谷 好通コラム

2024年07月07日(日曜日)

07.07.頑張る事の強制は×です、でも、頑張れる事は”素晴らしい事。

 

前話で、まず先に戦略と戦術ありきで造ら上げられた戦闘より

常に戦闘モード全開で思考や行動をとった結果としての戦闘の方が、

結果的に実践的な戦略や、勝てる戦術を自然に造り出すことになっている。

これは多分に、前話のように

ドン・キホーテ創業者・安田隆夫氏の文から影響を受けた言葉になっているが

たしかに机上の空論で戦略や戦術を唱える者ほど、

生の現場・戦闘を見ない。

特に今日のような猛暑の日は、決して出てこない。

ある意味、

この会社の一番強い戦略は、

このような者の存在を許さない事と、影響力を排除することかもしれない。

 

 

暑い。・・関東の内陸部で40℃を越したと言っていた。

愛知でも車で走っていて39℃を示していた。

 

昨日、約1か月の改修工事を終えて、

再営業開始当日に、暑い中、

100万円を越した売り上げを報告してきて

みんなをびっくりさせたKeePer LABO東郷店に行きたくなって、行った。

今日は相変わらず暑い日であり、昨日ほどではないが、

たまたま私が行った午後4時ぐらいが予約の穴になっていたようだが、

それでも私が行ってから、予約のお客様が来始めていて、

今日の夜届いた日次報告も、今日も50万円を来えた立派なものだった。

(それにしても昨日は百万円越えはLABO東郷店だけだったが、

もっと暑くなった今日は百万円越え店が5店舗もあった。)

 

店舗に行って、ホッとしたのは、

スタッフの一人一人に、悲壮感のカケラも感じられなかったこと。

もちろん、彼らはこの強烈な暑さの中で頑張っているのだと思います。

昨日はさらにとんでもなく頑張ったのだと思います。

それでも、彼らの表情に悲壮感も見えず、

平然とした表情で写真に収まってくれました。

 

ひだか君

くめ君

つじもと君

ありどめ君。

ながさき君

きむら店長、まつだ君。

 

LABOは無駄に走ったりすることもドタバタすることを求めません。

それをお客様によっては「走らない。」ことを、「ダラダラ歩いている。」と、

感じる人もいるかもしれのせんが、勿論、そんなことはありません。

しかし、本当にダラダラとしたり、

逆に、ジタバタとした無駄な動きも、許されている訳でもありません。

 

でも頑張る事を強制している訳でもないのです。

KeePerコーティングをやるとお客様は必ず喜んでくれるので、

みんなそれを楽しみにして仕事をしています。

だから仕事は強制ではなく、

頑張る事を強制されている訳でもなく、

自らの中に発生してくるお客様の喜びをモチベーションとして、

自ら頑張ったのだから、悲壮感なんてある訳がありません。

むしろ達成感があって、それは本当に素晴らしいことだと思うのです。

 

 

もちろん、その事は、実際に戦闘が行われている現場に来なければ、

絶対に分かりません。

この会社の一番の強さは、実はこんなところにあるのだとと思うのです。

 

 

 

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2024年07月06日(土曜日)

07.06.事業の成長とは立派な戦略や戦術よりも戦闘の積み重ねの結果。

KeePer技研について外部の方の評価は

この会社のブランディング戦略は、

実に巧妙であるとか、

成長戦略としても、

KeePer LABOとKeePer PRO SHOPが

相乗効果を出すような巧みな仕組みになっている。などと、

ご評価をいただくことがあるが、

今の体制や一つ一つの行動は、上層部が戦略的に作り上げたものではない。

 

すべて、一つ一つの店舗や営業の現場での、

発見や、思い付き、閃き、学習(まね?)、問題解決の積み重ね、

それに対する行動の速さと、実行の成果が、

今の仕組みと、それに対するたくさんの人の盛り上がりを造り出している。

正に現場での膨大な数の戦闘の濃さの積み重ねが造り出した結果です。

 

決して、

初めに戦略と戦術ありきのKeePer ではなく、

膨大な数の戦闘の濃さの積み重ねが、

結果としての今のKeePer を造っているのだから、

これからも、毎日毎日の、一つ一つの店舗で、一人一人のお客様に、

或いは一つ一つのスクールで、一人一人への研修生への真剣さが、

この会社を、というよりKeePerをここまで成長させたに違いありません。

やっぱり、一つ一つの戦闘が一番大切なんですね。

 

30年前に、まだ社員が二、三十人の頃、

このビジネスにすごく可能性を感じると言って

1億円の融資 (無謀?) を進めてくれて、

今のKeePerを現実化してくれた元東海銀行の鈴木さんが、

奥様と一緒にご訪問いただいたので、みんなでウナギを食べに行きました。

あの融資の事は鈴木さんが23才の時の事だったという。たぶん

銀行内では半端でない戦闘があっての、あの一億円だったのだろうと思う。

ありがとうございました。

 

 

