に表面に特殊な分子構造を持たせることによって「ファンデルワールス力の最小化」という独特効果を持たせて、降ってきた「汚れ」が塗装表面に密着することを防止することに成功。
埃などで車が汚れても、雨などキレイな水が降れば、密着していない埃が塗装上の雨の中に混じり込んで流れ落ちてしまい、まるで洗車をしたかのようにキレイになってしまう「自浄効果」を生み出した。すると、車はいくら汚れても雨さえ降れば洗車をしたようにキレイになるので、洗車しなくなる。
洗車をしなくても良くなれば、洗車の費用が無くなり(コスパがよくなり)、洗車に要していた時間が要らなくなる(タイパが良くなる)。さらに洗車の為に車を移動しなくてもよくなるので排出ガスの節減にも寄与する。
今まで、一部の車好きが買うか、新車購入時にだけ買っていた嗜好品であったカーコーティングは、その大きな特徴である「より良い艶」だけでなく、コスパとタイパを良くするし排出ガスの節減にも役立つ実用的な日用品に大きく性格を変えた。さらにそのサービスをを定期的に繰り返し受けることが出来るので、購買者はほぼすべての人に拡がり、購買機会も新車時だけでなく、定期的に繰り返し買われることになり大きく拡がった。
昨年のジャパンモビリティーショーに出品した折に掲出したパネル。
PHEV プリウスと1年サイクルフレッシュキーパーの組み合わせで、
洗車の回数の激減と給油回数の激減で、この家族が何を得られたのか図解した。
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