2025年05月27日(火曜日)
05.27.四歳の時に罹った災いに、ここに至って追い詰められています。
私は四歳の時(69年前)に、脊椎性小児麻痺(ポリオ)に罹りました。
当時はこれが深刻に流行していて、
抵抗力の低い子供が、数十人に一人ぐらいの割合で発症した時代がありました。
だから、
同じ学年の中には必ず数人は私と同じようなビッコがいたのです。
(ビッコとは差別用語で使ってはいけない単語だが、本人が使うのはいいだろう。)
ネットで調べてみると、
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脊髄性小児麻痺(ポリオ)は、主に幼児期に発症し、ポリオウイルスによって引き起こされる病気です。主な症状には、片麻痺や四肢麻痺、筋力低下、肢体の異常な成長、骨変形などがあります。治療にはリハビリテーションや手術、薬物療法が含まれ、予防には予防接種(ワクチン)が有効です。
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私の場合は、私の父が大好きだった”魚釣り”に着いて行って、
池の水(この時はため池でのフナ釣りだった)に、
感染力の強いポリオウィルスがたまたまいて、
その池の水で手を洗っておにぎりを食べ、私が感染したと父が言っていた。
ポリオウィルスは感染力は非常に強いのだが、
これが感染しても症状が出ない場合が多く、
この時は、抵抗力のまだ低い四歳児の私だけがたまたま発症したらしい。
(父はこの事をひどく悔いていた。)
そして、ある日突然、足の神経がマヒして、歩けなくなった。
その治療の為に、
とても小さな体の母は、体だけはデカい私をおんぶして、
毎日、数キロ離れた国鉄の共和駅まで歩き、
電車に乗って安城厚生病院に1年以上通った。
その治療は、マヒした足に電気の刺激を加える痛いもので、
私は通院するのをすごく嫌がったが、
共和駅でオモチャを買い与えてもらって、ようやく行ったらしい。
貧乏だった我が家は、家族の食費全体よりも
そのオモチャ代の方が高く、とても辛かったそうだ。
私はそのブリキ製のオモチャの山を、虚しく憶えている。
しかし、
そのおかげで、私は左足のひざ下からの萎縮だけで済んだ。
しかし、私は幼稚園でも小学校でも明確にビッコであった。
昔の幼稚園や小学校ぐらいでは、皆、平気でビッコをいじめ、
逆に、私はいじめられても平気だった。私は確かにビッコだったから。
しかしビッコであっただけで、私は何も劣る訳でもなく、
中学校ではたまたま試験の成績が良かったので、
先生からミコ(あからさまな贔屓)を受け、
それを同級生からいじめられた事の方が深刻であり、つらかった。
これには、いじめた奴の代表格と学期末に決闘し
暴力的に勝って、私は問題児にはなったが、友達は増えた。
中学校でも高校でもビッコは誰も気にせず、いじめにもならず、
運動会の50m走とマラソン大会で必ずビリになるだけで、それだけだった。
おまけに高校では勝手に柔道部に入って、
ビッコゆえの変則柔道で対外試合には滅法強く、
「黒帯」を取って、名古屋の市制大会ではベスト8にまでなった。
大学をやめて社会人になってからも、
それをハンディと思う事もなく、
それを理由にして自分の仕事を制限したことはない。
ただ妻と結婚する時、自分のハンディは詫びた。
社会人になってしばらく経ってから、
「身体障がい者」の認定を受けると、
自動車取得税と自動車税が免除になることを知って、
これはイイと、早速「身体障がい者4級」を取った。
(今はいろいろあって「2級」に出世?している。)
これはJRの乗車券も半額になるので、今でも便利に利用している。
カーレースにも出た。
最初はAE111「レビン」、
クラッチが着いていてクラッチワークに苦労したが、
その後は「電磁クラッチDSG」クラッチ無しの「ゴルフGTI」で、
全国のサーキットを何年も回り、何十戦ものレースに出て戦った。
私は学校の頃、
徒競走もマラソンも必ずビリだったので、
たまには、前を走る車を追い抜けるカーレースは、私の至上の快感だった。
32歳で起業し、激しく活動し、
日本全国をくまなく走り回り、世界の国にもいっぱい出て行って、
数えきれないほどの人とお会いして、
あらゆる活動に自らのハンディを感じさせることなく生きてきました。
しかし、
ここに至って行き詰っています。
ひざ下が委縮している左足は、足首の関節が徐々に変形してきて
歩きにくくなってきていたのですが
それはドイツの名人が造る装具の靴に助けれられて