KeePer LABO東郷店が、約一か月の休業を経て大改修が終わりました。

大幅なキャパシティアップを果たしています。

戦闘能力が倍増しました。

待ちかねたたくさんのお客様が押し寄せたようです。

夜9時過ぎに木村店長から届いた実績日報。

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本日は多くのお客様にご来店頂き喜んで頂くことが出来ました。
お客様にもオープン待ってたよとおっしゃっていただき
改めて東郷店に期待して頂けてると感じました。
本日の運営を通して課題もあったのですぐ改善して
より多くのお客様に喜んで頂けるよう運営致します。

東郷店 木村
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【本日】
実績:1,201,086円
来店台数:50台 (平均単価:24,022円)
(PM)5台 (C)7台 (DA)5台 (EX)1台
人時生産性:11,661円/時

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KeePer LABO大垣店が、店舗の新ブランディング化の工事と、

全LABOで一番狭かったスタッフルームが、

もっとも居心地のいいプレハブの1棟になりました。

このプレハブは、誰かが住み着くのではと思うほど居心地がいいのです。

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2024年07月05日(金曜日)

07.05. いかにスタートから全員が戦闘モード全開で行けるか。

ドン・キホーテ創業者・安田隆夫氏の新刊『 運 』(文春新書)

 

その文章中にこんな一説があった、

 

——————————————————————————

私はこれまで、「戦略や戦術を語る前に、まずは戦闘モードを全開にせよ」と、口を酸っぱくして現場に、戦う姿勢の重要性を唱えてきた(いまだに唱え続けている)。

 

私が嫌いなのは、戦略や戦術をごちゃごちゃ言うわりに、実際には戦闘をしないタイプの人間である。こういう輩が社内で幅をきかせるようになるのを、私は何よりも恐れている。そうなれば個運はもちろん、「集団運」を一気に落としかねないからだ。

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なるほどなぁと思った。

特に「戦闘モードを全開にせよ。」とは、実によく分かる。

創業者とは多くの場合がゼロから出発しているので、

戦闘モードが当たり前のように脳みその中に沁み込んでいて、

自然体で攻撃的な戦略と戦術を編み出し、その瞬間から戦闘モードになれる。

あるいは、それしか出てこない頭の構造なってしまっている。

だから、成長途上から一緒にやってきた者も同じような傾向があるのだが、

会社がある程度大きくなってくると、(こんな大したことない会社でも)

上層部の人間が何か勘違いして、

大会社の人間っぽくなってくる場合がある。

 

外部の人・業者からの姿勢が

「大会社の人に対する下からの姿勢、チヤホヤ姿勢、接待姿勢」になって、

それを受けているうちに受け身になって、

その内、受け身の姿勢に慣れてしまう。

しかし受け身体制と戦闘モードというのは矛盾するので、両立せず、

戦闘モードが頭の中から自然に消失してしまう。

そんな人が多くなっていくと、

「もう大きくならない会社」という意味の変な「大会社」が出来上がる。

 

そこまで考えての事ではないが、

KeePer技研という会社は創立以来、

接待というものを一切しないし、逆に接待されることもない。

というより、誰も接待したこともされたことも無いので、能力的に出来ない。

インセンティブもゴルフとか、何とかの遊びもしない。

我慢しているのではなく、

そういうことをしたいと思わないだけ。

の、はずだった。

しかし相変わらず接待する、されるの類には無縁のようだが、

誰もが豊かになっていて

今は、けっこう高い遊びをしている者もいるかもしれない。

 

変に部下を巻き込んでいなければいいのだが。

あったとすれば、

それは、大企業病の(症例その1)で

戦闘モードが急速に縮んで、

何かにつけて、危険な兆候が見えても、

あるいはチャンスが目の前に現れても、

とりあえず、その場をそつなく済まそうとしたがる戦闘モード喪失状態で

すぐに起こさなければならない行動も、起こせなくなってくる。

 

 

今月は、2025年6月期の最初の月です。

7月中旬に開く「2025年度キックオフミーティング」の打ち合わせを、

全員をリモートで繋いで話し合いをしました。

2025年度をいかにスタートから全員が戦闘モード全開で行けるか。

 

いかに、全員が、

スタートから

戦闘モード全開で行けるか。

 

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2024年07月04日(木曜日)

07.04. KeePer TIMESへのLABO実績掲載は2003年10月から

 

今月7月に皆さんの手に届くKeePer TIMES 7月号は月刊でvol.256。

2回ぐらいは休刊していても、ほぼ毎月発刊されてきたはずなので、

計算上の創刊は(256+2)÷12=21年6か月になるので、

今2024年7月―21年6か月=創刊2003年1月になる筈なのだが、

実際のKeePer TIMES創刊号は2001年5月に出ている。

とすると2024年7月―2001年5月=23年+2か月=vol.278になる筈だが、

実際はvol.256なので22回分の誤差は何なのか?

