2024年09月07日(土曜日)
09.07. 中部経済新聞の「マイウェイ」に二か月間連載中。
中部経済新聞というのはローカルの経済新聞誌で、
日本経済新聞との関連性は全くなく、むしろトヨタの関連会社のようです。
そこからどういう経緯なのかは分かりませんが
「マイウェイ」という地元の経済人が自分の半生を二か月間、
毎日連載で書くコーナーにお誘いがあり、KeePerの宣伝にでもなればいいと思い、
「あぁ、いいですよ」と、二つ返事で引き受けました。
私はもう23年半もほぼ毎日このブログを書き続けているので、
二か月連載≒50回(日休)くらいどぉってことないと思い、
ブログの50回分を自分の昔の話にすればいいだけじゃん。とも思ったのです。
確かに書くことは簡単でした。
私が書いた文章を新聞の編集長が、
新聞用の言葉遣いに修正して、
添付して載せる写真の選定もして9月2日から毎日のペースで出ています。
しかし書くのは軽く書きましたが、
それが毎日紙面に載るというのは、何とも言えない気分です。
このコーナーには私の顔写真はほとんど載らないし、
昔からの知人でも、これが私であると気が着く人は多くはないはずだし、
ローカル誌だし、どおってことないと思うのですが、
わざわざ自分の昔を、人の前に露出するなんてのはイイ趣味じゃなかったなぁ
と、
今更ながら、少し後悔しているのです。
二か月間、私は、ちょっと後悔しながら生きるのでしょうか。
しかし、それ以前に、
毎回毎回かなりの長文を本音丸出しで書いているこのブログはどうなのか。
・・・・・・そう思うと、ビールを飲みたくなってきました。
中部経済新聞「マイウェイ」第4回より
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2024年09月06日(金曜日)
09.06.LABO品川店キックオフと、続話「雨で洗車のようにキレイに」
本日は東京のトレセンで新・KeePer LABO品川店のキックオフミーティング。
だから、私は久しぶりに朝早い新幹線で東京に向かっている。
この新しい品川店は、コンビニ・セブンイレブンが撤退した跡に居抜きで入る。
広くない店だが、思いっ切り効率よく使えるように考えに考えた。
東京都内の様な密集したマーケットには、
今後、このような100坪程度の小さ目であっても、数多くの店舗を確保して、
お客様の需要の高まりに密に応えて行ける様な新店造りを目指していきます。
ながい君、さかい君。
もう一回さかい君、あら店長。
わたべさん、そのべ君。
なかなか終わらない「そもそもコーティングとは」
「雨が降ると、洗車したかのようにキレイになる」第三世代のコーティング。
事の始まりはEXKeePerであった。
低分子ガラスコーティング+有機樹脂(レジン)の二層コーティングが、犠牲被膜と水シミ防止のガラスコーティングを実現し、広く普及していた。
これに加えて二年前、ダイヤモンドキーパーよりうんと艶が出る1ランク上のキーパーを目指してEXキーパーを完成させた。EXキーパーは有機樹脂(レジン)の部分を単なる表面の平滑による艶ではなく、レジン表面に独特の分子構造を持たせて表面が光って、いまだかつてない「浮き出るような独特の艶」を造り出すことに成功したのです。
早速。新しい製品を開発した時は、少なくとも半年、出来れば二年は自分の車で私は試してみるので、いつものように自分の車に開発したばかりのEX KeePerを施工して、日常使用のテストをして見た。その結果、この商品の目的であった「独特の艶」は十分に満足のいくものでした。が、ある時、雨が降った後に、それまでの晴れの日に積もって来た”埃”がすっかり落ちていて、まるで洗車をしたかのようにキレイになっていた事にびっくりしたのです。
「浮き出るような独特の艶」を造り出す為のレジン表面の特別な仕掛けが「雨が降ったら汚れが流れ落ちてしまうような「自浄効果」を出しているようなのです。
なぜ、そんな効果が出たのか、逆に調べて行ったら、その特別な仕掛けのレジン被膜の表面が「ファンデルワールス力の最小化」という変な効果を出していて、この効果が「汚れが着いても、汚れが乗っているだけでコーティング被膜上にくっ着いていない状態で、雨が降ったら、その雨粒の中に汚れが浮いて混じり、雨粒と一緒に汚れも流れ落ちてしまう。」そんな雨が洗車のような効果(自浄効果)を出してしまう変なコーティングが出来てしまったのです。