活動範囲が復活したこともあったのです。
しかし、
ここに至って、
いよいよ変形が進み、一つの限度を越して
足を地面に着くだけで捻挫のような力が足にかかり
装具を着けても左足をまともに地面に着けなくなってしまったのです。
そこで「車いす」を多用するようになりました。
外での移動はもちろん。
会社内でも、家の中でも今は車いすを使っています。
それはそれで、かっこ悪いが、と割り切ればいい事なので、
どうって事は無いのですが、
車イスを日常生活の中で使い始めると、
体の下半身の筋肉がガクッと落ちて、腰を支える筋肉が少なくなります。
それを取り返そうと筋肉トレーニングをしていたら、
ちょっとやり過ぎたのでしょうか
5年前、手術を受けた「脊柱管狭窄症」が、
前よりひどい症状で再発?しているようなのです。
人は歩くことによって健康を維持しているところがあって、
私の場合、障害があった左足の変形が進んで歩くことが出来なくなったら、
下半身の筋肉がみるみる落ちて、それを補おうとトレーニングをしたら、
ちょっとやり過ぎて腰を痛めてしまったのです。
そうしたら、そこから破綻が始まったように全体がガタガタになって、
たぶん脊柱管狭窄の再発で
腰の激痛で起き上がることすら出来なくなってしまいました。
痛み止めの薬を服用可能なギリギリの量まで飲んでいるので、
短時間ならば、いすに座っていられるようにまではなっていますが、
あとは、何も出来なくなっています。
(これを書くのも短時間ずつ何回にも分けて三日がかりで書きました。)
とにかく医療の手に身を任せるしかなく、
自分では何もできなくなって、
ただ、ただ、じっと痛みと不自由を我慢しているだけです。
もちろん、腰痛が原因で死んだ人間はいないので、
復活出来るのは当然ですが、今は、
ただ、ただ、じっと痛みと不自由を我慢しているだけです。
多くの方に予定を変更して頂いたりして、
ご迷惑をおかけしています。
本当に申し訳ないのですが、
今は、とにかく医療の手に身を任せるしかなく、
自分では何も出来なくて、
ただ、ただ、じっと痛みと不自由を我慢しているだけです。
復活までにあと何か月もかかる訳でもなく、
いわゆるケガの一種ですので、
長くても、一週間、二週間レベルで復活出来るはずです。
どうかご容赦いただき、
よろしく、お願い申し上げます。
谷 好通
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2025年05月24日(土曜日)
2025年05月21日(水曜日)
05.21.「大湯くん家のカレー」がやって来た。
今日は、先日のスーパーGT第2戦 富士スピードウェーで、
ぶっちぎりの500クラスの優勝を果たした”大湯都史樹選手”が、
優勝のお礼と挨拶に大府の事務所に来ました。
彼は北海道出身で、
実家がカレーを造っているという事で、
そのレトルトカレー「大湯くん家のカレー」をお土産にもらいました。
第2戦 富士スピードウェーでの勝ち方を見ると、
今年はまた何勝かして、
きっと、シリーズチャンピオンを取ってしまうのでしょう。
スポンサーとしては大変ですが、(ほんと結構大変です)、
今年からのテレビ番組「RACING LABO SUPERGT+KYOJO」もあり、
最高の宣伝効果にもなるので、
嬉しい悲鳴になることを願っています。
大湯選手は、
その風貌(ベビーフェース)もあり超大人気で、
今年、また勝ち続けることによって、
日本のレース界ナンバー1の人気者になること間違いなしです。
KeePerは、本当に幸運に恵まれています。
私は幸運だけでここまで来たと言っても、決して過言ではありません。
いつも、つくづく思います。
私の恩人の遠野さんもよく言いますが「男には幸運が一番重要だ」でしょう。
今日は、早く帰って、
ビールを飲みながら「大湯くん家のカレー」を食べましょう。
家に帰ってきてから、早速、食べてみました。
ピリッとして、これはマジ旨いですよ。
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2025年05月20日(火曜日)
05.20. 8月19日「KeePer創業40周年記念パーティー」のご案内。
今日は、本当は関東の茨城県に行って、大切な用事があったのですが、
朝起きて、寝ていた時の姿勢が悪かったのか腰の痛みが酷くなっていてので、
私一人、関東行きを抜けて朝一で病院に行ったのですが、
また、前回もやった痛み止めの局所麻酔注射(3時間有効)を打って終わり。