ひょっとしたら、

初めの3~4年間くらいは毎月発行ではなかったのかもしれない。

しかも、KeePer TIMESはその前に、

「快洗TIMES」と名乗っている時代が何年かあるので、

その「快洗TIMES」の時代まで含めると

多分、25年~27年間くらいの歴史がある筈だ。

いずれにしても、キチンと毎月発行になったのは17年前に、

今の坪井さんが編集に関わるようになってからであることは間違いない。

だからKeePer TIMES vol256は、

これががなかったら、

未だにvol155ぐらいでウロウロしていたのかもしれない。

 

そんなKeePer TIMESに、

KeePer LABO(当初は快洗隊)の店舗ごとの

販売実績を載せるようになったのは2003年10月号から。

 

KeePer技研(当時はアイ・タック技研)が、

日本各地のガソリンスタンドさん達に対して、

KeePerを活用した洗車収益の向上を提案して活動している中で、

KeePerが如何にお客様に支持されるのか。

自らがそれを実践しなければ嘘だろうという事で、

快洗隊を運営し始めた。

そして何年か経つ中で、

そこでの数字も公表すべきだとしてKeePer TIMESに実績を載せ始め、

自らにプレッシャーをかける意味も含めて掲載を続けたのです。

 

この昔のKeePer TIMESを見ていると、

約20年前の快洗隊の数字が、今の同じ店舗のKeePer LABOに比べて、

すごい数字になっている。

2004年9月の快洗隊知立店の洗車コーティング等の実績は1,289,800円。

2023年9月のKeePer LABO知立店の実績は6,735,689円。 対比 522%

 

2004年9月の快洗隊安城店の洗車コーティング等の実績は1,445,150円。

2023年9月のKeePer LABO安城店の実績は7,541,426円。 対比 521%。

 

19年の間に両店共5倍以上の数字になっているのは驚きます。

 

このKeePer LABO実績報告は、

KeePer技研㈱が東証に上場して以後、

FC店の実績は、直営店と実績と混同されると粉飾となる恐れがあるので、

この実績報告から、FC店の実績は外さざる得なくなっています。

 

このKeePer LABO実績報告が、

同じ地域の店舗の数字の傾向を自社の店舗の傾向の参考にされたり、

ライバル心を燃やしてご覧なったり、

たくさんの方々が見ていらっしゃることを当社の営業からもよく聞きます。

 

しかし、

来月8月号の7月分店舗別の実績報告から

KeePer TIMESへの掲載を打ち切りとさせていただくことになりました。

KeePer LABOも店舗が急速に増えて来て、

現在のKeePer TIMESの紙面でも2列の表現に変えてきましたが、

更に2024年7月からの1年間に30軒の新店オープンの計画が進んでおり、

すぐにでも、今の方法でも紙面に入りきらなくなります。

そこで、やむなくKeePer TIMESへの掲載を断念するに到ったのです。

また各店舗によって前年の同月に改修工事で休業期間があったり、

今年、いろんな理由で休業の期間があったり、

産休、育休、病欠などが重なって、フルの営業が出来なかったりと、

店舗によって多彩な事情が発生して前年との比較が困難であったり、

店舗ごとの事情を明記しきれなくなってきたので、

東証への開示も四半期ごとという事になります。

 

 

しかし実績を隠す意思は毛頭ありませんので、

KeePer PRO SHOPの皆さんは担当の営業にお聞きいただければ、

お知りになりたい店舗の数字は報告させていただきます。

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2024年07月01日(月曜日)

07.01.半日休みなんてほぼ初めてだけど、なかなか良いもので、

昨日の事もあったので今日は午前中の一つの会議の後、

休みにしました。

昼ご飯は久しぶりモスパーカーに行き、

「チーズてりやきスペシャル何とか」とオニオンとポテトフライを食べた。

マックは会議の時いつも食べるので、休みはモスです。

 

午後を休みにして何処かに行くとかそんな事はなく、家に帰り

何もせず結局、会社にいる時と同じようにPCに向かって仕事をしてしまった。

それでは休みではないみたいだが、

そんなことはない。

会社なら仕事の合間の一服は喫煙室で

私が一服していれば、必ず誰か来て何か相談か稟議書を持ってくる者までいる。

それはそれで、ほとんど楽しいし、むしろ好きだが、

ふぅーっと一服とは、まず行かない。

 

しかし、

家にはリンダと子ミミ、トンボがいて、

私が玄関に出て煙草を吸っていると、リンダと子ミミが来て、

リンダは私のボディガードのように外に向かって座り、

前の道路を誰かが通ろうものなら、猛烈な勢いで吠えて向かっていく。

もちろん玄関の中でであるが。

吠えられた通行人はチビ犬がムキになっても、フンッと相手にもしない。

しかしそのおかげで、

玄関の奥で私が一服しているのに気が着く人はいない。

 

そして子ミミは、私の車イスの座席に必ず乗って座り込む。

 

そして、必ず寝てしまう。

 

部屋に戻ると、たまたまテレビで「岩合さんの世界・猫歩き」をやっていて、

子ミミは映っている猫に夢中だ。

 

こんな時間を持てるだけで、十分に良い「休暇」です。

 

葉っぱをこんな風に丸く穴を空けて食うのはナメクジらしい。

 

今は葉っぱが強い日の光をもらって一番元気で、キレイな時。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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