年末が迫ってきて、
全国のキーパーPROSHOPが大変忙しくなっていることを感じます。
出荷倉庫から出ていくダイヤモンドキーパーケミカルやレジン2の数が、
普段の4倍のペースです。
これはつまり、北から南までの全国の膨大な数の技術者のみなさんが、
この土日だけで何万台ものダイヤモンドキーパーやクリスタルキーパーを、
一台、一台、気持ちをこめて施工されたということです。
その姿と気持ちを思い浮かべると、体中が緊張して、震えて来ます。
何十年間も現場で年末を過ごしてきたのに、
今はじっとしているしかない自分に落ち着きません。

普段と違う穏やかならぬ気持ちの中で
お昼、どこかに食事に出るのが億劫で
事務所の目の前にある「ファミリーマート」で、
“おにぎり”とかサンドイッチを買って、
店の中にあるテーブルと椅子に座って、そのまま食べてしまいました。
これを「イートイン」というそうです。
出荷倉庫の若い女性がそうしていた所を見て、
何となくかっこいいと思い、私もやってみたいと思っていたのですが、
気に入りました。
何百種類もある食べ物の中から自由に選べて、
まったく待つ時間なく、すぐに食べられます。
なにかイチゴ狩りとかリンゴ狩りのような気分です。10分で食べ終わりました。

午後から大きな会社を訪ねて、社長に表敬訪問に行ったら、
「全国で奮闘している現場のスタッフにどうしても会いたくなった。」と、
社長は、急遽、広島に行ってしまわれたそうで、
会社の幹部の方に応対していただきました。
この会社の社長は、心底、現場思いの熱い方で有名です。
現場にすっ飛んで行くその気持ちは、痛いほど分ります。
逆に、お約束をすっぽかして、現場行ってしまわれても、
「KeePerの谷なら解かってくれるだろう。」と思ってくれたのかもしれないことに
逆にうれしくて感動しました。

大切な用件があって、どうしても欲しいデータがありました。
昨年は11月中に入手出来たものが、
今年は12月に入っても出来ないのは、
担当者が忘れて休暇に出てしまったからだといいます。
そのデータがないと実際に金銭的な影響が出てしまうので焦りました。
しかし何とか担当者に連絡が取れて、明日、明後日には入手できそうですが、
「休暇」が、仕事の中で優先される文化はいかにも違和感を持ちます。
日本人は働き過ぎだとよく言われますが、
その中でも特に私は働くのが大好きで、
ほっておけばずっと仕事をしていたい人種なので、
仕事をほっぽらかして休暇に入ってしまう価値観がどうしても理解できません。
でも、そこが私とこの会社の限界かもしれません。

ある会社の製品の製造が遅れ、入荷が滞って困っていたので、聞いたら、
「冬は暖房費がかさむので残業を禁止しています。」だそうです。
色々な意味でかわいそうです。

今日はうっかりパソコンを外に置き忘れていたので、
午後9時を過ぎてから、パソコンを初めて見たのだが、
どの店舗も、完全に年末モードに入った実績になっている。
もう、年末の大ラッシュの本番に突入したことは間違いありません。

今日の午前中寄ったLABO大須店は、
60万円超の実績を報告してきています。
みんなバラバラで忙しそうだったので写真は一枚も撮らずです。
年末までまた行きます。

只今トップのLABO東海店に至っては、
100万円を大きく超す、想像を絶する数字を送ってきています。

LABO東海店・安部店長の実績報告から、

——————————————————–【キーパーラボ東海店】、安部
来店台数：46台
平均単価：31,828円
(ピュア)6台 (クリスタル)6台 (ダイヤ)11台※新記録 (メンテ)3台
人時生産性：15,493円/時※新記録
——————————————————–

さすがにこれは異次元の数字です。
私も初めて見ました。
いったい何がどうなっているのでしょう。

LABO東海店は、どちらかというと老朽店に部類していていますが、
そういえば、今年の夏の前、
プレハブの物置に2台分の透明シャッターを取り付けて、
作業環境を劇的に良くしましたが、そのせいでしょうか。
異常にたくさんダイヤモンドキーパーが出ています。今日だけで11台です。

東海店の異常なまでの高実績は別にしても、
今日20日までの実績が、平月の1か月分の売り上げ実績に追いつき、
予算の途中経過予定をかなり越しました。
年末までのあと11日間で、
今日までの販売実績と同額の販売があります。例年そうです。
だとすると今年の年末もいい実績が出ることになります。
毎年年末が終わると、
みんな息絶えたように「もうここまでだ。限界だ」と思います>
しかし、まだ上がっていきます。恐ろしくなるくらい伸びていきます。
どこまで行くのでしょうか。