結局、今日は
「東京に行けば良かった」と、後悔しきりの日となりました。
ということで、ぽっと空いてしまった一日を、
8月19日に開催予定「KeePer創業40周年記念パーティー」ご案内記事を、
KeePer TIMES6月号に載せることになっているので、
その記事の原稿をじっくりと書くことにしました。
「KeePer創業40周年記念パーティー」の会場は、
愛知県の中部空港(セントレア空港)の脇にある
「AICHI SKY EXPO」、日本語で言うと「愛知県国際展示場」。
いかにも、お役人がデカい広告代理店に着けさせた感じの名前の会場です。
しかし、
デカい会場で、万人クラスのライブが出来る会場です。
これが6棟も連なる並外れた巨大設備で、
その真ん中の「ホールD」(広さ約10,0000㎡)で、開く予定になっています。
この会場の最大のメリットは、圧倒的なアクセスの良さです。
自動車で(日本全国から高速だけで現地まで来れ、広大な駐車場があります。)
鉄道で(JR名古屋駅で名鉄に乗換え、最速28分の中部空港駅から徒歩5分。)
飛行機で(中部空港から徒歩5分)
地元はもちろん、日本国中から極端な話、日帰りが可能です。
世界中からも最短で来れますが、日帰りは無理でしょう。
https://www.aichiskyexpo.com/visitors/
広さ10,000㎡とは、約3,000坪でありすごい広さですが、
そこで約2,500人でパーティーが出来ればと思います。
KeePer技研としての従業員は現在約1,300人なので、
多分1,200人ぐらいは出席するだろう。(出席は強制ではない。)
会社の顧客先や業者さん協力会社等関係者を600人ぐらい。(ご出席はフリー)
さらに、全国のKeePer PRO SHOPから
〇月○日をスタートとして一斉に申し込みをいただき、
先着700名(350組)を、お迎えしようと予定しています。
だから合計2,500人の予定です。
もちろん、アルコール(缶ビール・ソフトドリンクのみ)、食事付きです。
これだけの人数が座り、ビール(ソフトドリング)を飲んで飯を食うのですから、
どのようにイスとテーブルを配置するのか、
考えに考えています。
だから、ご招待のお客様用のゆったりした席はなくなるかもしれません。
しかし、
弊社とPRO SHOPの中に多い喫煙者用には、
かなりデカい喫煙スペースを用意します。
ただし、当然屋外の設置になるので、
8月19日の屋外は35~40℃が予想され、かなりの気力と体力が必要です。
パーティーの内容は、
メインステージで、一応、
通り一遍のキーパーの会社の歴史を、
何枚かのスライドと見ながら、
20周年記念の時からずっと司会をやっていただいている
東海ラジオの森本曜子アナウンサーに
サラッと紹介してもらいます。目標は15分です。
※昔、何かのパーティーでの森本曜子さん
この会社としての概略歴史。
参考としてKeePer技研ホームページの会社沿革を見たのですが、
そこには全営業所、全KeePer LABO開店の記録までがびっしり載っていて、
肝心な事が埋もれてしまい、会社沿革とは程遠い単調な記録になっています。
これは直さなくてはいけませんね。
大概略を、ざっくり書いてみました。
1985年8月 株式会社タニが発足。共同石油高津波給油所として起業。
1993年3月 ㈱タニ・スーパーポリマー事業部が分社して、
アイ・タック技研株式会社 発足。同時にKeePerブランド。
2014年9月 上場前にブランド名を冠したKeePer技研株式会社に改名。
2015年2月 東証マザーズ市場 (翌2016年3月東証1部に市場変更)
2020年2月 体制変更。COO(最高執行責任者)を設置し、経営責任者と分離。
2020年4月 新型コロナ禍による緊急事態、。2023年5月コロナ禍終わる。
2024年9月 LABO運営担当co-COOと、製品営業担当co-COOを分離。
(㈱タニは、持ち株会社として存続。)
以上、株主さんとか関係者など社会から見た会社の歴史です。
新型コロナは会社の歴史ではありませんが、
影響は、あまりにも大きく、会社の歴史としても外せません。
これに、会社の活動での出来事、記念すべき事などが加わり歴史となります。
その40年が、何枚かのスライドと共に紹介されます。
あと、いっぱい造ったビデオのダイジェストとか、
スーパーGTのチームやドライバーたちの紹介や話、
ドイツSONAXに、取材に行き造った紹介ビデオ(これはけっこ面白い)、
