2014年08月01日(金曜日)
8.01.今日からまた一つのドラマ、夏のキーパー選手権スタートです。
今日、2014年8月1日、夏のキーパー選手権が始まりました。
今まで、夏のキーパー選手権を制したのは、
それぞれのドラマをもって闘いきったキーパープロショップでした。
キーパー選手権で優勝しても、
何かの特典が得られる訳ではありません。
とりあえず、優勝、あるいは入賞のスタータスが得られるだけで、
賞金も出ません。賞品もありません。
されでも、春、夏、冬のキーパー選手権に、
年間トータル5,000店舗以上のキーパープロショップさんが闘いに参加されます。
お客様に期待以上の”きれい”に感動していただくために。
そのお客様の感動が、私達の”仕事”の遣り甲斐となって、
お客様の幸せ=私達の幸せの、明確な方程式を造り上げるために。
キーパー選手権は、その一つのきっかけです。
特に夏の選手権は、
猛暑の中で開催されるので、熾烈な闘いとも言えます。
七月に貯めたコーティング予約が、いっせいに施工され始めます。
もう、ドキドキなのです。
今日来たキーパーLABOの、今日の実績を見ても、
今日がとても平日とは思えないハイペースで8月が始まっています。
キーパー選手権は、
それぞれの店舗の皆さんが、
それぞれに自分達なりの意味と目的を持って闘います。
今年の応援ツールは、これで良かったのか、
私達は、この8月、すべき行動は、これで良かったのか。
自問自答しながら、全国の皆さんの意志の力と、パワーを感じつつ、
今日から一ヶ月いっときも緊張が解けません。
身震いするような8月が始まりました。
8月の夏のキーパー選手権。スタートです。
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2014年07月31日(木曜日)
7.31.大きな飛行機より小型の飛行機の方が安心。
出張で飛行機に乗る時、
たとえば仙台行きや、福岡行きでは、
便によっては、ボンバルディアDHC8 Q400のようにプロペラ機もあって
一緒に乗る観光客らしき人たちが
「いやだな、こんなに小さな飛行機じゃ、怖いわ。」と言っています。
飛行機は小さいほどよく揺れて、
落ちやすいとでもいうような誤解があるのでしょうか。
イメージとして、
・小さい飛行機→小さい、弱い、落ちやすい、怖い。
・大きな飛行機→大きい、強い、落ちない、安心。
・・・
いえいえ、そんなことはありません。
飛行機の機体の料は、
ジュラルミンなどのアルミ合金であり、
最近ではかなりの部分が複合材で出来ています。
それは大きい飛行機でも小さな飛行機でも、ほとんど同じで、
同じ強度を持った材料で構成されています。
同じ強さの材料で造られているなら、
大きな構造物より、
小さな構造物の方が、
構造物全体として頑丈であることは容易に想像できます。
根本的に、小さな構造物である小さな飛行機の方が、
大きな構造物である大きな飛行機よりも、
構造物全体としての強度は高いのが当然です。
電子機器も大きい機体の方が、少し複雑なだけで、基本的には同じです。
飛行機を飛ばすソフトも、技術も変わりません。
飛行機が空を飛ぶための方法である翼による揚力の発生は、
同じベルヌーイの法則から成っており、何も変わりません。
加えて、
小さなプロペラ機は、万が一、エンジンが止まってしまっても、
細長い主翼で滑空し、
グライダーのように着陸する事もできます。
大きなジェット機は、
高速が出るように空気抵抗の少ない翼で、
エンジンが止まれば、滑空して・・という訳には行きません。
ほとんど、真っ逆さまです。
飛行機の操縦士の腕前はどうでしょう。
操縦士は、訓練を受けている初期の段階では、
同じ練習機、同じシミュレーションを使って訓練を受け、
そこで成績の優秀な人が大型機の操縦免許のコースに行くのでしょう。
私はよく知りませんが、
いずれにしても操縦士になるまでに、
試験の「成績」で、分かれることには違いないと思います。
だとしたら、
大型機の操縦士は試験の成績のいい人の傾向であって、
小型機の操縦士は、試験の成績があまり良くなかったのかもしれません。