「質」こそ「効率」だと酒井さんが言っていましたが、それを強烈に実感します。

つぎに寄った【キーパーLABO高針店】は、
開店してからまだ数ヶ月で、お客様の蓄積はまだまだです。
それでも、10万円超の実績を報告してきています。
人時生産性も3,991/人時で、まだまだ余裕です。

左から梶田君、小嶋君、住連木チーフ、藤村課長。

次に【キーパーLABO半田店】
今日の実績報告は30万円弱で、2年目としては合格。
生産性5,805円/人時も健全です。
応援の佐伯デザイナー、鎌田店長、ベテランの須田君、渡邊チーフ。

一人写真に出遅れた荒井君は、1人撮りです。

鎌田店長は意外に合理的で、思ったよりキチンとしていて、
なかなか大したものです。

本社出荷倉庫の裏のキレイな土手です。
真ん中よりほんの少し左の茶色のシートの上に「ネネ」がいます。

分かりますね。

「ネネ」は、エサは必ず食べるくせに、
絶対に人に触らせない自由猫です。
人の気配を感じると素早く逃げて写真すらも撮らせませんでした。
だから「幻のネネ」だったのですが、
やっと、遠くからその姿をこっそり撮ることが出来ました。これはスクープなのです。

今日は寒くなりました。
昨日までの暖かさが嘘のように冷えました。
やっと、冬が冬らしくなってきてくれたようです。

冬らしい寒さが来ないまま、
年末へのカウントダウンだけが進んでいました。
だから、年末への予約が貯まって行っても、
今一つ、年末の実感が盛り上がってきていませんでした。

ガソリンスタンドさんが多いキーパー PROSHOPでも、
冬タイヤへのはめ替えのスタートが爆発的にはやって来ず、
灯油も需要も伸びないままだったそうです。
色々な商売がありますが、
すべからく、夏は夏らしく、
冬は冬らしくなってきてはじめて
季節の需要が盛り上がってくるもののようです。

洗車やコーティングは、
季節というよりも最需要期は12月です。
12月には平月の約2倍の需要があります。
くわしく言うと
12月15日までに、平月ひと月分の2/3の売上高が出て、
そして12月31日までにその3倍の売上高があります。
2/3×３倍=6/3=2、

つまり、12月は平月の２倍の売上げになるということです。
厳密にいうと、その年の週回りで1日くらい前後しますが、
おおよそそんなペースで12月は進みます。
その計算からすると、今年もいつもの12月のペースにぴったりはまっています。

暖冬になると、タイヤ、灯油など冬商品の売れ行きに影響が出ると聞きますが、
洗車、コーティングにはあまり影響がありません。
影響があるのは、温度よりも、雨あるいは日照時間です。
今年の日照時間は、間違いなく確保できています。

今年は冷え込みこそ遅れて、
冬ならではのビジネスの部分にはそれなりに影響が出ているそうですが、
日本全国のキーパーPROSHOPさんのキーパーコーティングの販売は、
KeePerケミカルの出荷ペースから見て、きわめて順調であると言えます。
キーパーLABOもそれにも増して順調です。

15日を越して、
ここまでの倍のお客様が、
月初からすると3倍のお客様が31日までに来られます。

冷え込みが来て、冬が冬らしくなってきました。
キーパーPROSHOPさんも、
一層、活気づくはずです。

岐阜の東海石油さんが運営するキーパーLABO岐阜店に、
「快洗7」の2号機が設置されていました。
年内には他の地区でもう2台設置されると聞いています。
この機械の取り付けはまだ初期なので、みんなでやって覚えています。

自作、快洗7の操作盤。

【キーパーLABO岐阜店】の井口店長と、阿部さん。

本社開発室の裏で、出荷倉庫に住む「ネネちゃん」が、猫ジャラシで釣られていました。

紅葉ももう終わりです。

実は、昨日、「宝塚ホテル」に泊まりました。
今度執行役員になった大阪営業所の山戸所長が、
私達に”いいもの”を見せたいと思ったのでしょう。

宝塚ホテルは、
いわゆる宝塚歌劇団の公演、歌と劇を見て、
夢を見たお客様が泊まるホテルで、ちょっと値段が張りますが、
昨日は公演がなかった日なので、
普通のビジネスホテルよりちょっとだけ高い程度でした。
講演があった日は、その値段が随分上がるのだそうです。

