2024年03月20日(水曜日)
03.20.未来に向けて「ハイブリット型KeePer LABO」の可能性
今日3月20日、茨城県つくばみらい市に
茨城県2軒目のLABO「KeePer LABO 谷和原店」が、オープンしました。
この店の特徴は、
トヨタ直系のドライブショップ「ジェームス谷和原店」の店舗と、
建物が一体化して造られていることで、
ジェームスの売り場とKeePer LABOの間に壁も仕切りもなく、
外に出ずにジェームス↔KeePer LABOの行き来が出来ます。
だから、両方をお客様を完全に共有いているような形になっていて、
正にハイブリット型と言えるようです。
KeePer LABOのゲストルーム部分から見える風景が象徴的です。
このLABOの待合室の向こうに見える風景が、
この写真ではドライブショップの売り場ですが、
これが、たとえばカーディーラーのショールームだったらどうでしょうか。
カーディーラーには、新車を買うつもりが無いと、
とりわけ、そこで売っている車種を買うつもり少しでもないと
なかなか入れないものです。
カーディーラーは、見えないけど、そんな高い敷居を持っているものです。
しかし、
KeePer LABOがハイブリット型としてくっついてきたら、
そのカーディーラーの敷居が一挙に取れてしまう効果があるかもしれません。
「ジェームス谷和原店」との一体型の「KeePer LABO 谷和原店」を見ていて、
一瞬、幻のような風景が見えてしまいました。
あるいは、待合室から見える向こうの風景が
ショッピングセンターの売り場だったらどうでしょうか。
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2024年03月19日(火曜日)
03.19. TVCMで豊田章男氏いわく「役職は、地位ではなく、役割だ。」
最近のトヨタイムのTVCMで、
豊田章男氏が「役職は、地位ではなく、役割だ。」と、言っていた。
言葉そのものは正確ではないかもしれないが、
たしか、そんな意味のことを言っていた。
これは、誰かの言葉なのだろうか。
私も昔から同じ言葉を言っていた。と、増田部長が言った。
会社とは法人であることが前提で、
個人が個人的に運営している会社は、わざわざ「個人会社」という。
わざわざ手続き的に法人格にしていても、
その実態が個人であるならば、それはエセ(似非)法人であり、
その法人の長は個人事業主でしかない。
会社とは法人であることが前提なのです。
だから、会長、社長、代表取締役、取締役と、すべての社員との関係は
「支配者・所有者」と「被支配者」「奴隷」「使用人」の関係でもなければ、
「雇い主」と「雇われ人」の関係でもない。
「親子・兄弟・血縁」の関係でもなければ、
もちろん「友人」「恋人」の関係でもなく、当然「親分」「子分」でもない。
それぞれが、
法人という「組織」に属し、
その組織の中でのそれぞれの「役割」を担う為の、「役割」の名称でしかない。
だから、その役職によって、
人格の上下の差がある訳が無く、
人としての尊厳に上下、尊卑の差がある訳でもない。
しかし法人にも、所有者はいる。
たとえば株式会社ならば株主達がその会社の所有者達であり、
その会社の過半数を所有する者が、実質的にその会社の所有者となる。
その会社の所有者と会社の最高責任者が同じ場合、
その会社をオーナー会社と呼んで、
法人である会社と個人との境目があやふやになり、多くの場合が混同される。
こんな会社≒個人では、
多くの社長が、
自分を「主人」「親分」「王様」の様に勘違いし、
自分にゴマを擦ってくるような者、
あるいは自分に服し、何でも自分の言うことに服従し、
隷属するような者をかわいがり、
自分が気に入っている者を重要な役職として重用すると、
その会社≒個人は間違いなく弱体化し、
法人として社会的役割を逸する。
そのような会社が株式公開していると、一般株主からの評価は低く、
株式は低迷し、株式の時価総額が自己資本を下回るような事態、
PBRが1を割るような事態となり。
敵対的TOBの餌食になることもあり、
ある会社は会社≒個人の状態を守る為に上場廃止を行い、
多くの会社は、会社≒個人の状態を打破する為に身を切る改革を行う。
社会及び株主は、当然、後者を求める。
個人≠会社なのだから。
会社≒個人は、
個人の税制より法人の税制の方が有利なので法人にしているだけの、
巨大な個人事業でしかない似非法人とも言える。
だから、正常な会社においては
「役職は、地位・特権ではなく、役割だ。」が、正常であり当然の事でもある。
今日はそんなことを思いました。
本文とは全く関係なく、LABO店舗の夜景を使った大判ハガキ。