しかし、飛行機の操縦能力とは、試験だけで、
能力の優劣が決定できるものとは思えません。
小型機の操縦士でも十分に優秀だと思います。
また、
飛行機の操縦士のキャリアは、
一般的に「飛行時間」で表されます。
飛行時間が長ければ長いほど、経験豊な信頼できる操縦士となります。
しかし、私はいつも思うのですが、
小型機は比較的短い距離の路線を乗るので、
頻繁に離着陸をしており、
しかもプロペラ機などは高度5,000~7,000mくらいの低い高度を飛び、
つまり、比較的気流が安定していない高度を飛んでいます。
つまり、小型機の操縦士は、いつも忙しく操縦していると思うのです。
それに対して大型機は、国際便が多く、
ヨーロッパ線、アメリカ線など、片道10時間以上もかかるような、
長距離の路線を飛ぶ機会が多いでしょう。
長距離便の飛行は、
11,000~13,000m以上の比較的気流の安定した所を、
自動操縦で、コーヒーを飲みながら計器を見ているだけの飛行が長く、
同じ飛行時間でも、
せっせと操縦している小型機の操縦士に比べて、
大型機の操縦士は、のんびりしている飛行時間が長いのではないでしょうか。
だから、
同じ飛行時間だとすれば、
小型機の操縦士の方が熟練していて、
操縦の能力は高いのではないか、と思うのです。
もちろん、私の勝手な想像で、根拠などありません。
私のいい加減な話です。
今朝の新聞に、
格安航空会社(LCC)の日本の草分け「スカイマークエアライン」が、
世界最大の巨人旅客機「エアバスA380」を6機、1,900億円?で注文していて、
もうすぐ、1機目が、納入される直前だったのですが、
全機キャンセルするそうです。
それで700億円ものキャンセル料をエアバスから請求されているそうです。
最近、日本の国内線には、
JET STAR、ピーチエア、スターフライヤーズ等々
すごい勢いで格安航空会社(LCC)が新規参入しています。
かつては、
格安運賃の市場は元祖スカイマークエアラインが独壇場で
絶好調の業績だったのですが。
競争相手が劇的に増えて、今期はとうとう「赤字転落」になってしまいました。
そうしたら銀行からの資金調達が出来なくなって、
巨人機A380を買えなくなったそうなのです。
買えなくなったら、キャンセルするしかないのですが、
その違約金に700億円も請求されていて、それが新聞沙汰になっていたのです。
世界の格安航空会社は、所有機のほとんどが小型機です。
エアバスA320、A321、A319
ボーイング737-700、-800
エンブラエルE70などです。
格安航空機会社は、
チケットを格安で売るために、
とにかく効率的な運行が求められます。
常に満席に近い運行を迫られ、
席がガラガラの状態で、飛行機を飛ばすことが、一番ダメなわけで、
LCCは、ひたすら満席を狙います。
だからLCCは小型機を運行します。
大型機は少しでも需要が落ちるとガラガラになります。
小型機ならば多少需要が落ちても、それほどはガラガラにはならずに済むし、
反対に乗り切れないほどのラッシュになっても、
乗せなければいいだけで、
あまりにも多ければ、飛ぶ便を増やせばいいだけです。
だから世界中のLCCは、ほとんどが小型機で運行しています。
ならばスカイマークエアラインは、
なぜ世界最大の巨大機A380を買おうとしたのか。
国内線ですばらしい業績を上げたので、
“国際線”に打って出るために、いっぺんに多くの旅客を運べる超大型機を買い、
大量の安い旅客を集めれば、勝算があると見たのでしょう。
成田⇔ニューヨークの路線にA380を投入する予定だったようです。
しかしその前に、
国内線に、競合のLLC社が続々と現れ、
国内線での業績が悪くなってしまったので、何もかもが狂ってしまいます。
注文をしていたのがA320などの小型機だったら、
メーカーとしても、キャンセルになった飛行機を
他にいくらでも買い手を探して売れたでしょうから、
法外な違約金など言い出さなかったかもしれません。
しかし、世界最大の巨人機では、
そうおいそれと他の買い手が見つかるわけでもなく、
本気で、損害金を言ってきたのかもしれません。
巨大機は、B747ジャンボ機がそうであったように、