EXキーパーで見つけた面白い効果を強調しながら抜き出して、EXキーパー程にはすさまじい艶は出なくても、自浄効果が十分に出るKeePerを造りました。それが「フレッシュキーパー」で、「キレイと楽ちんは両立する。」とか「雨が降れば勝手にキレイ」などのキャッチフレーズと共に、KeePer PRO SHOPを中心に、ヒット商品クリスタルキーパーを上回る勢いで販売が大きく伸びています。
今日の東京からの帰りは、キレイな夕陽が見えましたが、
富士山は、すっぽりと雲に覆われて、まったく見えませんでした。
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2024年09月05日(木曜日)
08.05. 第9回KeePer技術コンテスト 愛知県・三河チャンピオン戦
昨日から、第9回KeePer技術コンテストの県チャンピオン戦が始まっている。
昨日の「岐阜チャンピオン戦」は、
私は残念ながら見ることが出来なかったのですが、
女性選手三名がハイレベルな戦いで、最後は涙、涙の
超劇的な戦いであったと聞いた。
今日は、午後から少しだけ見ることが出来たが、
相変わらず熱い戦いは、緊張感に思わず鳥肌が立つ思いであった。
愛知県・三河チャンピオン戦 優勝
チャンピオン エザキ㈱ 小澤大将選手
小澤大将選手コメント
「今日はサイドと手数を課題で施工をしましたが、
サイドには塗り漏れがありましたし、手数が多かったのか時間が
全国レベルにはあと1分ほど足りませんでした。
この課題を克服し、全国には挑みます。
最後のチャレンジと決めてますので、優勝狙っていきます!」
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今日は3時過ぎに会社を出て、
締め切りが近づいたカーコーティングについての文章の続きを書いた。
確認修正前ですが、以下にとりあえず載せます。
低分子のガラスコーティングが、分厚い無機質被膜を実現。
極薄のポリシラザンガラスコーティング
ガラスコーティングは無機質であり外部からの化学的攻撃にも強く、ガラスコーティングの代表格であるポリシラザンは非常に硬く、外部からの物理的攻撃にも強いはずであった。が、実際には極端に薄膜なので、コーティング表面の硬さは下にある塗装の硬さに由来し塗装の硬さでしかなかった。
また、硬いガラス被膜は有機の塗装の表面に密着できず、温度による収縮率の違いで剥がれてしまう。しかしポリシラザン被膜の極端な薄さが剥がれを防止し密着出来ていた。(金はそのまま木に密着しないが、金箔にすれば木に密着するように。)
更に、極端に薄い皮膜は塗装表面の凸凹を平滑に出来ないので、ポリシラザンのコーティング施工の前には必ず厳密な研磨での下地造りが必要であった。
高分子(ポリマー)、低分子(オリゴマー)、単分子(モノマー)、
硬いポリシラザンによるガラスコーティングに対して、SiO2の結合の仕方を低分子レベルにとどめる工夫をして、塗装の硬さより低いレベルの硬さにとどめたアルコキシオリゴマーのガラスコーティングが出来た。
この低分子ガラスコーティングは低分子であるが故に、塗装組織の超微細な凸凹に入り込んで、塗装に根を張ったような状態で食いつくことが出来る。これをアンカー効果といい、無機であるガラス被膜でも有機である塗装被膜に密着することが出来る。だから分厚い皮膜をつくる事が可能で、塗装表面の凸凹を埋めるような分厚さを持った被膜を造ることが出来た。
すると、ポリシラザンガラスコーティングの施工前に塗装の凸凹を削りとる研磨が必須ではなくなり、研磨無しでコーティングしても、十分に艶が出せるようになった。さらに、この分厚さが紫外線カット(UVカット)になり、塗装がUVによって褪色することを防ぐことにもなった。
ガラスコーティングの弱点、析出シリカの固着=水シミを、レジンで解決。
ガラスコーティングは無機質であるが故に、化学的な攻撃に強く、安定して強い被膜です。しかし、無機質被膜である故に、ケイ酸塩(シリカ)などのミネラル(無機質)を多く含む上水道水がボディ上に残ったまま乾くと、このミネラルが析出してウロコ状の「水シミ」になって、無機質であるガラスコーティングの被膜上に無機質同士であるが故に、硬く固着してしまうことがある。これはポリシラザンでもアルコキシオリゴマーでも同じ問題で、深刻であった。
これ問題に対して、アルコキシオリゴマーガラスコーティングに密着性を持つ有機樹脂被膜(レジン)を上乗せして被膜を造り、無機質のミネラル析出物である「水シミ」が固着しないようにする手法を作った。これは特許登録となっている。(有効期限まであと13年)