なかなか、艶めかしくって一人で気に入っていきす。明日、熊本に行ってきます。
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2024年03月18日(月曜日)
03.18.ジェネレーションギャップを感じる72才の今日この頃。
昨日、PCが使えなくなった。
電源を入れた後パスワードが入らなくなってしまった。
「Caps Lockがオンになっています」の案内が出ているので、
更に「Shift」を押しながら「Caps Lock」を押しても、反応がありません。
それで結局昨日はこのコラムも書けず、
それどころかメールの送受信もできずで、昨日はほとほと困りました。
だから、このコラムもまた書けなかったのです。
しかし、今朝、
電算課の矢下田君に見てもらったら、
自分のスマホで何か調べて、コチョコチョっと私のPCをいじったら、
あっという間に治ってしまいました。
私が間違ってNumlkのキーを押してしまっていたらしい。
こんなことがよくあります。
今のスマホの操作とか、NAVIの操作は、私達の年代には理解できません。
理屈ではなく、感性の違いのようで、
若い彼らが、躊躇することもなくスムーズにスマホなどを操作するのを見ると、
私達と彼らがどう違うのか、理解を越した謎です。
若い子たちが、
「恥ずかしい」を「ハズい」と言い、
「難しい」を「ムズい」、
「気持ち悪い」を「キモい」
と抵抗なく言っているのを聞き、
また、
「・・・をやりたいと思います。」を
「・・・をやりたいなぁと思っています。」と、わざわざ長く言ったり、
日本語を正しく使うべきだとか、
そんな次元の事ではないことは、
やっと受け入れられるようになりましたが、
好きか嫌いかと言えば嫌いです。
こういうのをジェネレーションギャップというのでしょうね。
でも、それを克服しようかとか、適応しよう、慣れようとも思いません。
共存するしかないとは思いますが、
好きか嫌いかと言えば、やっぱり嫌いです。
ジェネレーションギャップでも仕方ありません。
谷 好通。72才になりました。
6回目の「辰年」です。
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2024年03月16日(土曜日)
03.16. 朝からトレーニングと病院、のち店舗プラン会議。
私は週二回、レストレーションというトレーニングを受けています。
「レストレーション【restoration】」とは、
インターネットで調べると回復、復興、復古などと書いてあるが、
「レストア」を表す意味が
元の状態に戻すこと。復元すること。
特に、古くなって傷んだ自動車や家具などを修復すること。
とあり、「古い車をレストアする」と言えば、
その行為を「古い車のレストレーション」となり、
だから私が受けているレストレーションとは、
ガタが来ている私の体を鍛えて復元しようとするトレーニングであって、
けっこうキツイ。
だから、よっぽどもうやめようかと思うのですが、
ここでやめたら、
すでにガタがきている私の体が、
加速的にガタガタになって行くことは目に見えているので、
すごく仕方なく頑張っているのです。
1時間のプログラム(実際にツライのは30分ぐらい)を終えると、
私の場合、回復に30分くらいかかる。
だから今日も、レストレーションを終え、30分以上過ぎてから病院に行った、
今日の病院は左足付け根に出来た腫物の切開。
痛かったというより、ハラハラであった。
そんなことをやってからの、午後の店舗プラン会議は真剣そのものです。
特に、最初の議題は
フランチャイズの店舗で、社長まで来て店舗のプラン作りに加わり、
真剣に検討する。今日は第一段階の大体のプランを出して、
一度図面に落としてから、法的な摺り合わせと共に
その図面を基にプランを詰めて行く。
一軒に対して、3回から4回はみんなで検討しつつ工事まで固めていく。
そして何軒かの、何段階かの軒数のプランを詰めて行き、
実際に工事が始まって出来上がる寸前にも看板類の検討をする店舗もある。
今日は、複数の新店のプラン出しと、
4月にオープン予定のLABO福岡春日店の看板の詰めをやった。
全面改装の工事で休業中のLABO福岡春日店は、
まだ看板の確認で変更がありましたが、もうすぐオープンです。
もう一つの大改装は、
年が明けてからドライブスルー洗車機を撤去したKeePer LABO小平店。
大好評で、その売り上げも大きく店舗に貢献していたドライブスルーは、
洗車待ちの行列が道路に大きくはみ出し、近所に迷惑をおかけしていたので、
泣く泣く撤去に踏み切った。
それを補って余るだけの価値を店舗に作りださなくてはならないので、