運行コストが高く、特に燃料の高騰で、
圧倒的な需要がなければ、
採算の取れる運行が難しくなって、
ANAもJALも、すべての日本の航空会社がジャンボ機を手放してしまいました。
しかし、最新の飛行機は、
高燃費エンジンと、低抵抗翼、複合材での軽量化などで
超大型巨人機でも採算の取れるようなコストにまで下げたのがA380ですが、
ジャンボ全盛の頃のようには、売れません。
小型機だったら、転売が効いたのに、
超大型機では転売が難しくて、キャンセルしたら700億円とは。
スカイマークエアラインそのものの存続に大きく影響するでしょう。
なぜもっとは約にキャンセルが出来なかったのか。
それは私達には想像もできないような事情があったのでしょう。
怖い話です。
なにはともあれ、
大きな飛行機より小型の飛行機の方が安心です。
中部空港と福岡空港を日帰りで往復しました。
行きはANAの小型機A320に乗り、
帰りはLLCスカイフライヤーズのA320に乗って、
やっぱり小型機がいいなあと思いながら、行きと帰りの往復で書きました。
宇宙の青
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2014年07月29日(火曜日)
7.29.市川での不思議な時間。(東京から名古屋に帰る新幹線で)
千葉の市川市の住宅地の中の道路で、
たった200mを進むのに1時間くらいかかってしまう渋滞に合いました。
あんなひどい渋滞は久しぶりでした。
結局、何が原因で渋滞していたのか分からないまま、
途中の1台がギリギリの狭い路地に逃げたら、
3分で渋滞の向こう側に出ました。
だから、何が渋滞の原因だったのか分からないままです。
感心するのは、
あの渋滞の中で、誰一人クラクションを鳴らすわけでもなし、
イライラした様子を誰も見せず、
ただ、3分に3台分くらいの距離だけジリジリっと進む超遅渋滞を、
皆さん当たり前のように過ごしていらっしゃいました。
私達は、我慢できずに、
細い宅地の中の脇道に逃げましたが、
その脇道はガラガラで、誰もいず、スムーズに抜けられてしまったのです。
ということは、地元の皆さんであろう渋滞の中にいる人達は、
誰も脇道に逃げようとしないのです。
何の為にあのみなさんは、進まない渋滞の中にいるのでしょう。
魔法の国に迷い込んだような
本当に不思議な、超遅渋滞200mでの1時間でした。
ただいま、午後2時、
平日の昼間の新幹線は、いつもならガラガラのはずですが、
夏休みのせいなのか、けっこう混んでいて、
券売カウンターの座席空き状況を表すディスプレーには△が点いていました。
列車の中は、小学校のほうか時間の教室のようです。
本文とは何の関連もありませんが、
S耐でお世話になっている東名スポーツの「金城さん」
キーパー選手権を前に余裕の「水野さん」。
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2014年07月29日(火曜日)
7.29.長梅雨と油外商品不振を、みなさん、一挙に取り戻しました。
今、東京に向かう新幹線の中です。
関東に勤める社員さんのお身内にご不幸があり、その式に出席します。
この夏は、急激に猛暑が連日やってくる唐突な始まりでした。
それまでの長い梅雨が、その落差を余計に大きくしていたような気がします。
それに、無視できないのが、
ガソリンをはじめとする燃料油の高騰です。
普通ソリンで180円近い値段は、何年振りでしょう。
たしか数年前にそんなことが一度ありました。
その時も、車にガソリンを満タンに入れると一万円近くもかかってしまい、
洗車とかオイルとか、
車の燃料以外の事(油外商品)にお金を掛ける余裕がなくなって、
キーパーラボとかキーパープロショップの皆さんの店頭での販売実績が、
何ヶ月か低迷したことがありました。
今回もそういう影響を感じています。
しかし梅雨が明けたと同時に、
そんなことを吹き飛ばしてしまうような”きれい”マインドの高まりを感じます。
低迷していた7月前半は一時前年比70%台まで落ち込んだものの、
先週の土日までに一気に取り戻し、週が明けてもその勢いが衰えません。