有機樹脂(レジン)の入れ替えが、犠牲被膜の容易な入れ替えになった。
無機質のガラス被膜と有機質のレジン被膜の二重構造が、前出の「カーコーティングは”犠牲被膜”」であるべきとしたコーティング理論に対し、レジン部を犠牲被膜として定期的に入れ替えていくことが非常に容易になった。
この事によって、1年に一回、、定期的にわずか1時間半でコーティングを繰り返す「クリスタルキーパーKeePer」が、主にガソリンスタンドを軸としたKeePer PRO SHOP中心に爆発的に広まった。
同様の構造を持ち3年に一回の「ダイヤモンドキーパー」「wダイヤキーパー」も、洗車とカーコーティングの専門店KeePer LABO中心に広く拡がっている。
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2024年09月04日(水曜日)
09.04. 車の手入れは「WAX」だった。から「ポリシラザン」まで
今日もかなり濃密なスケジュールでしたが、
書くべき文章がちっとも進まないので、とりあえず文章を進めてみました。
昔、車の手入れと言えば「WAX」であった。
その昔、車の手入れをすると言えば「WAX」であった。自動車用のWAX、カーWAXとは常温で固形になる「蝋(ろう)」であり、洗車をした後、塗装表面に塗られて艶を出した。さらに汚れ落としの機能を持たせるために珪藻土の研磨剤を混ぜたり、練りを加えたり、自動車用品売り場にはWAXコーナーまである程であった。WAXは流動性を持ち、高温になると溶け揮発してツヤがなくなる。揮発すると珪藻土などが汚れと混じって残りしつこい汚れとして残った。これを「水垢」と呼びぶ。WAX掛けの美的効果は短く、月一回くらい必要だった。しかし車の手入れ=WAXがけの常識は車が生まれてから百年以上続いた。
長持ちするWAXとしてポリマーコーティングが生まれた。
短命なWAXに替わって、高分子重合体=ポリマーで作られたポリマーコーティングが約30年前から流行した。ポリマーコーティングはフッ素や各種のシリコーンからなっていて分子が重合反応で結合しており、熱が加わっても溶けたり揮発しないので、従来のWAXに比べて艶などの美的効果の寿命がかなり長い。またこの頃、ポリマーコーティングのより一層の高付加価値化の技術として超微粒子コンパウンドとポリツシャーを使用した「鏡面研磨」の研磨技術が発達した。
硬い「ガラスコーティング」がより高性能コーティングとして生まれる。
自動車用のガラスコーティングは「ポリシラザン」が使われる。「ポリシラザン」とは無機質で非常に硬く長寿命ではあるが、その構造上非常に薄い皮膜になるので、塗布される塗装面に少しでも凸凹があるとまったく艶が出ないので「研磨(磨き)」との共用が必須。磨き次第でコーティングの出来上がりが大きく変わる。このことで「コーティングは磨きの腕次第」という神話が生まれた。
ポリシラザンを利用したガラスコーティングは無機質であるので、その表面に無機質のミネラル分を含む状水道水などがかかってそのまま乾くと「ウォータースポット」と呼ばれるミネラルの析出物がこびりつき、大きな問題となっている。
次回から話
アルコキシオリゴマー(低分子)の硬くないガラスコーティング。
分厚い無機質被膜を実現。研磨が必須でなくなった。
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2024年09月03日(火曜日)
09.03. 朝8:00~ LABO広島観音店キックオフ~19:00 そして火鍋
今日は9月下旬にオープンを予定している
「KeePer LABO広島観音店」のキックオフミーティングがありました。
その前に二つの大きな会議と一つのIRがあって、
今日は珍しく朝8:00スタートだったので、けっこう大変だったのですが、
新店のキックオフミーティングは、
若い子たちがみんな来てくれる会なので、
本当に楽しいのです。
KeePer LABO広島観音店
もりたさん、みの君。
しげた君、おおしもチーフ。
やすひら店長。
あんどう地区担当
朝8:00スタートで、ランチミーティング、夜19:00終了で、
私にしてはずいぶんハードでしたが、
そこからの、また「火鍋」は平気なのは、
私は案外まだまだ元気なのかもしれません。
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