この大改造には何回もの議論と検討が重ねられ、どうにかここまで漕ぎついた。
間もなく着工する。
夕方まで気の抜けない、充実した土曜日の今日。
でも、いつもの、普通の土曜日です。
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2024年03月15日(金曜日)
03.15.相手をよく知る事。相手に伝える事。率直に伝える事。
今日は午前中にLABO用賀店に行って、
香港から来られている大きな投資家に1on1のIRとTREXKeePerの見学。
まず朝一で専務とCFOにインタビュー、次に社長にインタビュー、
最後に私にインタビューで、後からみんなに聞いたら、
質問の内容は、みんな同じだったそうだ。
同じ質問を会社の主要メンバーにして、
返ってきた答えがバラバラであったら、この会社はバラバラであって、
コミュニケーションすら取れていないという事であり、
将来に多分に不安があるという事であるようだ。
特に私がインタビューを受けた時はすべての答えが一致していたようで、
問題なかったのだが、これはすごく面白いと思った。
よく、会社の中のコミュニケーションは、まず飲みにケーションからと言って、
お酒を飲みながらのコミュニケーションが大切だと言われますが、
この会社の役員は、ほとんど一緒にお酒を飲む機会はありません。
外部の方とのお食事の席ではこちらの役員も揃っていて、
結果的にお酒を飲むことにもなりますが、
その他には、身内の幹部だけで酒を飲む機会はまず皆無でしょう。
会社が終わったら、みんなバラバラに次の出張先に飛んで行くか、
現場の達成会に行くか、
私はあまり食べられないので(カロリーオーバー)、
90%以上の確率でそのまま帰宅してしまう。
しかし、仕事中にずいぶん話をするし、話をすれば真剣に話す。
報告もだいたいリアルタイムでお互いにする。
お酒を飲む機会には却って仕事の話は出ないし、
しても、バカ話の類ですぐ忘れる。
それで、十分のコミュニケーションは出来ていて、
お互いの認識のズレはほとんど無いと言っていい。
だから今回のようなケースでも、当然の結果であって意外でも何でもない。
むしろ彼らの助言・意見が、みんなすごく興味があって熱心に聞いた。
投資家は成功している会社、今後成功する会社を見出して投資しているので、
彼らの意見は、ものすごく実践的であり、
実務なく成功体験もない人の机上の空論より100倍もためにるのです。
厳しいですが、私はこの人たちの言葉を真剣に聞きます。
この会社の為に。
自分自身の為にも。
この有意義な時間の後、東京営業所・トレセンのある三郷に向かいました。
しかし、今日の東京近辺の道路は異常なまでに交通量が多く、
始めから終わりまで渋滞で、
普段は30分のところを1時間半もかかってしまいました。
もう店長会が始まっているのは分かっていて、午後3時前、
腹が減って・・牛丼の吉野家に寄ってしまったのです。
東京営業所の近くの最新型の吉野家。
腹が減っていたからなのでしょうか、めちゃくちゃ美味かったのです。
しかも驚いたのは、
注文を注文カウンターで、対面で、スタッフにするのです。
その上で、料理が出来上がり
持ちされたベルが鳴ったら、自分で料理を取りに行くシステムです。
注文の時点でスタッフと客はコミュニケーションがあるのです。
これはスターパックスと同じ方式です。
他の牛丼屋では、
自動券売機で、食券を買う段階で自分で料理を選び、
出来上がったら、料理をスタッフが持って来ます。
料理を持ってきたスタッフとのコミュニケーションは、当然、ありません。
吉野家の新しい戦略はどの時点でのコミュニケーションが意味を持つのか、
スターバックスから学んだのではないでしょうか。
注文を受ける所でのコミュニケーションがポイントです。
これって、実はKeePer LABOと一緒なのです。
しかも、吉野家の新しいメニューは、本当に美味しく(腹が減っていたから?)。
私はこの時点で、この業界の中での吉野家の勝利を予感しました。
東日本店長会では、喋りすぎるぐらい喋ってしまいました。
いろんな思いが巡り、たくさんの事が頭に浮かんできて、
いっぱい喋ってしまいました。
喋り過ぎて、本当に良かったのかどうか心配ですが、
喋ってしまったので、仕方ありません。
帰りは、
いつもの夕陽です。
東京駅にたどり着いて、驚き、笑ったのは、
東京駅のシンボルになっているテントが、桜色にライトアップされていたのです。
本気で笑っちゃいました。ホントにいよいよ春になったのですね。
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