20周年の時から出てもらっているジャズシンガー今岡友美さんと、
総勢19名(予定)の大迫力ビッグバンド(ブラス)のステージが約30分。
とか、いろいろ企画しています。
しかし、基本的には、
飲んで騒いで、食って騒いでのいつもの飲み会パーティーなので、
ご来賓のご挨拶のような、かしこまったものはほとんどなしで
基本的には、ただのドンチャン騒ぎですからお許し下さい。
最後は、
これから未来に向けてのKeePerを、
15分ぐらいで、語ろうと思っています。
酔っ払い過ぎていなければ、たぶん出来ると思います。
KeePerの未来は、
意外だと思われるかもしれませんが、
私は、本当にすごいと思っています。
・2025年8月19日、(火曜日)
・「KeePer創業40周年記念パーティー」
場所:愛知県の中部空港(セントレア空港)の脇、
・「AICHI SKY EXPO」、または日本名「愛知県国際展示場」。
https://www.aichiskyexpo.com/visitors/
・時間:たぶん午後2時から、たぶん午後5時ぐらいまで。
参加は、
KeePerの従業員と、別途ご案内の方と、先着700名のPRO SHOPの方。
(しかし、たぶんKeePerの事なので、来ちゃえば、誰でも入れます。)
この事は、みんなから絶対に書かないでと言われていますが・・・
正式なご案内は、KeePer TIMES 6月号に載ります。
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2025年05月19日(月曜日)
05.19.もう何年間もカー雑誌「ベストカー」の裏表紙中はKeePerです。
KeePerも、宣伝広告にずいぶんお金を使います。
テレビCMの放映が、昨年までは一番大きな出費でした。
比較的視聴率が高い全国ネットの番組3本以上に、
3年間ぐらいフレッシュキーパーCMを流し続けました。
これはKeePer PRO SHOPでのフレッシュキーパー拡販に威力発揮しました。
それに加えて、
日本で一番人気のあるレース「スーパー(S)GT」の500クラスに、
10年以上メインスポンサーとしてKeePerロゴをアピールしてきました。
これは日本国中の車好きにKeePerの認知を定着しました。
これは、リクルートにおいてもすごい力を発揮しています。
募集に応募してきてくれた人の半分以上が、SGTでKeePerを知ったと言う。
しかし、KeePerのブランディングに最も強烈に力を発揮したのは、
全国6,600店以上のKeePer PRO SHOPがアピールしている「看板」です。
看板のデザインはKeePer技研㈱が無料で提供させていただきますが、
その製作はPRO SHOPさんが自腹で造って店頭に出して下さっています。
さらに、店頭での皆さんからのキーパーのアピールでしょう。
KeePerのブランディングは、
KeePer PRO SHOPの皆さんのおかげに大きく負っています。
これは本当に感謝するしかありません。
今年からは、
全国ネット3本のCMの代わりに
テレビ東京系列(全国の約75%+TVer)に、
土曜日24時から流れるレース番組「RACING LABO SGT+KYOJO」を、
単独提供して流しています。
これは、
ユーザーへの到達数を優先すれば、
3本の高視聴率番組でのCM放映でしょう、
しかし、「ブランド認知」においてはかなり進んでいる現状で、
認知率のさらなる向上から、
より好感度アップ、親近感アップ、共感度アップを進めるべきと考え、
それには、
「クルマ、とりわけレース番組」の単独番組提供が有効だと考えました。
それも、単に日本で一番人気のあるスーパーGTを主題にするだけでなく、
女子が本格的な車で本格的に参加して、
そのデッドヒートの面白さが日本トップクラスのKYOJO CUPを、
番組に絡めて、絶対に面白い番組にしようとしています。
女子の本物のトップは、このKYOJOの中からのトップです。
それは疑いのない事実です。
もう一つ、KeePerは昔から、
日本で一番発行部数の多いカー雑誌「ベストカー」の裏表紙の中面に、
ずっと広告を出し続けてきました。
それも、結構毎回デザインを変えて出しています。
これは結構大変なのですが、我が企画課のデザイナーが根気よく出してくれます。
来月号は、ここにKYOJOをメインに持ってきた番組の広告を持ってきました。
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