ここは、本当に泊まって良かったと思いました。
出来あがってから89年経っていると言っていましたが、
その古さが、脆くなく、全く汚くなく、全く隙がない、完璧なキレイさでした。
日頃の更新とメンテナンスとケアが完璧なのでしょう。

明治の時代に逆戻りして、新築の宝塚ホテルにいるようでした。
宝塚歌劇団の歌と劇で夢を見て、
夢見のまま、この宝塚ホテルで夢の続きを見るのでしょう。

いいものは、古くなればなるほど、むしろキレイになって、味が出て、
素晴らしくいいものになるのかもしれません。

車も長くキレイにしていたいものですね。

LABO宝塚店にいる羽渕君は、
「福の神」と言われているそうです。
LABO宝塚店は、今月で15か月連続予算達成であり、
今の前に勤めていたLABO鈴鹿店でも、
彼がいる間、ずっと予算達成をしていて、
羽渕君は入社してから3年以上経ちますが、
まだ予算”未”達成を経験していないそうなのです。
ずっと予算達成しっぱなし。
だからキーパーの福の神です。

KeePer技研㈱の予算、
とりわけキーパーLABO店舗の予算は、
開店してから何年経っているのかで違いますが、
2年目、3年目の130%を越えるジャンピング期間を過ぎると、
ある程度安定しますが110%以上は要求され、
建ててから15年以上経って、
設備的に不足してくるような老朽店舗でも
それでも毎年、前年比100%以上の予算を立てるのが普通で、
予算は、年間を通じて、
全部署を通じると前年比110%を越した予算になります。

それぞれの店舗、部署の責任者は、
それまでのデータを分析して、案を造り、
東西の日本事業本部本部長との何回かの話し合いで、
「この目標なら、やるべきことをやって頑張れば出来る。」
そんなお互いの納得ずくで予算を決めます。
だから、みんな、
予算を棚の上の飾り物のようにすることはなく、
現実の目標として真剣に予算クリアにチャレンジします。
生半可な目標ではありませんが、
みんな本気で真剣に、「予算達成」を目指すのです。
そんな厳しい予算でも、
結果的には、がんばって、7,8割の店舗・部署が予算を達成してくるのは、
本当にありがたいことだと思います。

予算を達成したら、「達成会」をやります。
以前は、結構大酒を飲んで騒ぎましたが、
今ではお酒を飲まない若者が増えてきましたので、
「食事会」に近くなってきましたが、
それでもやっぱり「達成会」は、本来的に「飲み会」です。

この達成会を、
みんなすごく楽しみにしています。
特に店長やチーフは「達成会をやりたいからがんぱれる。」とまで言います。
達成会はとにかくいっぱいやっています。
あっちでもこっちでもやっています。
みんなで力を合わせて頑張って、やり遂げた上で、
達成感に満たされ。達成感を共有して、飲んで騒ぐ達成会は最高のようです。

そして、その達成の上に君臨するのが「スーパー達成」で、
前年比約110%以上の予算を115%達成するとスーパー達成です。
だから、おおよそですが前年比110%×115%=126.5%でやっとスーパー達成です。

「達成会」をそれぞれの部署、店舗全員でやった上で、
今度はスーパー達成の店長だけが別に集まって、
“二次会付き”の大人の「スーパー達成会」をやります。
店長たちのスーパー達成会へのモチベーションは高く、
月末、スーパー達成に届きそうになった店長のパワーは半端ではありません。

そんな達成会、スーパー達成会を、毎月いっぱいやるので、
年間を通じるとすごい金額になります。
一人一回三千円以内と制限はかけていますが、
年間で合わせればちょっとした建売住宅が買えるくらい、達成会をやります。

達成した上での飲み会なので、
まったく勿体ないとは思いません。
無駄遣いとも思いません。これこそ活きたお金でしょう。

いずれにしても、
達成しているから達成会が出来る訳なので、
こんなことの積み重ねが、
会社としての毎年120%前後の伸び率を実現できている
大きな要因の一つなのかもしれません。

予算達成男、KeePerの福の神、LABO宝塚店の羽渕広之君。

明るい【LABO宝塚店】の女神?田中さんと、守り神?木下洋店長。

12月のLABO宝塚店は、夜になってもいっぱいの車でにぎわっていました。