ラボでは、毎日、予算達成の店舗が増えています。
この暑い中、大変ですが、
キーパープロショップさんなどでの施工数も劇的に増えているのでしょう、
みなさんからのご注文も、ものすごい数で増えており
出荷倉庫のスタッフさんたちが大奮闘です。
前年比を大きく上回ってきています。
燃料代が上がって、
燃料以外の商品の販売不振はありますが、
少なくなった可処分所得を、お客様は、
今だけ? ”きれい”になる商品に、優先させているのかもしれません。
夏は、ずっと空気が湿っていて、富士山もモヤっとしてしまっています。
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2014年07月28日(月曜日)
7.28.損をしても約束は守るプライドは、ばか者か。
何かを「する」という約束を、
誰かと、したのだけど、
時間が経って、
その約束をした時と、状況が変わってきて、
その約束を守って「する」と、
自分に「損」が出るので、
約束を守って「する」ことが出来なくなった。としたら、
それは、約束ではなくて、ただの「するつもり」でしかなかった訳で、
その人の約束はアテにならないということになります。
あるいは、
誰かが、誰かに何かを「しない」という約束をしたけど、
場面が意外な方向に展開して、
「してもいい」状態になったので、「した」としたら、
同じように、それは約束ではなくて、ただ「しないつもりだった。」だけで、
その人もアテにならないということになります。
こんなことを言う私だって、
自分の都合の良いことは憶えていて、
自分の都合の悪いことは忘れてしまい、
”する”と約束した事を忘れてしまったことも、あっただろうと思います。
都合の悪いことは、本人が憶えていないだけのことかもしれません。
しかし、
約束を憶えていても、
約束を守ると「損」になるから、
何か言い訳をこじつけて約束を破るような、そんなことはしません。
約束を守ることで「損」になったとしても、
それは、約束なのだから、当然、守ります。
その程度の、人間としてのプライドは持っているつもりです。
「損」になるからと、人と交わした約束を破ることは「恥」です。
きっと、みんなそうです。
「損」をしても約束を守った方が、恥知らずにならなくて済むから、約束は守る。
約束を守るという自らのプライドを、「損得」なんかと引き換えたりしない。
社会的信用が普通に有る人なら、必ずそうです。
しかし、そんな当たり前のことが通用しない世界があります。
食の安全は、最低限の約束です。
使用期限を遵守したり、床に落とした物は元に戻さないとか、
カビが発生した物とか、変色した物は使わないとか、
すべて、食を扱う者にとって、
最低限の約束事です。
しかし、
使用期限を守っていたら廃棄しなければならない物が増えて「損」をするから、
カビが生えたり、変色した物を廃棄していたら「損」をするから、
床に落としたものを廃棄していたら「損」をするから、
全部、製品に混ぜて売ってしまう。
「食べても、死にはしないから。」
これに類したようなことを、あの国では私自身も何度も経験しています。
インターネットでは知的財産権を無視した「模倣」が氾濫しているそうです。
北京のSNSではキーパープロショップという名前の偽者が、
非常に高い加盟料で加盟店を募集しています。
あの詐欺にひっかかる人がいるのかどうかは、分かりませんが、
それをやめさせることが出来ず、本当に困っています。
あの国では、こんな話をよく聞きました。
・「損」をする者は、バカな頭の悪い奴。
・正義ぶって「損」をするのは、自分の家族に対する裏切り行為。
・「損」をするより、約束を守ることを優先するなんて、バカな者がする事。
・自らのプライドとして約束を守り、損するのは、家族の利益を裏切る卑怯者。
この価値観の違い、文化の違いが、
チャイナリスクの本質なのかもしれません。
こういう国が、世界をも壊す武力を持ったら、
本当にとんでもないことになるかもしれません。真剣に怖いと思います。
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